【フェア】大垣書店さんオリジナルの面白いフリー冊子『羅(うすもの)』関連フェア商品に『10月の本』『11月の本』『12月の本』 x.gd/5c943 を採り上げていただきました。お近くの大垣書店各店舗にぜひどうぞ。
04.12.2025 05:24 — 👍 6 🔁 0 💬 0 📌 0@kokushokankokai.bsky.social
東都西北、様々な意味において辺疆に位置する特殊版元です。
【フェア】大垣書店さんオリジナルの面白いフリー冊子『羅(うすもの)』関連フェア商品に『10月の本』『11月の本』『12月の本』 x.gd/5c943 を採り上げていただきました。お近くの大垣書店各店舗にぜひどうぞ。
04.12.2025 05:24 — 👍 6 🔁 0 💬 0 📌 0【新刊】『小林徳三郎 Kobayashi Tokusaburo : A Retrospective』(東京ステーションギャラリーほか編) x.gd/cdhLO 福原信三や林芙美子をはじめ多くの文化人に愛され、日本近代洋画の改革期を駆け抜けた異色の洋画家、小林徳三郎。 約300点の作品と新発見資料によってその画業の全貌に迫る、初の大回顧展公式図録。
03.12.2025 06:12 — 👍 14 🔁 4 💬 0 📌 0国書刊行会「11月の本」🐿️🍂
個人的な11月のイメージは、日が短くなるせいで暗く冷たく物侘しいものだったけれど、この本は11月の天気の良い日の陽だまりみたいな気持ちになる作品が続いて、自分の中の11月の印象がかなり良いものに変わった。田山花袋の後に国木田独歩が収録されててぶち上がる。
11月は思い入れのある月なので、霜のような、凍て玻璃のような、銀色の月みたいな美しい装丁が本当に嬉しかった。(カレンダーだとよく12月と抱合せにされて吸収合併されるから‥)。見返しの間違い探しも楽しいゾ〜〜🌰🍁
【新刊】《アフリカ文学の愉楽》第2回配本『夢遊の大地』(ミア・コウト/伊藤秋仁訳) x.gd/k4s4s モザンビーク出身、ポルトガル語圏でもっとも権威あるカモンイス賞をはじめ数々の受賞歴を誇る、現代アフリカ文学最重要作家ミア・コウトの長篇デビュー作にして映画化もされた代表作登場。
20.11.2025 01:05 — 👍 46 🔁 13 💬 0 📌 0「図書新聞WEB」のトップページに『新編 西周全集』(国書刊行会)が掲載されたので、記念スクリーンショットです。
toshoshimbun.com
【記事】今号の「図書新聞」は1面に《新編 西周全集》 x.gd/yaBpf の山本貴光さんによる大書評、2面に同全集編纂委員会の石井雅巳さんによる紹介、《12か月の本》 x.gd/2Ttff 川崎賢子さん書評、3面に《アフリカ文学の愉楽》 x.gd/n79ub 編集担当エッセイと完全占拠状態。ぜひご一読を。
toshoshimbun.com
【予約開始】刊行前から様々な話題となっております『ルー・リード 俺の太極拳』(ルー・リード著/ローリー・アンダーソン編/吉田俊太郎訳)ですが、一部書店で予約可能となりました。どうぞよろしくお願いします。
www.kokusho.co.jp/np/isbn/9784...
両膝を怪我したわたしの聖女
#読了 『両膝を怪我したわたしの聖女』
国書刊行会っぽくない珍しい本がきたな、と思った。どっちかっていうと河出っぽいなーと思う。
10歳の少女とその親友の不謹慎で楽しくてやるせない生活のお話をされていて サリンジャーの作品に見える「子どもの反逆者」みたいな感じがした。ただ主人公よりも親友の方がそういう暴れ方があり、主人公はそんな彼女に憧れて大好きでそしてちょっとしんどさを持ってるのもいい。
ませた子どもが自分を過信して暴れてるなーって感じがすごくよかった。ライ麦畑でつかまえてもすきなので。あの作品で言うところの「ライ麦畑ではしゃぐ子ども」がこちらなのだけれど。
【みなさまへ】「笠虫」というのは永禄11(1568)年に書かれた医学書『針聞書』(はりききがき)に登場する虫ですね。さまざまな病を引き起こすとされる想像上の「ムシ」が数多く描かれています。こちらの書籍は伊丹で展示があったときの図録と、国書刊行会から出ている本。前者は各見開きの写真が、後者は虫たちの整理された情報が見られるのでセットでお持ちになるのがおすすめです。写っているぬいぐるみは「肺虫」です。
07.11.2025 02:03 — 👍 62 🔁 21 💬 0 📌 0ヨン・フォッセ『朝と夕』(伊達朱実訳/国書刊行会)読了。
ノーベル文学賞を受賞したフォッセの中編。二部に別れていて、一部がヨハネスの誕生の日の様子、二部が彼の死の様子となっていて、それぞれが「朝」と「夕」という一日に例えられているが、それは第一部がヨハネスの父親の独白であり、第二部がその娘のシグネの独白で終わるところから、日が昇り沈むという、太古の昔から繰り返されてきた、特別ではないが決してまったく同じではありえない一日というサイクルと重ね合わされているのだろう。ともかく、句点のない、意識の流れのような滔々とした文章が素晴らしく、さまざまなものが浮かび上がるようで、堪能した。
【note】あまりに久々の更新で気が引けますが、新刊ノンフィクション『焚殺 歴史の闇に隠されたあるゲイ・クラブの悲劇』 x.gd/eEGvo について担当編集が詳細に語る記事を掲載。ぜひお読みください。
note.com/kokushokanko...
本の表紙。タイトルは『5月の本』。
『5月の本』(アンソロジー/国書刊行会)読了ー。国書刊の各月をテーマにした小説・エッセイ・詩等を集めて編んだ『12か月の本』シリーズの内から、私の誕生月である五月に因んで買いました&読みました。五月という季節が春の盛りにして終盤、梅雨の先触れと夏の気配という境目の季節であるからかそれら全ての要素が複合的に存在していて、特に小説の方は眩く晴れているがどことなく湿り気と陰りがあるような、そういう雰囲気が共通しているように思えた。個人的に昔国語の教科書で読んだ三島由紀夫の『美神』が載ってたのが懐かしかった。初読作品だと尾崎翠『こおろぎ嬢』に少し惹かれた。これは月末の梅雨に近い五月の気配がして。
03.11.2025 09:47 — 👍 7 🔁 2 💬 0 📌 0【文章収集】
「十一月自体が秋から冬に向かう旅だと考えてもいいかもしれない。いながらにしての旅。移動するのは自分ではない。周囲の世界全体が冬に向かって旅をしているのだ。空は高みを増し、空気は新しくなる。花の色は薄く変わり、街や人はほかの季節より穏やかな色に包まれる。」
(西崎憲「跋」より、西崎憲編『11月の本』国書刊行会、2025、p.267)
『花々の言葉』の原書 Charlotte de La Tour, Le langage des fleurs は、Internet Archive他で閲覧できます。原文はフランス語です。
(リンク先の本は、刊行年を1800年としていますが、正確なところが不明なためにつけられた年代かもしれません)
archive.org/details/lang...
巻末には「花言葉辞典」があり、言葉から植物を引けます。
愛:[→四月 ミルトス]
悪徳・不品行:[→七月 ドクムギ]
あなたがいれば私は元気になる:ローズマリー Romarin.◉「ハンガリー王妃の水」は、ローズマリーを用いて作られる。それは気力を奮い立たせ、眩暈や失神を防いでくれる。
*ハンガリー水とも呼ばれる、ローズマリーをアルコール(蒸留酒)と共に蒸留した薬酒。中世ヨーロッパで好まれた治療薬・香水。
花を贈るときに思い浮かべてもいいですね。中には「あなたに宣戦布告します」だなんてのもあるようですからご注意あれ。
www.kokusho.co.jp/np/isbn/9784...
シャルロット・ド・ラトゥール夫人『花々の言葉 世界ではじめての花言葉辞典』(三宅京子訳、国書刊行会、2025)
1819年にパリで刊行されて、大いに読まれたという花言葉の書です。
月ごとに植物とその花言葉、それと博物学や歴史、神話や文学にまつわる文章が添えられています。
11月最初の植物はこんなふう。
アマランサス
AMARANTE.
「不死不滅・永遠」
アマランサスは、秋の最後の贈り物である。古代の人々は、神々の頭をアマランサスの花で飾り、そこから、この花を至高の名誉に結びつけた。時に、詩人たちはこの輝かしき花を哀しく暗いイトスギと組み合わせて歌に詠んだが、それはすなわち……
【店頭】「どこに置けばいいのかよくわからないが店頭で人気」の『花々の言葉』 x.gd/AN6Lw ですが、紀伊國屋書店新宿本店さんでは「文芸」「植物」「園芸」「芸術」と展開いただき特に文芸・植物で好調の由。多面展開ありがとうございます。
30.10.2025 09:33 — 👍 52 🔁 12 💬 0 📌 0【店頭】紀伊國屋書店新宿本店さんの『韓国ドラマの超ストーリーテリング術』 x.gd/ddKx8 展開状況。そうです、映画・ドラマの脚本家、プロデューサー、演出家、俳優陣、小説・漫画原作から映像化にかかわる出版関係者等々から観る側でハマった方まで、膝を打つ分析多数です。
30.10.2025 09:09 — 👍 7 🔁 0 💬 0 📌 0【広告】本日10月30日付の朝日新聞朝刊に以下の全5段広告を久々に掲出しております。相変わらずのごった煮状態ですが、どうぞよろしくお願いします。
30.10.2025 02:27 — 👍 24 🔁 1 💬 0 📌 0【新刊】『韓国ドラマの超ストーリーテリング術』(漢陽大学ERICA文化コンテンツ学科ストーリーテリング研究チーム/古賀聡訳・藤脇邦夫監修) x.gd/4MvWa 今や全世界を席巻している韓国ドラマ、そのヒットの理由は「ストーリーテリング」にあった――日本でも大ヒットした人気作を大学の研究チームが徹底調査・完全解析、その創作テクニックの全貌とヒットの原因を明らかにする。映画・ドラマのクリエイター、脚本家、プロデューサー、演出家、俳優陣、必携の書。また小説・漫画原作から映像化にかかわる出版関係者も必読。
29.10.2025 03:24 — 👍 17 🔁 8 💬 0 📌 1【新刊】世界で初めて出版された19世紀の花言葉辞典『花々の言葉』(国書刊行会)が完訳された。その後、世紀末まで売れ続けていたので、概ね多くの花言葉の情報源はここに行き着く。文学や歴史や博物学を縦横無尽に配して風雅が香る書物となっている。
28.10.2025 20:01 — 👍 47 🔁 17 💬 0 📌 0【紹介】日本経済新聞にて「AIとの共生や「道」を探る、SF小説この10冊」の1冊に『インヴィンシブル』(スタニスワフ・レム/関口時正訳・沼野充義解説) x.gd/aNvsx が選ばれております。有料記事ですが、よろしければ。
www.nikkei.com/article/DGXZ...
【新刊】《ベル・エポック怪人叢書3》『ファントマと囚われの王』(ピエール・スヴェストル&マルセル・アラン/赤塚敬子訳) x.gd/JSCMM フランスで圧倒的人気を誇る怪人ファントマ。久生十蘭が換骨奪胎し『魔都』を生んだ怪作!〈ベル・エポック怪人叢書〉完結!!
24.10.2025 03:25 — 👍 19 🔁 5 💬 0 📌 1ロバート・W・フィーゼラー『焚殺 歴史の闇に隠されたあるゲイ・クラブの悲劇』(柿沼瑛子・西本理恵子訳、国書刊行会)。1973年、ニューオーリンズで起きたゲイ・クラブ放火事件は、32名もの死者を出す大惨事となった。アメリカLGBTQ+史上最悪の大量殺人事件の全貌を歴史の闇から掘り起こした力作。多くの死者を出した大事件にもかかわらず、事件報道はわずか数日で消え、生存者も、犠牲者の遺族も口を閉ざし、事件は長く忘却の淵に沈むことに。MWA賞(犯罪実話部門)受賞作。
www.kokusho.co.jp/sp/isbn/9784...
【新刊】『花々の言葉 世界ではじめての花言葉辞典』(シャルロット・ド・ラトゥール夫人/三宅京子訳) x.gd/QhhSH 花言葉の起源へ――清新な物語と共に〈花言葉〉は萌え出した。文学・歴史・博物学からひもとく花々のメッセージ。19世紀フランスで爆発的に流行した花言葉辞典、本邦初訳。
23.10.2025 08:41 — 👍 94 🔁 39 💬 0 📌 0【新刊】『焚殺 歴史の闇に隠されたあるゲイ・クラブの悲劇』(ロバート・W・フィーゼラー/柿沼瑛子・西本理恵子訳) x.gd/Full0 70年代アメリカ、歴史から消された放火事件。なぜ死者の名は隠され、社会の誰も向き合おうとしなかったのか。生き延びた者たちが語り継ぐ生と尊厳の記録。エドガー賞部門賞受賞、弊社ノンフィクション班渾身の新刊です。
22.10.2025 00:53 — 👍 50 🔁 27 💬 0 📌 2『輓馬の歌《図案対象》と戦没画学生・久保克彦の青春〈改訂版〉』(木村亨著) x.gd/IQN6y 今なお注目を集め続ける謎の大作《図案対象》を遺し、中国大陸の戦火の中で散った戦没画学生・久保克彦の芸術とその短い生涯に秘められた真実に迫る画期的評伝。新たに内容を増補し改訂。
21.10.2025 04:05 — 👍 17 🔁 6 💬 0 📌 0【新刊】『月光の仕事 中村邦生小説選』(中村邦生 著) x.gd/AJPU1q 磁場が狂うように異界へと滑り込む、あるいは私小説的な味わいがいつのまにか幻想譚に発展する――二度の芥川賞候補から出発し、さらなる問題作の地平を開く文学的軌跡ベストセレクション。【解説・柴田元幸】
21.10.2025 00:36 — 👍 34 🔁 4 💬 0 📌 0【再版出来】『戦国時代のハラノムシ 『針聞書』のゆかいな病魔たち』(長野仁/東昇 編) x.gd/Cn3x9 戦国時代の医学書『針聞書』に描かれた、人の体内にひそんで病気をひき起こすと考えられていたキテレツでキモカワイイ63匹の虫のオールカラー画集。九州国立博物館の一番人気です。
16.10.2025 05:28 — 👍 97 🔁 48 💬 1 📌 1