「俺たちの戦いはこれからだ!」作者急病によるサイト休刊のお知らせ
「俺たちの戦いはこれからだ!」作者急病によるサイト休刊のお知らせ 一度やってみたかったんだよねこれ いつも「WIN5徹底攻略」をご愛読いただき、ありがとうございます。 今週以降の記事執筆は、作者急病により休載いたします。 黒い太陽先生は高配当的中を目指して挑戦を続けられてきましたが、今は713万円を取り逃がした精神的ダメージの回復を最優先にした方が良いと判断しました。楽しみにして頂いている読者の皆様には大変申し訳ございません。 それはともかく、まあ割とマジのガチで日曜は死んだ目をしていました。 一度は買い目に入れていた馬だったエアファンディタ。ノーマークの馬なら納得もいくが、予想記事で名前を出していた馬だからしんどい。あのまま投票ボタンを押していれば当たってたんだよなあ。そこで押さないまま、メイショウタバルを足して削ったときに死亡フラグが立ったらしい。 ついでなんでちょっと裏話もするよ。 過去10年の傾向的に秋天の勝ち馬は14年の5番人気スピルバーグを境にずっと3番人気以内の馬が勝っていた。 今年のマスカレードボールを加えると11年連続になるね。その間の内訳は、1番人気8勝、2番人気2勝、3番人気1勝。データ理論派としても、想定外のパターンなら1番人気濃厚のマスカレードボール以外の2頭だった訳です。 そして、WIN5の購入をした日曜の昼過ぎは、2番人気タスティエーラ、3番人気メイショウタバルと続き、4番人気ミュージアムマイルとの差は割とあった。 時系列オッズの推移(単勝) ちょうどおじさんが購入したタイミングがその辺だね。 で、横の力関係を考えた際、最弱世代タスティエーラは気にしていなかった。それは3歳世代の方が断然レベルが上と見ていたためだ。 そうなると、残り1枠をかけた争い。これが同世代のミュージアムマイルだったなら、負ける理由はないからマスカレでいい。怖い怖いクリスチャンが東京のG1で勝ったことがないところもチェックしていたのだから。だったらメイショウタバルやないかとなってしまった。 しかし、レース直前に大きなオッズの変動が発生し、終わってみるとメイショウタバルは3番人気どころか5番人気まで転落。この人気なら買う必要はなかったというオチとなった。 最初から最後まで一人で踊っていただけだったんだね。そういやこれまでの競馬歴で、早い段階からこの馬が勝つよって話しているときって、振り返ると勝率9割9分くらいかも。そもそもそれくらい自信がないと宣言しないもんな。テリーを信じて、お兄ちゃ~ん。 とまあここまではやらかしたミスの簡単な説明。 その一方、上位入線の騎手が上手く乗ったのに対し、複数の騎手がどうしようもないクソ騎乗をしていたのも今年の秋天の大きな特徴だ。 でもみんな気付いてないでしょ? これ以上に酷いレースだったのは、スプリンターズSだったってことに。元競馬業界の人間に言わせるとスプリンターズSこそ、メイショウタバルがそのまま逃げ切ったようなレース。秋天のクソ騎乗ばかりにスポットが当たるけど、スプリンターズSの方がよっぽど世紀の凡戦だったよ。あれ、確か2勝クラスより遅いタイムだったからさ。 みんなゴ三浦師匠の初G1と武豊の2着で盲目的に盛り上がってたけど、俺からすれば酷いレースの認識。まだ強い馬が強い勝ち方をした秋天の方がマシだと思うんだ。 話が脱線するから秋天の話に戻すと、確かに騎手の巧拙が顕著に表れたレースだったね。 当サイトでも散々繰り返してきた戸崎圭太と横山武史への不信感。勘のいい読者は察しがつくと思うけど、これどちらもマスカレードボールに騎乗していた共通点を持つ。最強馬を目指すにはルメールクラスが必要だと強調してきた理由にも合致する。 事実その通りの結果となり、もし彼らがマスカレードボールに継続騎乗していたらと思うとぞっとするわね。 脚元が心配なドゥラメンテ産駒だけにまずは無事が最優先。ジャパンC(G1)や有馬記念(G1)に出ても自信の◎は変わらないだろう。 次は別の視点から今回のミスをポジティブに考えてみたい。 対象はハズレを引く原因となったメイショウタバル。 俺さあ、これ「ただのミス」だっただけで片付けたくないんだよねえ。武豊の乗り方は間違いなく秋天を勝てる内容ではなかったことも確かだ。少なくとも今回に限っては、暴走王の浜中俊を乗せた方がチャンスもあったろう。 ただ評価するところがあったとすれば、はたして浜中君にこんなクソスローで折り合いをつける技術があるのだろうかという疑問(当然ない)。外野から見てもコース適性のない東京の芝2000にあえて使ってきた意味は? そしてバテていないからこそ、33秒1なんて自身のキャリアレコードとなる上がりをマークできた。これはやっぱり有馬記念に大きなアドバンテージとなるよね。そもそもゴールドシップ産駒だしね。 もしいつもの一級フラグ建築士の勘がそのままなら、仮に有馬記念に2頭が出てきて、「今度こそマスカレ1点じゃい!」となったときに負けるフラグも立てちゃったんじゃないかっても思う。 勝ったら勝ったで秋天で武豊が仕込んでいた秘策は有馬のためだった。やっぱり豊さんはすげえ!ってみんな言ってたりしてね。 それでももうおじさんがブレることはないんだけどさ。菊花賞(G1)に出ててもエネルジコに負けてなかったろうしさ。 はい、これが1日経って少しだけ冷静になったおじさんの振り返りです。 さて、サイトの休刊に関しての話もちょっとだけしておこうか。 実は常々頭の片隅にあったんだよね。 自己評価の高さを含めた上でだけど、ここまでの情報量を無料で公開しているサイトなんて、他にどこにもないと自負しています。 世間にはバックボーンも怪しい人間がいつも勝ってますアピールで有料予想とか出しちゃってるじゃない。アイツら何者なんだよと感じてるんだよなあ。 それに対して、ウチのサイトはまず嘘をつかない誠実さが基本。かいている人間も元々競馬業界にいた訳だし、この拙い原稿も競馬メディアの編集部で副編集長を務めていた人間が書いている。 内容にしてもふざけてはいるけど、当たりハズレや狙いどころにポイントも詳細に載せているでしょ。捏造なんかまずないし、むしろまたハズレたって堂々と言っている。こんなの心の綺麗な人にしかできませんよ(笑) もちろん、それは上っ面だけで知識人ぶってる人間へのアンチテーゼも多分に含まれている。無料でこのレベルの記事を読めるなら、有料で出している側も薄っぺらいの出せないぜと。 ただ、元は自分が考えていることを整理するためにローカルで書いていたネタを一般に共有してもいいかと思ったのがサイトを立ち上げたきっかけでもある。あくまで自分はこんな感じで予想を組み立てているけど、みんなの参考になれば幸いですというボランティア精神みたいなものだ。 とはいえ、長く続けていると色々と精神が疲弊していくものだよ。ハッキリ言って、これだけ誠実に記事を書き続けても割に合わないんだわ。 退社した某ギャンブルサイトにしても休刊に追いやられたのは、googleのコアアップデートが原因だった。 一昔前は検索汚染というワードが見られたくらいに玉石混交の情報に溢れかえっていたが、コアアップデートの繰り返しとともに内容のない情報を載せているサイトは淘汰されていった。 まあそれはそれで「ユーザーの利便性を考えて」だから悪いことじゃない。 しかし、それが極端に進んでしまった結果、バックボーンの裏付けのない情報やサイトは検索に引っ掛からなくなってしまった。真実を追求する意味では正しいのかもしれないが、これってある意味「今のTVがなぜ面白くなくなったか」と同じ状況ともいえないか?コンプライアンスや弱者のお気持ち表明に寄り添うみたいのばかりじゃ面白いわけがない。 それが競馬関係の情報も正規のメディア(新聞社など)ばかりが優遇され、馬名の検索をした際にJRAよりnetkeibaの方が上位にHITするようなことも普通に起きている。 ただでさえ、こんな状況で個人サイトが広告収入だけでやっていけるわけがないのさ。 かといって、有料予想をおちょくっている自分が今更有料をやるのもなんか違う。そういう葛藤をいつも感じていた。 まあそんな不発弾が爆発しちゃったのが、今回の秋天取りこぼし事件。自分だけじゃなく他の誰かにも良質な情報を提供したいという気持ちよりも、もう一度自分のためだけにやるべきことをやろうと考えた訳です。 サイトの更新にしてもほぼノーギャラみたいな状態で、メディアに売ったら1本1万円くらいのクオリティで記事を書いているもの。 そういう意味でも一度考える時期が来たんだと思う。 「有料でも続けて欲しい」「丸乗りしているから困ります」「記事のお陰で大きな馬券を取れました」とかリプやDMで複数の方から温かい声をいただいのも事実。ネットの世界の付き合いとはいえ、SNSで仲良くしてもらってる人たちは愛すべき存在だとも思ってる。 今回の休刊はまあなんつうか、もっかい虎の穴に入って心身ともに鍛え直すってとこです。 「予想を読めなくなって当たらなくなりました」とか、「どうしていいかわかりません」とかどんどん言ってください。承認欲求と自己肯定感が増すので(笑) 本業が物書きの人なんで、クリエイターとしてもこのままサイト閉鎖なんてことはありません。 ギャン中なんて言ってたことすぐ忘れちゃう人種ですからね。生暖かい目で見守ってくだされば幸いです。 黒い太陽
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「俺たちの戦いはこれからだ!」作者急病によるサイト休刊のお知らせ 一度やってみたかったんだよねこれ いつも「WIN5徹底攻略」をご愛読いただき、ありがとうございます。 今週以降の記事執筆は、作者急病により休載いたします。 黒い太陽先生は高配当的中を目指して挑戦を続けられてきましたが、今は713万円を取り逃がした精神的ダメージの回復を最優先にした方が良いと判断しました。楽しみにして頂いている読者の皆様には大変申し訳ございません。 それはともかく、まあ割とマジのガチで日曜は死んだ目をしていました。…