ハリーです🦔 今日は年末年始のお休みと年明けの始業日について、スタッフみんなと確認しました。今年も残りわずか1か月半程度! ついこないだまで夏でしたよね!? 😵
しかしスタッフやそのご家族など、体調不良の人多し。インフルが流行ってますね。皆さんもお気を付けください……😷
@technoprojapan.bsky.social
翻訳会社テクノ・プロ・ジャパン(TPJ)の公式アカウントです。専門はIT、マーケ、リーガル、半導体、観光、その他ビジネス。 植物ハカセの川津🌱、免状マニアのパパ・光留✨、コテコテの浪速人コーディネーター・REX🦖、好奇心駆動型カエルの嘉汕🐸、社長のハリー🦔(梅田)らが翻訳会社の日常や学んだことなどを綴ります。
ハリーです🦔 今日は年末年始のお休みと年明けの始業日について、スタッフみんなと確認しました。今年も残りわずか1か月半程度! ついこないだまで夏でしたよね!? 😵
しかしスタッフやそのご家族など、体調不良の人多し。インフルが流行ってますね。皆さんもお気を付けください……😷
ほんやくWebzineさんが今月から再開とのこと🎉
第一弾はポルトガル文学の翻訳家、木下眞穗さんのエッセイ。
ノーベル賞作家ジョゼ・サラマーゴの『修道院覚書』と、ポルトガル現代文学の鬼才ゴンサロ・M・タヴァレスの『『エルサレム』』を訳したときのことが綴られています。
note.com/hon_honyaku/...
「監禁された翻訳者の手記」、震えながら読んでいる((;゚Д゚;)) でも抜群に面白い。ダン・ブラウンの新作を翻訳するにあたって、映画『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』のようなことが本当に行われていたとは……。果たして訳者の皆さんは娑婆に戻って来られるのか(;。;)(🦔)
06.11.2025 12:52 — 👍 0 🔁 2 💬 0 📌 0ルーン文字……! ゲームでも小説でも何でも、ファンタジーと共に育った者にとっては必修とも言える、あの……!
北欧史の研究者である小澤実先生による連載「ルーン文字の遍歴」、面白くて第1回を貪り読みました……!(🦔)
第1回プロローグ:ルーン文字とは何か
media.kenkyusha.co.jp/posts/8133
翻訳祭でも講演のあった「通詞」(江戸時代の通訳者)といえば、ジャンプラで連載の始まった『伴天連怪談』にもオランダ語・ラテン語の通詞が登場するのでした。最近楽しみな漫画のひとつ😋(🦔)
[第一話]伴天連怪談 - 三木有 | 少年ジャンプ+
#ジャンププラス #伴天連怪談
shonenjumpplus.com/episode/1710...
『ジェイムズ』
パーシヴァル・エヴェレット著 | 木原善彦訳|河出書房新社
www.kawade.co.jp/np/isbn/9784...
嘉汕🐸です。
『ジェイムズ』(パーシヴァル・エヴェレット著、木原善彦訳)を読みました。
マーク・トウェインの「ハックルベリー・フィン」を、登場人物の一人である「ジム」の目線で再構築し描き直した一冊です。
心情描写が多めなので、自然と感情移入し気づけば一日+αで読了。
何を書いてもネタバレになる気がしますが、原典そのままに、あえて役割語と標準語を使い分けた翻訳はよいものでした🙏(嘉汕🐸)
なので今後は、事前にスケジュールを摺り合わせてから開催するのではなく、隔週くらいのペースで固定の曜日・時間に部屋を空けておき、参加できる人はできる限り参加する、くらいの緩い方向性に変えてみようか、という話になりました。
カチッとしたイベントから、ゆるく集える集会所へ、のイメージ。調整が付かず頻度がガクンと下がるよりも、毎回は参加できない人がいたとしても、集まれる頻度が上がる方がよいのではないか、と。
フルリモートだからこそ働きやすい・やりやすい面もあるものの、コミュニケーションは常に課題なので、いろいろと試行錯誤しています。
以上、翻訳会社の日常でした! (🦔)
フルリモート体制の弊社。
今週は、社員全員が集まる全体会議を開きました(オンライン)。
月に一度、全員が集まって、いま動いているプロジェクトのこと、業績のこと、各人の近況報告、読んだもの観たもの聴いたもののことなど、顔をあわせて話しましょう、という趣旨で開催しているものですが、このところ「月に一度」というのが難しくなっている!
スケジュールの調整が難しくなっているし、調整しても参加できなくなる人が多く、スリップしてしまうことが続きました。仕事の都合やご家庭の事情、体調不良などなど、人生にはいろいろある……。
寸分の狂いもないこと。
ナノ単位の精度へのこだわり。
職人技への誇り。
受け継がれてきたもの。
未来へ託すもの。
額に汗して働くこと。
この言葉は「manufacturing」に置き換えるだけで足りるのか。「craft」や「craftsmanship」、「professionalism」といった語が持つニュアンスも含まれるのではないか。
そんなことを考えました。
どちらも、翻訳が難しい言葉です。成り立ちの異なる外国語の一単語に置き換えれば済むというわけではありませんね……(実用面、実務の観点から、そういう選択肢しかない場合も往々にしてありますが)。我々翻訳者の腕の見せどころ、でしょうか。
確かに我々日本人が「まちづくり」と言うとき、そこには単なる区画整理とか道路整備、建物の建築といった物理的な行為を超えたニュアンスが込められているように思います。「まち」に住む住民とその暮らし、交流、流れる時間や空気も含まれるような気も。あえて平仮名が使われているのもポイントかもしれません。
同様の言葉に「ものづくり」があります。我々日本人が「ものづくり」と言うとき、そこには「製造」や「生産」を超えた何かがあります。
地元紙に、「阪神・淡路大震災の後に日本でよく使われるようになった言葉といえば、『まちづくり』。この言葉には本当に悩まされた」というアイルランド出身の男性の言葉が紹介されていました。神戸市に拠点を置くNPO法人から依頼を受け、日本に住む外国人のために行政の情報などを英語に訳しているといいます。
この男性によると、「『まちづくり』という言葉は、都市計画を指すこともあれば、住民のコミュニティ形成を意味する場合もある。それぞれ別の言葉を使えばいいのに、一口に『まちづくり』と表現されているから、何の話かわかりにくい」とのことでした。
こちらの翻訳添削講座では、課題と一緒に「スタイルガイド」もお渡しします。文字種ごとの半角全角やスペースの有無など、基本的な表記上のルールを定めたものです。添削の際には、訳文がこのスタイルガイドに則って表記されているかどうかも、チェックします。
翻訳の実務ではスタイルガイドとの付き合いは避けて通れないもの。「スタイルガイドに慣れる」という目的でも、本講座を活用していただけると幸いです🤗
いずれも、洒落ていて、風情のある言葉ですね。情景が目に浮かぶ。その静けさが聞こえてきそう。こういう言葉の文化もあることも、日本に関心を持つ方や旅行者に伝えたいものだが、しかしこういう言葉遊びや洒落こそ、いちばん翻訳が難しいのだ……など考えながら、まだ夜船のなごりのあるお萩を頬張ったのでした😋(🦔)
10.10.2025 07:27 — 👍 2 🔁 0 💬 0 📌 0春は牡丹餅、秋はお萩。米を潰して丸め、餡子をまぶした同じ食べ物を、春は牡丹の花に因んで、秋は萩の花に因んで言い換えたもの。では、夏にはどう呼ぶか。冬には。実はそれぞれ呼び名があって、
夏は「夜船」
冬は「北窓」
と呼ぶそうです。
夏の「夜船」は、餅のように臼と杵で搗(つ)かないで作られることから、夜の船のように「いつ岸辺につ(着)いたか分からない」という言葉遊びから来ているそう。
冬の「北窓」の方も、餅のように臼と杵で搗(つ)かないで作られることから、「搗き知らず」⇒「月知らず」(月の見えない北向きの窓)という言葉遊び。
3. 受講に必要なもの:
● Microsoft Excel (答案作成用)
● YouTube にアクセスできる環境 (課題動画の閲覧用)
● PDF閲覧ツール (添削結果の閲覧用)
4. 本添削講座の詳しい流れについては、メニューの「受講ガイド」をご覧ください。
techno-pro-jp.stores.jp/items/651637...
【注意事項】
1. 本講座では、YouTube にて CC-BY ライセンス下で公開されている動画を使用します。そのため、該当動画の無料公開が終了された際、またはライセンスが変更された際には、本商品の提供も終了させていただく場合がございます。ご購入後、課題提出前に同様の事態となった場合は、返金等を含めた対応とさせていただきますことを予めご了承ください。
2. 課題出典:『Information Technology In 4 Minutes』(youtu.be/XZrckLYqdys?...) (CC-BY)
【商品内容】
● 課題原稿・訳文入力用ファイル (Excel、347 語)
● ソースファイル (PDF)
● スタイルガイド (PDF)
【こんな方におすすめ】
● 産業翻訳者として活動しているものの、実力にイマイチ自信の持てない方
● 案件の打診が散発的で、なかなか継続的に仕事を獲得できていない方
● 顧客からのフィードバックが少なく、自分の訳に対する客観的な評価がつかめていない方
● 翻訳のトーンや表現の調節に苦手意識がある方
● 字幕翻訳で字数制限を守るのに手一杯になってしまう方
🪷翻訳添削講座のご紹介🪷
字幕の英日翻訳課題:IT一般「4分でわかるIT」(347ワード)
【この講座で学べること】
本講座の課題は、動画字幕です。
現代は、あらゆる企業が動画を配信している時代。そのため、産業翻訳者であっても字幕翻訳への対応は避けて通れません。しかし、字幕特有の文字数制限を守りながら、目で見てわかりやすいように訳文を組み立てる技術は、通常の翻訳技能とはまったくの別物であり、相応の習熟が求められます。
本課題では、ITテクノロジーについて解説した短い動画を題材として、実際の現場で求められる字幕訳を作成する技術を学びます。
「論理回路」だの「トランジスタ」だのを学んでも、結局なんで目の前の箱が動いてるかイマイチつかめない🐸にはありがたい一冊でした。
・・・問題は、「どうしてそうなるのか」がわかっても、「どうしてそれを思いついたのか」が結局わからないこと。人間こわい(嘉汕🐸)
スタッフの嘉汕🐸です。
『CODE コードから見たコンピュータのからくり 第2版』(チャールズ・ペゾルド著、酒匂 寛訳)を読みました。
身近な存在なのに中身のよくわからないコンピューターの仕組みについて、おなじみのモールス符号からちょっと縁遠いプログラミング言語まで、さまざまな「コード」の観点を通して解説。600ページ超の分厚さながら、図解入りで直感的にわかりやすい解説に加え、さまざまな回路の動作をシミュレートできるウェブサイトも用意されているので、楽しんで読み進められます。
bookplus.nikkei.com/atcl/catalog...
翻訳祭の開催概要やプログラム、お申し込みはこちら👇
34jtffestival2025.com
#jtf34fes
#JTF翻訳祭
#翻訳
#通訳
翻訳祭2025のオンデマンド配信が始まりました。
弊社🦔も担当した「介護 × 翻訳のリアル」セッションでは、次のようなテーマを取り上げています。
1. 介護保険制度の基本説明
2. 介護のスタイルの紹介
3. お金の話
4. 仕事と介護の両立方法、時間のやりくり
5. 介護者のメンタルケアとピアサポート
たとえば 1. の「介護保険の基本説明」では、
◆ 介護保険の仕組み
◆ いざ介護が必要になったときにどこに相談するか
◆ よく聞く「単位数」の話
などを取り上げ、介護の入り口に立っている方向けに、コンパクトにまとめた情報をお伝えします。
「付かぬ事」、「したり顔」、「にやける」、「役不足」、「潮時」といった言葉をどういう意味で使うかといった設問もあります(いずれも、本来の意味とは異なる使われ方が普及してきている言葉です)。
そのほか、SNSの使用と、その影響(社会における文字や語句、言葉の使い方への影響)、敬語に関する意識、外来語表記に関する意識に関する設問もありました。
貼ったリンクから、年齢別の調査結果を確認できます。翻訳者・通訳者の方もそうでない方も、ご自分の使い方や意識が同世代の方と同じかそうでないかなど、確認してみるのも面白そうです。
「家電」、「映える」、「課金する」、「ポチる」、「エモい」。これらの言葉、皆さんは使いますでしょうか。
文化庁による2024年度の国語に関する世論調査の結果が公表されています。言葉そのものを扱う仕事をする者として、興味深い内容でした。
令和6年度「国語に関する世論調査」の結果の概要
www.bunka.go.jp/koho_hodo_os...
冒頭に挙げた「家電」、「映える」、「課金する」、「ポチる」、「エモい」。これらは比較的新しい使われ方をする言葉ですが、使うかどうか、気になるかどうかを年齢別に尋ねる設問のほか、
※リセッタブルヒューズ=従来の「溶けて切れる」ヒューズと異なり、繰り返し使えるヒューズ。急激な電圧(温度)の変化が起きると、構造が一時的に変化して抵抗が急激に増大する(=電流を通さなくなる)が、温度が下がるとまた抵抗が小さくなる。
25.09.2025 06:56 — 👍 0 🔁 0 💬 0 📌 02. ポリマーフィラメントに「銅のナノ粒子」を混ぜたものを3Dプリントしたところ、能動素子としてリセッタブルヒューズのような性質を観測できた
3. このフィラメントでトランジスタを実装することにも成功した
4. 他の材料も模索中だが、現状、銅入りフィラメントでしかこの性質は再現できていない
5. フィラメントは半導体と異なり安価で、生分解性もあるので環境にもやさしい
6. なお、このフィラメントは3Dプリントで電磁コイルをつくろうとしていたらなぜかできた、とのこと
#翻訳者が見た世界の半導体技術
MIT Newsより、半導体を使わない能動素子を3Dプリントで製造できるようになるかも…というお話が気になりました。半導体不足の昨今では、こういう基礎研究も重視されそうですがはたして…。
※能動素子=ざっくり言えば電気エネルギーを増幅/整流できる部品。半導体を使うのが一般的。
以下、簡単にまとめました。
1. 半導体は能動素子に不可欠な存在だが、生産が簡単ではないので供給量やコストに問題あり
news.mit.edu/2024/mit-tea...
図が少なめで文章が中心なものの、やさしい言葉づかいなため、いわゆる「IT系の解説書」の硬い雰囲気が苦手な方もとっつきやすそうです。
おおむね基本情報技術者レベルの内容と用語が使われているため、「資格の勉強まではしたくないけれど、知識くらいは欲しい」方にも向いているかもしれません(嘉汕🐸)
スタッフの嘉汕🐸です。『教養としてのコンピューターサイエンス講義 第2版 今こそ知っておくべき「デジタル世界」の基礎知識』(ブライアン・カーニハン著、酒匂寛訳)を読みました。
Unixの共同開発者でもあるカーニハン氏がプリンストン大で行っている講義をまとめた一冊の第2版。
コンピューターのハードウェアからソフトウェア、プログラム、ネットワーク、AIに至るまで、コンピューターまわりの基礎が解説されています。
bookplus.nikkei.com/atcl/catalog...