おわり(3/3)
15.02.2025 13:43 — 👍 1 🔁 1 💬 0 📌 0@mokk0.bsky.social
成人済腐。アカウント作ってみました。上下左右固定。まったりその時々好きなジャンルも色々つぶやく。のんびりやります。
おわり(3/3)
15.02.2025 13:43 — 👍 1 🔁 1 💬 0 📌 0つづき(2/3)
15.02.2025 13:43 — 👍 1 🔁 1 💬 1 📌 0バレンタイン承花。
四十路の恥じらい。(1/3)
2/9プラチナムFlower VR2025
新刊🌹GUEST BOOK
『 VALENTINE KISSES 』
A5/96P/全年齢/価格未定
スペース【東4さ20a】
テーマそのもの「ザ・バレンタイン❣️」真っ赤な表紙が目印❤️かわいいピンクで箔押しの予定🩷完成が楽しみです‼️
Design/nzworks様
ゲスト様は2枚目をご覧ください✨
2月9日VR Fes 新刊予定しております。
ゲスト様8名をお招きした、バレンタインとキスをテーマにした一冊です。
サンプル・詳細は追ってご案内いたします!
#承花
ハチミツ大根作った🍯
17.11.2024 09:42 — 👍 0 🔁 0 💬 0 📌 0この前かうさんに話聞いてもらえてほんと幸せだった。ありがとうございます。出会いに感謝。
12.11.2024 01:57 — 👍 0 🔁 0 💬 0 📌 0素早いwww
気づいてくださってありがとうございます!
右も左もわからず放置気味になるかもですが、よろすすお願いします!
パラレルしましょ!
スパコミday1
プラワ14
承花新刊『熱烈歓迎』
文庫58P/R18
新刊出ます!
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www.pixiv.net/novel/show.p...
承花
2/2
承花
旅の間のお話。1/2
詰襟/承花
12.03.2024 04:32 — 👍 3 🔁 1 💬 0 📌 0これはひどい。 百年の恋も冷める。 鏡に映った「へ」の字の眉が、情けなく垂れる。もはや「し」の形で「の」の上に引っかかっているといった有様だ。 二つの「の」は、まばたきらしいものをした。 鏡に映るそれを異様に思いながら、横に長めの「へ」の字を、ぎゅっと結んだ。 鏡を見てこいと電柱頭に押しこまれたのは寂れたガソリンスタンドのレストルームだった。 「どうかしたか」 同じように顔面の被害状況を隣の鏡で確認していたはずの承太郎の声は、いつもとまったく変わりなかった。 「……驚くだろう、へのへのもへじだぞ」 被害の度合いでいえば、承太郎の方がぼくよりも深刻だ。何より、ぼくにとってのダメージがデカい。 あの国宝級、いや、世界遺産級の美しい顔面が『へのへのもへじ』になってしまったのだ。勿論、スタンド攻撃である。 当の承太郎といえば、状況確認は済んだとばかりに鏡に背を向けたところだった。 一切の感情も、未練も見えなかった。 読み取ろうとしたところで、彼の顔面も濃くハリのある男らしい形の「へ」と、どういうわけかいつものようにぐるりと長いまつ毛に囲まれた「の」、形よくスラリと高くてシュッとした「も」、そして、キリリと引き締まった「へ」があるだけで、特段、感情らしい感情は浮かんではいなかった。 そこで、花京院はふと冷静になった。 待てよ、これって、いつもと同じなのではないか、と。
「承太郎、戻ろう」 幸いなことに、こんな状態ではあるが視力にも嗅覚にも発語にも、なんの問題もなかった。 二人してこんな能力に引っ掛かるとはとんでもなく間抜けなことだったが、おそらくはジョセフたちがスタンド使いをとっちめてくれれば早晩解決するだろう。 「待て」 「どうしたん」 だい、は言わせてもらえなかった。 承太郎の存外柔らかな「へ」がぼくの油断極まる「へ」へと押し付けられていたからだった。 この感覚も、全くいつもと同じで、変わりなかった。 「……へのへのもへじだぞ」 「関係ねえな」 承太郎の指先が学帽を跳ねて、燃えるような「の」がぼくの「の」を真っ直ぐ射抜いた。 「二人きりだぜ。問題あるか」 ちょっとだけ考えた。 ぼくの横に大きめで薄い「へ」は、もう一度先ほど重ねられた承太郎のぽってりと分厚い「へ」の感触を期待していた。 問題はない。 ぼくは、少しだけ背伸びして、承太郎のほんの少し拗ねて尖った「へ」に「へ」を押し付けた。
承花
へのへのもへじは突然に。
逃げろ肉の芽
2月29日[逃げろ肉の芽]
#承花
支部→
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するり。 書き物をしていた目の端に小さな闖入者の影が見えた。換気のため僅かに開けてあった窓の隙間はほんの数センチ。そこから難なく侵入を果たしたのは一匹の猫であった。 彼のテリトリーに、紛れ込んでいるのはこちらなのではないかと思わせるような一瞥をくれて、勝手知ったる足運び。音も立てずにスルスルと泳ぐようにしてリビングの真ん中を渡っていく。 「おい」 声をかけたが、耳だけを向けて、ややしばらく、斜め上の宙を睨んで長い髭を二、三回ヒクヒクと動かす。 何かを確認したのか、ふんと小さく鼻を鳴らして、ようやく、ちらっと振り向いた。 『きみ、見ない顔だが……この家の住人かい?』 全身は、薄いクリーム色。アルビノかと思うほどに薄い色素の、瞳は鮮やかなバイオレットだ。小さな額の上、一房だけ長くなっている毛色は、やや赤みがかった色をしている。 その、前髪とでも言えば良いのか、そこだけ長い毛を前足でちょいちょいと整えるようにしてから、不敵な仕草で顔を洗って、後ろ足を持ってきて耳の裏を掻いてみせた。 承太郎に害はないと見做したらしい闖入者は、およそ二メートルほどの、適切な距離だけ離れてこちらを伺っている。この距離であれば手を出せないのを、わかっているような。 「おまえ……花京院か」 その名を口にするのはずいぶん久しぶりだ。音にすると愛おしさが込み上げてくる。
「花京院」 もう一度呼んでみた。 にゃー、と鳴いた。 やはり、花京院か。 「どこいってたんだ」 今度は答えずにぷいと首を逸らし、本棚の角をじっと見たかと思うと、低く構えてから、ひらりとその上に乗ってみせた。 「やるじゃねえか」 得意げに本棚の上を歩く花京院は、物を落とすようなヘマはしなかった。 粛々と、着々と、冷静に動く。そんなところもあいつにそっくりだった。 短いランウェイはすぐに終わる。 本棚の先には、テレビボードがあるだけで、飛び移れるところはもう無い。 「来いよ」 自分から手を伸ばすのは、いつぶりだろう。 「ただいま……っ、て、どうしたんだい」 手を広げた格好のままの承太郎を見て、買い物袋を両手に下げた花京院が、ぽかんと立ち尽くしている。かけていたメガネも少しだけズレている。 「お前があんまり遅いから、猫になっちまったのかと思っていたところだ」 「なんだい、それ。すぐそこのスーパーに行って帰ってきただけじゃあないか」 時間にして、一時間ほどだろうか。 長い長い時間であった。 互いに多忙な身の上である。 共に過ごせる時間は大変貴重である。
遠く離れている間は、こんな寂しさは感じない。寂しくないといえば嘘になるが、物理的に離れていると思えば割り切るしかない、というのが正しい。 しかし、今のように会える距離にいるのに、離れているというのは耐え難い。本当は買い物もついて行きたかった。きみが一緒だと買い物に集中できない、と置いて行かれてこの始末である。 「仕方がないな」 軽いため息で買い物袋を足元へ置くと、広げたままの承太郎の腕の中へ、花京院がポスンと収まった。 すぐに閉じ込める。 「ただいま。寂しがりやさん」 「おかえり。待ってたぜ」 あの不良が、こんなにも素直になるなんて、歳は取ってみるもんだね、と花京院が笑う。 窓の外から、もう一匹。 今度は図体のでかい、黒い猫がヌシヌシと入ってきた。 「にゃー」 承太郎が花京院と呼んだ白い猫が鳴いた。 「にゃ」 黒い猫が応える。 「お迎えに来たんだね」 花京院の足元に黒い猫が親しげに頭を擦り付けた。 「懐いているな」
「うん、たまに遊びに来るんだよ。こっちの黒い子、なんとなく君に似てるから、承太郎って呼んでるんだ」 「呼ぶな」 「君だって」 腕の力を強くして、綺麗に整えられた髪の間に鼻先を埋めた。 くすぐったいぞと文句を言う口を自分のそれで塞いでやろうと俯けば、見上げる黒猫の小さな緑の瞳と目があった。 「とっとと帰って、てめーもあいつとよろしくやるんだな」 黒猫は言われなくてもそうするぜ、とぷいっと背中を向けた。 「承太郎、猫相手になに、ん、……」 二匹の猫は寄り添って帰ったのだろうが、見送ることはしなかった。 なにせ、人間二人は、キスに夢中だったので。
66承花。
猫の日に寄せて🐈⬛🐈🐾
63承花
『椅子』