直言(2025年11月7日)「日米同盟の新たな黄金時代」という幻想――迎合と忖度の関係をいつまで続けるのか
www.asaho.com/jpn/bkno/202...
高市政権発足からわずか1週間で、空母ジョージワシントン上での高市首相のパフォーマンスが全世界に伝わりました。米国、あるいは米軍内部でさえトランプへの嫌悪が強まっているなかで、日本がトランプに接近し過ぎたツケはすぐにまわってくるでしょう。
@messagefromam.bsky.social
水島朝穂主宰のHP「平和憲法のメッセージ」のお知らせです。本人とのコンタクトはHPからお願いいたします。 https://www.asaho.com/jpn/lecture.html 週に1度の「更新のお知らせ」のツイートにとどめています。その理由は https://asaho.com/jpn/bkno/2020/0713.html
直言(2025年11月7日)「日米同盟の新たな黄金時代」という幻想――迎合と忖度の関係をいつまで続けるのか
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高市政権発足からわずか1週間で、空母ジョージワシントン上での高市首相のパフォーマンスが全世界に伝わりました。米国、あるいは米軍内部でさえトランプへの嫌悪が強まっているなかで、日本がトランプに接近し過ぎたツケはすぐにまわってくるでしょう。
直言(2025年10月24日)自維連立政権の発足にあたって――「高市カラー」の賞味期限
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高市政権が発足しました。議員定数削減を「絶対条件」とする維新の要求を丸のみした結果です。代表の選び方を決める選挙法は、二党間の取引の材料にして、臨時国会でそそくさと成立させるようなものではありません。今回は、仰天の人事や連立合意についてのみ書きました。
直言(2025年10月8日)高市・麻生自民党の政権はあり得ない――「憲政の常道」を想起せよ
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高市早苗氏が自民党総裁となりました。トランプは最初の女性首相などと歓迎していますが、国政選挙で連敗した以上、「憲政の常道」からすれば野にくだるのが筋道。公明党は高市自民党との連立を解消すべきです。
直言(2025年9月27日)「ビジネスエセ保守」と自民党総裁選――オレンジ色に染まりつつある日本
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自民党総裁選の真っ只中での更新です。昨年も同じようなメンバーで、政治空白をつくって行われました。完全な茶番性なのでここで論ずる気力もなかったのですが、総裁選饅頭と写真を入手したので扱うことにしました。「総理総裁」という言葉が使えない3例目となるのか。
直言(2025年9月12日)トランプ暴風の前に政治空白を生むな――石破首相は臨時国会を召集すべし
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またも暑い夏、台風の季節に政治空白が生まれる。自民党総裁選である。これは議会で過半数をもたない比較第一党の党首選である。野党は憲法53条後段に基づき、臨時国会の召集を求めている。石破首相は臨時国会を開き、戦後80年首相見解を出すべきである。
直言(2025年8月29日)昭和天皇の「無駄な穴」――「松代大本営」を歩きながら考える
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長野市にある「松代大本営」象山地下壕の往復1キロを歩きながら考えました。戦争末期にここに仮御座所、大本営、政府機関、NHKなどが入り、本土決戦に備えました。沖縄戦が長期化したのは、この施設の完成までの時間稼ぎだったとされています。松代から沖縄が見えてきます。
直言(2025年8月15日)「安倍談話」克服へのわずかな半歩――「戦後80年談話」は見送られたが
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8月15日のトランプ・プーチン会談について「なぜアラスカなのか」について触れたあとに、8月15日に「戦後80年談話」が出なかったこと、当日の首相式辞で「反省」という言葉が13年ぶりに復活したことの意味を考えます。
直言(2025年8月8日)「世界の地上げ屋」に媚びるのか――トランプとNATO・EU、日本…
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トランプ2.0が発足して200日。世界はトランプによって振り回されている。今回はNATO、EU、そして日本について、トランプにどのように対したかを見ていく。特にNATO事務総長がトランプのイラン核施設攻撃を「国際法違反ではない」と弁護した屈辱的姿勢を批判する。
直言(2025年7月23日)「無立憲」の政党が国政に進出――トランプとルサンチマン
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参院選で大躍進した参政党。投票日前日の「マイク納め」(芝講演)を取材した。参加者の特徴、演説の内容など、現場からレポートする。ロスジェネ世代のルサンチマンを栄養としつつ、トランプ政権の手法と行動に共感する日本で唯一の政党という自意識も探る。
直言(2025年7月16日)NHK朝の連ドラ『あんぱん』と戦争――『戦争とたたかう』復刊にあたって(直言更新1500回記念)
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1997年から更新を続けてきた「直言」も今回で1500回となりました。2000回(2045年)をめざして頑張ります。『戦争とたたかう―憲法学者・久田栄正のルソン戦体験』岩波現代文庫が復刊しました。お読みください。今回は、NHK連ドラ『あんぱん』の戦争描写との関係で「戦争とたたかう」を重ねて書いています。
直言(2025年7月9日)沖縄戦から80年の「慰霊紙」――数字ではなく、一人ひとりの「個人」として
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沖縄の「平和の礎」には24万余の沖縄戦で亡くなった人々の氏名が刻まれています。『沖縄タイムス』紙はこれを13日間連日、4頁に1万8000人ずつ、すべて掲載しました。まさに「慰霊紙」です。ここから沖縄戦の本質を考えていきます。
直言(2025年6月25日)「令和の米騒動」の背景にあるもの――農業を粗末にする国に未来はない
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「令和の米騒動」の背景について考えます。ドイツのトラクターデモや日本の「令和の百姓一揆」についても触れながら、「コメ」問題の本質が、実は戦後80年にわたる米国の政策に関連していることを指摘を指摘します。日本農業の原点について、井上ひさし『吉里吉里人』と菅原文太さんの農場についても書きました。
直言(2025年6月11日)「トランプ大学」と日本学術会議解体法案――「学の独立」が失われていく
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隔週更新になりました。今回は、トランプのハーバード大学攻撃と、日本学術会議解体法の成立について書きました。「米騒動」と豪雨災害などのニュースの影でほとんど注目されませんでしたが、日本の科学、学問、研究の将来に巨大なマイナス影響を与える法律です。リンクまでお読みください。
直言(2025年5月30日)雑談(150)音楽よもやま話(36)マーラー交響曲第3番とその「作曲小屋」のこと
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病気入院の結果、28年続けてきた毎週更新を変更して隔週としたが、入院前のストック原稿の雑談「音楽よもやま話」シリーズが一本あるので、これをアップする。4月27日に聴いたマーラー交響曲第3番についてである。趣味的な内容なので、関心のある方はお読みください。
直言(2025年5月20日)被爆80年と日本国憲法78年を語る――徳島講演から
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ノーベル平和賞の日本被団協事務局次長の和田征子さんと徳島でご一緒した。私の講演やシンポ、翌日の「ダイアログ被爆者in 徳島」でも。そこで、日本国憲法9条2項の特別の意味について語った。若い世代への体験継承の方法についても。お読みください。
直言(2025年5月1日)トランプ政権に迎合せずに言うべきこと――沖縄少女暴行事件から30年
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AIに「4月28日は何の日か」と聞いてみた。「主権回復の日」。本当にそうか。沖縄では先月にも米兵による女性に対する性暴力事件が起きている。トランプの「安保ただ乗り」論に対する沖縄の怒りの声を聞け。
直言(2025年4月24日)トランプの反憲法的国家改造――チェンソー政治と「関税ハンマー」
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アルゼンチン大統領にもらったチェンソーを振りかざして、イーロン・マスクは公務員の首を切っている。だが、「関税ハンマー」に積極的ではないため、チェンソーはマスク自身の首もとにあてられるかもしれない。
直言(2025年4月17日)ドイツ新政権の「防火壁」――トランプ政権の政治介入の「効果」
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ドイツのメルツ新政権が5月6日に発足します。トランプ政権による総選挙への介入の余波が残り、極右政党AfDへの対応をめぐって波乱が生まれています。関税問題の背後に、それぞれの国の内政に介入するトランプ戦法があります。ドイツの事例で考えます。
直言(2025年4月10日)トランプ「関税ハンマー」と旧統一教会――独裁者と宗教
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直言(2025年4月3日)「駆け込み改憲」による大軍拡──「トランプ津波」とドイツ
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トランプの暴走が止まりません。ドイツは「トランプ津波」に対応すべく、総選挙のあと、政権発足の直前のタイミングで旧議会によって改憲をやりました。軍備増強のための債務ブレーキの緩和です。かなり無理をした改憲なのに批判が少ないので書きました。トランプ関税は追記でお読みください。人の住んでいないペンギン島にまで10%の関税を課しています。
直言(2025年3月27日)雑談(149)「トイレの前の平等」とは――トイレの話(その5)
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都合により少し早めにアップします。雑談シリーズの「トイレの話」第5回です。人間にとって排泄の問題は切実です。社会がそれに対応していないとどういう問題が起きるか。G7先進国のドイツの事情を、最新の特集記事で紹介します。トイレにおける男女格差の問題がリアルに書かれています。きれいな「公共トイレ」を増やす要求を含めて、「トイレのための(権利)闘争」が求められます。
直言(2025年3月20日)2人の「元彦知事」のこと――「逃げるな、火を消せ」の思想と行動(その2・完)
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前回に続き、防空法の「逃げるな、火を消せ」の思想と行動について考えます。今回は金井元彦青森県知事が配給停止などで脅して、避難した市民を市内に戻し、そこにB29が来襲して被害を拡大したことに触れます。その金井元彦から名前をもらった斎藤元彦兵庫県知事の共通性を考えます。
直言(2025年3月13日)「逃げるな、火を消せ」の思想と行動(その1)――東京大空襲の80年から考える
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3月10日は東京大空襲から80年でした。この日のnews23でコメントしました。「逃げるな、火を消せ」という防空法を軸にした企画です。隣組防空群のような社会的な圧力にも注目します。28年前の私の小論を掲載しました。この機会にお読みください。
直言(2025年3月6日)「トランプの平和」(Pax
Trump)と「ウクライナ戦争」――NATOの終わりの始まり?
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トランプ(+ヴァンス)とゼレンスキーの怒濤の首脳会談を目撃して、戦後80年の国際秩序の激震に遭遇しています。機能不全となったNATOからEUの軍事化へ。しかしそれは失敗するでしょう。日本も、日米安保の大激動を前にして、「ベース(基地)の思想」からの離陸を求められています。
直言(2025年2月27日)ドイツ総選挙の結果を診る――トランプの「選挙介入」はあったが
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23日のドイツ総選挙の結果、キリスト教民主・社会同盟(CDU/CSU)が第1党となりました。極右の「ドイツのための選択肢」(AfD)が大躍進して第2党に。イーロン・マスクやヴァンス副大統領が露骨に支援した政党です。しかし、選挙結果を見ると、「防火壁」を支える兆候もあります。
直言(2025年2月21日)トランプ2.0は「恣意の支配」
――ホワイトハウスのHPがおかしい
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トランプ第二次政権発足から1カ月。暴走は「過激化」しています。第1次政権のときはギリギリ抑制されていたことがスピード感をもって実施されています。繰り出される言葉もすごいです。ホワイトハウスのホームページの変わりようは驚くばかりです。米憲法の専門家な寄稿してもらって、より詳しい情報を提供しています。お読みください。
直言(2025年2月14日)トランプへの「朝貢」――日米首脳会談という茶番
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日米首脳会談の不自然で異様な風景に驚かされました。これではまるで米国王への朝貢ではないか。メディアもビクビクしてトランプの反応を探る。トランプが機嫌がいいとホッとする。トランプ政権は新しいファシズムだという評価もあり、ヒトラーに対して宥和政策をとった1938年のミュンヘン会談を想起させます。というわけで、日米首脳会談の茶番と悲劇を書きました。お読みください。
直言(2025年2月5日)わが歴史グッズの話(54)アフガニスタンの「アシアナ」、再び――「トランプ2.0」と向き合うためのヒント
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2001年10月からのアフガニスタン戦争の現地から届いた、ストリート・チルドレンの職業訓練学校で作られた木製玩具を再び紹介します。武器を文具に変えるミートチョッパーです。軍事的なるものを民間的なものに転換する。トランプ2.0といかに向き合うか。それを考えるヒントになると思います。リンクまでお読みください。
1月30日付の直言「トランプ政権の歴史逆走―ドイツ総選挙への介入?」https://www.asaho.com/jpn/bkno/2025/0130.html
に追記を付けました。
2月2日、ドイツ各地で、AfDの政治的影響力の急増に対する危機感から、市民が街頭に出た。ベルリンでは20万人(16万人)が議会からCDU・CSU本部前まで埋めつくし。スローガンは「私たちが防火壁(ファイアーウォール)Brandmauerだ」。1989年のベルリンの壁を崩した「私たちが人民だ」を意識して、ナチの復活を許さないという決意を表明したものだろう。
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直言(2025年1月30日)トランプ政権の歴史逆走――ドイツ総選挙への介入?
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