コモン

自分で読み返していて、童話パロと思っていたけど書けていないなと気が付いた。
ボートってことで例の場面を思い出したから、そっちに寄って行ってしまったんだよなぁ……。またこの場所にワープしたら、今度はもっと童話パロにしたいな～😁

文章が途中で切れてる💦

「11月は繁忙期のため、できる時にできる事を！」と書こうとしていました（笑）

#16 451～480日目 | たくみのぴんくまよーすけ観察記 - コモンの小説シリーズ - pixiv 451日目。 よーすけが散歩しようと言うので、一緒に庭に出た。 この光景とよーすけは似合う。愛らしい。 「うさぎとかめ」や「おむすびころりん」を思い出す風景だ。そう言うと、「赤ずきんもこんな感じかもな」と笑う。 久しぶりのたらいの風呂も楽しそうだった。 452日目。 よーすけとぱ

時間のある内に、ログを支部にアップしておきます。
11月は繁忙期のため、

451～480日目 | コモン #pixiv www.pixiv.net/novel/show.p...

ぴんくま、「食器棚の中」って……💦
難易度の高い場所が出てきてしまった。こんな場所で、どういう話を展開させればいいんだよ～😅
食器棚って、食器棚って……器の知識も皆無なのに。。。

#たくみのぴんくまよーすけ観察記
480日目。
よーすけと庭に出る。天気が良い、散歩日和だ。
昨日から話し合っていた通り、ワープすることにした。ワープボタンを一緒に押す。
まばゆい光の後、周りの景色は一変する。今回のワープ先は「食器棚の中」らしい。よーすけはお椀に隠れてしまいそうだ。

よーすけの握ったままの右手に触れた。拳を私の左手で包む。緩やかに解けた指は、重なる私の手と絡まった。そのまま、解けないようしっかりと手を繋いだ。
「私も……同じだ」
昨日の会話が逆転してしまったようなやり取りだった。よーすけもその事に気が付いたのか、こちらを向いて笑顔を見せた。
よーすけがよーすけでよかった。私が私でよかった。
そんな事を思いながら、湖を一周した。
よーすけの手は温かかった。指先から伝わる想いが、暖かく二人を包んだ。
もうよーすけを悲しませる事はしない、と誓いを立てた。

#たくみのぴんくまよーすけ観察記
479日目。
今日は、湖の周りを散歩する。
湖には海のような満ち引きがないので、湖面は静かに揺れている。鏡のように湖の上にかかる虹を映して、空が水の中に続いているようだ。
よーすけはそれを眺めて、「ここは良い場所だな」と言う。隣を歩きながら、私も頷いた。
そろそろワープをする、ということを理解しての発言だった。
湖に目を向けたまま、よーすけは言った。
「俺はあの時……、手を放したこと、後悔はしていない……」
無意識かもしれない、よーすけは右手軽く開き、そうしてその手を固く握りしめた。
「後悔はない……でも、ただ……淋しかった」

言われてみれば、あの詩の雰囲気がありますね〜！
好きな詩なので、そう言ってもらえて嬉しいです😊二人にはのびのびと愛を育んでもらいたいですね〜💕

立ち上がろうとした私の手を、よーすけが掴む。そのまま、また座り直すと、俯いたよーすけが「俺も……」と言った。握った手の指をお互いに絡ませる。ぴったりと密着し揺るがない。
よーすけがここに居て、私もここに居る。存在の確かさと、優しさに包まれるように、そっと手を繋いでいた。
口付けが終わっても、手は繋いだままだった。

#たくみのぴんくまよーすけ観察記
478日目。
今日はよーすけと丘に登った。遠くから見る家は、周りの景色と馴染んでいる。
もう一年以上も、ここでよーすけと一緒に暮らしていると思うと感慨深い。
前の世界では、一ヶ月ほど一緒に居られたかどうかだった。二人きりになれた時間は、本当に少ない。
こうして今、二人で一緒に居られることが何より嬉しい。丘の頂上まで登り、横に座るよーすけにそう伝えると、「ふーん」と気のない返事が返ってきた。
よーすけにとっては、あの艦の乗員や関わった人々、全てに一緒に居て欲しいのかもしれない。私だけでは足りないのだろう、少し寂しい。

#たくみのぴんくまよーすけ観察記
477日目。
2階で目を覚まし一人遊びしていると思ったら、屋根裏に上がって踊っている。今日もよーすけは元気だ。
1階に降りてからは、外に出たいと手招きする。
そろそろワープを検討する時期なので、最後に丘と湖を堪能するのも良いだろう。明日は丘にしよう。

なんかそう見えますよね〜！私だけの見間違いじゃ無くて良かった（笑）
こんな表情するんだ！とびっくり😳
なぜしょぼん😞なのかな？ぱくを思い出した？？

いえいえ、とんでもない！
二人でカフェに居たら、注目間違いなしですよね～💕
お互いに見詰め合って、甘い雰囲気をダダ洩れしてそうなので、私もずーっと傍で見守ってしまいます（笑）

#たくみのぴんくまよーすけ観察記
476日目。
よーすけの仮装を変えることにした。
キャップに、青い星を胸に付ける。野球少年のようだ。可愛らしい。
ついでに部屋も模様替えする。ウッディーな雰囲気に変えてみた。たらいが古風だが、落ち着いた雰囲気になった。外の緑と合っていて、いい感じだ。

#たくみのぴんくまよーすけ観察記
475日目。
今日は屋根裏で遊んだ。
1階に降りてきてからは、おやつにハニートーストを食べ、カプチーノを飲む。ゆっくりと、カフェで過ごすように一緒にたくさん話をした。
秋も深まって来た。夏仕様の部屋の模様替えも必要だろう。明日、よーすけと一緒に行おう。

#たくみのぴんくまよーすけ観察記
474日目。
今日は池の周りをぶらぶら散歩する。
特に釣りをするでもなく、ただのんびり歩く。
池の周りには秋の草花が咲いていた。
萩が枝をしなだれて、紅色や白の花びらを道に降り散らせていた。優しく揺れる花によーすけが笑いかける。
秋が深まってきている。

#たくみのぴんくまよーすけ観察記
473日目。
よーすけが私を呼ぶ。
今日はたらいで水浴びをした後、「ふく」を出してみた。池で釣った魚は食べるが、ふくは駄目なようだ。首を横に振られる。お腹も空いていなかったのか、カプチーノのみ飲んだ。
庭に出て池に行きたいと言うので、明日は出掛けよう。

#二行で心を奪い取る草松

ハロウィン短歌三首

#たくみのぴんくまよーすけ観察記
472日目。
よーすけが佇んでいる。「寂しいか？」と聞くと、「お腹が空いた」とのこと。
長浜ラーメンを出した。海賊風よーすけも良い。
庭でごろ寝している背中は憂いに満ちており、抱きしめた。ぎゅっと抱き着いてきたので、悲しさを堪えていたのだと分かった。
よーすけが悲しいと、私も悲しい。
よーすけが楽しければ、私も楽しい。
今も、これからもずっと、よーすけが私のすべてだ。

すごい……！
素敵ですね🥰
カバーデザインとか、帯の言葉とか、書店に置いてあっても違和感ない作りです。わぁ～☺️

楽しみにしてます❣️

#たくみのぴんくまよーすけ観察記
471日目。
よーすけが寝ている間に、ぱくは荷物をまとめて旅に出た。もう自分で泳げるようになったから、独り立ちだ。
長い間一緒に居たので、ぱくもよーすけに「さよなら」を言うのが悲しかったのかもしれない。
よーすけが起きて、この事実を知れば悲しむだろう。
でもぱくは、しっかりと大人へ向かっているのだ。
この旅立ちは喜ぶべきだろう。
今日はよーすけをしっかり甘やかそう。

#たくみのぴんくまよーすけ観察記
470日目。
ハロウィンが近いので、よーすけと仮装する。
たらいで水浴びして身を清めてから、海賊帽子・海賊カギ手・海賊眼帯を付ける。海賊船の船長だな。
私はドラキュラの仮装をしようと思ったが、似合いすぎると反対された。では何の仮装をしようか。悩むな。

「先に行ったんじゃないのか」と、よーすけは笑う。正直、もう勝負はどうでも良く、よーすけと一緒に居たかった。
「眠ってしまっていた」とウサギの言い訳をすると、「……なんだ、待っててくれたんじゃないんだな」と可愛らしく拗ねる。そして、ずんずんと先に進んでしまった。気が付けば頂上だ。
追いかけて歩いていて、あ、と思うより先に、よーすけがニヤリと笑う。
「俺の勝ちだな」
頂上に先に着いたのは、よーすけ。カメのよーすけの作戦勝ちだった。
勝者の命令は「勝ったご褒美にキスしろ」だった。
私に甘いよーすけに、もっと甘く蕩けるキスを贈った。

#たくみのぴんくまよーすけ観察記
469日目。
よーすけが「丘の頂上まで競争しよう」と言う。
足の速さは、私の方が少し優っている。
「では、勝った方が、負けた方に一つ命令できるとしよう」負ける気はしないが、よーすけには何か作戦があるのだろうか。まるでウサギとカメのようだ。
ぱくがスタートを合図してくれて、私は走り出した。
よーすけはのんびり歩いている。
丘の7合目まで登り振り返ると、よーすけは丘の3合目付近だ。このまま先に進んでゴールしても良いのだが、ずっとよーすけと離れ離れになってしまう。どうしたものか。思案に暮れていると、よーすけに追いつかれた。

#たくみのぴんくまよーすけ観察記
468日目。
今日は「よーすけと仲良くする日」として、よーすけをずっと抱っこしていた。
よーすけが座って遊ぶ時は、私の膝の上。よーすけが歩き回るときは、手を繋いで一緒に歩く。ご飯も私が食べさせようとすると、さすがにそれは自分ですると拒否された。
「別に怪我しているわけじゃないし……」と呟いた言葉に、少し引っ掛かりを覚えた。
もしかすると、かつてよーすけが怪我をした時、誰かが私と同じ事をしたのだろうか。思い当たる人物は複数いるが。
ふと頭に浮かんだ黒い雲を振り払い、モグモグと美味しそうにバナナを食べるよーすけを眺めた。

帰りはゆっくり、よーすけがボートを漕いだ。ぱくはボートと並んで岸まで泳いだ。
岸に付き、ぱくが体を震わせて毛に付いた水を飛ばすと、ようやくよーすけの顔にいつもの笑顔が戻った。
ぱくが家に戻ってから、よーすけがここにいる幸せを感じながら、離れていた時間を埋めるよう口付けを続けた。

よーすけの腕を掴み直し、私の胸に引き寄せた。ボートは揺れたが、しっかりとよーすけを抱きしめる。
横抱きで、よーすけの頭を私の胸に抱えた。よーすけの腕が私の背に回され、シャツを強く握った。
宥めるように、よーすけの背を撫でる。トクトクとよーすけの鼓動を手のひらに感じる。
「大丈夫だ」
ただそれだけを言って、よーすけを抱きしめた。よーすけの呼吸が、少しずつ深く落ち着いてくる。
ぱくが水面に顔を出し「キュウ」と鳴いた。よーすけは私の胸から顔を上げた。片手は私の背に回したまま、もう片方の手で水から出たぱくの頭を撫でた。
赤らんだ目尻に口付けると、よーすけが笑った。

湖の中から、ぱくはじゃれるようにボートに体当たりし、ボートは不安定に揺らいだ。
「こら、ぱく――」ボートにぶつからないよう、ぱくに声を掛けてから、よーすけに顔を向ける。よーすけは表情を無くして固まっていた。
急に様子の変わったよーすけに声を掛けようとすると、腕を掴まれた。
痛い程の強い力なのに、私の腕を掴んで俯くよーすけの手は小さく震えていた。
「すまん……急に……っ、ボートが揺れてお前が……俺は……」
よーすけは必死に心を整えようと、短い呼吸をする。途切れ途切れの言葉に、あの時の記憶が蘇ったのだと気が付いた。よーすけの心に、まだ傷を残していた。

#たくみのぴんくまよーすけ観察記
467日目。
よーすけとぱくと、湖に行く。
今日はよーすけがボートを漕ぐと、オールを手に取った。ぱくは船尾に私と一緒に乗る。
流石、よーすけは船乗りだ。オールさばきも上手い。すぐに湖の中央までボートは進んだ。
よーすけは手を止め、ボートも動きを止めた。
少しだけボートから身を乗り出し、湖水に手を入れた。ひんやりと気持ち良い。
よーすけはオールを手放し、こちらを眺めている。
隣に座るぱくがもぞもぞと動き、止める間もなく、湖に飛び込んだ。その動きでボートが揺れ、水しぶきが上がった。ぱくは楽しそうにボートの周りを泳ぎ始める。
「あ……」