周りは意へタオルをかけてくるけど、それらを全て
「俺のことは構わぬ!!原内に温かいココアとタオルをたくさん持ってきてやってくれ!!」
と言いながら源にかけて巻き付けていく。頭の先から爪の先までタオルで包んでいく意。
「意欠様……あなた様がお風邪を召してしまいますよ……」
「俺は大丈夫だ。原内、体調はどうだ?大丈夫か?寒いだろう」
見かねた東が意にタオルをかけてきてくれる。
「東柵、意欠様にもっとタオル持ってきてやってくんねえか」
「そう思いましてほら、かっぱらってきましたぜ」
@05raku24.bsky.social
腐夢諸々節操なし、成人済み。 見えないものを視てる狂った正気のオタクの基本壁打ち、メモ 最近は意源の話
周りは意へタオルをかけてくるけど、それらを全て
「俺のことは構わぬ!!原内に温かいココアとタオルをたくさん持ってきてやってくれ!!」
と言いながら源にかけて巻き付けていく。頭の先から爪の先までタオルで包んでいく意。
「意欠様……あなた様がお風邪を召してしまいますよ……」
「俺は大丈夫だ。原内、体調はどうだ?大丈夫か?寒いだろう」
見かねた東が意にタオルをかけてきてくれる。
「東柵、意欠様にもっとタオル持ってきてやってくんねえか」
「そう思いましてほら、かっぱらってきましたぜ」
「………んじゃあ俺が猫になったのはある意味不幸中の幸いだったってえわけだ」
「そういうことになるな。……お前、俺が名前を呼ぶと必ず『にゃん』と返事をしてくれていたな」
「そりゃァ……惚れた男がニコニコしながらてめえの名を呼ぶんだから、答えねえわけにゃあいきませんよ」
「喉を鳴らしていたのは」
「……これ以上俺に小っ恥ずかしい思いをさせねえでください」
「……またやってもよいか?」
「もう手前は猫じゃないんですけどねェ」
「………一生言うつもりはありませんでした。それにあなた様と一緒にいられるだけで、幸せだったのです。……それでも、言わなきゃなんねえんですか。もうお分かりになったでしょう、離してくだせえ」
「……いや離さぬ。お前が俺と同じ気持ちだってことが分かったのだ、離すわけがなかろう」
「た、ぬま様」
「原内、俺もお前のことが好きなのだ。だから猫になったからと油断して口吸いまでした。まさかそれで元に戻るとは思わなんだが……」
「………今なんと?」
源が真っ赤に染め上げた頬のまま、ふいっと顔を背けた。耳も赤焼だ。
「……これ、言わねえといけねえですかね。御勘弁願えたり」
「願えぬ。話さぬ限りこの態勢のままだぞ」
「……あーあ、穴があったら一生そこから出てこねェのによ…」
意に抱き上げられた時。まずいと思って暴れたが、意があまりにも愛おしそうな微笑みを浮かべて見つめてくるものだから「もうどうにでもなりやがれ」とヤケを起こしてそのままにさせた。
布団の中に誘われたときも「えーいままよ!」と。
つまるところ、
「……つまるところ、俺はあなた様を、その、」
「お前、もしかして俺のことが」
「……その、原内」
「………はい」
「…お前、もしかして猫になってからも中身は人間のままであったのか」
意が思わず息を呑む。それに対して源は大きく息を吸って口を開いた。
「………えぇ、最初から最後まで。あなた様が猫のてめえに口吸いしたことも。腕枕で寝かせてくださったのも。何もかも全て覚えておりますし、中身は俺でした」
意は源を未だ膝に乗せたまま頭を抱えた。俺はなんて恥ずかしいことを。猫撫で声で「原内、原内、お前は本当に可愛いな」と何度言ったことか数え切れぬ。
「………嫌であったろう。だから最初抱き上げた時に暴れたのか」
「……実は……その、嫌では無かったのです、嫌では」
ボンッと何事かの音がなり、己の身体に一気に重みが増した。全身に温もりも感じる。
何事かと目を開けば、目の前には肌色。
視線を下に向ければ、かすかに江戸紫色が見える。
江戸紫色?
「!??」
慌てて顔を引けば、視界が開けた。
なんと、そこにいるのは黒い猫ではなく正真正銘の原内で。己は今、源を膝の上に乗せながら抱きしめているような状況で。
意はばっと身を離した。
「げ、原内!!!!もとに戻ったのか!?」
「え、ええ、そのようで……」
源は何故か顔を耳まで真っ赤に染め上げている。夕焼けのように見事なまでに。
待て、今こいつは元の姿に戻ったことを『そのようで』と言ったか。
意もジワジワと耳を染める。
源が猫になってから3日後、意は己の膝の上に源を乗せて考え込んでいた。
「……どうしたらもとに戻るのだ、お前は」
意が源を見ると、気持ちよさそうに丸まって眠っている。こんな小さな身体なのに、倍以上の大きさもある人間という生き物に、隙を見せるなんて。そう思うと愛おしくてたまらなくなる。
「……まあ、確かに猫のように自由気ままなやつではあったが」
そう嘯けば、源がのそりと起き上がりこちらを不思議そうに眺めている。
「ふふふ、お前のことだ」
そう言って意は源を抱き上げた。そしてその鼻っ面に唇を寄せてちょんとつけた。慈しむ気持ちも止められずそのまま口にも唇で触れてみた。
次の瞬間。
「ふふふ、お前は本当に俺のことが好きなのだなぁ」
喉を鳴らしながら目を細めて、小さく源がにゃあと鳴く。もとが原内だから普通の猫よりも賢いのかもしれない。意は関心しつつ、その柔らかい首筋に顔を埋めてみる。猫吸いと巷で呼ばれるそれが何となく分かったかもしれない。
源は埋められた刹那、身体をピクリと硬直させたが好きにさせていた喉も相変わらず鳴らしていることから、嫌ではないらしい。
顔を上げて源内を見る。
「……早くもとに戻ればよいな、原内」
源はそれには返事をせず、ぐっぐと鼻っ面を意の額に押し当ててきた。猫の挨拶だと聴いたことがある。
「おやすみ原内」
意は源に腕枕をさせたまま眠りについた。
視線が高くなるから怖いのか、と結論付けて喉を優しくくすぐってやるととたんに喉を大きく鳴らし目をうっとりと細めるものだから意も思わず笑顔になってその小さな生き物を抱きしめる。すると一瞬だけ源がピタリと固まったが、次の瞬間さらに喉の音を大きくさせた。
意が屋敷にいる時は意の側から片時も離れず、姿を消したと思ったら意の部屋で意の着物の上に丸まって眠る。初日の就寝時は、源が布団の隅の方に申し訳なさそうに丸まって寝ようとしているものだから、
「原内。寒いだろう、こっちにおいで。俺と共に寝よう」
と布団を持ち上げて呼べば、のそりと起き上がり「にゃあ」と嬉しそうに鳴き腕の中へやってきた。
両片思いの意源の源がご都合主義で完全猫化しちゃった話。
とりあえず真っ黒な猫になってしまった源を、己の屋敷でもとに戻るまで保護することにした意。「原内」と呼べば「にゃーん」と返事をするあたり己の名前は理解しているようだけど、己が人間であることを認識している可能性は低そうだと縁側で日向ぼっこをする姿を見て確信する意。不思議なことに意以外にはまるで懐かず、他の人間が近寄ろうものなら意の背後にさっと隠れる始末。意の足元へどこからともなくやってきてはスリスリと身体をこすりつけて来るので、意も可愛くて可愛くて仕方がない。源とはいえ今は完全に猫であるし、と抱き上げれば少し抵抗した。
終わっちゃった。
美しいものを見ました。美しい命の輝きを、
拝見
今を生きる者たちへ。そんなお話。
ポケモン大好きです一生ついていきます。期待以上の素晴らしい作品でした。
やっぱり、贖罪の物語だったね。
過去の贖罪と未来への希望、それがポケモンレジェンズZA。
終わりと始まり。旅路の果てに、未来への確かな希望と優しい光を見た。泣いてる。
娘は楽しそうなイベントの気配を察知する度に両親にリアタイで繋げるので案の定今回もこれ。
父が百面相して「今すぐカロス地方に行く」とか言い出してる頃。母ナイは「あなた様だって反社みたいなルールブック改竄したじぇねえですか〜ま、やったの俺だけど」とケタケタ笑いながら見てる。
娘は自他ともに認めるじゃじゃ馬なのでやりたい放題。
教育方針は、良い意味で放任主義。父は基本的に娘のやりたいことを危険がない限り尊重、母は我が心のままに。
「でもほら友人関係?なだけですし。うちの子は誰かさんに似て鈍感にぶちんですし、まさかやっこさんにその気が万が一あったとしてもくっつくことはねえかと」
「しかし………しかし……!!反社には変わりないというか!!」
「オキツグ様あーん」
「むぅ………このケーキ美味いな。じゃなくて!!」
「あ、ごまかせなかった」
「アッハッハ!!!こりゃあたまげた。さすがはてめぇらの娘。堅気じゃねえお兄さんにまで好かれるたァ」
「待て待て待て!!俺は認めんぞ!!父は認めんぞ!!!!」
「まあまあまあ落ち着いてくだせえほら、このケーキ美味しいですよ、あーん」
「あーん…………美味い。だが堅気ではないのだぞ!??」
「そんなに色々心配してたら眉間に皺が増えちまいますよ。可愛らしいですけど」
ってイチャつきながら見てる。この娘にしてこの母ナイ。そして胃が痛い父ツグ様。
娘、この様子を普通に両親へ生配信してたからスマホロトムの向こう側では大変なことになってる主に父。
だって娘が反社の事務所にウキウキで殴り込みに行っただけでは飽き足らず、そこの組長からめちゃくちゃ気に入られちゃったから……。
オキ『待て待て待て!屋根の上!??こんな危ない場所に!あやつ!!!!』
ゲン「まァまァまァ。慌てねェで。てめぇもよくやりますよ、これ。昔からずっと」
オキ「!?」
ゲン「アッハッハ!おもしれえお方だ。今度一緒にどうです?楽しいですぜ」
左は両親揃ってほっこりしそうな写真だし、服装もべた褒めするけど、右はお父様が卒倒しそうな写真。
『お父様、お母様へ。ミアレはこんなにも昼夜で魅力が違って楽しい街です!イーブイはお父様と同じブラッキーにしました。ミニリュウも無事にハクリューへ。今回はメッセージですがまたライブ電話しますね』
オキゲンの娘、性格は母親譲りで強気のせっかち好奇心旺盛、喧嘩っ早い危なっかしい性格してるけど容姿や髪の色は父親。睫毛は母。
ひとりで旅に行きます!って言ったときにオキは心配でごねてそうだし、ゲンはそんなオキを見てお腹抱えてゲラゲラ笑ってる。性格がゲン生き写しなので。
「てめえらの子供なんですから、心配いらねえでしょう。もうポケモン捕まえてるし」
「しかし……女の子だし……それにお前と同じで突っ走るではないか!」
「あ~まあ……オキシグ様の冷静沈着も受け継いでますからそれがいざとなったらストッパーになりましょう」
「俺は心配で心配で……しかもこんな高いところに登っておる!」
「心配性だなァ〜」
今回の主人公はオキゲンの娘設定です(強火の思想)
オキゲンの娘、旅先に到着しました。
両親に送る風の写真。
”お父様、お母様、私の拠点のホテルZAの屋上からの雄大な景色とアスレチック頂上からの写真です!”
当日。
意が帰宅して玄関を開ける。
「ただいま原内」
「おかえりなせえ意欠様!どうですかい〜〜これ、手前味噌ながら似合ってますでしょ?」
源が魔女のコスプレ(帽子まで)をして、その場でくるりと周りスカートの裾を持ち上げながら優雅にお出迎え。正直に言って非常に愛らしい。長いスカートが翻る姿もまた天真爛漫の可愛らしさ。
「……外では着るなよ」
「あったりめえじゃねえですか。あなた様の前だけですよ。長いスカートにしたんです、あなた様のお好みを。あ、写真撮ります?ほらほらこんなに可愛い!」
下から上目遣いで見上げられたらたまったものではない。
「……一枚、撮らせてくれ」
「素直で愛らしいですねぇ!」
現パロ🎃意源。
「意欠様〜〜〜これハロウィンの日に着ようと思ってるんですけどねェ、どちらがよろしいですかい」
「………なぜ女装前提なのだ」
「本草学者と言えば薬草、薬草と言えば魔女!っつーことで短えのと長いのどちらがいいですか?」
源がニコニコとしながら見せてきたのは、若い女性が魔女の服を来てポーズを決める広告写真。意は湯呑を口につけたまま口をハの字にした。
「……………。」
「おやお顔が険しい。あ、でもあなた様は短い丈より長いものの方がお好みでしたね、長いのにしとくか」
「……、」
肌を露出するものより隠している服装をしているのにぐっと来る好みを把握されている事実を突きつけられ意は渋面。
「お。見事な跳躍と反射神経だな」
「あ、あ、あの、そのまこと無礼と醜態を……!!」
布団の上に飛び上がったそのままに正座をして源が頭を下げた。
「あっはっは!!猫の本能に抗えず、俺の布団で機嫌よく転がるお前の様子は見ていて楽しかったぞ」
「ずずずっと見ていたのですか!?」
「ほぼほぼ最初からな。起こすのも忍びなかったからそのまま一緒に寝たのだ」
「ひ、ひでえや……声をかけてくれれば痴態を晒さずにすんだものを………なぜこんな……決して若いと言えぬ野郎の醜態を観察する趣味でもあるんですかい……うう」
「愛らしかったぞ、本当に猫のようで。だからそのままにしてたのだ」
源は顔を真赤にし口をへの字にした
それから少しして、意が起きれば源はまだ眠っていた。いつの間にか己の腕に顔を押し付けて眠っている。そういえば何かに顔を押し付けて寝るのを好む猫もいると聞いたことがある。こいつはその気質か。
まあ、三男坊だし弟気質ではあるから寂しがり屋な人間でもあったな。
と、意は身を起こしてなおのこと源の頭を撫で続ける。耳が動くのが楽しくて耳の先端をくすぐるように撫でた。
すると耳がピクピクと動いて、源が喉を鳴らし始めた。それが嬉しくて更に続けると源がうっすら目を開けた。
「すまん、起こしてしまったか」
「うー…………た、他沼様!???」
気持ちよさそうに顎を少しあげたと思えば、源が裏返った声で飛び起きた。
いずれくっつくけど、源片思い鈍感クソにぶちん無自覚な意の意源。
13.10.2025 14:21 — 👍 1 🔁 0 💬 0 📌 0あともう少し二度寝を決め込むつもりであったが、どうしようかな。と意は源の頭を撫でながら楽しそうに微笑んだ。
「……この愛らしい猫を起こすのも、忍びない」
耳と尻尾が生えている以外は源なのに、存外この猫化を己は楽しんでいるのかもしれない。源はその愛嬌のよさから普段から構っていまいたくなる質ではあるが、猫化してからは更に顕著だ。
しかし眠気があるのは事実、まあどうせ今は猫だから添い寝でもよいか。
そう眠たい思考で意は結論づけると源の隣に転がった。そして布団もかけずに寝ている源に布団をかけつつ己もその半分をもらうと目を閉じた。
触れた肩から伝わる源の体温が、何とも心地よくて意の意識はすぐ沈む。
少し前、意が厠から戻って来るとうっすら空いた己の部屋の襖の隙間から布団に寝転がった源が見えた。思わず気配を殺して様子を見ていると、布団の上でゴロゴロと猫のようにお腹を上へ向けて身動きをとったと思えば、そのまま布団に顔を埋めてここまで聞こえるほど喉を鳴らしている。
あやつ、朝日と温かい布団の誘惑に猫の本能が耐えられなかったと見える。
意は愉快な気持ちと、慈しむような想いが込み上げてきて口角を釣り上げた。眠気に抗えないと言った通り、そのまま瞼を閉じてスヤスヤとあっという間に寝入ってしまった。
意はそーっと部屋に入り、襖を閉める。
布団の隅に丸まったままの源は、起きる様子がない。
翌朝。
非番であろう意の部屋を朝イチで訪ねてみた、恐らくもう起きているだろうし。
障子越しに声をかければ返事は無く、首を傾げながらそーっと開け中に入れど姿はいなかった。
真ん中に敷かれたままの布団がポツネンとあるのみだ。
膝をつき触ってみればまだ温かく、さっきまでいたらしい。鼻腔をくすぐる意の、匂いに全身がそばだついやいやダメだろういくら猫化したとはいえ、何もかも無礼をすべて許されているとはいえ相手は老中首座だ。その布団に。
障子越しから差し込む優しい朝日が、眩しく心地よかった。
源はもう本能に抗えず布団に転がる、布団を握りしめ顔を埋めれば大好きな男の安心する香りに眠気を誘われ目を閉じた。
「確かに猫は日がな一日寝ているのが仕事のようなものだからな。気にしなくてよい。何かあればいつでも申せ、」
「は、ありがたく!」
その後、源は部屋へ案内されてその日の夜は何事もなく床につき朝を迎える。
ただ意に撫でられた感触がいつまでも身体に残っており、それがむず痒くて身体を丸めて布団にくるまった。
「……惚れた男に頭撫で繰り回されるのなら、猫になっても良かったのかもしんねえなァ」
猫化が終わるまでここにいて良いと言ってくれたし。でも頭撫でられると下もむず痒く、むくむくとどうにもならなくなるのが世知辛い。
隣の部屋で寝ているのに、男前が。あゝくそ。野郎ってのは本当に厄介でたまにやになっちまわァ。
意が満足するまでひとしきり猫扱いされた源、惚れた男にここまでされて恥ずかしいったらありゃしねえ。が、しかし目の前にいるその元凶はこちらの気持ちなぞ露ほども知らぬ。骨壺にしまい込んで墓場まで持っていく気満々であるからに、気付かれることはないはずだが、鈍感にも程がある。この罪作りな男前め。
「また触らせてくれ」
「……こっちの寿命が持ちやしねえぞ(小声)」
「しかし不便であろう、その珍妙な現象から解放されるまでうちで過ごすと良い。部屋も……万が一があっても困るからな、俺の隣の空き部屋を使え。体調などは平気か?」
「えぇ。ただ少し眠くなりやすくなり、昼寝をすることがあるやもしれません」
「……そうか。その……たまにならよいか?」
尻尾の先をつんとなおも指で突きながら、意が少し残念そうに眉を下げるものだから源ははあと大きく息をついた。
「たまに、ですからね。あと根本を叩くのはよしてくだせえ。それならいいです」
「そうかそうか!では頭ならよいのだな」
意が再び触り始めると喉からゴロゴロと音がなってしまい耳を真っ赤にさせる源。
「いや、その、これは、」
「はっはっは。もう完全に猫であるな、お前は。ここがよいのか?」
となおも耳だけならず喉元までと指で撫でてくるものだから更に音が大きくなり源はいたたまれない様子で顔を真赤にし、
「もうどうにでもなりがやれ」と心中で悪態をつき俯く。