不登校29万人、いじめ68万件というニュース。どちらも過去最多。どちらも社会課題と言えるけど、不登校といじめの数は関連が薄いことに気をつけなければならない。不登校といじめは別問題として取り組むべき。もちろんいじめを0にできたら不登校の児童も減る。しかし2021年度の調査ではいじめが理由で不登校になった生徒は0.3%。割合がほぼ同じとして考えるなら800人程度。それに比べて49.7%を占める無気力が理由で不登校になっている生徒は14万人程いることになる。
いじめはいじめで絶対的に無くしていかなければならないが、いじめを無くせば不登校も無くなるということではない。