詩想レイ

「誓いの言葉｣

なんでもないよ、と呟いて
なんでもないことに気が付いた
あなたがあなたでいることを誰よりも望んでいたはずなのに、きみの瞳が幸福の色に染まる瞬間全てを壊したくなった。
わたしも人間なんだね
自分より幸せな人間は大嫌い、
言葉に罪はないのに
きみの幸せを祈るフリして吐いた言葉を、私は一生愛せない

生きていくのに必死な僕らを植物たちが嘲笑う。やっときみに会えたね、きみはぼくのことを何も知らなくてもぼくはきみのことを知っていた、探していたんだ君に会う日まで、忘れていたきみの存在をやっとぼくは抱きしめることができた。これから先もきっときみはぼくという人間を知ることなく生きていくだろう、そして死んでいくだろう。その最後の日までどうかきみが何不自由なくこの自然を生きていけますように、そしてぼくという存在を知らないままきみが笑って幸せに生きていけますように。

かっこいい人は着実に一歩一歩、
進んでる。

どんどん自分のやりたいこと
叶えたい夢
叶えてる人、行動してる人は
やっぱかっこいいなあ

頑張れ自分
負けてもいいから
頑張ってみよ

幸せは気付けばいつだってそこにある
お前のすぐそばで　花は笑ってる
一緒に今日も　生きようぜ
きみとくだらない話を
朝までしたい
今日もおはよう
初めまして　世界

何も変わんないまま
ずっと生きてる
狭い部屋のなかで
笑っちゃうね
ずっとひとり
ずっと迷子
出口はどこ

変わらない景色を愛せずに
退屈と吐き捨て
飛び出せずにいる
自分の世界

つまらないことばかりなのは
お前がつまんないからだぜ
つまんないこと考えて
今日も閉じこもっている

今が楽しいのは
お前が楽しいからだぜ
ワクワクが原動力
ときめきを探すのだ

今が最高なのはお前が最高だからだぜ
どんな時も一生懸命
自分でいればいいのだ
怖がってちゃ始まんないぜ
早く来いよ　待ってるぜ

かっこいい人はいつだってかっこいいなあ。
私もかっこよくなりたい
力になりたい

誰にも見つけて貰おうともせず、ただひっそり息をするのだ
誰かの何かがなくても、私は生きていける

恋から抜け出したい、恋に恋して妄想で満足して幻想で現実を埋め尽くして、いつまで経っても抜け出せないこの部屋から。
恋ならひとりでできちゃうから虚しいね

あったかい布団は正義、抜け出せない

世界でひとりぼっちの気分、案外悪くない

ダメな人間を愛しているのに、許せなくて自分が許せなくて、他人の間違いやルール違反を見過ごせないんだなあ。自分が許せないから、ダメな自分を愛せたらもっと、他人にも自分にも優しくなれるのかな。

ひとりぼっちの世界は寂しくて、でも居心地がいい

生きててよかったと思う瞬間、人生のキラキラした宝物を、一から十までぜんぶ集めて、大切に残したいね。記憶は全部あやふやで不確かだから、悲しい記憶だけを大切に握りしめてずっと離さないでいた僕を、どうか笑って。きみが笑い飛ばしてくれたらもうそれだけでいい。
それがすべてだ

誰かを救うための言葉じゃなくて、その人の取るに足らない、なんでもない言葉で涙が出るほど嬉しくなっちゃうから、
人生、諦められないね

つぎはぎの詩

なんにもできないきみがすきだ、きみが完璧でないからぼくはもっと君を好きになる、完璧になんかならないで、まともな人間が一番嫌いだから君は不器用なままで笑ってたまに傷付いて泣いて夜ひとりぼっちで見上げた空の星をどうか覚えていて。忘れないで、どんな時もきみが君でいること、真面目だけが取り柄なんてつまらないと思っている僕は、ずっと何かになりたくてでもなれなくて自分に絶望するしかなかったあの夜もきっと必要だったねあなたの人生には。分からなくても知らなくても時は過ぎ日々は通り過ぎていく、気付かないふりばかりが上手くなって虚しさを埋めるだけの日々、きみの存在が僕を不幸にも幸せにもするから僕は今生きているよ。