聞かれない声を聞かれるようにするため、
聞こえていなかった声を聞きとるために、言語を勉強するし、文学があるのかもしれない...。
@imicfteveryday.bsky.social
| Be shrewd as snakes and as innocent as doves. | 英国文化好き/英大学院卒、ハリポタ愛強🚂🇬🇧/ 日英朗読&ブログ📝 /スペイン生活をきっかけに日英西のトリリンガル目指して修行中📝🇬🇧🇪🇸
聞かれない声を聞かれるようにするため、
聞こえていなかった声を聞きとるために、言語を勉強するし、文学があるのかもしれない...。
女性差別に抵抗しているからといって、自分が利益を受けている構造の暴力性を、本当に見ることができるかどうかはまた別の問題なのだな...とも思った...。
06.02.2025 00:59 — 👍 0 🔁 0 💬 1 📌 0後半辛かったなぁ...。
ロビンにとって、人生の中のいちばんの喜びも、大英帝国から与えられたもので、図書館に入る自由、お菓子を買う自由がありながら、それら全ては大英帝国に貢献する条件で与えられたものである。差別というのは、非寛容な個人からの無礼な態度や暴力だけではなく、構造そのものでもあるのが、痛いほど伝わってきた。それほどまでに徹底した無自覚で残酷な差別に抵抗するには、暴力に訴えるほかどうすればいい?
読んでいて、正解が分からず、苦しい。
多分、作者が話したいことはそこではなく、いかに帝国主義や植民地主義が、その国の言葉を奪い、自分のものとして都合よく使っていたか。言語の不思議に魅了されながら、オックスフォード大学の美しさを知りながら、ロビンたちは常に、自国の言語を大英帝国に明け渡さなければいけない。
06.02.2025 00:59 — 👍 0 🔁 0 💬 1 📌 0この世界の魔法は、とてもじゃないけど夢のあるものではない。複数の言語を身体化した、バイリンガルやトリリンガルが、銀の延棒に、似た意味の言葉を彫ると、言語間の差異が現象として現れる設定。私もそこまでのレベルではないにせよ複数の言語を勉強していて、言語の不思議を面白く感じることがあったので、ここを魔法として設定するのはすごいと思った。
06.02.2025 00:58 — 👍 0 🔁 0 💬 1 📌 0Reading journal
Babel:Or the Necessity of Violence: An Arcane History of the Oxford Translators' Revolution by R.F.Kuang
読み始めたら思ったより読みやすくて、2ヶ月くらいで完走!!
大英帝国を可能にした技術革新を、複数の言語をつかった魔法に置き換える設定が秀逸だった。
『アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か』読了。
スミスが母親の存在を忘れたように、経済学は(女性的とされてきた)ケアをする人の存在を消す。女性を男性的な働き方の中に入れるのではなく、妊娠や病気、老いなど、男女問わず誰しもにある「弱る」事実を、社会設計の中に認めるべきだと思った。
スペイン語の文法本を購入しました。日本語で書かれた文法本が難しくて理解できず...これならできるかなぁ...
28.12.2024 07:57 — 👍 0 🔁 0 💬 0 📌 0