鹿頭

心の中を掃除して、いつでも客人を迎え入れられるようにしておきなさい。

人間の心は脆いねえ。

職場でいきなり大きな声出して爆笑する人なのが他の職場にもバレはじめたらしくてこの前すげえ心配された。

大丈夫ですよ。

スマホにギター繋げられるミキサーも欲しいし欲しいものだらけや。

発振させてピーピーさせてギター弾き散らかしたい。

ファズファクトリー欲しくなった…

他者を愛する愚か者は私です。

世界で一番の愚か者は私です。

その両者に、私はなりたいと思う。

他者を常に憎む時間のある人間は暇な人間だ。

そして他者を執拗に愛する余裕のある人間は物事をよく考えてもいない愚か者だ。

「私の幸福。」

答えというものは、いつだってシンプルさ。

お前のその手にぶら下がっている子供が将来大きくなったら「お前は母親のような卑怯な人間になるんじゃないぞ」と笑顔で教えてやるのさ。

俺を散々な目に合わせた連中が今は幸せに笑ってやがる。

ほんとに嫌。

中学校眺めたら嫌なことを思い出すので。

地元に住んでいる為、中学の同級生に発見されがち。

すまない、僕が幼かった。

今でもお前の眩しく笑う顔が目に浮かぶよ。

今思えばフェイが普通に僕のところに居るの今でもちょっと落ちどころがないなぁと思う。

あの男に「お前の好きに使え、誰かにあげたっていい」と言われて、僕はそれを馬鹿正直に信じたんだ。

でもそんな言葉を僕が信じるだけの信頼があの男にあったんだ。

僕がそういうのを気にする人間なのを理解してわざとその言葉をかけたんだ。

僕に向かって「お前は主人公みたいな奴だ」とあの男は笑った。

その言葉を信じてしまえるほどに、僕は幼かった。

今でも。

全てのものはやがて腐る。

腐ってしまう。

だが、"精神まで腐ってもいい"とは誰も言っていないことをよく覚えておきなさい。

自戒を込めて。

本当に恐るべきは。

連中は感情と言葉のサンドバッグを血眼で探して回っているのだ。

相手にとって本当の悪とは自分の感情を制御できないことだろうな。

それは悪でも未熟さでもなくて「満たされているかどうか」なのだろうよ。

誰かの中で何かになれたらなぁ…みたいな欲求ってガキだけのものだと思ってたけど意外と死にかけの老人にもあるのかもな。

そも年数の前提を考えてみれば当然。

ガキは生きてる老人に比べて時間が少ないし、能力も未発達なので。

状況はあれからなにも変わってない。

だが心の受け止め方が変わったのだ。

僕はもう間違いなく幸福だ。

これから先僕が老いて死んだとして、それからあなたが幸福な最期を迎えたとして、永劫回帰という聖なる方便がもし宇宙を含めた全ての世界の真実だったとしたら　僕はまたこの人生を繰り返したい。

何度でも、何度でも。

気が狂っていてもいい。

それはあなたが正しさを知っているということなのですから。

僕は善人が好きだ。

真理の為に嘘を"つけない"人間を愛してさえいる。

あなた方が周囲から悪人だと後ろ指をさされてしまったとしても

僕は愛そう。

つまり愚者であるということは………つまり…………