本当に恐ろしいのは、
叱られることでも
罰せられることでもなくて、
何もしない、ということを
他人に気づかれず
自分だけが同じ場所に留まって
沈んでいくことです。
それは「赦されること」と
正反対の場所にあって、
だから僕はずっと、
何かに赦されたかった。
#創作
#物書き
#詩
本当に恐ろしいのは、
叱られることでも
罰せられることでもなくて、
何もしない、ということを
他人に気づかれず
自分だけが同じ場所に留まって
沈んでいくことです。
それは「赦されること」と
正反対の場所にあって、
だから僕はずっと、
何かに赦されたかった。
#創作
#物書き
#詩
現実は僕らを理解
してくれない。
現実を僕らは理解
してくれない。
本物は現実なんか
じゃなくて、
現実は本物なんか
じゃなくて、
本物は僕らが書いた
文章だけだ。
僕らの本物は、
文章だけだ。
誰にも否定させない
それはほとんど
神様に近くて、
間違いでも、
間違いなんか、
どこにもないよ。
(創作 / 詩 / 物書き)
悪い事をした人間は、
雨に溶けて偽物の天国へ
往ける。
六月、
教室の机にそう書き残した
彼女は、行方知らずになった。
(創作 / 物書き / 詩)
そんなふうに喋った
あの子の、かかとが
潰れたローファーの
少し不規則な靴音と
雨上りの早朝に漂う
シャンプーと死体の
匂い。
(物書き / 詩 / 創作)
春、大っ嫌い。
09.03.2024 22:45 — 👍 1 🔁 0 💬 0 📌 0
まだ冷たいままの北風が、
耳のすぐそばで
ごうごう
ごうごう
ごうごう
ごうごう
唸り続けている。
(物書き / 詩 / 創作)
他人とか、神様とか、
夜明けとか、
僕らを救ってくれるのは、
そんなものじゃ、ない。
(物書き/詩/創作)
だって、
たぶん、
なり損なったのは
僕だけだからだ。
(物書き/詩/創作)
喉の浅い浅いところから
吐き気が込み上げるほどに
綺麗な綺麗な朝焼けが
街の夜空を端のほうから
ゆっくりと燃やし始めます。
その光は容赦がない
あたたかさを孕みながら、
背中を焼き焦がしてくれる
こともなく、ただ、
ただただ静かに
やさしさを名乗りました。
(物書き/詩/創作)
ぎゅうぎゅうと、柔らかい
雪を踏む音のような、
耳鳴りがした。
(物書き/詩/創作)
十三月
(詩/物書き/創作)