日記やエッセイに書くことと地続きに小説を書くがあると今僕は考えていて、それで具体的に取り組もうとしているのが生まれ育った京都の伏見の町を編みなおすような小説です。その話を3月1日(日)のtoi booksさんでの井上彼方さんとのトークでは話したいと思っています。
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日記やエッセイに書くことと地続きに小説を書くがあると今僕は考えていて、それで具体的に取り組もうとしているのが生まれ育った京都の伏見の町を編みなおすような小説です。その話を3月1日(日)のtoi booksさんでの井上彼方さんとのトークでは話したいと思っています。
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2月28日(土)は神戸の1003さんで、社会学者の團康晃さんとトークイベント「路上観察から飛び出して 〜その先には何がある?〜」でお話しします。ぜひご参加ください。14時半ごろから團さんとお店の一角で即売会も開催予定です。
x.gd/gy4ic
AIMEさんの『「手に負えない」を編みなおす』への感想がとてもうれしい。抽象を具体例からはじめること、数学の中味に立ち入らずにその思考の様子を伝えるために何度も一から書きなおしたところで、かなりいい形に書けたと思っていて、ここを引用してもらえてよかったです。具体からはじめるというのは、数学と小説、どちらにも通じることだなと今読み返して思いました。ありがとうございます!
23.02.2026 01:38 — 👍 1 🔁 0 💬 1 📌 0
それから最後、「手に負えないことの中に可笑しさを見出す。そこには自分が変容する喜びがあった」
編みなおすという言葉のイメージが、この変容を表すのにぴったりですごいと思った。ほどいた糸という素材は変わらないけれど、主体である自分は編む=想起するごとに少しずつ変わっている。また、編みなおすことで「現在と過去の記憶が新たに関係づけられ、現在が過去の記憶で編みなおされ」る。すべてがあっという間に流れていく世界で、立ち止まって観察する。手に負えないものを編みなおし、編みなおされる。そうやって世界を眺めている人がいるんだなあとしみじみした。おもしろい本だった。
そのときに気にしていることや手にしているものや、周囲の環境を変化させながら、自らの意思で時間をかけて分け入り思い出していく。そこで見る光景は、とりもなおさず、思い出している今、ここで起きていることだ」
無意志的記憶に能動的にアクセスするという理路がプルーストとは違っていてユニークだと思った。ベルクソンの純粋記憶とも響きあう箇所。手に負えないものたちがメンテナンスされながら続くことと、記憶が自分を作るという意味での持続。記憶を「手に負えないものであり、人が内に抱え維持している自然であり、またそれなしでは生きられない、暮らしを支えるインフラである」と表現するところがとても好き。
ことを抱えて具現しているからだ」
「いい具体例がひとつあれば、全部なんてひとまず一度に考えなくていいということでもあった。具体例を一つ手元に作り、持っていること、そしてそれを観察することに意識を集中することが、不安に圧倒されることなく、手に負えないものごとに向き合うための鍵になっていた」
帯に「謎の感動を」とあるけど、人が手を動かして、まさに今ブレイクスルーを得たという現場に居合わせて、心が動かされないはずがない。読んでいてかなり気持ちがいい場面だった。
そして最大の山場、記憶と持続について。
「その記憶は決して隠されているわけではない。その場所に行きさえすれば常にあるはずだ[…]
『「手に負えない」を編みなおす』(友田とん著)を読んだ。特に第二部第三章の次の文章が好き。
「抽象的に何かを考えてからその具体例を作ろうとしても、なかなか都合よく作り出すことはできない。しかし、そもそも具体例こそが出発点なのだ[…]もし自明ではない、手で触れるいい具体例が手元にあり、そこに気になる性質や現象を見つけたのだとしたら、もうそれをしっかりと観察していくことで、きっと新しい知見が得られるだろう[…]桃を前にして、このように果物の性質や現象をどこまでも際限なく挙げて考えられるのは、やはり具体例というものが情報を豊富に持っているからだ、というよりも、具体例は一つの中に、果物のひと通りの
日記やエッセイに書くことと地続きに小説を書くがあると今僕は考えていて、それで具体的に取り組もうとしているのが生まれ育った京都の伏見の町を編みなおすような小説です。その話を3月1日(日)のtoi booksさんでの井上彼方さんとのトークでは話したいと思っています。
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長年僕は小説を書けるようになるためにエッセイを書いてきたけど、エッセイ最新刊『「手に負えない」を編みなおす』が行き詰まった時に「上映会のおじさんたち」というSF短篇小説を書き、原稿のやりとりをするなかで、エッセイの方の難所をくぐり抜けることができた。このことをもう少し考えたい。
なんとなく感じているのは、日常や記憶を形を変えながら編みなおし小説を書くことが、エッセイを書くことに限らず、生きていくための力を与えてくれるのではないかということなのです。それができたのが「上映会のおじさんたち」でプロセスを書いたのが『「手に負えない」を編みなおす』です。
『パリのガイドブックで東京の町を闊歩する』以来、町を歩いて気になるものを観察してきました。新刊『「手に負えない」を編みなおす』では長年気になっていた「地下鉄の漏水対策」の観察をきっかけに「手に負えない」ものとの向き合い方を探究するに至りました。
気になるものを見つけて路上観察を続けることで面白い視点が得られたなら、ただ楽しい以上の何かがその先にはあるのではないかとこの本を書きながら考えてきました。当日は團さんと路上観察の先に何があるのか、赤瀬川原平のことなどいろいろとお話しできたらと思っています。
2月28日(土)は神戸の1003さんで、社会学者の團康晃さんとトークイベント「路上観察から飛び出して 〜その先には何がある?〜」でお話しします。ぜひご参加ください。14時半ごろから團さんとお店の一角で即売会も開催予定です。
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今日2月14日の毎日新聞朝刊で詩人の渡邊十絲子さんが『「手に負えない」を編みなおす』を書評してくださいました。ありがとうございます。みなさんにもこの書評を読んでほしい。
mainichi.jp/articles/202...
【お知らせ】3月6日(金)19時からマクルーハン『メディア論』(みすず書房)の読書会第2回を開催します。会場は「代わりに読む人」事務所、定員は5名(残り2名)です。どなたでも無料で参加いただけます。参加希望の方はDMまたはメールにてお知らせください。
【詳細】
日時:2026年3月6日(金) 19:00~20:30
場所:代わりに読む人事務所(目黒区中町2-6-9-302、東急東横線祐天寺駅徒歩15分)
範囲:マーシャル・マクルーハン『メディア論』(みすず書房)第2部 8.話されることば〜14.貨幣 (pp.79~145)
面白そうだからで読み始めた本なのだが、「手に負えなさ」をつぶさに想像すること、想像しなくてよい日常生活とは何なのかに論が進んでいき、平和って戦争状態じゃないって事だけじゃないよねって昨日考えてたのと観念が結びついてきた。帰納している
31.01.2026 07:24 — 👍 6 🔁 2 💬 0 📌 0
『「手に負えない」を編みなおす』読み始めたら、地下鉄駅の漏水状況を観察する著者の趣味が出版企画として通じるかの調査日に限って何処もかしこも漏水しておらず、焦りから「もっと漏れていてもいいはずである」と言っちゃったので笑った。
『「百年の孤独」を代わりに読む』の著者。
1月8日(木)に出させてもらった文化放送「武田砂鉄 ラジオマガジン」がpodcastで聴けるようになってました。エリア外で聴けなかった方もこちらでぜひお聴きください。『パリのガイドブックで東京の町を闊歩する』から新刊『「手に負えない」を編みなおす』までお話ししてます。
podcastqr.joqr.co.jp/programs/rm-...
〈新入荷〉『「手に負えない」を編みなおす』
毎日毎日手に負えない眠気にやられ二度寝を繰り返しておりましたが、「寝ている最中の消費によって、起床のためのエネルギーが不足している」説が浮上し、むしろとても早く起きてみたらスッキリ起床、お店もふだんより早く無事オープンしております。そしたらこれがやってきた。うれしい。しかし強烈な眠気の足音が聞こえてきている。あゝ人生、うまくいかないことばかり。友田とん『「手に負えない」を編みなおす』(柏書房)をよろしくお願いします。
books-lighthouse.stores.jp/items/691eb9...
『「手に負えない」を編みなおす』は、ものごとを手に負えなくしているのはいったい誰なのか探し求めていく探偵小説のようなところもあるな。
16.12.2025 11:43 — 👍 2 🔁 1 💬 0 📌 0僕の手元に『「手に負えない」を編みなおす』(柏書房)の見本が届きました! 感無量です。この本にご尽力くださった皆さんに感謝しています。ありがとうございます。
16.12.2025 11:43 — 👍 13 🔁 3 💬 0 📌 11月23日(金)のマーシャル・マクルーハン『メディア論』読書会、満席になりました。ありがとうございます!
15.12.2025 05:57 — 👍 1 🔁 0 💬 0 📌 0ありがとうございます! 参加受付ました。
15.12.2025 04:45 — 👍 1 🔁 0 💬 0 📌 0『『百年の孤独』を代わりに読む』(友田とん)を読んだ。本編の流れと、脱線という名のエピソードがねじねじと編み込まれてゆき笑ったり訝しんだり儚んだりで面白かった。わたしはタモリのファンなのでそこらへんもよかった。
10.12.2025 15:13 — 👍 2 🔁 1 💬 0 📌 0質問ありがとうございます。読書会は90分くらいで20:30ごろに終了予定です。
15.12.2025 00:02 — 👍 0 🔁 0 💬 1 📌 0
【お知らせ】
2026年1月23日(金)19:00〜マーシャル・マクルーハン『メディア論』(みすず書房)の読書会を開催します。範囲は第1部の終わり(p.76)までです。場所は「代わりに読む人」事務所(東横線祐天寺駅徒歩10分)です。定員は5名(残り2名)です。参加希望は本アカウントにリプライまたはメール(tomoda.tom@gmail.com)までメールしてください。
予告していた「代わりに読む人」事務所の半オープンデイを試しにやってみます。12月19日(金)と21日(日)の午後、祐天寺の事務所にいらしてください。参加費は無料です。ソフトドリンクとお菓子を用意してお待ちしてます。参加希望をフォームからお願いします。
14.12.2025 09:30 — 👍 1 🔁 1 💬 0 📌 0友田とん『「手に負えない」を編みなおす』(柏書房)書影
〈予約受付中・12月下旬入荷予定〉
友田とん『「手に負えない」を編みなおす』(柏書房)
“十年近く前に「地下鉄の漏水対策」に心を奪われ、極私的なフィールドワークを続けてきた著者。その過程で気づいたのは、人が手当てをすることで維持されている「手に負えない」ものに、なぜか心惹かれてしまう自身の性質だった。
「手に負えない」ものたちとのちょうどいい向き合い方を見つけたい。だが、解決の糸口をつかむたびに新たな「手に負えない」が発生し、圧倒されてしまう。果たしてこの本を、無事に閉じることはできるのか!”
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うおー、これは楽しみ!!!
25.11.2025 15:08 — 👍 4 🔁 2 💬 0 📌 0友田とんさんが「いつもありがとうございます。おまけいっぱいあげます」と言ってくれたの、嬉しかったな。
24.11.2025 10:28 — 👍 8 🔁 1 💬 0 📌 0
"十年近く前に「地下鉄の漏水対策」に心を奪われ、極私的なフィールドワークを続けてきた著者。その過程で気づいたのは、人が手当てをすることで維持されている「手に負えない」ものに、なぜか心惹かれてしまう自身の性質だった"
"「手に負えない」ものたちとのちょうどいい向き合い方を見つけたい。だが、解決の糸口をつかむたびに新たな「手に負えない」が発生し、圧倒されてしまう。果たしてこの本を、無事に閉じることはできるのか!"
"予測不能な脱線の果てにある、謎の感動をあなたに"
「言葉も、記憶も、インフラだったのか!」
"地下鉄の漏水対策の観察から始まる、暮らしと探究のクロニクル。予測不能な脱線の果てに目にした景色とは――。『『百年の孤独』を代わりに読む』著者、待望の新作!"
"「ユーモアも文章力も本当にすごい。でも何より、なんでもなさそうなものにまなざし、愛でる感性に胸打たれ、嫉妬しました」――星野概念さん(精神科医)も推薦!"
友田とん 『「手に負えない」を編みなおす』
www.kashiwashobo.co.jp/book/9784760...