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Mistral

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オペラ、演劇、美術、音楽、バレエ、読書、美味、ミーとクロ坊、いろんな動物 Une nature serious but lazy

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...que, ,malgré père, mère, oncles, tantes, grands-parents et amis, je serais musicien."
ベルリオーズは1821年パリで医学生だった時のことを、1870年に出版された『回想録 』のなかでこう書いている。

バレンボイムは「ベルリオーズがいなかったらワーグナーは出てこなかった」って言ってたし、グリュックがいなかったらワーグナーも全然違う作曲家になっていたかも。ワーグナーはオーリードの独語版を自分で作ってドレスデンで上演し、音楽でドラマを作り上げていたグリュックからそのエレメントを吸収していたに違いないわ。

12.11.2025 22:08 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0

"Je lus et relus les partitions de Gluck, je les copiai, je les appris par cœur.
Elles me firent perdre le sommeil, oublier le boire et le manger ; j'en délirai.
Et le jour où, après une anxieuse attente, il me fut enfin permis d'entendre Iphigénie en Tauride, je jurai, en sortant de l'opéra,

12.11.2025 22:08 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

なにしろヴォータンが両手にとって愛おしそうに見つめつつ切々と別れを告げるのは、ガスマスクよ、ガスマスク!ブリュンヒルデはその間にとっくにどっか行っちゃってるのよ(実際は分解した建物に登っている)。そしてそのガスマスクをつけて踊りながら去っていく…狂ってるわ。そうそう、ガサガサ音の厚手ビニールフェチのビエイト、今回はそのガスマスクが何十個も入っている巨大な袋がそれよ。

まだある、ヴォータンの槍はフリッカの魔術か、ヴォータン自身が空手チョップで切り分けてしまう。だからノートゥングは膝でへし折り、その上折った剣で自らジークムントを刺すというね…

12.11.2025 20:46 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0

それ以外はみーんなダメ、今までONPで観た中でヘルマニスのフォーストの劫罰にも劣る酷さ、同じビエイトのウィーンのトリスタンと同レベルの意味不明さよ。
物語(歌詞)と演出があまりにも乖離しているが、それが何のためなのかさっぱり理解できない。最悪なのはヴォータンがブリュンヒルデを虐待していること。第2幕でヴォータンは彼女の髪を掴んで引っ張り、彼女の顔を殴ろうとして外しモニタースクリーンを粉々に割る!第3幕でブリュンヒルデはヴォータンの胸にナイフを刺そうとしてギリギリのところで思いとどまる等々、2人のあいだのコンプリシテなど感じる隙間もない。見てて不愉快だったわ。

12.11.2025 20:36 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

演出に関してはたったひとつ、第3幕でヴォータンが登場する時にそれまで舞台上で壁のようなストラクチャーが(フンディング宅になっていたり、サロン兼なぜかファイルキャビネット置き場にもなっていたりする)分解して他所から加わったエレメントとともに後方に下がっていく。ここでこの巨大なデコールの全容を見られることになり、うわーどのくらい予算注ぎ込んだんだろう、こんな何も意味をなさないデコールに!という怒りと呆れが混ざった感情が湧き上がる、と同時にそれでもやっぱりアトリエの仕事はすごいな!という満足感もあって、この密かな満足感だけがポジティヴなところ。

12.11.2025 20:16 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

バンジャマンは残りのダナシオンドフォーストを降板するらしい。体調の問題らしいけど「いやー、もうこんなことやってられませんわ」っていうのが本音でも仕方ない気がする。あの指揮オケ演出ではねー。彼が歌わないあのプロダクション、取るとこ皆無になっちゃうわねえ!

12.11.2025 16:25 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0

Langlois de Swarte指揮のLe Consortはバロック音楽それも器楽曲が専門のオケと認識してるけれど、彼らの演奏が強靭かつしなやか、滑らかでもあり必要なざらつきも感じさせつつ、ブリュットから繊細に豹変するなど舞台での物語とガッチリと組み合っていた。
合唱のLes Élémentsはギリシャ悲劇のコロスそのままに、物語の感情を余すところなく伝える。
もしかしたら、全体的にもうすこし抑えめの表現をした方が好みだという人がいるかもしれないけれど、ひとつの公演でこれだけのパワーを感じることは少ないし、個人的にはそのパワーに圧倒されるのを堪能した。

12.11.2025 16:13 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0

そうだねー、フィデリオのレペティションの間をくぐって来てたみたいだしね。でももしかしたら別のヴォータンがくるかもよ!

12.11.2025 15:49 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0

昨日とは比べ物にならないくらい素晴らしい公演ですので、どうぞお楽しみくださいね!

12.11.2025 15:43 — 👍 1    🔁 0    💬 0    📌 0

その空間の中で歌い演じるソリストとコーラスの人々は半ばトランス状態にでもあるかのように見えた。
イフィジェニーのTamara Bounazouはそれこそ巫女のようで、彼女の歌唱には疑いを挟む余地がない。オレストのホフマンは米国人ながらスパイアース的アクセントがほぼなかった。もう少し骨太な歌唱で苦悩と絶望を顕にしても良かったんじゃないかなと。でもこの難しい演出の要求に怯むことなく応えていて感嘆。
ピラードのタルボは彼の持ち味であるコミカルな側面を純真さに変えて成功していた(観る前は難しいんじゃないかと思ってたのに)。
トアースのセッティは見るからに凶悪で強迫観念に囚われた狂人そのもの。

12.11.2025 15:39 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0
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絵画がかかっているパネルが上に上がり、壁に囲まれた舞台の中央に直方体の大きな黒い箱がせり出してくる。これがディアーヌの神殿かこの箱が競出したり後ろに下がったりすると共に非常に巧みなライティングで舞台上の雰囲気をさまざまに変える。箱の前で儀式が行われ数人の犠牲者が次々と生贄となる。狭い空間で絶え間なく人が蠢き、息絶え、流される大量の血が箱の壁に塗りたくられる、という息詰まる展開。かと思うとオレストとピラードが2人だけのシーンでは静謐さがあり、オレストの独白では深い絶望感が空間を満たし、シンプルなデコールが狂気、絶望、諦観、叛逆…といったこの作品に渦巻く感情を増幅させる空間となっていて驚いた。

12.11.2025 13:52 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0
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序曲後、場面は現代のクリミアの美術館、ある絵画の前で短い劇が演じられる。ギリシャから派遣された2人(オレストとピラード)が戦争で奪われた聖像2体の返還を求めてやってきている。館長(トーアス)はこれらはすでにロシアのものとして登録されているとすげなく拒否して去る。2人は学芸員(イフィジェニー)と共に残され、彼女から特異な絵画の説明を受ける。
前線で亡くなったギリシャ芸術家の作品で、輸血のポッシュは仲間の兵士の血を象徴しているという。イフィジェニーを想起させる少女、ディアーヌのモチーフ鹿が描かれている。
学芸員はこの芸術家は兄/弟だったと言い、2人は「あなたはギリシャ人なんですか!」と驚く。

12.11.2025 13:24 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

あの空間はどこの公園などにもあるような景色なので、もしかしたらユニヴァーサルなユートピア空間のイメージでしょうか🤔でも階段の向こうは見えないし、少し不安も感じさせます。

12.11.2025 11:06 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

まず鳴り出す序曲がオーリードの方で驚愕!序曲と共に舞台幕に前日譚オーリードでの出来事を説明するのに演出家ムアワド筆の文章、R.É.Waydelichの特徴的なトロイの木馬の版画、クリミアで展開される露軍の戦車列の写真などが映される。
ギリシャがトロイアを攻めたのは、貿易のため地中海から黒海への通路を確保するために、要衝にあるトロイアを落としたかったためで、エレーヌの誘拐は口実に過ぎなかったとも。そして生贄になるのを免れたイフィジェニー(ギリシャ人は彼女がディアーヌに救われたことを知らない)は生贄の祭司としてトーリードに送られた。トーリードは現在のクリミア。現在の状況との驚くべき相似!

12.11.2025 10:57 — 👍 2    🔁 0    💬 1    📌 0

あのミニ温室は途中で壁が左右に分かれて、木々に囲まれた石の階段が後ろに出てきますよね、恋人たちが憩ったりしてる場所、あれを模してあるんです。ニレーノもあの景色を絵に描きますし、彼らの心のオアシス的ファンタジーなのかしらと想像しました。
時と同じで止まらなない流れは諸行無常を感じさせますよねえ。ベルリンのチェルニアコフのリングでもセットが必ず右から左へ動いてましたね。あの時は左端に行き着いたのを右側に移すのも大変だろうなあなどと思ったりもしました。

12.11.2025 10:35 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

昨日良かったのはマルトマンとグロイスベックかなあ…バーベラックとヒーヴァーも拍手大きかったけど。
演出はもう救いがないし、今後に期待できるところとしたらオケ?あとはマルトマンがあと何回か出演してくれるのを願うしかないという悲惨さよ…

12.11.2025 10:19 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0
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Distribution

12.11.2025 00:27 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0
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La Walkyrie / Die Walküre (Première, Opéra Bastille)
588e représentation à l’Opéra national de Paris et 1ère dans cette mise en scène
#opéra25_26

12.11.2025 00:10 — 👍 3    🔁 0    💬 1    📌 0

第3幕、オケが急に持ち直した不思議。演出の意味不明さはさらに深みを増し、あれ?これってもしかしたら笑うところ?と絶えず自問するレベルよ☠️

11.11.2025 23:03 — 👍 3    🔁 0    💬 1    📌 0

あれって、ジークムントが自分のお腹の皮膚を剥いてそこから出したっていうことでしょうか???第2幕終わりましたね、もう観なかったことにしたいくらいです…ヴォータンに付いている演出はさておき、マルトマンは良く歌っているのでそこに僅かな望みをつないでいます。最後までなんとか頑張りましょう!

11.11.2025 21:00 — 👍 1    🔁 0    💬 1    📌 0

衝撃的にわけわからない演出と、鈍いディレクションと、緊張感皆無のオケという三拍子そろった第1幕に唖然としている。ノートゥング出すとこなんか冗談みたいよ🙄

11.11.2025 18:44 — 👍 3    🔁 0    💬 1    📌 0

今夜はバスティーユでワルキューレよ…指揮者も演出家もヴォータンもブリュンヒルデも好きじゃないのに何故行く?だけれども、実際に見も聞きもしないで悪口は言えないですからね。幸いにもヴォータンはマルトマンが代役で歌ってくれるそうで、とても楽しみになりましたわ。

11.11.2025 15:13 — 👍 3    🔁 0    💬 0    📌 0
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11.11.2025 14:12 — 👍 1    🔁 0    💬 1    📌 0

そういう意味ではザッゾ(彼は私にとって永遠のチェーザレよ!)が歌い演じるトロメオの方が役についているエキセントリックな演技のためもあって舞台上で主役のように見えてしまうことも。

こういうニュートラルな演出で改めてこの作品を観て、どの登場人物も実のところ自分の利害だけしか頭にないんだわーと実感。チェルニアコフの視点は的確だったわねえとしみじみ感じた。

11.11.2025 14:00 — 👍 1    🔁 0    💬 1    📌 0

チェーザレ役はザルツブルクでトロメオだったミネンコ、最初のアリアで音程と声量のメトリーズがならず不安を感じさせたけれど、舞台が進むにつれて安定した歌唱を披露。この日の矢は鳥の囀りとのアリアにあって、おそらくこういうニュアンスのある役や歌唱が彼の声と彼自身が醸し出すキャラクターにあっていると感じた。このオペラのダイレクトでパワーのある指導者チェーザレで輝くにはヒーロー性や求心力が十分でない印象が残った。
彼の柔らかな歌唱と、周りで囀っているような鳥の声を奏でるヴァイオリンが本当に美しかった✨

11.11.2025 13:49 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0
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Iphigénie en Tauride (Opéra-Comique)
#opéra25_26
とても演劇的な演出で、火山の噴火が延々と続いているようなパフォーマンスに圧倒されっぱなしだった🔥🌋🔥

10.11.2025 22:19 — 👍 6    🔁 0    💬 2    📌 0

線路が敷かれている環境が違うとはいえ極端ですねー。まるで別の乗り物のようです。

10.11.2025 16:02 — 👍 1    🔁 0    💬 0    📌 0

フランスに入った途端にスピードアップ。ここまで3時間かかってまだ半分以上あるのにあと1時間もすれば東駅に着く。

10.11.2025 15:05 — 👍 1    🔁 0    💬 1    📌 0
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Giulio Cesare in Egitto (Oper Frankfurt)
#opéra25_26
シンプルでわかりやすい演出(亡霊のように出てくるポンペイウスはちょっと謎だったけど。最後に出てきて歩き回ってタバコ吸うとことか)で、ザルツブルクで観たのと同じ作品かと不思議に感じるくらい。オケもプルミエヴィオロンソロの妙なる調べの美しさから、ホルンの(いやあの楽器が超難しいのは承知の上で)迷走ぶりまで、聴き甲斐ありましたわ。

09.11.2025 21:22 — 👍 2    🔁 0    💬 1    📌 0

うわー、ちゃんと間に合いますように🙏 私は東へ行くTGVに乗ってるんだけど、右も左も真っ白で何も見えないわー。
Bon voyage !!!

09.11.2025 08:55 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

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