銀に愛の言葉を正面から伝えるのは恥ずかしいので、銀をソファに座らせ頭上の耳を抑えてから喋るも、ひとしきり言ったところで「私の耳はそこだけではないぞ」と顔の横を指差されて真っ赤になりながら硬直する博

ひょんなことからまた博に助け舟を出してもらった銀。お礼に後日ｲｪの高級名産品を贈ったところ、数日後に博個人の名前で銀宛の宅配便が届く。中を開けると博お気に入りのコーヒーや紅茶葉、♜の購買部で人気のお菓子の詰め合わせが入っており、添えられたメッセージカードには「あれは私と♜のための行動が偶然君の利害と一致しただけだ。贈り物は君の気まぐれなプレゼントとしていただいたから、こちらからも贈る。友とはそういうものだろう」と綴られていた。金銭価値で言えば全く釣り合わないのにどうにも嬉しくて、カードを眺めながらながら菓子をつまむ銀。

銀が後ろから近付いてくると、銀が顔を寄せたり頭に乗せたりしやすいように、首を傾けたり俯いたりするのが癖になってる博

「あまり眠れなかったのか」
「ああ…ずっと考え事をしていて。キミなら解決出来るはずだから、手伝ってくれないか」
「勿論だとも、盟友よ」
「昨日、子どもたちに人気の娯楽作品を見たんだが、登場人物に特徴的な者がいてな」
「ほう」
「語尾に自分の名前の一部をつけるんだ。例えば私なら『そうだドク』というように」
「…なるほど」
「でさ、ふと君のことを思い出して…君の語尾は『そうだシル』なのか？『そうディス』？『そうだシオ』もありそうだ…どれも捨てがたい！教えてくれ、気になって寝れやしないんだ！」
「教えてやろう。この生涯でそのような喋り方は一度としてするつもりは無いので全て忘れて今すぐ寝てくれ」

出張の帰路を天災に阻まれるも♜が付近に停泊してる事を知り、緊急避難する銀。入艦早々徹夜続きの博からお呼出しされ執務室へ向かうと、博が「することがあるだろ」と睨んで来るので、事情があるとはいえ事前の連絡も無く訪問するに至ったことを謝ると「違う！ハグだハグ！」と腕を広げながらキレられる。一瞬思考が止まるも仰せのままに抱き締めると「あとキスもいる」と顔に顔を擦り付けてくるので、徹夜しないでほしいという気持ちとおねだりが可愛いという気持ちに板挟みになりながらキスの雨を降らせる銀の銀博

結婚してｲｪで共に暮らすことになった銀博。初日、少し落ち着かなさそうな博へ「今日の夕餉はお前の好むものを用意した。部屋へ持って来させよう」と気遣う銀。その言葉に申し訳なさを感じつつも、夫が自分のために考えてくれた美味しいｲｪ料理に期待を膨らませていたため、角が丁寧な所作で上品な器に入った出来立てのインスタント麺を運んできた瞬間、思考と表情が一瞬”無”になる博

博の私室の片付けを手伝ってくれる上に備え付けの激狭キッチンで軽食を作って後片付けまでやってくれて、なによりそれらを楽しそうに行う銀。
「君、家事好きだったのか」と意外そうに言う博に、銀は「これらは留学中に身につけた。世話役もおらず己の面倒を己で見ることを恥じていた時もあったが、今こうして、愛する者を助け、尽くせる術となっていることが、嬉しい」と、噛みしめるように話す銀。

8月下旬〜9月初頭まで低頻度のポストになります

銀を小隊長に据える予定の任務の作戦会議をふたりで行っている最中、ついペン回しをしてしまった博が「（行儀悪いとか子どもっぽいとか思われたか…？）」と銀の顔を伺うと、興味深そうに「もう一度見せてくれ」と言ってきて、そこから15分ほど領主様へのペン回し講座が始まってしまう回

7月初旬〜中旬まで、休止またはごく低頻度の活動になります

具体性を帯びつつある自身の過去の所業に、そんな暇は無いしそんな資格も無いと分かりつつも時折どうしようも無くなって、深夜の甲板の隅でひとり泣く博。それを🦅の散歩に来た銀がたまたま見つけ、当然の如く慰めてくる。最初こそ拒否するも、抱えきれない苦しさに「何も知ることも出来ない君の純粋な優しさに甘えてすまない」と謝りながら銀の胸で泣く博

「今度君の爪が伸びてきたら、私に切らせてほしい」とお願いされたので、しっかり伸ばして博のもとに訪れる銀。博も待ってましたと言わんばかりに爪切りを用意して丁寧に切ってあげる……が、終わってみれば片方の小指だけわざとらしく深爪気味になっている。銀が尋ねようとすると、目があった瞬間「誰でもない、私がしたって証拠」と楽しそうに言いながらその爪を撫でる博。

今年の展開について　※謎空間

やや早歩きを心がけた方が健康に良いとのアドバイスを受けた博が、ならばいつもの銀の甲板案内＆艦内巡回を銀の歩調に合わせれば良いのではと思い付く。だが銀は銀で博のペースに合わせるのが身に染み付いており、結果お互い歩き方がぎこちなくなってしまう。博は思わず笑ってしまい、「いつものペースで、少し長めに歩こう」と提案。提携社CEOの視察案内という名目のお散歩デートをゆっくり出来てご満悦な銀博。

深夜、夜勤のモブオペが休憩がてら甲板に出ると、端末を操作し何かやってる博の姿が見えて「博も徹夜かな、プラベート無さそうで大変だな…」と思っていたら、物陰で姿が見えてなかった銀が博の隣に来たかと思うと、肩を抱き寄せたり尻尾を巻きつけたりとイチャイチャしだしたため、「博のプライベートを見てしまった……」とひとり気まずくなり、音を立てないように静かに仕事場に戻るハメになる（かわいそう）

まれに急遽戦線を離脱する時オペレーターに横抱きされることはあったが、銀と恋仲になって以降しょっちゅうされるため、抱き上げる側にあまり負担の行かない体勢を会得したところ、後日戦線離脱時にオペレーターに冗談で「なんか抱えられ慣れました？」と言われ、妙に恥ずかしくなる博

恋仲であることを隠している銀博が甲板にふたりでいる時、通りがかったオペレーター達に「前々から妙に距離が近すぎる」という話をされ、博が木を隠すならなんとやらの如く「実はなぁ、互いの身体のほくろの場所まで知ってるんだぁ」と冗談のノリでかまし、笑って場を切り抜けようとするも、銀が思わず真面目なトーンで「あったのか…？」と呟き、場が凍る回

チェス中、先日の中期戦闘任務の打ち上げパーティについて「メンツもメンツだから無礼講でな、女性用のイベント衣装を着てくる男性もいたりしてさ」と楽しそうに話す博。そういうタイプのパーティの経験が無いためあまりピンと来ず、意識を話の内容とチェスの盤面2:8くらいで聞いていた銀だったが、「私も何着か着たんだけど」の一言で比率が一気に10:0に変わる

「君もこういうの心地良かったりするのか？」と聞かれつつ博に首を撫でられ、クルクル喉を鳴らしつつちゃっかり頭やら頬やらなんやらも撫でて貰おうとして「欲張りか」と頭上の耳をつままれる銀　なんやかんやで撫でてはもらえる

「お前は相変わらず体温が低いな。食事と運動量に少し気を払った方がいい」
「ついに君までそんなこと言い出すようになったか。だが思わないか、私の平熱が上がったら、こうして大して寒くもないのに『寒い寒い』と言いながら君に擦り寄って暖を取る機会がずっと減るぞ」
「………………与えるのではなく、分け合う心地良さもまた至福と言えよう」
「そんなわかり易く逡巡するな」

向かい合って座った博に髪や耳をモフられてると、時間を作るため寝ずに激務をこなしてきたこともありウトウトしちゃう銀。それを見てキスをねだってるのかと思い軽く唇にしてやる博。その瞬間銀の眠気が星のさやに第二の穴をあけるレベルで吹っ飛ぶ

降雪地域に停泊していた時、博が子どもたちと一緒に甲板で足跡つけたり雪の妖精作ったりして遊んであげていたのを訪問中の銀に見られ、その後ｲｪに行った時「お前のために庭には誰も立ち入らぬようにしておいた」とまっさらな新雪の積もった庭を見せられ「私は子どもじゃないんだから」とちょっと小突くも、結局足跡で絵を描いたりして遊ぶ銀博

博の私室のベッドの掛け布団が重ためになっていることに気付く銀。雑談程度に話題にすると「安眠に繋がるらしくてな」と答えるが、目が少し泳いでしまう博。仕事以外に睡眠を妨げるものがあるなら取り除きたいと銀が深掘りすると、要は「いつも一緒に寝る時に銀が尻尾や腕で抱き締めてくれるので、軽い掛け布団でひとり寝ると落ち着かない」という話だったようで、自国に攫うという選択をコンマ1秒だけ考えつつ今はひとまず真っ赤になった博を目いっぱい抱き締める銀。

逆に「なに」とか「おい」とか言われても銀は全然喜ぶ

銀が♜に立ち寄った日、博は1日強制で有休を取らされているとのことで自室の方を訪ねると、普段とは打って変わってラフな姿で、ふにゃふにゃ笑いながら「おはよ」と自分を迎える寝起きの博に、得も言われぬ感情を抱く銀の、まだ友人同士な銀博

過去絵

「喉かゆい〜」とげんなりする末妹に「舌で掻くと棘で悪化するもんな」とのど飴を差し入れる博。「そうなんだよねえ。てか博、あたし達のこれ知ってるんだねー！種族の中でもある人ない人いるのに」と末妹が感嘆すると博の動きが一瞬止まり、「うん、まあ…知る機会があって…」と気まずそうに話す、裏で兄とデキてるタイプの博