高校生の頃に抱いていたこうなりたいという大人像にいつまでも成れず、そこへ向かっているのかもわからない現状。このままで良いのかと考えもするけれど何もやる気が起きずただ時間だけが過ぎていく。周りを見れば恋愛や趣味や仕事、どれを取っても自分よりも充実しているように感じられてそのように感じてしまう自分に嫌気が差す。将来の不安とか過去の後悔など負の感情が募るけれど、出先で入った定食屋の煮魚が美味しかっただとか、寝る前に好きな音楽を聴いてホットミルクを飲んでいる瞬間だとか、そんなことに自分なりの幸せを感じて明日からも生きていこうと思う話。
略して恋バナ。
【ないライオンのごきげんようサイコロトーク】