のの💭

道を外れるのを許してください。最低限あの柵の向こうへは行かないので、ただ生きている今を許してください。それ以外何も見せられないけど、生きている姿だけはまだすんでのところで見せることが出来ているんです。

周りが求める「良い子」は、もうずっと前に捨ててしまった。
実家に戻ってきて、良い人を見つけて結婚して、子供を授かって。親の面倒を見て、家族円満に、なんてそんな本当に普通の、だけど田舎からしたら「それが当たり前」の、「良い子」。

私は内面も外面も綺麗とはほぼ遠いのです。理想を押し付けるのはやめてください、私のことはバグだとでも思ってください。

「アンタが結婚出来るわけないから」なんて、ほら。私の親が、私のことを1番よく知っている。

東京に来る機会があったらもしかしたら会えるかも、なんて時には無理な願望を抱いたりもするのです

私の親は減点方式で、100点でなければだめだったし、髪や爪を塗れば「変な色」と言って、化粧をすれば「元が悪いんだからしてもしなくても変わらない」と言って、仕舞いには「整形したら」まで言われ続けていて。
そう思い返すと褒められた記憶がないな。悪口だけが心に残っているだけかもしれないけれど

私は昔から「親に愛されてる」とは一切思っていなくて、まあ義務として結婚して義務として子供を産んだんだろう、くらいに思っていたけど。
当時の親の年齢を超えて、フルタイムで働きながら病院と家と職場の行き来をしていたり、土日にはどこかしらに遠出したり、欲しいと言ったものは基本的に買ってもらえてたり。
それが、どれだけ恵まれた生活だったのかと、どれだけの愛情が詰められていたのだろうと、ふとした時に考える。言葉に出されたことは多分1度もないと思うけど、私は愛されているのだと思う。きっと今でも

月が綺麗だな、と月を見て、今まで一緒に「綺麗だね」って笑い合った人たちのことを思い出す。きっと二度と会うことはないのだろうけど。
今思い出しても私は貴方達を憎いと思ってしまうから、良い思い出だと懐かしむことはきっと一生出来ないね

怒りのない「さよなら」って、一体どんな形をしているんだろう

大切な人が居るのが怖い。どんなに大切に思えど、大切な人は私のことなど大切ではないから

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#今月の1冊
エンジェルエンジェルエンジェル / 梨木香歩

読了。読み終わった瞬間ずるい！と思ってもう1回。それから単語が出てくるたびに前に戻って読み返して、無限回。読み込んで、噛み砕いて、咀嚼して、飲み込むまで1ヶ月。簡単だけど難しい、未だに私の中で最後のピースが足りない本。

主人公を主人公だと定めるのは一体誰なんでしょう？

そばかすを「向日葵みたい」だと言ってもらえたら今の私は居なかったのかな、と時々考える　私にとってのこれは芽が出なかったただの向日葵の種だから
早く全部消してしまいたいね、私の中で目に見える2番目のコンプレックス

今日ふとしたトラブルで診断書の中を見る機会があったんだけど、どうやら私は鬱病らしい。知っているけれど。
だけど書かれていた内容が主に不眠についてで、この人は私の聴覚過敏と、副作用で強くなった不眠と、副作用で出た過眠を知らないのだろうか、とびっくりしてしまった。私が引っ越したことも知らないのかもしれない、この先生は。元々期待もしていないのだけれど

ずっと先延ばしにしていたいつものお寺に行って、初めてお祈りの内容を変えたよ。
今までは「幸せになるための旅をしています、どうか見守っていてください」だったけど、今日は「1人で生きる強さと覚悟を身につけたいです」ってお祈りした。
人の行動は変えられない、けど自分の行動は変えられる。そう言いつつ今ほんのり眠くてお布団の中( ᐡᴗ ̫ ᴗᐡ)

今日はおやすみをとって税務署に行ったんだけど、着いた時点でもう受付終了してて泣いちゃった……もう休みは取れないし、土日は空いてるのたった1日だけだって。早起き頑張るしかないかあ( ᵕ ᵕ̩̩ )
けど、憧れの地まで自転車でいけると知ったので今日の気持ちは結構とんとん💭

1人で生きていける強い人になりたいと思って自ら選んだのに、実際は独りがあまりにもさみしくて。
心の隙間を埋めたくて友達を遊びに誘っていたけれど、ああ、私はこの人たちといてはいけないって。私を大切に思わない人を大切に思う必要なんてないって、哀しいことに気づいてしまって。

長い間一緒にいてくれてありがとう。いつかまた遊ぶ機会があればその時に、また。

あんまりにも眠れなくなったので、しかたないなって起き上がって用事がてらお散歩に。
私は星に詳しくはなくて、オリオン座くらいしか分からないけれど、それでも星を見るだけでああ綺麗だなって思うから。
綺麗だと思える感性が残っていて良かった。