別のテーブルには、母親と三歳くらいの男の子。「わかったら言うこときいて」と母親の叱り声が聞こえてくる。ちらと目をやると、男の子はポテトを食べていた。母親はスマホを見ていた。「明日はどこ行こうかー」と母親が憂鬱そうに言った。男の子は「ネットショップ」と答えた。聞き間違いかもしれないが、そう聞こえた。

今日マックで仕事をしていたら、家族連れの男性に電話がかかった。相手はおそらく会社の人。最初は何の話かわからない様子だったが、だんだんと理解していき、最終的には来年三月頃にある何らかの社内決定にむけた根回しだったことがはっきりした。そのグラデーション。なだらかな曲線。

100円ショップで110円かと思ってたら141円だった時のレジでの焦り。

仕事をやめることばかり考えてしまうので「よし、来年から働かないぞ！」と威勢よく口にしたら少し気が済んだ。聞かされる方はたまったものではない。実際は働かないわけにはいかないし、たぶん元日から働くし、もっとちゃんと働きたいという気持ちさえあるのだ。

さらば、規則正しい生活。

これをリメイクしたのもある意味すごい。しようと思わないでしょう普通。

役者にとっては残酷な撮り方なんだろうな。みんなもっといい人を演じたいはずなのに、それを許さない。しかしだからこそ真に迫っている。人生が一定の距離感で描かれている。

そして、小津さんの当時の年齢を越えていることに気付く。うわちゃー。

途中からだったけど、最後まで離脱できなくなってしまった。シーンもセリフもいろいろ覚えてるが、うわー、となった。笑えるし。すごいわ。

『東京物語』はやっぱりすごい。前からすごいと思っていたけれど。50過ぎて観ると強烈。

牛丼屋で牛丼たべるのも大変。

アイコンはやはりコレかな。

ブルースカイにお邪魔します。