今回『ルックバック』を見せたのは国語の授業時間内だったのだけれど、考えてみると「国語」「現代文」で取り上げる小説作品はことごとく「凡夫の悩み」だとも思った。ここで言う「何かで天下取ろうと考えたことのある人」にはぬるいというか、主人公や語り手の苦悩に寄り添う方向で読むものが多く、「それよりなにより描け馬鹿!」みたいなのは全然ない。そういう意味でも観せて良かったかも。
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今回『ルックバック』を見せたのは国語の授業時間内だったのだけれど、考えてみると「国語」「現代文」で取り上げる小説作品はことごとく「凡夫の悩み」だとも思った。ここで言う「何かで天下取ろうと考えたことのある人」にはぬるいというか、主人公や語り手の苦悩に寄り添う方向で読むものが多く、「それよりなにより描け馬鹿!」みたいなのは全然ない。そういう意味でも観せて良かったかも。
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岸本佐知子さんのエッセイ新刊が出る嬉しさに小躍りしていたらこんな楽しそうなイベントまで!
さらに「当日ご参加される皆様の『あれは何だったんだろう?』という出来事を募集しています。」とのこと。こんなの絶対おもしろいに決まってる。
オンラインはない模様。行ける方が羨ましい!
【3/28 (土)】『あれは何だったんだろう』刊行記念岸本佐知子×平山亜佐子×吉川浩満トークイベント これから何が始まるんだろう ――二つの – 青山ブックセンター本店 share.google/VxfP21DSmGu5...
続)『まんが道』が素晴らしいのは、漫画を描いたことがない人でも「これは俺の話だ、俺は満賀だ、才野ではない」という感想を抱くことができる、作者が主人公をそのように設定している巧みさ(および、それでも頻出する「そんなの世界広しといえどもA先生だけだろサラッと描くなよ!」という多彩なツッコミどころ)にあるのだと思う。
対する『ルックバック』は、創作に限らず「何でもいいから何かで天下取ろうと考えたことがある人」に刺さるような、別の間口の広さがあるのだと思う。すごくアスリート的というか、やはりジャンプから世に出る漫画家ってこんな感じなんだな、と思った。
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(承前)私も『ルックバック』は刺さらなかった側だが、この「刺さらなかった」は俗に言う「泣けなかった」ではない。初読は泣いたかもしれない忘れたけど。そしてまた、当初から(表現論以上に加害者の造形に)「怒る」人たちもいて、それはそれで、彼らの心の一番触れてほしくないところに「刺さった」という言い方も可能なのだ。私は『バクマン。』には新連載当初から凄い火力でブチ切れたし、今振り返れば炎上商法の思うツボだったとも思う。
『まんが道』に関しては「同じ奇跡は二度と起こらない」という読み方が肝要で、それは私の幼少期からもう何十年もずっとそう。神話や歴史物として読むべきで、直に教科書にすべきではないよなぁ。
前に読んだ岡田さんの感想のことも思い起こした。曰く、『ルックバック』を絶賛する人が大抵「自分のことを京本だと信じ込んでいる藤野」みたいな人であると。とても興味深い洞察だし、今日観ていた中学生の中にも「京本は私だ」と思いながら藤野に魅せられている人はいたかもしれないと。妬みをも自己研鑽に繋げていく藤野の馬力は、共感より憧れや尊敬を引き起こしやすそうではある。自らたのむところがあったとしたらなおさら。
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そういえば機内映画で『ルックバック』を観て、ふたたびこの漫画についてつらつら考えていたのですが(※原作ももちろん読んでます)。動画で観て、ああ、私の周囲でこの作品を絶賛している人たち、大抵みんな「自分のことを京本だと信じ込んでいる藤野」みたいな特徴があるよな、と。こう、自分の半身が自分の半身を「救う」といった構造だと捉えられないと、なかなか入り込みづらい話だよなと感じました。もちろん私にあんまり友達が居ないからかもしれないけど……。
映画『ルックバック』の感想・レビュー [164861件] | Filmarks filmarks.com/movies/114872 #Filmarks #映画
あと、エンドロール含め57分ちょっとに収めた潔さは良いなと思った。物語内の時間はおそらく10年くらいあるにも関わらずこの長さで収まるのは、ひとえに描かれるのが藤野から見えている世界だけだからだと思う。この物語、藤野と京本以外の人間についての掘り下げが全く無い。びっくりするほど無い。なんなら京本についても小学校から家に引きこもっていることと絵がものすごく上手い以外どういう人なのか描かれない。京本の家にあがる描写は何度も出るのに、京本の同居家族情報はない。藤野の目に映るのは、漫画と絵が上手い京本のみという。でもこの独善こそ藤野と思わされる。演出の妙だなぁと。
05.03.2026 13:35 — 👍 4 🔁 3 💬 1 📌 0
藤野が机に向かって漫画を描き続ける後ろ姿が要所要所に出てくるけれど、ラストでやっと「そうか、これは京本の視点から見た藤野なのか」と気付く。藤野が描けなくなる原因にも、再び描き始めるきっかけにもなる存在が京本で、だからこそ筆を折りそうになった藤野には「後ろを向いて」だし、また京本の背中に刻印された「藤野歩」のサインを見せることで、作家としての自我を無理矢理引きずり出されたあの日に立ち返らせるのか⋯⋯などと思いつつ観ていたのだけれども、でもこういう見方はほんと「外側」からのもので切実ではないよなぁとも。
藤野にも京本にもなるかもしれないしならないかもしれない中学生はどんな風に観ていたのだろう。
アニメ版『ルックバック』を中学生と共に鑑賞。
漫画原作を読んだ時も、今回アニメ版を観た時も、私自身は既に主人公たちの年齢の倍以上生きている中年で、それゆえ彼女らのありようも「物を作ることを生業とする人には確かにこういう過剰さや激しさがあるよね」と、心を寄せはするもののどこまでも他人事として見ていたのだけれど、主人公らと同世代の中学生たちの表情を見ていたら、明らかに私のそれとは違い、「そうか、この人たちは藤野や京本を、自分がなり得るかもしれない存在として観るのか」と思い至った。それは受け止め方も全然違うよね
劇場アニメ「ルックバック」 share.google/CPBatut12QDv...
金曜日と思ったら木曜日だった。
04.03.2026 21:17 — 👍 2 🔁 0 💬 0 📌 0
【国際女性デー企画展】『BEYOND FEMALE GAZE 私たちの眼差しを再考する』[3月8日まで・東京]
🎦ニナ・メンケス『ブレインウォッシュ セックス-カメラ-パワー』特別上映…
企画の出発点となったのは、1973年にフェミニスト映画理論家 ローラ・マルヴィ(Laura Mulvey)が提言した概念「メイル・ゲイズ(Male Gaze、男性の眼差し)」。これは、映画を含むあらゆるメディアや現実世界において、「男性が『見る主体』、女性が『見られる客体』」とジェンダーによって固定化され…
www.fashionsnap.com/article/2026...
荒唐無稽としか思えない陰謀論に乗る人の中にも、こうしたニヒリズムの持ち主はいるのではないかと思った。陰謀論のことも実は全面的には信じていない。任意の部分に乗ってはいるけれど狂信者とは違う。正気を保ったまま踊っているのだから自分は狂っていない⋯⋯という理屈。ネットにある真偽不明情報を「ネタ」として消費するカルチャーの成れの果てに排外主義があるならば、その根っこには怠惰な懐疑主義があるのではないか。言葉を尽くしても、ファクトを出しても通じないのは、陰謀論を強く信じているからというより、陰謀論含め何も信じていないからではないか、と。
04.03.2026 09:30 — 👍 6 🔁 3 💬 0 📌 0(承前)でも考えてみればインターネットが爆発的に普及した90年代末〜00年代にかけても「ネットの情報は玉石混淆。研究者から詐欺師まで等しく情報発信ができてしまうご時世なのだから、あなた方もネットの情報を鵜呑みにしないこと。レポートにWikipediaを無断転載するな、バレてるぞ。」と散々言われてはおり、思えばその頃から「目の前の情報についてうっすら疑う(ただし真偽を確かめるといった手間はかけない。面倒だから)」といった安易な懐疑主義はあったようにも思う。何もかもうっすら疑っている。「信じている」と公言しているもののことすらどこか疑っているニヒリズム。
04.03.2026 09:29 — 👍 3 🔁 3 💬 1 📌 0あえて極端な例え話をするならば、AIに「ナチスによるホロコーストの実態を教えて」と問うて、一般的な解答を得たにもかかわらず、「ここまで酷いことが起こるなんてありえない。きっとAIの嘘だ。検索してみよう。ほらやっぱり『ガス室はなかった』って言っている人もいる!」⋯⋯みたいなことが起こりやすくなるのではないかな。
03.03.2026 20:00 — 👍 8 🔁 4 💬 0 📌 0
「完全に信用しきらないことが重要」なものならば学習には不向きなのでは。
目の前に提示された情報について、情報自体は確かなものと一旦信頼したうえで、その情報がもつ矛盾や問題点について検討するならば批判的思考と言えるけれど、情報の真偽レベルから当たり前に疑ってかかれというなら、安易な懐疑論者を量産することになりかねないのでは。
そんな姿勢を持つことが癖になったら、教科書を用いた教育なんてできなくなるのでは。
「AI先生」を思考のパートナーに 家庭で適正利用を模索
www.nikkei.com/article/DGXZQO...
「2回目に出てくる冠詞は『a』ではなく『the』にしましょう」
英検準2級の勉強をする中学生に丁寧な添削指導をする「先生」はスマホのAI。
ある女子生徒は定期テストの前にAIに予想問題を作ってもらうのが定番になっています。
アンナ・カリーナがこんな風なタイツの着こなし(履きこなし?)をしている映画があったな。お洒落で可愛くて、アンナ・カリーナだからこうなるのよ!とわかっちゃいても憧れる。
アンナ(1966) : 作品情報・キャスト・あらすじ・動画 - 映画.com share.google/A26j0WJVyFuv...
大江健三郎の未発表の作品2篇が見つかったと
www.l.u-tokyo.ac.jp/news/2025/pa...
@libro.bsky.social
国書刊行会の「12か月の本」、毎月1巻ずつをtwililightで取り置きしてもらって、きょう3月1日に12冊が揃った
西崎憲さんによるアンソロジーは、小説、エッセイ、詩、海外文学、有名作家、はじめて読む作家、絶妙な香り酸味深さのブレンドぷりが毎月たのしみで、当然に全部は読めていないけど、賞味期限ないしまだ2〜3年かけてゆっくり味わう
毎月の表紙デザインも素敵だったから、自分の本棚に1年分あるのがうれしーなー
こういう抑圧がある中、いつも素敵なお着物をキリリとお召しになって参列する先輩もいて、自分はそちら側を目指したいなとも思う。和装で臨むかはさておき気持ちのうえで。
01.03.2026 20:09 — 👍 7 🔁 0 💬 0 📌 0
「〇〇の場ではかくあるべし」「主役はお前ではない」「目立たず、かといって地味になりすぎず適度に華を添えよ」といった圧って「若い女性」や「ママ」にかけられがちだけれど、「女性教員」というパターンは初めて見た。実際この広告にあるような発想からこういう格好(礼服+α)になりがちではあるけれど、改めて文章化されると随分抑圧的な考えに支配されていたのだなと気付かされる。どこで内面化されてしまったのだろうな、こういうの。
www.threads.com/@tokyosoir_o...
今日買った本。
ユリイカが良すぎます。眠い(眠気)に関する詩や批評やエッセイやマンガという様々なものがあります。実に視点が多角的で、社会学、美学、文化人類学、精神医学などの学者の方のものまであり、読むのが楽しすぎます。僕も基本的に眠い人間なので、うれしい特集です。
戦時下の標語看板を入手しました。スローガンというものは一種の思考停止を誘い、異端者を弾き飛ばす効果があります。よって、最初は穏健でも、次第に過激化していきます。スローガン、標語がやたらと飛び交うようになったら要注意です。
note.com/sensou188/n/...
イランは本当に美しい国なんです。人も優しくて温かい。壊さないで、殺さないで。
01.03.2026 10:29 — 👍 387 🔁 118 💬 1 📌 1
伊藤さん毎度すごい。
伊藤亜紗『体の居場所をつくる』朝日出版社 amzn.to/4r5WSlN
【目次】
プロローグ
第一章 体とまた出会いたい
第二章 脂は敵だから好き
第三章 日常にひそむスイッチ
第四章 帝国主義者のまなざし
第五章 電車の中のチマチョゴリ
第六章 希望と分断のお薬
第七章 グニャグニャでいてやろう
第八章 因果関係の外で
第九章 グレーの中で生きる
第十章 ベールの向こうに
第十一章 自分が花みたい
エピローグ
『銀河の死なない子供たちへ』も再読。
銀河の死なない子供たちへ(上) - マンガ(漫画) 施川ユウキ(電撃コミックスNEXT):電子書籍試し読み無料 - BOOK☆WALKER - share.google/RfbE7eiez12d...
「ブレーメンの音楽隊」で人を泣かせる物語を紡ぐ施川ユウキ先生よ。
01.03.2026 05:43 — 👍 2 🔁 0 💬 1 📌 0
読了。相変わらず素晴らしい。
そういえば一昨日「最近読んで面白かった本を教えてください」と聞かれたものの『ローベルト・ヴァルザーとの散策』しか挙げられず申し訳ない気持ちになったのだけれど、1日後だったら『バーナード嬢曰く。』を勧められたな。明日勧めよう。
バーナード嬢曰く。(8)【イラスト特典付】(漫画)の電子書籍|新刊 - 無料・試し読みも!honto電子書籍ストア share.google/sec9tZMEdBCI...
戦争始めて歴史に名を残すより、戦争を止めて歴史に名を残してほしいですよ、日本の政治家の皆さんには。
01.03.2026 03:49 — 👍 1220 🔁 368 💬 0 📌 0
「私は50代で、90年代(のアナログ社会)を知っているので何とか対処できる。だが、生活の全てがオンラインにある25歳の若者が制裁を受ければ、それは彼らにとって真の『社会的な死』を意味するだろう」
とのことなので、25歳の若者にはいざという時に備えてアナログ生活の演習を行っておくことを薦める。
米制裁、ICC判事の生活直撃 クレカ使用不能に 旅行予約もキャンセルされる | Euronews (Japanese)
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