イッセイくん、私の人生、責任取れないでしょ?って聞いたの。
そしたら、イッセイくんは
「君の人生背負っていいの?」
ってそんなこと聞いてさ。
「背負ってくれるの?」
「いいよ、君くらいだったら。」
軽い軽い、ってニヒルな笑いを浮かべてた。
「俺、そんな頼りない男に見えてた?」
うぉ、これ怒ってる!?
なんで!
「イッセイくん、は。頼れる、男の人です。」
「君はね〜、1人でも生きていけそうだけど、そういう子ほど囲いたくなっちゃうんだよね〜。」
じゃあ待たなくていいね、って。
イッセイくんは優しい笑みを浮かべて私の手を引いていった。
13.11.2024 04:31 — 👍 1 🔁 0 💬 0 📌 0
ちょっとだけ渋い顔をしていて。
「なんも、ないよ?」
上司も結婚してるし。
「仕方ないの分かってるけどさぁ。」
ちょっと嫌だな、ってイッセイくんが言う。
「俺もバリバリ仕事してる君が見たいのに。」
「バリバリしてないよ?」
「してるでしょ。」
あ、いつも愚痴ってるからだ。
若手の営業も少なくて、さらに女性ってので希少価値上がってて、望んでないのにな、って。
「したいわけじゃ、ないんだよなぁ。」
「仕事嫌い?」
「嫌いっていうか、向いてないと思う。営業。」
「本当に嫌になったら辞めていいからね。」
「辞めても、私の生活責任とってくれる人いないもん。」
13.11.2024 04:31 — 👍 0 🔁 0 💬 1 📌 0
ストレスフルな私にとってはそれが落ち着いたりしてさ。
これが楽しみで毎日歯食いしばって頑張ってんの。
「お待たせ。」
って、待ち合わせの駅に行くと背の高い恋人が待ってて。
「ん、おつかれ。」
「疲れたぁ。」
会って早々に私はイッセイくんの身体に飛び込んで抱きつく。
そしたら髪の毛の匂いをスンスン嗅がれて。
「タバコの匂いすんね。」
って、イッセイくんが呟いた。
「あ〜、ごめん……。上司と打ち合わせの時だ……。」
私の上司はタバコを吸う。
それもかなりの頻度で。
今日の会議室は狭くて、くっついてなくても匂いは移ってしまったらしい。
ぱ、っと顔上げてイッセイくんの方を見ると
13.11.2024 04:31 — 👍 0 🔁 0 💬 1 📌 0
しれないけれど、いらない。
別にキャリアウーマン目指してるわけじゃないんだけどなぁ。
今日も本当はやることいっぱいあったけど、会社から逃走。
定時だから許して欲しい。
上司に「今日早いね。」って言われたけど、一応もう18時ですから。
「今日は!帰ります!」って言って振り切ってきた。
だって今日は、恋人と夜デートだから!
平日だけど恋人は休日も仕事なこともあって、限られた時間しか会えないことも多い。
シフト制だから時々こっちの休みにも合わせてくれるけど、でもこっちの方が日常の延長って感じがして良くない?
ITとは真反対の葬儀屋勤務だから、彼はいつもお線香の香りがするけど
13.11.2024 04:31 — 👍 0 🔁 0 💬 1 📌 0
仕事なんて、くそくらえ。
#819プラス マツカワ
_____向いてない。
営業なんて、向いてない。
毎日そう思って仕事しているのに、上司は何を考えているのか渡しに重たいお客さんばかり引き継がてくる。
重たいって言うのは、会社として利益の上がるお客さんって意味で、取引量も今後の可能性もいっぱいあるよって意味で、それはつまり私が期待されてるよってことで。
部長クラスしか出ない会議にも、何故か招集されたりして、プレッシャーで毎日死にそうで。
本当に最悪。
向上心ないんだよなぁ。
のらりくらり仕事がしたい。
若手から裁量権持たせてもらったり、成長の機会だったりありがたいことなのかも
13.11.2024 04:31 — 👍 3 🔁 0 💬 1 📌 0
ブルスカの方がいいんすかね
17.10.2024 01:25 — 👍 3 🔁 0 💬 0 📌 0