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すみれ

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成人済み/マイ武/字書き ✎︎┈ここはネタ置き場_φ(・_・

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武みちを支えてあげてほしいの」
しっかりと目を見てそう言う母。武と同じうっすらとした揺れる波色。双子なのにどこも似ていない自分たち。それでも武の瞳の色は確実に母親の瞳を受け継いでいた。万はふと、そう思った…
「あたりまえだろ!武みちは絶対に俺が守るよ」そう言って母の手を力強く掴んだマ。
この後、この〝第二性〟に双子の仲が引き裂かれる事になろうとは……今の万次/郎と武/道には知る由もなかったのだったーー
(一章おわり)

二章▶︎Ωと初ヒート編

24.07.2025 13:26 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0

「かぁちゃん!ただいま!」
「おかえり二人とも、どうしたの?そんなに慌てて」
「これ見て!俺と武/道αとΩだったんだ!」
武の持つ紙を取り上げて二つ並べて母に掲げる。それをじっと見つめた母親は次の瞬間に表情を歪ませた。
「な…んで、たけみ…ち」
信じられない。なぜ武なの、そうブツブツと言葉を吐く。聡い武には母の感情がすぐに読み取れた。が、マは何故かずっとはしゃいだように喜んでまるで子供みたいだった。
「万次/郎!」そう真剣な顔で兄を呼んだ母
「武/道を……〝弟〟を守ってあげて。武みちにはこれから人生で何度も悲しい思いをしたり苦労する事がたくさん起こる…だからその時はお兄ちゃんの万じ郎が

24.07.2025 13:23 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

「見せてよ。俺だって見せたじゃん」
「いやだよ…俺万次/郎みたいなすごい結果じゃないもん」
「? βだったの?別に普通じゃん」
「……」
「? βじゃねぇの?」
「……」
「もしかして…Ω…だったの…?」
「……っ」
嘘がつけない武。黙っていても双子のマにはその些細な表情の変化を見れば全てお見通しだ。武がΩだと確信したマ、動揺や嫌悪感を向けられると思った武は怯えたように俯いた。それなのにーー
「最高じゃん!!俺たち〝α〟と〝Ω〟なんじゃん!」
武の両肩を強く握って目を輝かせるマ。「え?」と見上げればそのまま手を引っ張られ走り出した。

24.07.2025 12:59 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

「武/道大変だ!これっ」
「ま、まんじろっ…おれ」
「もしかして武も〝α〟だったのか⁉︎」
「へ…?ある、ふぁ…?」
こっちを向いたマの手にある書類。そこに見えるαという文字。
…え、万次/郎がα?
あり得ない。いいや逆だ。だからなんだ。αだからマはこんなにも魅力的で何でも出来て人から愛される人間なんだ…俺はΩだから、劣等性だから…だからマと全然違うんだ。しっくりときた。ずっと悩んでいた、双子なのになんでこうも違うんだと。簡単な事だ。マは神様に選ばれた特別な人間なんだ。そして自分は逆に神様に嫌われた人間なんだと武はそう思った。
「なんで隠すんだよ」
武は検査結果の書類を後ろに隠しながら苦笑いする

24.07.2025 12:57 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

言って差し出した鯛焼きを一口齧らせて「ほんとだ、おいしいね」ってはにかむ武に「だろ?」と愛おしくて仕方がないって顔して綻ぶ。なんで自分は万/次郎みたいになれないんだって平凡な自分に嫌気がさす時もある。けどこうしてマに大切にされてるんだって実感すると自分も存在していていいんだって自信を取り戻せた。

中学二年になるとバース検査が義務付けられていた。オメガバースは遺伝性が強い。花垣の血筋には「α」はいなかった。だから自分たちもきっとベータなんだろうと思っていた。……が─︎─︎

「……え、、なん、で……?」
武は自分の結果を見て目を疑った。その書類には「Ω」とはっきり書かれていたからだ。

24.07.2025 12:55 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

万次/郎はよくモテた。それはそれは本当に桁違いにモテていた。人を惹きつける才能、カリスマ性が備わっているうえに喧嘩も負けなしでチームの頭を張っていた。双子である武/道はよく比較されていた。兄はこんなに魅力的で能力にも長けているのに弟の方は特に秀でた特技もなければ見た目も地味。マの双子だからと期待したのに…そんな残念そうな表情を向けられるのもかなしいかな慣れっこになっていた。次第に武の自己肯定感はなくなってしまう、でもそれを補っておつりがくるほどにマは武にだけ優しくて甘かった。彼女なんて選び放題なのに登下校は必ず武を待ちバブの後ろも武専用。好物は絶対に譲らないくせに「ほら武/道食ってみろよ」と

24.07.2025 12:54 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

そんなマに武も一緒についていきたかったのだろう金髪にして制服を崩して兄のように振る舞ってみるも根が真面目なせいか授業をサボったり門限を破ったりする事が出来ず、また喧嘩もあまり得意ではなかった。何よりもチームの集まりについて行こうとする武をマは決して許さなかったのだ。
「武/道はあぶねーから集会にきちゃダメ」
「なんでさ万/次郎!俺だって立派な不良だよ!」
「俺がダメって言ったらダメなんだよ。かーちゃん心配すんだから今日も留守番な。喧嘩終わったら帰ってくっから布団で待ってて」
真っ黒の特攻服に身を包み颯爽と部屋を出ていくマの背中はかっこよく双子なのに自分とは違う雰囲気を持った兄に惹かれるのだった

24.07.2025 12:53 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

【オレンジの片割れ】
オメガバで双子のマイ武

※年齢操作/マイ武が双子設定

(一章)
花垣家には双子の男の子がいた。兄の万/次郎と弟の武/道。二卵性で顔も性格も全然似てなかった。マは活発でヤンチャ、手のかかる子だった。武は比較的大人しめだけど拘りが強く頑固でこれまた手のかかる子だった。二人はとても仲が良く小さな頃から常に隣にいて時折この子たちは目で語り合っているんじゃないのかと思わせるほどお互いをよく見ていた。
そんな二人も小学校高学年になる頃から付き合う友人が変わるようになっていき中学を上がるとマは本格的に不良の道に進みチームなんかを作って夜な夜なバイクに喧嘩にと明け暮れていた

24.07.2025 12:43 — 👍 2    🔁 0    💬 1    📌 0

脱稿!おめでとうございます^^㊗️来週末楽しみにしてます🫶🫶

06.06.2025 03:29 — 👍 1    🔁 0    💬 1    📌 0

えー!ほんとですか🥰いっしょだ嬉しい🥹買いに行きますね💕お互い無事(?)参加できるように頑張りましょう💪

21.04.2025 23:57 — 👍 1    🔁 0    💬 0    📌 0

60ページ‼︎モリモリで楽しみですね💕イベント参加いつされる予定なんですか🥰もし、お答え出来たら…‼︎ぜひ教えてほしいです🫶

21.04.2025 01:08 — 👍 1    🔁 0    💬 1    📌 0

あーもう最高すぎる…😭🙏最後の解釈マイ過ぎて…💕周りからもう付き合え!って思われてるまだ付き合ってないマイ武好き過ぎます🤤更新ありがとうございます^^2025年も明央さんの活躍を楽しみにしてます💕

03.01.2025 19:10 — 👍 1    🔁 0    💬 1    📌 0

かっけぇぇぇっす…😭🙏

07.12.2024 11:13 — 👍 1    🔁 0    💬 0    📌 0

ありがとうと感謝をする武にマの心は苦しくなる。がっちりと両手を取ってまっすぐ武をみながら「毎日来るから!」と叫んだ。
「オマエが寂しくなんねーように毎日ちょっとでも会いに来るから!オマエをいじめる奴がいたら海まで潜って蹴り飛ばしてやるし花だってもっといっぱい持ってきてやるよ!だから…泣くな」

ぽろぽろと涙が出てしまったのは寂しいからじゃない。自分を必死に励まそうと声をかけてくれたマイの優しさが嬉しかったからだ。
「ありがとう……マイ/キー君…!」
履き物が濡れるのも気にせず武のいる海に入って手を取るマイに『ありがとう』と何度も感謝の言葉をおくった武

14.11.2024 02:34 — 👍 1    🔁 0    💬 0    📌 0

「だから…🌾君が友達だって言ってくれた時すごく嬉しくてまるで夢みたいでした」
人から愛されるマには大切な家族、親しい友人、したってくれる村の人たち。人に囲まれ何不自由なく生きてきた。でも武は仲間から見捨てられたった一人で生きていた。だからマの今日からダチだって言葉は特別で涙が出るほどに嬉しかったのだった。

だから毎日このほとりに来てマイを待っている。いつ来るかな、まだ来ないかな。日が落ちて星がキラキラと空を覆ってもそれを見上げながらなおもマイを待っていた。下手くそな唄を口ずさんでも魚の一匹だって寄ってきてはくれないのにそれはまるで人魚の本能みたいに、無意識に奏でた己の音でまた落ち込んでいる。

14.11.2024 02:34 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

「海は楽しくねーの?」
「そんな事は…自由できれいで。海の生き物もみんな優しくしてくれるし深海も不思議な生き物が沢山いますよ」
楽しそうじゃん!と答えるマに眉を下げる武
「…でも🎋ちは楽しくねーの?」
「…オレ…〝はみ出しもの〟なんです。本来ならどの人魚も持ってる唄のスキルがてんでダメで」
「…唄?」
「ふふ、〝人魚の唄〟を聞いた船人は海に引き摺り込まれるって聞いた事ないですか?あれは人魚の狩りで人魚は生まれつき皆唄が上手いんです」

武は生まれながらに酷い音痴で一族からは煙たがられていた。友人と呼べる仲間はおらず自分よりもずっと地位の低い魚やイルカたちだけが武の相手をしてくれていた。

14.11.2024 02:32 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

「🎋っち」
「あ、🌾君!こんにちは」
「今日もいんじゃん。ほらこの間言ってたの持ってきたよ!」
「わぁ!これが〝花〟ですか?すごくキレイっすね」
「オレにはよく分かんねーけどエマ…妹に聞いて摘んで来たんだよ。他にもいっぱい、そこら中に咲いてるよ」

陸に一度も武の為にマは海にはない自然や生き物を持っていって見せてあげていた。マの持ってくるものは取り留めのないものでも武にとっては初めて見るものばかりで青い目をキラキラと輝かせながらそれを見たり触ったりしていた。嬉しそうな表情を見るとマも幸せな気持ちになった。

「…いいなぁオレも🌾君と花を見にいきたいです」
少しだけ悲しそうな顔をする武にマは聞く

14.11.2024 02:31 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

【人魚パロ】人間🌾×人魚🎋マイ武
(逢引き編)

ダチができた。
人魚の友達だ、溺れそうになっているところを助けてもらったマは武の事を気に入って暇があれば海のほとりに会いにいっていた。儀式の日の夜無事に帰ってきたマにエマは泣きながら良かった、良かったと安堵した。
「でもどうして助かったの?」
それは…と一瞬考え言うのをやめた。
「そんなんオレがすげーからに決まってンじゃん!」
咄嗟に出た言葉は武を隠すそれだった。
この村で人魚は危険生物とされている。人魚に気に入られたら命はない。村の人々に武の存在を知られればきっと武は殺されてしまう、だからマは武の存在を隠して時間を見繕って会いに行っていた。

14.11.2024 02:29 — 👍 4    🔁 0    💬 1    📌 0

「あなたの村の人たちを…助けれなくてすみませんでした…」
辛そうな顔をして言う人魚に唖然とした。自分がずっと聞かされていた人魚の話とは随分と印象が違ったからだ。同時に決めつけて酷い事を言った自分に幻滅するマ「本当にごめん」と謝った後にもう一度人魚に聞いた。

「オマエ名前は?」
「え、と…タケ/ミチです」
「そっか!……🎋っち!」
「え?タケミ…」
「そう!🎋っち!今日から俺のダチ!な」

村の端の端っこ。誰も近寄らない海のほとりで人間のマイと人魚のタケは誰も知られない『友達』になったのだったーー
出会い編【完】

次回▶︎逢引き編

14.11.2024 02:09 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0

その言葉にピクリと反応する。確かに…ここは陸だ。命を取るならもっと沖へ。もっと深海へ連れていくはずだ…わざわざ浜まで引き上げる理由がない

「…じゃぁ、おまえ本当に…」
「うっぐ…!」
苦しい顔をする人魚にハッとなり掴んでいた尾びれを離した。真っ赤になった尾びれが弱々しく傾く。
「あ、ごめっ…」
「ううん、大丈夫です!あなたが無事でよかったです!村の漁師さんの事…お気の毒だと思います。今あの辺りの海は荒れていて小さな船で沖に出るのは危険です」

確かに静かに見えていた海は実際は泳げれないくらいに荒れていた。こいつが助けてくれなかったら自分もきっと生きてはいなかった。

14.11.2024 02:08 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

マは信じようとしない。
「〝人魚〟は足が速ぇ残酷な生きモンだってじぃちゃんが言ってた」
人魚の言い伝えは諸説あるが一般的に好奇心が強く愛情深い。キレイな歌声で意中の人間を引き寄せて細く鋭い牙で首元に齧り付き海の底まで引っ張って自分のものにしてしまう。美しい見た目とは反して凶暴で残酷なんだと教え込まれていた。

「てめぇは『男型』の人魚なんだろ。狙いはエマか!」
「ち、違います!そんな人知らなっ」
「うるせぇ!嘘つくな。オレの大事なモン傷つけやがって…タダで許すと思うなよ」
ヒレをぎちっと握って陸へ引っ張り上げようとした。

「違います!俺は海であなたが溺れてるのを見て浜に連れてきただけです!」

14.11.2024 02:07 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

はっと起き上がればそこは海辺。砂浜の上だった。足元が濡れている、目の前には見かけない人がいた。
いや…人…なのだろうか…?よくよく見ればその生き物は腰から下が半分魚のような形になっている事に気付いた。グッと目を開いて声を上げずに驚く。と自分の顔を真っ直ぐに見た生き物が口を開く。

「よかった…無事で…」
「は…誰だおまえ。そのヒレ…〝人魚〟か」
「あっ…すみません、びっくりしますよね。俺まだ人間型になれなくて…」
「てめぇか…」
「え」
「てめーがエマを…村の漁師たちを喰った魔物か」
「えっ、なに?!」

「どうやってしにてぇ?」
ぎろりと目の前の生き物を睨みつけるマ、慌てて誤解だと言い返すが

14.11.2024 02:06 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

本気で魔物を追い払おうとしていた。一度浮上して呼吸を取り込もうと水面の方へ戻っていこうとした。しかし海の中の激流に足を取られ浮上する事ができなかった。真っ暗な海の底へと沈み込まれる。ついには呼吸が絶え、そのまま意識を失いかけた時ーー

ガシッと何かに手を握られたような感覚がしたのだった。
だれ、だーー? ヒラヒラ…して……?
大きなヒレ、キラキラ光る鱗。一瞬覗き込んできた瞳は青くて大きな、まるで海の色をした宝石のような景色だった。そのまま身体の浮遊感を感じながら意識はどんどんと遠のいていくーー

『……きて』
『おき……て』
「しなないでください!」

14.11.2024 02:05 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

村中の人々が惜しむ気持ちの中にこれで厄災から解放されると安堵した時、海に向かって一人の女が叫んだ。

「マイ/キー!!」

叫んだのは今しがた生贄に捧げたはずのエマだった。
海へ飛び込んだのは妹の身代わりになったマ最愛の妹が生贄になる事が許せなかったマはその根本である存在するかも分からない『魔物』とやらをぶっ飛ばしてやろうと髪色や背丈があまり変わらないのをいいことに家族にすら何も言わずに勝手な行動を取ったのだった。

海の中はまるで渦が巻いているように荒れていた。マが考えていたような魔物や未知の生物が海の中に潜んでいる様子はなかった。
自分は犬死にする為に妹の身代わりになったんじゃない。

14.11.2024 02:03 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

【人魚パロ】人間🌾×人魚🎋マイ武
(出会い編)

『海に魔物がいる』
マの村ではここのところ奇妙な噂で持ちきりだった。何でも海に出た漁師が何人も行方不明になって帰ってこなかったという。村人たちは怯え魚や貝は取れなくなり頭を抱えていた。そして考えた。そうだ村一番の美人を供物に魔物の怒りを鎮めてもらおうと。

満場一致で選ばれたのがマの妹エマだった。家族が必死に取り合ったが聞き入れてもらえずまだ成人もしていない若い彼女は村の犠牲になる事を涙ながらに決意した。

生贄を捧げる儀式の日。娘は美しいと評判の整った顔を布で覆いずっと俯きながら儀式の間も最後の言葉すらもなく海へ自らを投げ打った。

14.11.2024 02:02 — 👍 2    🔁 0    💬 1    📌 0

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