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「反重力」がその形状を確かにする。PLAMAXのファルケで気軽に味わう重厚なSFの世界  マシーネンクリーガーという作品は、ミリタリーとSFの絶妙な中間に位置しているように思う。発表から長い時間が経ち、数多くのロボットやメカが生まれてきた今だからこそ、その独特の立ち位置がより際立っている気がする。単にSF的なミリタリーではなく、ミリタリーでありながらSF、そんな独特のバランスを持ち、古びないどころか、世の中にロボが増えれば増えるほど、その重厚さや渋みがむしろ魅力として濃く現れてきている。  その中においてファルケは「反重力装甲戦闘機」という漢字の響きが硬派で、カタカナの設定よりもむしろ「分かりそうで分からない」ニュアンスがあるのが面白く、流行に流されない独自性を放つ。戦車でもロボでもない、ちょうどその間を突くような存在感がある。  PLAMAXのファルケのキットは、パーツ数が少なく、緑色の成形色がとても綺麗だ。PLAMAXらしく、暗すぎず派手すぎない絶妙な色味だ。様々な塗装パターンやデカールが用意されているぶん、プラスチックの色違いも期待したくなる。 組み立てはロボやメカに比べればかなり簡単で、可動がない分構造がシンプル。すっきりした作り心地で、美しいラインがすぐに完成する。ミリタリーモデルとして見ても、転輪もキャタピラもプロペラもキャノピーもなく、細かい工程が少なくて楽。  ロボともミリタリーとも言い切れない、未来的で独特なメカを手に入れる感覚は、どちらに肩入れするでもないが模型を飾っておきたいという気分にぴったり合う。実際に作ってみると、大きな翼もなく、どこが操縦席なのか一見わからない。それなのに「戦闘機」と言い切ってしまう大胆さがすごい。 その形状に説得力を持たせる反重力甲戦闘機という設定の選び方も見事だ。P-38ライトニングの双胴部分を流用したとか、ヤクルトの容器を使ったエンジン……といったモデリングにまつわるエピソードが、ファルケの戦闘機戦闘機としての属性を確かなものにしていると本当に気付くのは完成して全体を眺めるタイミングかもしれない。  ファルケ単体だけでも十分なのに、人形やドリーが加わるとさらに良くなる。それらが合わさることで自然と「こんなつもりじゃなかったのに」と思いながら情景を作りたくなってしまう。それこそがプラモデルの楽しさなのだと改めて感じられる。

「反重力」がその形状を確かにする。PLAMAXのファルケで気軽に味わう重厚なSFの世界 #キットレビュー #SFメカ #nippper #プラモデル

21.02.2026 13:00 — 👍 11    🔁 2    💬 0    📌 0
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【工具レビュー】え、これがパレット? 「彫刻だらけのプラスチック板」があなたのプラモ塗装をサポートします/ドライブラシテクスチャパレット  ファンタジーな武器や深海のモンスター、骸骨などが所狭しと彫刻されているこの板。これ「パレット」なんです。その名も「ドライブラシテクスチャパレット」。ユニークな模型工具や塗料を展開しているメーカー・グリーンスタッフワールドのアイテムです。  シンプルな袋に入っています。パレット裏返すとプラスチック成形されたものだと確認できますね。細かなディテールが入った大きなプラ板がパレットになるんだぜ! というこれまでにはないメッセージ性が込められた商品といえます。パレットといえば紙とか梅皿、塗料皿ですよね。しかもドライブラシパレットなんて「模型塗装テクニック」+「パレット」という名前になっています。  ドライブラシとは、塗料を筆に含ませた後にペーパータオルなどで拭ってカサカサにした状態にした筆先を、模型に擦り付けていくテクニック。微量の塗料がパーツの角や出っ張ったところに乗るので、お手軽にグラデーション塗装や汚し表現ができる楽しいテクニックです。この写真のようにペーパータオルで塗料を調整しますが、このパレットがあれば……。  直にディテールに擦り付けて、筆先の塗料の量を調整できます! メリハリある彫刻に直に塗るので、実際のパーツに塗った時と近い感覚で調整できるのが最高! ドライブラシのキモは塗り方よりも筆の中の塗料の量の調整にあるので、ここでしっかりと自分の好みの感じに調整できれば、お目当ての模型を塗るときに失敗することはありません。  自分の中のお好みの頃合いになったら擦り付けるのをやめて、実際に塗るパーツにドライブラシをしてあげましょう!  これだけ豊富なモールドが用意されているので、最近買った塗料や筆の使い心地をテストするのにもピッタリ! まさに最高のテストピースなのです。  使い込んで、色を落としたいなと思った時。水性塗料ならマジックリンを含ませた布やペーパータオルで拭いてください。表面の塗料が簡単に落ちます。奥まった箇所はなかなか難しいので、そこは無理に拭わなくても良いでしょう。使用感に問題は出ないと思います。  ラッカー塗料などの際は、プラを痛めにくいペイントリムーバーなどで拭き取ると良いと思います。  あなたの机の上に転がしておくだけで、ドライブラシだけでなく、通常の筆塗りやエアブラシの試し塗りにも活用できますよ。ぜひこの機会にゲットしてください。それでは〜。

【工具レビュー】え、これがパレット? 「彫刻だらけのプラスチック板」があなたのプラモ塗装をサポートします/ドライブラシテクスチャパレット #工具 #筆塗り #nippper #プラモデル

21.02.2026 11:00 — 👍 5    🔁 0    💬 0    📌 0
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【レビュー】待望の皇帝騎、ホルダ17 “ディー・カイゼリン”がプラスチックキット化!/VSMS第三弾のパーツ構成に刮目! ■本記事はボークスより商品の提供を受けて作成しています(PR)  2013年、世界中のファンやメカデザイナーたちに衝撃を与えた『ゴティックメード(GTM)』の象徴的な機体である「ドナウ帝国皇帝騎・ホルダ17型GTM "ディー・カイゼリン"」。ボークス渾身のVSMS(ボークススーパーモデリングシリーズ)の前作2騎に続く1/100スケールでの立体化に多くの期待が寄せられています。大好評だった第1次予約から早くも2次予約がスタート!では、旗騎GTMの優美な装甲とその向こう側に迫っていきましょう。    カイゼリンの全高は309mm、パーツ総数は276となっています。ABSOMEC半完成品モデルで実現された関節機構による可動範囲をプラキットでも再現するための妥協のないパーツ構成から、今回もボークスによるGTMモチーフへの並々ならぬ意気込みが感じられます。 フレームを構成するパーツには、これまでの騎体同様にしっかりとしたディテールが施されています。組み上がった際に外装の間から覗くディテールの密度感と外装とのコントラストが美しいです。可動を実現させつつ、しっかりと立たせるための強度も考慮されています。  ボークスのIMSシリーズで培われてきたボディの可動式パーツと固定式パーツの選択式は、もちろん今回も採用されています。蛇腹構造を支柱パーツにひとつひとつ取り付けることで、一体成型では出せない装甲の重なりを見せてくれます。  剛柔兼ね備えたカイゼリンの力強さを印象づけているハンドパーツですが、手甲側の西洋甲冑のような意匠だけでなく、その内側にある指のモールドにも注目です!指の関節部や指先まで行き届いた精密感は、まさに永野メカのディテールにおけるコントラストが余すところなく再現されている証左だと言えるでしょう。  透明装甲の表現に欠かすことのできないクリアパーツ。限定仕様ではなく、デフォルトでクリアパーツ同士を組み合わせた再現を多様するのもGTMモチーフの特色ですよね。非常にシャープかつ、透けて見えることも考慮してディテールとしても目を魅く取り付け面の構成も見所です。  もう一種のクリアパーツはスモークブラックで成型されています。クリアにこのブラックを嵌め込んでいく構成が多く、騎体内側を向く面のスリット状モールドも再現。全方位から見ても抜かりのない精密感の実現に寄与しています。  白で成型された各所の外装は凹凸の両モールドが施され、特に脚部のエングレービングの部分はスライド金型も活用されるなど合わせ目を極力抑えた構成になっています。こちらにもスリット状のモールドがありますが、その中にさらに細かいスリットが入るなどここにも一切の妥協はありません。  初めてそのビジュアルが発表された際に、特徴的なシルエットと共にカイゼリンの眼光に射抜かれた方も多いのではないでしょうか。フェイスパーツも精緻なディテールが見事に表現されています。マスク部分と眼窩内部を別パーツとすることで、塗装もしやすく配慮されており、凹モールドで施された瞳などでさらなる奥行きが生み出されています。  ランナーに居並ぶパーツたちにただならぬ気迫を感じるVSMSのカイゼリン。後編では、堪能したパーツによる各部位を組み合わせて、プラスチックモデルとして立ち上がる皇帝騎の流麗な姿を見ていきましょう!  

【レビュー】待望の皇帝騎、ホルダ17 >・#8220;ディー・カイゼリン>・#8221;がプラスチックキット化!/VSMS第三弾のパーツ構成に刮目! #キットレビュー #ロボット・アニメメカ #nippper #プラモデル

20.02.2026 13:00 — 👍 8    🔁 2    💬 0    📌 0
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花金だ!仕事帰りに買うプラモ。「めっちゃ知ってるボトルと缶」があなたのプラモをひき立てる!/AKインタラクティブ 1/35 情景アクセサリー ボトル&缶セット  週末の模型ライフが楽しくなっちゃうプラモを、フミテシの独断と偏見でお届けする「花金プラモ」。今週はあなたのプラモデルをひき立てる魅力的なアクセサリー「AKインタラクティブ 1/35 情景アクセサリー ボトル&缶セット」をお届けします。  パッケージにはスーパーとかホームセンター・ドラッグストアで見たことがある商品が堂々とプリントされています。まさに僕たちの生活の中にがっつりといるモチーフがプラモデルになっています。つまりこのプラモデルを添えるだけで「人のプラモデルを置かなくても人がいた空気感」を演出することも可能です。車プラモデルの中に入れたり、戦車模型のそばに転がしたりと様々な使い方ができます。  ペットボトルやガラス瓶もラインナップされているので、それらのリアル感を優先するために全てクリアーパーツで成型されています。  近寄って見ると、細部のディテールもかなり良い感じ。「こういうの触ったことある〜〜」となること間違いなし!   プラパーツと共に本キットの主役が「デカール」です。ドクターペッパーやセブンアップ、ペプシ、コカ・コーラ、コロナビールなど飲んだことあるものばかり! これを貼ることで、無個性だったボトルや缶にいきなり個性が加わります。デカールはイタリアの高品質デカールメーカー「カルトグラフ製」なのも最高です。  そしてこの小さなプラモデルのために、超親切なHow to冊子も付属します。パーツを切り離す時のポイント、塗装する時はランナーとゲート(ランナーはパーツが収まっている枠。ゲートはランナーとパーツを繋いでいる細いプラスチックの部分)を持ち手にすると塗りやすいよとか、情景ではこんな風に配置してみようなど、作り手に数々のアドバイスをしてくれています。それだけこのアクセサリーを大事にしているということですね。  花金ということで、あなたが今日買ったドリンク類もラインナップされているかもしれない「AKインタラクティブ 1/35 情景アクセサリー ボトル&缶セット」。プラモストックにひとつ置いておくだけで、きっとあなたのプラモにいつもとは違った景色を与えてくれることでしょう! それでは。

花金だ!仕事帰りに買うプラモ。「めっちゃ知ってるボトルと缶」があなたのプラモをひき立てる!/AKインタラクティブ 1/35 情景アクセサリー ボトル>・缶セット #キットレビュー #情景 #花金プラモ #nippper #プラモデル

20.02.2026 03:00 — 👍 7    🔁 1    💬 0    📌 0
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【レビュー】小さな体に重武装/設計思想で魅せるもうひとりのVALKYRIE TUNE アイリス=ブルックナー  グッドスマイルカンパニーの人型プラモデルブランドPLAMATEAから生まれたガールズプラモシリーズ「VALKYRIE TUNE」。リサ=キャスターと並んで登場したのが、極端にドジでプレッシャーに弱いという設定を持つアイリス=ブルックナーです。性格も立ち位置も対照的なふたりですが、プラモデルとして見たとき、その違いは単なるキャラクター付けだけではありません!  まず手に取って気づくのはサイズ感。リサを標準的な体型とすると、アイリスはひと回り小さい。結果として、シリーズものにありがちな共通ランナーは存在しません。同じ「VALKYRIETUNE」という括りでありながら、体型から構造まで、それぞれのキャラクターに向き合ってゼロから設計されている。PLAMATEAがこれまで初音ミクや『艦これ』、さらには男性キャラクターまで幅広く扱ってきたシリーズであることを思い返すと、この「共通化しない姿勢」はむしろ自然で、ブランドとしての一貫性すら感じます。  アイリスの衣装は、マーチングバンドを思わせるデザイン。白を基調とした服に、縁取りの金色が非常に多く入りますが、ここを塗装済みパーツと色分けで丁寧に処理しています。服側はプリペイント、帽子はパーツ分割で金装飾を再現。さらっとやっているように見えますが、実際は難易度の高いことを、あまり誇示せずに成立させているあたりがいかにもグッスマです。  構造面で面白いのが、肩から二の腕にかけての白いフリル状パーツ。装飾品としての存在感が強い部分ですが、接続は工夫されていて、上腕の後方から斜めに伸びたボールジョイントで保持します。腰回りも含め、小さなボールジョイントを使って装飾をうまく制御している印象で、「よく動く」と「見た目を崩さない」の両立が意識されています。  付属する<ハーモニックウェポン>はチューバタイプ。巨大な金管楽器がぐるりと変形し、エネルギー砲(公式設定ではマイクロウェーブ兵器)へと姿を変えます。マウスピースらしき意匠や持ち手になりそうな箇所が随所にあり、ポーズ付けの自由度はかなり高い。楽器としても武器としても成立するデザインです。  股関節構造を見比べると、リサとの違いがはっきりします。リサは内股気味のポーズを取りやすいスイング構造でしたが、アイリスは長めの軸の先にボールジョイントを設けた構成。体格差もありますが、これは彼女が持つ武装を考慮した設計です。重たい楽器を抱えても姿勢が破綻しないよう、安定性を優先した構造になっています。キャラクター性と装備、そして可動の関係をちゃんと考えているのが伝わってきます。ただし、さすがに武装が重い! なので可動台座は2基付属します。アイリス本人用と、武器サポート用。こういう割り切りも潔く、無理に「自立できます」と言い張らないのが好印象。  組み立ててみると、色とデザインの完成度が非常に高く、素組みでも満足感は十分。しかも組み上がりは速く、リサと合わせて1日で2体組んでしまうことも現実的です。華やかさの割に重さを感じさせないのは、シリーズ共通の美点でしょう。  関節サイズや強度を落とすことなく、全体をコンパクトにまとめ上げたアイリス=ブルックナー。すぐ組めて、しっかり遊べて、しかも構造を見る楽しさがある。リサ=キャスターと並べたとき、キャラクターとしても、プラモデルとしても「対」になっているのがよく分かります。VALKYRIETUNEというシリーズの方向性を、体感的に理解するには、この2体をセットで組むのがいちばんです。

【レビュー】小さな体に重武装/設計思想で魅せるもうひとりのVALKYRIE TUNE アイリス=ブルックナー #美少女プラモ #nippper #プラモデル

19.02.2026 11:00 — 👍 5    🔁 0    💬 0    📌 0
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【工具レビュー】ボークスに行ったらぜひともゲットして欲しい平筆!「ファレホエフェクトブラシ2、4」  全国のボークスショールームに行ったらぜひこの2本の筆をゲットしてください。ボークスが猛プッシュ中「ファレホ:ブラシ」の中でも、僕が今超気に入っている平筆です。それが「ファレホ エフェクトブラシ2」(506円)、「ファレホエフェクトブラシ4」(583円)です。  正直、筆は頻繁に交換するので「どこでも買えて、よく供給されるもの」を優先して僕は使ってきました。ボークスが扱うファレホはスペインのメーカーで、全世界の模型ユーザーから超絶愛されているすごいメーカーなのですが、日本国内では主にボークスショールームやボークスのウェブサイト、一部のお取引先店舗でしか購入できないというデメリットもあります。でもそんな条件でも、もしあなたがボークスショールームへ足を運んだら、ぜひともこの筆だけはゲットして欲しいのです。  筆の形状はとってもポピュラーな平筆。反発力もよく、毛先も綺麗にフラット。人工毛なので、ラッカー塗料でも水性塗料でも、模型用塗料に対する耐性もバッチリ。僕はすでにどちらの塗料でもジャンジャンガシガシ使っていますが、いまだに毛先はまとまったままです。  綺麗に整った毛先により、パーツの縁やパネルラインなどのキワに毛先をグッと押し込んで、綺麗に塗り分けることができます。  適度な反発の良さで、曲面に追従。小気味よく滑らかにタッチを繰り返せるリズム感は、自ずと筆塗りを楽しくしてくれます。さらにこの筆の良いところはキレ良く塗料が排出していくところ。細かなタッチを繰り返す際など、このキレの良さはかなりの武器になります。  またエフェクトブラシの2と4を揃えれば、「広い面は4で塗って、細かなタッチを2で塗っていく」という戦略も可能。グラデーション塗装などにもってこいです。4はちょっと大きめの飛行機模型のようなものを塗る際にも便利ですよ!  この筆を使った最近塗った模型がこちら。2本揃えても約1000円。毛先も丈夫なので、長時間あなたに寄り添ってもくれます。ぜひボークスのファレホ:ブラシ売り場で見つけたらゲットしてください。あなたの筆塗りが楽しくなること間違いなしです!

【工具レビュー】ボークスに行ったらぜひともゲットして欲しい平筆!「ファレホエフェクトブラシ2、4」 #工具 #筆塗り #nippper #プラモデル

18.02.2026 13:00 — 👍 11    🔁 0    💬 0    📌 0
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実車エアロアバンテに惚れて、ミニ四駆はスケールモデルなのだと実感した瞬間。  先日東京へ出張する機会がありまして。せっかくだから、と、足を伸ばして新橋のタミヤプラモデルファクトリーへ行ったのです。ワクワクしながら店内を物色していたのですが、どうしても視線を奪われるのはコチラ。1/1スケールの実車エアロアバンテ。  ローラーなどの意匠でミニ四駆らしい外観は保ちながら、それでもやっぱりそこは実車。本格的なサスペンションや足回り、ボディカウルの隙間から覗くメカ達。たまんねぇっす。  でもなんだかミニ四駆のエアロアバンテとは印象がちょっと違う。「なぜ?」と思っていたのですが、もしかして色が違う? こちら、深いメタリックブルーの色合いなのですね。この色が凄く良い色。ウィングの翼端板の内側もガンメタリックな色合いになっていてこれも良いアクセントになっている気がする……。  実車があまりに心に刺さったのでミニ四駆を塗装して、この1/1エアロアバンテの色の雰囲気を再現してみたい!お土産はこれだ!チャリン! こういうのは気持ちが熱いうちにつくらないと積んでしまいそうなので家に帰れば早速制作開始。キット付属のホイールは色が違うし塗るしかないかな?と思っていたのですが、手持ちのホイールでちょうど良いメッキホイールが見つかりました。サンキュー過去の自分!  さて、肝心のボディですが、メタリックブルーをスプレーでささっと吹いてからクリアブルーを何層かエアブラシで塗装してみることに。あとで気づいたけど、これっていわゆるキャンディ塗装ですね。初めてやってみましたが意外と簡単で色に深みが出て本当に良い色になりました。ムラになったって、ちょっとホコリが入ったって大丈夫!どうせステッカーでほとんど隠れます!  塗装に満足したので、せっかくなのでステッカーの青い部分をカッターで切り取ってから貼ってみました。地道に余白をカットしていきましたが、カットしたステッカーを貼るとすごい満足感!  今回、実車を見てからミニ四駆を作ってみるといろいろと発見がありました。とくに面白かったのはミニ四駆がスケールモデルだと改めて気付かされたこと。「ミニ四駆は小さな1/1のレーシングカーだ!」と強く思って触れてきた私ですが、よくよく考えてみたらミニ四駆はもともとスケールモデルなんですよね。その証拠に商品名は「タミヤ 1/32 ミニ四駆REVシリーズ エアロ アバンテ(ARシャーシ) 」と、ちゃんとスケールが書いてある!  実車エアロアバンテを見て、再現しようと取り組んでみたら改めてそれが感じられたのが面白い。スケールモデルとしてのミニ四駆。これもまた良いですね。まだ実車とは違う箇所もありますが、そのあたりは今後の楽しみとして改造して実車に近づけていきたいなと思います。ミニ四駆はやっぱり『改造』が醍醐味だと思うのです。

実車エアロアバンテに惚れて、ミニ四駆はスケールモデルなのだと実感した瞬間。 #キットレビュー #自動車 #mini4wd #nippper #プラモデル

18.02.2026 11:00 — 👍 4    🔁 0    💬 0    📌 0
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【レビュー】カワイイだけじゃダメですか/ガールズプラモ超戦国時代にPLAMATEAが問う個性 VALKYRIE TUNE リサ=キャスター  もう国内でガールズプラモデルに関わっていないメーカーを探すほうが難しい、というくらい、各社がそれぞれの「カワイイ」を競う時代になりました。そんな中でPLAMATEAが送り出すオリジナルシリーズが「VALKYRIE TUNE(ヴァルキリーチューン)」。既存IPのキャラクター商品で培ってきた人物プラモデルのノウハウを、まるごとオリジナルの世界観に投げ込んだシリーズです。初音ミクから始まり、『艦これ』時雨や『ブルーアーカイブ』のトキ、『スクライド』のカズマまで振れ幅の広いラインナップを築いてきたPLAMATEAシリーズにおいて、「ガールズプラモとして何ができるか」を真正面から考えた結果がここにあります。  今回紹介するリサ=キャスターは、ロックと勢いを全身で体現するキャラクター。全高約160mmのノンスケールながら、可動はガールズプラモの王道ど真ん中で、ポーズ付けに困ることはまずありません。レオタードベースのデザインにスカートを重ねたスタイルも、動きを阻害しない構成になっていて、立たせても構えても破綻しないのが好印象です。それでいて、リサは色数が非常に多いキャラクター。にもかかわらず、成形色と彩色済みパーツを巧みに使うことで、組み立てるだけで完成見本に近い情報量を得られる設計になっています。  衣装まわりの処理も気が利いています。スカートとネクタイのチェック柄は塗装済みパーツで再現され、単なる色分け以上の華やかさを演出。胸部やスカート、背部ユニットにはクリアパーツが使われ、キャラクターデザインの軽快さを立体でもきちんと拾っています。肩のひらひらしたパーツなども、保持は最小限のダボで済ませつつ、組んでいて不安にならないバランス感覚。このあたりは、キャラクタープラモデルを作り続けてきたPLAMATEAらしい部分です。  表情パーツは塗装済みが4種付属し、さらに無地の表情パーツと瞳デカールもセット。素組み派はそのまま遊べて、塗装派は自分好みに仕上げられる余地が残されています。手首のプレートに入るファイアパターンもデカールでフォローされており、「ここはどうするんだろう?」と悩むポイントがきちんと潰されています。  そしてこのキャラクターを語るうえで外せないのが、楽器であり武器でもある<ハーモニックウェポン>。リサには大小2種のギターが付属します。小サイズのギターは、見た目はしっかりエレキギターらしく、弦のニュアンスや色分けも良好。布製リボンのストラップは長さ調整もでき、持たせたときの「それっぽさ」が段違いです。ここから変形してアサルトライフルになる流れもスムーズで、触っていて気持ちいいギミックになっています。  大型のギターは、もはや最初から武器然とした存在感。楽器モードのまま振り回しても絵になりますし、一部変形させてバスターキャノン形態にすれば、一気にテンションが振り切れます。完成見本のポーズを真似するだけでも楽しいですし、自分なりに構え方を工夫する余地も十分。ガールズプラモとしての「遊び」がしっかり詰まっています。  実際に組んでみてまず感じるのは、そのスピード感です。これだけ色数が多く、情報量のあるキャラクターにもかかわらず、組み立て自体は非常にシンプル。2~3時間もあれば無理なく完走できてしまいます。武装も構造自体は素直で、ギミックは多いのに組みにくさは感じません。設計とデザインがきれいに噛み合っている印象です。  動くプラモデルは、完成後にポーズを付けて遊ぶ時間まで含めて「完成」です。ガールズプラモならなおさら、そのポーズひとつひとつが可愛さを引き上げてくれます。組み立てが軽快なぶん、完成後にまだ体力も時間も残っているはず。武器を構えさせたり、楽器としてしっかり持たせたり、自分なりの「リサ=キャスター」を探してみてください。同時展開のアイリス=ブルックナーと並べれば、シリーズとしての広がりもより実感できるはずです。

【レビュー】カワイイだけじゃダメですか/ガールズプラモ超戦国時代にPLAMATEAが問う個性 VALKYRIE TUNE リサ=キャスター #キットレビュー #美少女プラモ #nippper #プラモデル

17.02.2026 13:00 — 👍 6    🔁 0    💬 0    📌 0
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【レビュー】「飾り棚に納まる圧倒的解像度のゴジラ」をその手で組み立てよう!/青島文化教材社 PLAfig. No.PF-01 ゴジラ-1.0 ゴジラ (2023)  キットの造形だけを見ていると実際のサイズ感とのギャップに感覚がバグりそうですが、このサイズでこんなに精巧なゴジラが手に入るのは感動ものです。ゴジラ-1.0の劇中の迫力を自室の飾り棚の中に気軽に納めることができる最高のプラモデルが「青島文化教材社 PLAfig. No.PF-01 ゴジラ-1.0 ゴジラ (2023)」。ぜひ作ってください! ジッポオイルの容器と同じくらいの大きさに情報量がみちみちに詰まっています。  全高約13cmに詰め込まれた精巧な造形にはただただ驚嘆させられます。超かっこいいイラストの箱を開けてランナー(パーツが収まっている枠のこと)と組立説明書を眺めてみると、とても組みやすそうなパーツ構成です。  各部位ごとにランナーが分かれていているのでパーツを探す手間がなく、パーツ切り出しから組み立てまでストレスフリーで作業ができます。  キャラクターものは顔の造形が気になるところです。ランナーを並べただけではゴジラの顔が見つけづらかったのですが、組立説明書を頼りに探してみるとかなり細かく分割された頭部パーツを発見。歯の細かさに驚愕です。それと同時に塗りたい衝動にもかられました。  普段作っているガンプラなどとは異なるジャンルのキットでしたので、様子を見るためにひっつき虫を使って仮組みをしてみます。どうですか、この迫力! 接着していないので、パーツの合わせ目に隙間が出来てしまっていますが、ゴジラの雄叫びで全身にひび割れが入ったと見立てても良いのではないか? と思ってしまいました。キットの作りは把握できたので各パーツ接着していきます。  巧みに分割されたパーツの合わせ目は一見すると非常に分かりづらく、流し込み接着剤で接着するだけでほぼ見えなくなりそうです。  流し込み接着剤はゴジラの表皮間に流れ込まないように、できればパーツの裏側で塗布した方が良いかなと思い、写真のような感じで接着剤を流していきました。  仮組みしなかった背びれパーツは一発勝負で組み立てていきます。とはいえ、けっこう数があるのでどのパーツがどの位置のものか分からなくならないように組立説明書をしっかり確認。背びれパーツの表があり、ランナーA1などの横に背びれ番号なる数字が書かれています。  パーツの方に目をやるとそれぞれの背びれパーツの接着軸のところに番号表記が! なんという親切な作りなんでしょう。これでためらうことなく大量の背びれパーツをランナーから切り離していくことができます。  背びれパーツの接着には即位置決めができるように流し込み接着剤の速乾タイプのものを使用しました。タミヤセメント(流し込みタイプ)速乾は刷毛が極細なのでこういう入り組んだところの作業にはもってこいです。  完成したゴジラはどこから見てもかっこいいほど完璧ともいえる造形です。コンパクトなサイズにまとめられていることで、逆にディテールが凝縮されているのでより解像度が高く見えてきます。お部屋に飾っても嫌にならないサイズ感も本当に魅力です。メカものなどでは味わえないパーツ分割を、昨今の流し込み接着剤でピタピタと貼っていくのもすごく気持ちが良く、プラモデルを作っているぞ〜って感覚も思いっきり楽しめます。ぜひ「青島文化教材社 PLAfig. No.PF-01 ゴジラ-1.0 ゴジラ (2023)」作ってください!

【レビュー】「飾り棚に納まる圧倒的解像度のゴジラ」をその手で組み立てよう!/青島文化教材社 PLAfig. No.PF-01 ゴジラ-1.0 ゴジラ (2023) #キットレビュー #ヒーロー・怪獣・モンスター #nippper #プラモデル

17.02.2026 11:00 — 👍 8    🔁 2    💬 0    📌 0
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【工具レビュー】デザインナイフ、接着剤ぬりぬり棒に転生する。  プラモデル製作において、ニッパーの相棒とも言えるほど大事なのが「カッター」(デザインナイフやアートナイフ。以下デザインナイフで統一)。ニッパーでカットした跡を整えたり、小さなパーツを切り出したりと常に大活躍。そんなデザインナイフの刃は、切れ味が落ちてきたら交換します。そのまさに「交換された刃」に最高の役目があるのです。  それが「接着剤を塗るための棒」的な役割です。グルーアプリケーターという専用工具も売っていますが、切れ味の落ちたデザインナイフもこの工具に引けを取らないほど大活躍してくれます。しかも使ったらいつものように廃棄するだけという手軽さも良いです。  特に瞬間接着剤を塗る時に僕は使用します。ゼリー状瞬間接着剤をパレットの上に出して、デザインナイフの刃先ですくいます。  いつもニッパーと同じくらいの頻度で使用している工具なので、接着剤をすくう量のコントロールもお手のもの。刃先に少量とって、点々と接着剤を塗っていきます。  パーツを貼り付ける側に、チョンチョンと少量置きます。瞬間接着剤はつけすぎると乾燥が遅くなり、返って接着が難しくなります。少量を各所に点々と置いておくことで、乾燥速度と強度を確保します。  貼るパーツの接着面にも点々と塗っていきます。デザインナイフの刃先で切るわけではないので、パーツに傷もつきにくいです。シャープな先端のおかげで、適量塗っていけます。  接着完了! 使い慣れているデザインナイフによる的確な接着剤の添付により、自分の貼りたい場所にパーツを接着することができました。切れ味の落ちたデザインナイフにも様々な活躍の場があったりするのも、工具の面白いところです。ぜひ活用してください。それでは〜。

【工具レビュー】デザインナイフ、接着剤ぬりぬり棒に転生する。 #工具 #nippper #プラモデル

16.02.2026 13:00 — 👍 9    🔁 2    💬 0    📌 0
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【レビュー】美青年プラモの世界にもっと広がりを!/コトブキヤ 無限邂逅メガロマリア ジルコニア  『無限邂逅メガロマリア』は、コトブキヤのオリジナル女子高生プラモシリーズ「創彩少女庭園」の設定を舞台とした特撮番組として位置づけられています。つまりジルコニアは、創彩少女たちが観ている特撮キャラクターの一人ということになります。雰囲気はかなり異なるのに、劇中劇として同じ世界に存在できる点が、非常に面白いですね。  私は髪の毛のパーツを見るのが大好きです。各社苦心しているであろう部分ですが、この後ろ髪はシャープで動きがあって素晴らしいです。  そんなわけでサクッと組んでみたのですが、実にカッコよくてたまりません! 肘に付けられるアームブレードは、左右対称のデザインにアクセントを与えてくれてとても良いです。  夫がヘルボーイのフィギュアから布服を貸してくれました。試しに着せてみたところ、ため息が出てしまうほど似合っていました。 これはドール用の服もいろいろと着せたくなります。創彩少女庭園には布服を着せられる素体が販売されているので、ジルコニアにもそういった素体のボディが出ると嬉しいです。  美少女プラモという言葉は、よく耳にしますよ。女性キャラの可動プラモデルを指す呼び名で、カスタマイズ性が高く組み替えて遊べるものがたくさんあります。コトブキヤのメカプラモシリーズ「フレーム・アームズ」を美少女化した「フレームアームズ・ガール」は、その草分け的存在といえるでしょう。一方で、「美少年プラモ」や「美青年プラモ」は、まだジャンルとして定着するほどの数が出ていないように感じられます。 そんななか、「無限邂逅メガロマリア ジルコニア」は美青年プラモの先駆けとなる存在になるのではないか、と期待が膨らみます。

【レビュー】美青年プラモの世界にもっと広がりを!/コトブキヤ 無限邂逅メガロマリア ジルコニア #キットレビュー #フィギュア #nippper #プラモデル

16.02.2026 11:00 — 👍 14    🔁 7    💬 0    📌 1
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【レビュー】単色で仕上がる包容力/ハセガワ F4U-5Nという優しい飛行機模型 ハセガワの1/72 F4U-5Nは、グロスシーブルーかブラック単色で仕上げられる夜戦型コルセア。2001年新金型のシャープな設計と抜群のフィット感で、肩の力を抜いてストレートに完成させる喜びを思い出させてくれるキットです。細かな武装は無理に付けなくてもいい。マーカーと単色塗装で十分カッコいい。過剰な“やりたい欲”から少し距離を取り、「完成したぞ!」と叫びたくなる模型体験を取り戻しました。

【レビュー】単色で仕上がる包容力/ハセガワ F4U-5Nという優しい飛行機模型 #キットレビュー #軍用機・旅客機 #nippper #プラモデル

15.02.2026 13:00 — 👍 10    🔁 1    💬 0    📌 0
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【レビュー】今後の「コトブキヤ発SF艦船摸型シリーズ」への期待が高まる傑作キット!/デス・ストランディング2 DHVマゼラン  1/350スケールのコトブキヤDHVマゼラン。「DEATH STRANDING」や数々のキャラクターモデルを手掛けているコトブキヤということもあり、ノンスケールとなっていても違和感はありません。しかし、そこであえて艦船模型で広く認識されている1/350を設定したというところに、ただの立体化ではない、まさしく「プラモデル化」であるというコトブキヤの真摯なスタンスが感じられました。  KOJIMA PRODUCTIONSのゲーム「DEATH STRANDING 2」において、主人公サムと仲間たちが所属する跳ね橋部隊の移動基地として各地に赴き、数々の名シーンの舞台ともなった深部タール狩猟船「DHVマゼラン」。デザイナーである新川洋司氏のビークルや艦船モチーフへの造詣の深さから生み出された形状とディテール、ゲーム発売前に公開された特報映像におけるまさに“ヘッドクォーター”な展開は、世界中のファンに驚愕と歓喜を持って迎えられました。  そして、作品を象徴するこの一隻を新川デザインの数々を立体化しているコトブキヤが、1/350スケールでキット化。本キットではコトブキヤの得意とする精緻なディテールと量感が「非常に少ないパーツ数」表現されており、組み易さは特筆に値します。ボックスアートと組み立て説明書には製作の参考になるCGモデルや各種スケッチが収録され、モチベーションが高まります。ラフスケッチの内部図解もあり、これがスケール感の大きなヒントとして塗装仕上げを選択した際のイメージをサポートしてくれます。  前述したように、キットのパーツ構成は少なくまとめられています。船体上面もこのように一体成型となっていますが、絶妙な面の膨らみや角度にモールドがしっかりと施され、船体前部ハッチ上部の凹凸ラインの接合部をパーツの分割線とする工夫からも、開発陣のディテールに対する見せ方への丁寧な意識が感じられます。  船体下面はカラーリングに則ってブラックの成型色となっています。下面は特に凸モールドが上面以上に入っており、印象以上に複雑な面構成と各ディテールが妥協なく再現されていました。  機体後部左右のコンテナや船体前部、側面パーツのランナー。船体上面パーツのように、機体デザインにおけるディテール、パネルラインの多くをパーツの接合部として用いることで、極力合わせ目消しを必要としない現用設計を随所に見ることができます。  船体各所の入り込み部分もしっかりと再現されていました。特にコンテナの前部後部パーツは、そのディテールの深さによって船体のソリッド感にさらなるメリハリを与えています。  グレー調なカラーリングの中で鮮やかなワンポイントとなっているクレーンの先端パーツ。マルチカラー仕様として、今回もしっかりとモチーフの色味が成型色で再現されています。  ストーリーの進行と共に実装されるレールガンもあります! 砲口周辺に合わせ目が入らない分割に、船体同様のスケール感を意識した適切な段落ちモールドも各所に施されています。 浮遊航行するマゼランにベースはぜひとも欲しいところ。キットにはもちろん専用スタンドが付属します!艦名がバッチリと印刷されているのでストレートに組み立ててディスプレイしたいユーザーにも嬉しいです。また、コトブキヤ直営店・オンラインショップで購入の際は、限定特典として跳ね橋部隊のロゴが入った「フライングベース デス・ストランディング2 Ver.」がプレゼントされます(特典準備数に達し次第で配布終了のためお早めに!)。塗装仕上げを選択した際はスタンドも合わせてウェザリングなどしてみるのも楽しそうですよね。  組み立ては非常にスムーズです。船体もご覧のように中心となる構造パーツに各面をはめ込んでいく感覚の仕様で、絶妙な角度の接合ラインも確実にフィット。すぐに船体が建造できます。  船体後部の球形ユニットも大きく3パーツとなっており、そこにディテールパーツをはめ込むという組み易い構成。ユニットができたところで構造パーツに各ユニットを取り付けていきます。塗装時の着脱もし易いです。  2基のコンテナはわずか4パーツで組み上がります。ランナー状態からもそのディテールの密度感を見ることができましたが、組み上がると各面の凹凸大中小と余す所のないモールドを体感することができます。コンテナだけですでにSFなオブジェクトとしてかっこいいので、さらにテンションが上がります。  タール深部狩猟船という艦種イメージの特徴となっているクレーン、ストーリーの進行と共にこれを大規模改修して備え付けられるレールガンは差し込み式の付け替えが可能です。  主要部位が組み合わさるとこの充実感、ズッシリとしています。船体、コンテナ、球形ユニット、各部位それぞれが少ないパーツ数にまとめられながらも、充実したボリュームとディテールを放ちながらDHVマゼランが急速浮上してきました!シャープな造形からソリッドで量感のあるデザインまで、コトブキヤが長年培ってきたプラモデルにおける立体化のノウハウがこのキットでも存分に発揮されています。  クレーンとレールガンそれぞれでシルエットが大きく変化します。また、レールガンの付け替えだけでなく、船体に搭載されているCIWS(近接防空システム)も同様にゲーム進行の再現として、ファランクス型とSeaRAM型を選択することができます。  機体前方は現実の沿海域戦闘艦や強襲揚陸艦を想起させる印象となっていますが、これに対して後方は球形ユニットの集合によって、SF的でより近未来のテクノロジーを感じさせる宇宙船的な印象も感じられます。こうした変化をシームレスに体感することができるのも、立体としての本キットならではの醍醐味です。  このマゼランは1/350、ということは同スケールの艦船模型と並べたらどのように見えるのだろう。このように浮かんだ方も多いと思います。まさに模型だからこそ実現する現実と架空の出会いです。ディテールアップにおいても、こうした艦船用のアフターパーツなどを用いるのも面白そうですよね。コトブキヤがこれまでメカキャラクターモデルで長年培ってきたブロック工法的な組み易い構成と、さまざまな作品で描かれてきたSF艦船というモチーフの組み合わせ。DHVマゼランはそんな二つの要素が合わさった、今後の「コトブキヤ発SF艦船摸型シリーズ」への期待が高まるキットでした。皆さんも是非、この可能性の一隻を手に取ってみてください!

【レビュー】今後の「コトブキヤ発SF艦船摸型シリーズ」への期待が高まる傑作キット!/デス・ストランディング2 DHVマゼラン #キットレビュー #ロボット・アニメメカ #nippper #プラモデル

15.02.2026 12:00 — 👍 9    🔁 0    💬 0    📌 0
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【レビュー】実車感と機械愛に満ちたヨンフォアへの熱意溢れる渾身のキット/アオシマ CB400FOUR ’76 カスタム  「説明書に機械部品の解説が少しだけでもあれば、バイク模型としての至高性がさらに高まるんだけどなー」と思いながらその緻密なエンジンパーツと向き合ったのがアオシマのHonda CB400FOUR(通称:ヨンフォア) '76 カスタムだ。むき出しのエンジンこそがバイクの主格であり、バイク模型においてもその表現にはメーカーの技術や矜持が込められる。サイズ的に様々なディテールが省略されがちな1/12スケールでありながら、エンジン~変速機までの機械構造がとことんパーツ化されていた。完成したら見えなくなる部位においても、緻密さを追求する姿勢には脱帽である。バイクへの、機械への愛を存分に感じられるが故に、説明書にパーツ解説が加わるだけでエデュケーションとしての極みも得られるのに!   プラモデルが文化教材としてのポテンシャルを発揮しているのを見ると、なぜか嬉しくなってしまう自分がいる。プラモがより多くのひとの喜びになってほしいので。YouTubeやAIを活用すれば、ヨンフォアのエンジンの部品構成、オーバーホール手順などいくらでも把握できる今でもあるので、メーカーが実機の再現をとことん追求したかは存分に伝わってきた。なので、説明書にその機械の役割とか解説があるとさらに良いのにな、と感じたのだ。  しかし説明書の初手が「ヘッドカバーにタペット調整キャップを貼ってください(×8)」とあってさすがに目をひんむいた。最初、なにをやらされているのか解らなかった。あえて別体としたホンモノ性。だからこそ説明書に解説があれば、より奥行きのある体験ができたのではないかと思う。 金属ピンも最初「ナンジャコリャ」だったのだが、実機も冷却フィンの合間からシリンダーブロックを締結するスタットボルトを視認することができ、そのキャラクター性を再現していたのだ。しかし当時のHondaはスタットボルトすら直接、空冷したかったのか。空冷原理主義のさすがの本田宗一郎イズム。  エンジンのパーツ構成がド硬派&ハイカロリーではあるのだが、箱をあけるとまず彩り豊かで嬉しくなるキットではある。旧車といえばのメッキパーツと合わせて色付きクリアパーツがナイス過ぎる。無塗装であってもしっかりヨンフォアが成ってくれると直感できた。  タイヤのゴムが薄めで整形されているのだろうか? 他のバイク模型よりも柔らかく感じるし、ホイールにはめてるとフニフ二でエアボリュームを有している。それでいてタイヤパターンやサイドウォールの刻印がシャッキリ、クッキリで凄いと唸った。  赤と黒のプラ成形色がジャストでしかないので、タンクとサイドカバーにデカールを貼ってプレミアムトップコート[光沢]を吹けば充分と思えたし、排気の集合管はトップコートの[つや消し]を吹いたらバッチリだった。ヨシムラロゴのリアルさが爆発している。ヨンフォアことCB400FOURは国内向け、輸出仕様、排気量が初期408cc、後期398ccと仕様の多い車種であり、このキットは「免許制度改正後(1976年)の国内モデルの398cc」となる。タンデムステップの位置、リアコンビネーションランプなどが忠実に再現されている。  プラ成形色やデカールなどに合わせて「無塗装でいいじゃん」と思わせてくれたのがこのホイルシール。シートの鋲や金具の表現といて貼っていくと完全に合皮レザーシートに。プラスチックだったものが、金属色のシールのせいでレザーに見えてくるマジック……!  2015年に「ヨンフォアのアオシマ新規金型」と世に放たれた『1/12 ホンダ CB400FOUR '74 アオシマ』(ザ☆バイク No.03)。その系譜の最新キットはアップハンドルや集合管といったカスタムパーツが盛り込まれ、半世紀前の二輪熱狂の時代性をより色濃く帯びた内容となっている。組みきると無塗装であってもその情報量に圧倒されるのと合わせて、自己肯定が爆発した。完成後もシート下の工具ボックスを外してエアクリーナーにアクセスできたりと、実車感をとことん追求したヨンフォアへの熱意溢れる渾身のキットであった。あとは説明書に機械の解説さえ入ったら完璧なのに……。  正直、無塗装で組んでいっても工程がぜんぜん進んでいかない、歯ごたえたっぷりなキットではある。調子の良い接着剤とピンセットは必須だ。そうであっても、YouTubeでヨンフォアのレストア動画を流しながらこのキットと向き合うことは大変良い時間であったといえる。キットの熱意に当てられてか、すっかり実車のヨンフォアが欲しくなっている。自分の誕生年月の個体がありそうなんだよなー。

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14.02.2026 23:00 — 👍 10    🔁 3    💬 0    📌 0
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【レビュー】試作機という挑戦を組む/プラッツ アメリカ空軍 試作戦闘機 YF-23  試作機。プロトタイプ。なんと甘美な響きでしょう。耳にした誰もが、一発で惹かれてしまうカッコ良さをもった言葉です。アニメなどでは、主人公が乗るメカに「たった一つしかない理由」を与えるための装置として使われることも多く、キャラクタープラモの世界ではおなじみのワードかもしれません。ですが、今回はスケールモデルのお話。しかも相手は、現役戦闘機であるF-22と採用試験を争い、惜しくも敗れたアメリカ空軍の試作戦闘機YF-23です。  「性能は良かったが、結果として選ばれなかった」。そんな評価とともに語られがちな機体ですが、その姿には、当時の最先端技術を真正面から突き詰めた痕跡がはっきりと刻まれています。  ステルス性が重視される現代の戦闘機は、曲面主体の滑らかな外形を持つものが多く、プラモデル化にあたっては胴体と主翼を一体化した大きなパーツ構成になることが珍しくありません。本機YF-23もその例に漏れず、箱を開けると、主翼を含めて上下二分割された機体パーツが収められています。そのため、組み立て作業の主役になるのはコックピットと尾翼。程よい情報量のコックピットを組み上げたあと、続いて2枚の尾翼を組み立てます。ここで少し面白いのが、その取り付け方法。尾翼中央の軸一本を胴体側パーツで挟み込む構造になっており、「これはどの角度で固定するのが正解なんだろう?」と一瞬考えてしまいます。  ところが実機を調べてみると、YF-23の水平尾翼は舵面を持たない全遊動式。つまり尾翼全体が動いてピッチ制御を担う構造になっているのです。軸一本で保持するキットの構成は、簡略化や妥協の結果ではなく、超音速戦闘機としてごく当たり前の設計思想を、素直に反映したものだったというわけです。「試作機だから変わった機構を持っている」というよりも、むしろ当時すでに標準となっていた空力制御の延長線上に、この機体もあったことが見えてきます。 (撮影/からぱた)  2パーツで完成する本体部分は、流し込み接着剤でパーツを押さえつけながら少しずつ固定していき、ぽっこりとしたキャノピー(コックピット上部のガラス部分)をつければ完成です!本来は着陸脚を取り付けられますが 今回は飛んでいる状態で組みたかったのでその工程はスキップ。組んだあとは、いろんな角度から眺めてみます。筒状が多いエンジンノズルが独特の形状をしていたり、ひっくり返すと下部はシンプルでペタッとした平面で構成されていたり。発見が色々あります。  採用テストのライバルであったF-22は2005年から正式採用され、今も世界各国の空を守っている訳ですが その採用テストは1990年には行われていたようです。30年以上前に、当時として挑戦的な技術を結集して生み出された戦闘機であることが、このSFチックなデザインからも強く伝わってきます。  このキットは、普段目にすることの少ない試作戦闘機を、スッキリとした組み立てで味わうことができます。今回は組んだだけですが、試作機という背景を生かして、アニメのように自由なカラーリングするのもアリ!試作機にこそ刻まれた先人たちの“挑戦”を、プラモデルだからこそダイレクトに感じることができます。ぜひあなたも手の中に感じてください!

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14.02.2026 13:00 — 👍 7    🔁 1    💬 0    📌 0
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自分の作った模型に言葉を乗せて——模型展示会で「ZINEを作る理由」  たまたま模型展示会(プラモデルを作る人たちの“文化祭”みたいなもの。模型作品が会場に集まり、作者や観にきた人が語り合うこともできる「プラモの楽しさが共有される場所)前に塚田ゆうた氏の「RIOT」というマンガからZINE(同人誌)の存在を知って、自分もやってみたくてたまらなくなった。このマンガで特に気に入ったのが、「何を題材にしても、どんな方法で作ってもいい」、「大事にしていることは何なのか?」、「何を伝えたいの?」と主人公の高校生たちが葛藤しつつも、やたらと楽しそうにZINEを作っているところだったのだ。これを自分の大好きな模型をテーマに描きたくなったというわけだ。  ちょっと前のことになる。2025年4月、ある展示会で『劇場版機動戦士ガンダムⅢめぐりあい宇宙』をイメージしたガンダムとガンキャノンを作って展示した。そして、「なぜこれを作ったか?」「どこを見てほしいのか?」を会場に見にきてくれた人に伝えたいなって思ったんだ。なぜなら、これまで様々な模型展示会にしてきて、作品を置いただけじゃ自分の言いたいことの1/10も伝わんない。いつも作品の横にいてうまく説明できる訳じゃないってこれまでの展示会で痛感してたから。  僕は1980年代のホビージャパンの手描きの作例解説記事が大好きだ。そして2000年代のカトキ氏によるガンプラの手描きの指示書が大好きだった。これを自分のZINEの表現の柱とし、それになぞらえたものにしようと決めた。展示会まで1週間しかないので4ページで作ろう。そして文字と絵でびっしり誌面を埋めたい。形態は展示会でたくさん配りたいのでA3コピーでプリントしよう。やりたいことは広がっていく。  データを試しにプリントして試作品を作ってみる。できた! A3紙を2回折っただけの簡単なものだけど、伝えたいことがギュッと詰まったZINEが出来上がった。  じゃ、量産だ!結局時間が押して、展示会近くのホテルで仕上げた。折るのを繰り返しながらにやにやが止まらない。  当日は作品の横に積んでみたよ。皆すごく喜んで読んでくれたのも嬉しかった。展示の横にずっといることができなくても、ZINEのおかげで観てもらえた人に今作に注いだ思いを伝えることができたと思う。  そんな展示会にチャレンジした場所は「春のタンまつり」。主催者はNippper副編集長のフミテシさん。今年も福島県いわき市で4/19(日)に開催されます。今年僕が展示するプラモも伝えたいことがいっぱいある。さあ、どうしようか? 今からワクワクしながら考えている。

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14.02.2026 11:00 — 👍 9    🔁 5    💬 0    📌 1
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【レビュー】同じだけど少し違う。だからたくさん作りたくなる/マシーネンクリーガーのファイアボールを作る  「その奥に飾ってあるロボット、かっこよくて好きです」 本の前に何気なく置いていたマシーネンクリーガーのシーピッグに対してそう言われた。プラモデルに触れることがなさそうな人から不意にかけられたその言葉は、自分の好きなものを肯定されたようで、なんだか嬉しくなった。  私は完成したプラモデルを専用のスペースに飾るよりも、生活の場にそっと置いておくのが好きだ。本棚や収納ラックの一角にまるでそこに住まわせるとでもいうか。実際そのシーピッグも漫画と一緒に棚へ適当に並べていたものだ。  そのときの嬉しさがあって、今度はファイアボールを作ろうと思った。これはシーピッグとよく似た丸っこい見た目をしている。マシーネンクリーガーの中では似たものがいくつかラインナップされているのだけど、店で見かけるとつい買ってしまう。なんとなく製品の販売されている様子を見ているといつでも手に入るわけではないっぽくて、間を開けながらポツポツと再販されているみたい。ただ、放っておくと売り切れてしまうので欲しいと思ったときに手元にストックしておく。  作るたびに作業方法が微妙に変わっていることに今回気づいた。合わせ目や隙間には瞬間接着剤を流し込み、硬化剤で固める、そのあとガラス製のヤスリでガリガリ削るという手順を経たがツルツルの面が出来上がるのが楽しくてこれは次回も同じことをすると思う。 定期的に再販され、同じような感覚で組み立てられるシリーズであることは、実はとても大切なことだと思っている。一度作った感覚が手に残っているので、二個目、三個目と、気負わずにまた作り始めることができるからだ。しかし、「同じことを繰り返す」安心感がある一方で、シーピッグ、ファイアボール、スーパーボール……といった具合に微妙なバリエーションが生み出す作り心地の差は新たな体験を常に提供してくれるのでそれはそれで楽しい。  褒められたシーピッグと同じように、ファイアボールも場所は取らず、わりとどこにでも置ける。けれど、みっちりとした造形をしているので存在感はそれなりにあり、なによりアイボリーのプラスチックの色が綺麗だ。さて、今度は部屋のどこに置こう。しばらくは色を塗らずにこの様子を楽しもうと思う。

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13.02.2026 13:00 — 👍 11    🔁 1    💬 0    📌 0
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【#FridayVibes 】世界中のモンスターが大行進!/キミはエクスプラスのプラモデルを知っているか!?  往年のモンスタープラモへのリスペクトをギッチギチに詰め込みつつ、ラインナップを拡張し続けているエクスプラスのプラモデルシリーズ。レトロさとモダンさが最高の塩梅で同居したパッケージと、組み立ててみれば完全に「今」の精度でビッシビシ組めるキットのクオリティが、全世界のマニアを大喜びさせています。  そんなエクスプラスのプラモの真骨頂といえば、やっぱりクリーチャー/モンスターを題材としたキットでしょう。ネタ選定やキットの構成にはその昔のオーロラ製プラモのテイストも感じさせつつ、日本の特撮作品や近年の恐竜映画からも題材を拾うそのスタイルは、まさに「現在のモンスタープラモ」として申し分なし! たとえ色を塗らなくても、組み立てて置いておくだけで存在感抜群です。  ということでこの記事では、エクスプラスのクリーチャー系キットに関する記事をまとめてお届けします。豊富なラインナップの中から、あなた好みの異形を探してください! ●これぞ怪奇俳優プラモ! ベラ・ルゴシのドラキュラを組もう  これまで数々の俳優がドラキュラ役を演じてきましたが、キング・オブ・ドラキュラ俳優といえばやはりユニバーサルの『魔人ドラキュラ』で主演を務めたベラ・ルゴシでしょう。そんなルゴシ版ドラキュラを、貴族的な雰囲気そのままにキット化したプラモのレビューがこちら。でっかいルゴシが部屋にいる! それだけで生活に潤いが出そうです。 ●びろんびろんの包帯を一個づつくっつけるのが楽しいミイラプラモ!  同じくユニバーサルモンスターからもう一発、『ミイラの墓場』版ミイラ男のビッグサイズなプラモのレビューです。全身包帯でぐるぐる巻きという、プラモ的には全くありがたくないモチーフをパーツに落とし込んだこのキット、一体どのような組み心地なのか。記事を読んだら、ぜひ実物のプラモにも触れてみてください。 ●『ジュラシック・ワールド』のメインヒロインが巨大プラモに!  戦前のモンスター映画だけではなく、ちゃんと最近のネタにも目配せしてるのがエクスプラスのすごいところ。映画『ジュラシック・ワールド』で大活躍したヴェロキラプトルの「ブルー」も、ド迫力の大型キットになっています。そしてこの記事では、「ブルーは実は正確にはヴェロキラプトルではない」という驚愕の事実が明らかに……! 真相はいかに!? ●国産特撮の最高到達点が、超ボリュームで襲来!  死ぬほど面白い怪獣映画としてみんな年に二回は見ている『ガメラ2 レギオン襲来』。エクスプラスからはこの『ガメラ2』版ガメラと、その宿敵であるレギオンが両方ともキット化されています。特にレギオンはガメラを圧倒的に上回るボリューム感。デカいだけじゃなく、映画を見ているだけではよくわからないレギオンの形状やディテールが、脳にスルスル入り込んでくるプラモでもあるのです。  今後もどんな怪物プラモが飛び出すのか、楽しみで仕方がないエクスプラス。どれでもいいのでとにかく一個組んでみれば、「デカいクリーチャープラモ」の楽しさがわかるはず。皆様もぜひトライを! そんじゃーね!

【#FridayVibes 】世界中のモンスターが大行進!/キミはエクスプラスのプラモデルを知っているか!? #特集 #nippper #プラモデル

13.02.2026 11:00 — 👍 6    🔁 3    💬 0    📌 0
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花金だ!仕事帰りに買うプラモ。昭和のギミックは、令和の接着剤で完成する/「青島文化教材社 サンダーバード1号」  週末の模型ライフが楽しくなっちゃうプラモを、フミテシの独断と偏見でお届けする「花金プラモ」。今週は、傑作SF作品「サンダーバード」日本国内放送60周年を記念して再生産されたキットのひとつ「青島文化教材社 サンダーバード1号」をご紹介。あの当時のプラモデルも今の工具があれば、当時のギミックも堪能しながらかっこいいディスプレイモデルにも仕上げられますよ。迷わずゲットです。  プラモパッケージの巨匠の1人・小松崎茂氏が描いたイラストが最高にかっこいい! 後のサンダーバード2号の青味がかった緑色も渋い! ディテールアップするならこの絵を見て作っても良いでしょう。デカールも再販に合わせてリプリントされているので品質も良くなっています。  箱を開けると本体のパーツがゴロリ。これだけでワクワクしてきます。しかもパーツ表面にはそれらしい凸リベットがいっぱい! 翼のパーツにも本体と同じようなディテールが施されていて、目を喜ばせてくれます。  本キットは発売当時はモーターが入った電動走行版が発売され、その後にゼンマイ版に改修されて再度発売されました。ゼンマイ版が出た理由が、当時の接着剤ではプラモ本体下部の接着に問題が出てしまい、電動モーターを搭載したロケットエンジンがすぐに外れてしまうということがあったためらしいのです。今のような速乾燥・強力という接着剤があればもしかしたら話は変わっていたかもしれませんね。  他にも翼が開閉したり、先端の耐熱コーン部分がスイッチを押すと発射するという楽しいギミックも搭載されていました。こちらのギミックは本キットでも残っています。  エンジン部分だけでなく、バネのギミックをしっかりと保持しながらパーツを接着していくこともかなり難しかったようなのですが、今の僕たちには「速乾流し込み接着剤」があります。このタミヤかGSIクレオスから発売されている接着剤を持っている僕たちにとっては、まさに最高のプラモデルなのです。  左右の主翼にバネを接続。これだけでも、少々不器用な私にはレベルが高かったですが、しっかりと固定されました。  バネの接続が外れないように、両翼の上下パーツを接着します。昔の接着剤だったら、この状態で2〜3日完全乾燥させる必要があったでしょう。しかし、僕らが使用している「速乾流し込み接着剤」なら、数分しっかりと乾燥させておけば、すぐに次の組み立てに移れます。  翼のバネを胴体幅に伸ばして、翼を胴体内に取り付け。可動するので接着はせず、バネのテンションでパーツが支えられています。速乾流し込み接着剤でしっかりとパーツが接着されているので、バネの力に耐えられなくて翼のパーツがバラバラになるようなこともありません。  「速乾流し込み接着剤」も完全乾燥は1日を要しますが、作業できるくらいには短時間で強固な接着を実現してくれます。そのためこのようなギミック入りのプラモにおいても、大変力になってくれるのです。  胴体も速乾流し込み接着剤があればがっちりと貼れます。可動部分にだけ接着剤が流れ込まないようにしておけば大丈夫ですよ。ボタンを押せば主翼が展開! 主翼を胴体側に押し込めば、バネのテンションでカチッと止まります。超シンプルなギミックですが、動く楽しさを体感できます。  耐熱コーンの発射ギミックは絶対に人には向けてはいけないほど強力。段ボール箱に向けて試しに発射してみたら、小さな穴が開きました。あまりの発射速度に大爆笑間違いなしなので、安全な場所と周囲に注意して遊んでくださいね。  短時間で組み上がり、シンプルだけれど笑顔になれるギミックが詰まっているプラモデル。プラモデルの楽しい体験の原点がこのプラモデルには詰まっているな〜と思いました。「サンダーバードプラモ」というものに焦点を当てると、プラモ史においてもとっても重要な流れがあったりします。それはまだ別の機会に。まずはこの1号や後ろにある2号のキットを今の工具で「えいや!」と組んで、プラモデルのシンプルな楽しさを味わってください。組んだだけの姿もとてもいいなと思えるのです。それでは良い週末を〜〜。

花金だ!仕事帰りに買うプラモ。昭和のギミックは、令和の接着剤で完成する/「青島文化教材社 サンダーバード1号」 #キットレビュー #花金プラモ #nippper #プラモデル

13.02.2026 03:00 — 👍 12    🔁 6    💬 0    📌 0
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超時空シンデレラフィットな面を削る/WAVEのヤスリスティックSOFT2へのラブレター  ウェーブの「ヤスリスティックSOFT2」は名前のとおり柔らかいのだが、適度にコシがあり細長いので持ち方を工夫すれば割と平面の面出しもできる。反面、グッと力を入れればスポンジヤスリ的に曲面に合わせたヤスリがけもできて、便利なのだ。これ一本でかなり戦える。一時はこれの400番と600番がぜんぜん手に入らなかったんだけど、11月くらいにひさびさに再入荷してたのを見たので買った。やはりイイ。使いやすいです。  で、今PLAMAXのバトロイドバルキリーを作ってるんですけど。これのファストパックがありますね。ヤスる前に写真撮っときゃよかった。これをですね。WAVEのヤスリスティックソフト2でヤスるんですけど……。  あっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!超時空シンデレラフィットする~~~~~~~~~~~~!!!!気持ちいい~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!! まあ円の段落ちと先端が半円のヤスリだからそらそうっちゃそらそうなんですけど。定曲率って知ってる? でもファストパックのこの部分って、円だけど面としては曲面じゃなくて平面だし、彫刻もないし。まさにヤスリスティックにヤスられるために産まれた面すぎてすごい。運命の出会い。  別に革命的にヤスりやすいぜ! というわけではない。ちっちゃくちぎったヤスりとかスポンジヤスリでもいい。でもなんか、ピッタリすぎて「これすごくない?」って思ったのでみんなに伝えたくて筆を取りました。  もっとこうさ…プラモデルって手を動かして作る遊びなんだから、みんな完成したプラモの写真見せ合うだけじゃなくて経過というか……手触りというか……アクションというか……もっと動的な魅力を伝え合うべきなんだ。たぶん。 こんな時代だからこそ我々はこういうどうでもいい喜びをシェアしなければならないと思うのです。わかったか。わかったらこういうことをみなさんも教えて下さい。さようなら。

超時空シンデレラフィットな面を削る/WAVEのヤスリスティックSOFT2へのラブレター #工具 #nippper #プラモデル

12.02.2026 13:00 — 👍 8    🔁 0    💬 0    📌 1
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【工具レビュー】模型に使う金属線、だいたい切れます。備えて安心「ゴッドハンド メタルロッドニッパー」  ニッパー、とひとくちに言っても役割は様々で、模型ジャンルにおいてはプラスチックを切断する方面に特化していて、プラモデル用のニッパーには金属線を切る能力はありません。刃が駄目になるのでやめてください。なら金属線ははどうすれば? そこで切断できるこのニッパー、メタルロッドニッパーです。同社にはメタルラインニッパーという製品もあり、そちらは2mmまで対応していますが、このメタルロッドニッパーはさらに太い3mmまで切断することができます。メタルラインニッパーでギリギリの真鍮線も安心してバッサリいく能力があります。  刃先は片側に寄せたフラットなもので、切断用の刃は両方についています。先端より根本のほうが太い金属線を切断するようになっているので、基本は支点近くで切りましょう。  固定ポーズに改造するときに関節をつなぐことでおなじみ、アルミ線は金属線としては柔らかいので5mmまで切断できます。ニッパーを握ればスッと切断できます。  切断面は片側はフラットに、片側はクサビ型になります。フラットなほうはマイナス状のふくらみが出ますが、ちょっとヤスればキレイにできるでしょう。  ガレージキット軸打ちの友にしてニッパー切断の強敵、2mmの真鍮線です。つよい楔形両刃のニッパーでぐりぐり切断していた相手ですが、このニッパーなら余裕です。ただ真鍮線は切った先端が飛ぶこともあるので切るときの方向には本当に注意してください。ひとのいない方向、ナナメ下に向けたりとひと工夫しましょう。  切断面はキレイ。クサビ型になったところもサクッと切断できるので、望みの長さの真鍮線を量産できます。刃もキレイで、なかなか頑丈そうです。  ところで、今回の説明書で知ったのですが、硬い金属は切断したときに若干ゆがむとのことで、確かに言われてみてよく見ると、ちょっとだけ先端側面形状が広がっていますね(ニッパーの食い込んだ部分に対して側面に金属がつぶれて逃げて広がっている)。  そのためちょっとだけ先端をカットすると、さらにゆがみのない断面にできるとのこと。最低限の先端カットをしてみましょう。  比べてみるとたしかにしっかりまっすぐな線で出ています。このメタルロッドニッパーならそういった作業も難なくこなせるので、精度が必要なときは積極的にカットしていきましょう。  プラモデルには金属を使いたいシーンがいくつかあります。パーツを強固につなぐとき、折れそうなパーツを置き換えるとき、芯にすると金属は強固であり頼りになります。もちろん、金属そのものをアンテナ線やディテールの一端として使うときにも。このメタルラインニッパーはこのジャンルで使う金属線なら困ることはありません。ことレジンキャストを使うキットでは破損をふせぐためにがんじょうな2mmの真鍮線を入れるシーンがかなりあるので、この太さがバシバシ切れる性能はとてもマッチすることでしょう。

【工具レビュー】模型に使う金属線、だいたい切れます。備えて安心「ゴッドハンド メタルロッドニッパー」 #工具 #nippper #プラモデル

12.02.2026 11:01 — 👍 7    🔁 0    💬 0    📌 0
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【レビュー】アイツが来たんだよ!伝説の勇者の登場を祝福するプラモデル/MODEROIDカイゼルファイヤー  『NG騎士ラムネ&40』が好きだった小学生の私。放送終了後にたまたま本屋で見かけた続編の小説を母に買ってもらい、何度も読み返しながらアニメの続編も出ないかなと考えていた。 そうして6年が過ぎ、突然目にした新番組予告での「VS騎士ラムネ&40炎」(炎と書いてファイヤーと読む)というテレビアニメ。「もしかしてラムネ&40の続編!?」と驚きと強い期待を胸に、翌週の放送を今か今かと待っていた。そして翌週「アイツが来たんだよ!」というヒロインのセリフで始まるオープニングは、当時の私の気持ちそのものでもあり、オープニングに登場するカイゼルファイヤーの活躍を見ながらシリーズ主人公の決めゼリフよろしく「俺は今、猛烈に熱血している!」という気分だった。  MODEROIDで最初に出たラムネ&40のロボットは、前作「NG騎士ラムネ&40」の主役機キングスカッシャーとライバル機のクイーンサイダロン。テレビアニメの続編が始まるよりも短い期間でMODEROIDのカイゼルファイヤーは発売されたが、手にしたときの喜びは当時と同じぐらい。自分が子供の頃から好きなロボットが、現代の高品質なプラモデルで手に入るのは控えめに言っても最高。  カイゼルファイヤーがMODEROIDで登場すると聞いて真っ先に気になったのが脚部の色分け。カイゼルファイヤーは白い全身に赤いラインが走るデザインで、特に脚部は赤いラインが目立つ箇所。説明書の順番とは違うが、最初に脚部の組み立てに着手した。色分けされていることは商品ページを見て気付いていたが、実際に組み立てると軸となる赤いパーツへ白い大きな外装をかぶせる仕組みで色分けしていることがわかる。この構成により少ない数のパーツで色分けと美しい脚のラインを再現しながら、組み立てやすさもMODEROIDは実現しているのだ。  MODEROIDのカイゼルファイヤーは全高が20cmと、ロボットのプラモデルとしてはやや大きめサイズ。その大きさのおかげで各部がシャープに成形されている点も、カイゼルファイヤーのキャラクターを再現するのにプラスとなっている。  カイゼルファイヤーは伝説の勇者が乗るロボットにも関わらず、角や装甲、指先などに攻撃的な鋭さを持つシルエット。これが小さなプラモデルだと商品の強度や安全性という理由で先端部分が肉厚になってしまい、もとのイメージと離れてしまうが、MODEROIDはやや大きめのプラモデルなので相対的に細く薄くなりイメージを損なっていない。  カイゼルファイヤーのかっこよさはシャープな直線と流麗な曲線が組み合わされたシルエットにある。この線が作り出す勢いのあるシルエットのおかげで、アニメーションとして動く場面、ポーズを決める場面のどちらも気持ちよく楽しめる。  MODEROIDでは膝から爪先や上腕から手首など、装甲やカッチリとして欲しい箇所は鋭利な直線が再現される一方で、強さと素早い動きを感じさせる曲線もしっかりと再現されており、当時テレビで見ていたイメージ通りなのがとても嬉しい。 カイゼルファイヤーのことを少し調べてみたら、デザイナーはテッカマンブレードもデザインした佐山善則氏。同じ時代に放送されていたテッカマンブレードも格好良くて好きだったし、佐山善則さんのデザインは自分にすごく響くものだったのだと、これを書きながら気付けた。  ラムネ&40シリーズのファンとして、カイゼルファイヤーが素晴しく格好いいプラモデルで手に入るなんて感激しかない。MODEROIDならば、劇中では実現しなかった新旧主役機の揃い踏みなんてこともできてしまう。ファンなら手に取ることで絶対にうれしくなるので、ぜひ揃えて買って5年後のラムネ&40シリーズ40周年を熱血して迎えよう!

【レビュー】アイツが来たんだよ!伝説の勇者の登場を祝福するプラモデル/MODEROIDカイゼルファイヤー #キットレビュー #ロボット・アニメメカ #nippper #プラモデル

11.02.2026 13:00 — 👍 10    🔁 0    💬 0    📌 0
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工作しないという選択。「ツヤ」だけでモノアイカバーを生む方法  1/144スケールのザクの頭部。マスターグレードのような1/100スケールを見ると、クリアーのモノアイカバーがあり、その下にモノアイがあってなんだからリアルでかっこいい表現になっていることを知ります。それを参考に「よーしバキバキに加工して、1/144で表現してみちゃうぞ!」……と思うかもしれませんが、お待ち下さい。  こと最近のキットのようにモノアイ基部が別パーツなら、これは簡単にそれっぽく仕上げるチャンス! 水性ホビーカラーのブラックをご用意ください。このブラックの光沢具合で、まるでモノアイカバーがあるかのような雰囲気に仕上げられます。  ご乱心!? よく混ぜた水性ホビーカラーのビンにモノアイ基部パーツが突撃します。あ~、完全に奥まで突っ込まずに、パーツだけをつける感じで。塗料をつけたら、クルッと回して余分な表面の塗料を塗料瓶の中に落とします。  クリップを立てたときに塗料のタレがないのが理想です。こんなかんじですね。水性ホビーカラーは厚めに塗料がつくと表面は乾燥したけどその下部は液状ということもありますので、塗料は最小限かつ乾燥時間は長めでいきましょう。  つけすぎたら水にドボンしてよく拭えばリセットです。筒のなかに塗料が侵入したとき、つけすぎて塗料がもったりしたとき、何度でもやり直しましょう。  取り付けてみるとこんな感じ。オリジンシリーズのザクはシールでモノアイの丸がついてくるので、このツヤモノアイ基部との調和もまた良し。しかし私はこの目のないザクもけっこう好きなんですよね……。動に対する静、って感じで。エアブラシがなくても水性ホビーカラーは流展性が良いのと水でリセットできるのでこのツヤを追求しやすいでしょう。もちろん、エアブラシを使って塗ってもOKです。  センサーやバイザー、翼端灯など、本来はクリアーなカバーなどがありそうな部分。プラモデルだと実物に近い表現としてクリアパーツを使うこともあります。とはいえ小スケールだとそのままソリッドな素材であることも多いです。そこを素材はこうだから……とゴリゴリに工作するのも楽しいですが、塗料の性質を活かしてツヤ感で仕留めるのも模型の魅力だと思うのです。そんなとき、水性ホビーカラーのツヤが出やすい性質は大いに助けになるでしょう。ぜひ試してください!

工作しないという選択。「ツヤ」だけでモノアイカバーを生む方法 #ガンプラ #水性塗料 #塗料 #nippper #プラモデル

11.02.2026 11:00 — 👍 13    🔁 2    💬 0    📌 0
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【レビュー】何を載せるかさえ楽しくなるプラモデル/アオシマ 日野デュトロ 平ボデー  アオシマの楽プラのラインナップもどんどん増えていって、今回の新作は日野デュトロというトラック。ターコイズなんてこじゃれた色にも惹かれて手を出した。質実剛健というイメージのトラックのラインナップもファーストリリースにこんな色が用意されるのだね。  キャビンと荷台はそれぞれ1パーツづつ4面スライド金型で成形されていて、なおかつランナーレス状態で箱に入っている。箱から開けた時点で精密感を感じられる単位の部品を手にして気分が盛りあがった所から作業が始まるというのがウレシイ。  車のプラモデルは大概ボディの大まかな形が一体成型で組みあがってくるのだけれどおかげでプラモデルとしての組み立て作業が、実車の工場のラインで見る広くイメージどおりの「車の組み立て」なのがいい。コレがライトでコレはグリル、こっちはバンパー……くらいの理解で知っているものが知っている通りに組みあがっていく面白さがあるね。「ハハーン、やっぱりね!」みたいな予定調和の気持ちよさ。  スナップフィットの手軽さにサクッとプラパーツだけ組んでしまいたいとも思うのだけれど、楽プラシリーズはシールを一通り貼って組むのをお勧めしたい。全然仕上りの感動が違うから。仮に腕に覚えがあって「最後には塗って仕上げたい」と考えていてるのだとしても…。
  シールは細かいので台紙から剥がすのにナイフの刃先や爪楊枝を使うといい。でも貼りこみ自体は指先でも何とかなる。窓のフチの黒いライン状のシールなんかは下手に鋭いピンセットを使うより指先で端から押えるように貼り進めるほうが破れずきれいにできると思う。
 笑っちゃったのが荷台の内側のシール。床と内壁全面に大面積のシールを貼る。2枚付属するシール台紙の1枚がほぼこの四角いシールに費やされている。  楽プラシリーズではおなじみの折り畳み組み立て式のインテリアもトラックならではの二人分の広さの助手席が新鮮。  タイヤは後輪のダブルタイヤ再現のために数が多い。銀色のホイール中央部が丸く抜けてタイヤ側と一体になった中央部に黒色が露出するという構成。  シャーシ裏も彫刻が施されたモノ。板ばねサスペンションや後輪に向かって伸びる動力軸等、トラックらしいメカニズムが見てとれる。これだけ入り組んだディティールの隙間にこれまた楽プラシリーズのフォーマットとしての「AOSHIMA」刻印もいつも通り入っているのが面白い。

  スペアタイヤはシャーシ裏に取り付けるのだけれど、思いっきり肉抜きされたパーツを取り付けて「ホントにこれでいいの?」って思っちゃうんだけど、上下を裏返して、正位置で置いてみればこの通り。肉の抜けていない側しか見えない。逆に今度は上を向いて肉が抜かれた姿があらわになるけれど、ここは荷台とキャビンがつくことで隠れてしまう。 
 組みあがってみれば、シャーシは裏側までできうる限り精密に作りこむという趣旨ではなく、地面に置いた状態で見える部分が再現できるように巧みにコントロールされたモノであったコトがわかる。実車で荷台の四隅を閉じる金具やランプ類の色、ごく細かい注意書きに至るまで用意された細かいシールも貼った労力以上にバッチリ利いて全然安っぽくない。 
 あまりにリアルなんで荷台に手持ちの塗料瓶を載せて写真にとるとトリック写真みたいだ。生成AIなんて目じゃないぜとブイブイいいたくなるくらい。車の模型は何となく車輪で転がすくらいの手遊びをするって認識だったけれど、これが平荷台のトラックになると「何を載せようかな?」って遊びでワクワクできる。仕上りがリアルだとなおさらにね。

【レビュー】何を載せるかさえ楽しくなるプラモデル/アオシマ 日野デュトロ 平ボデー #キットレビュー #自動車 #nippper #プラモデル

10.02.2026 13:00 — 👍 15    🔁 4    💬 0    📌 0
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【塗料レビュー】ザクだってへっちゃら!1本で世界を塗り替えるAKリアルカラーマーカー・ロイヤルエアフォース コクピットグレイグリーン  ミニチュアのザクだってへっちゃら! 色も塗り心地も最高な「AKリアルカラーマーカー」が1本あるだけで、ザクの明るい緑もイギリス空軍のかっこいい飛行機のコクピットの中もササッと塗装できます。最高の色「ロイヤルエアフォース コクピットグレイグリーン」をゲットしましょう!  AKリアルカラーマカーは、筆ペンタイプの水性アクリル塗料マーカー。発色が素晴らしく、黒下地などでもしっかりと発色します。また速乾性が凄まじく、塗ったそばから乾いていくほど。スイスイと塗れてしまうので、一度使ったら病みつきになること間違いなしなのです。ペン先のコントロールがしやすいでの、このような小さい模型の塗装も対応できます。  何より嬉しいのが、本物の色にこだわりまくっているAKインタラクティブ(実機の色を研究した書籍も発売しています)が調色している塗料を、キャップを開けるだけで使用できること。希釈具合も絶妙で、弾かれたり、濃すぎたりすことがありません。最高の成功体験をゲットできます。  イギリスのかっこいい飛行機「ボーファイター」(ぜひ作ってね。本当にイカしたデザイン)のコクピットはこの色で塗る指定がされています。混色すると結構大変な色なのですが、このペンがあればすぐに塗装できます。まずは一回塗り。ペンで塗った雰囲気が残っているくらいで良いです。  乾燥したらもう一度塗る。この塗料、水性アクリル塗料(乾燥後に耐水性となり、水や塗料で溶けにくくなる特徴があります)なので、乾燥後に上塗りしても溶け出すことはほぼありません。  そしてエナメル塗料や油彩への耐性もバッチリあるので、上からスミ入れしたり汚し塗装も楽しめたりします。  ペンのムラも目立ちにくいので、ガンプラの塗装にもぴったり。このイギリス空軍のコクピット色の色がザクにピッタリだったので、黒下地の上から塗ってみました。  全体の薄いグリーンを塗り上がるのにおよそ5分。濃いグリーンは水性ホビーカラーを筆塗りしました。そして、仕上げにタミヤ エナメル塗料のダークブラウンでスミ入れします。  完成! ペン塗装&細部筆塗り、スミ入れのおよそ1時間でいい感じのザクが完成しました。気軽にカッコよく塗装を楽しめる手軽さはやばいですね。  AKリアルカラーマーカーはスケールモデルの色に合わせていますが、そもそもキャラクターモデルに施されている色も、実際のかっこいい色をセレクトして配色されています。似ている色を見つけて塗るというもの、色の発見ができて楽しいです。そんな遊びも楽しませてくれるAKリアルカラーマーカー。ぜひ一度試してくださいね。全色セットはそれなりのお値段はしますが、きっとあなたに最高の体験をもたらしてくれるので、一気にコンプリートしてしまうのもありですよ! それでは!

【塗料レビュー】ザクだってへっちゃら!1本で世界を塗り替えるAKリアルカラーマーカー・ロイヤルエアフォース コクピットグレイグリーン #ガンプラ #水性塗料 #塗料 #nippper #プラモデル

10.02.2026 11:00 — 👍 14    🔁 2    💬 0    📌 0
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光の射す方へ。プラモデルが一段かっこよく見えた、窓際の休日。  リビングに小さな折り畳み机を置いて、子どもたちがゲームをしているのを見ながらプラモデルを組む。僕の休日の幸せな時間です。これまではリビングのダイニングテーブルの上で作っていたのだけれど、妻がダインニングテーブルを新調し、大層お気に入りとなっているので、リビングモデリングの場所が窓際の小さな折り畳み机に変わりました。すると、その場所では今までのリビングモデリングよりも模型が一段とかっこよく見える奇跡が起きたのです。  その理由は「日光」。窓際になったことで、より明るく、プラモデルが光を浴びます。するとパーツの立体感が際立ちます。明るく照らされたパーツ、影が落ちたところによる明暗対比によって、塗っていないプラモデルでも非常に魅力的な姿を見せてくれるのです。  プラモを手に持って、じっくり見たい場所に光を当てる。すると戦車に搭載されたさまざまな装備がくっきりと浮かび上がってきて、普段の模型机でみる雰囲気とはより解像度が高く見えてくる不思議な感覚に陥ります。プラモを手の上でくるくると動かしているだけで、さまざまなワクワクが僕の目に飛び込んできます。  組み上がった模型を自室に持っていくと、ちょうど自室にも良い光が差し込んでいました。その場所において、GRIIIXのフィルター効果を活かしてパシャリ。柔らかな雰囲気の写真が撮影できました。手の加えられていないまっさらなプラモデルが光を纏うだけで、こんなにも素敵な景色を見せてくれる。それは作る楽しさにも繋がると思います。窓際や日光が差し込んできる場所にぜひ一度模型を置いてください。素敵な景色と素敵な写真が撮影できますよ。

光の射す方へ。プラモデルが一段かっこよく見えた、窓際の休日。 #コラム #戦車・軍用車両 #nippper #プラモデル

09.02.2026 13:00 — 👍 18    🔁 4    💬 0    📌 0
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SFトレーラーのプラモデルを豪快に組み立てる!/トラック野郎が潜む「境界戦機ウェポンセット8」  むかし、深夜のドライブに出かけたとき、大型トレーラーで運ばれる戦車に遭遇したことがある。トレーラーの前後を挟むジープとわたしの車以外に1台の車の影もない深夜のランデブーには奇妙な緊迫感があった。巨大ロボが戦うSF作品でも、こうした平時と有事がつながるインターミッションの瞬間が少なからず描かれる。そうしたシーンで作品の世界観を支えるのが、本編では脇役・移送シーンでは主役の専用車両たちだ。レイバーキャリア(パトレイバー)しかり、サムソントレーラー(ガンダム)しかり、ドレッドノータス(境界戦機)しかり。  「……ん? ドレッドノータス?」と思ったあなたはお目が高い。まずドレッドノータスはドレッドノータスとして売られていない。「境界戦機 ウェポンセット8」というのがコイツをお店で探す時の名前だ。境界戦機のトレーラー群はいい意味で個性がない。「個性がない」というのが褒め言葉になるのがこのプラモデルの面白いところで、その個性のなさが逆にどんな世界観にも器用に馴染んでしまう。  ウェポンセット8(という名のドレッドノート)の箱を開けてまず目を引くのが、構成パーツの豪快さだ。とくにカーゴ部分は1ランナー2パーツ(!)。支柱になるパーツを台座に立てるとカーゴの広さが強調されて、その様相はさながら神殿のようにも見える。  このキットもバンダイ製品ではもう当たり前になっているスナップフィット。加えてドレッドノートの場合、迫力あるパーツ分割のされ方もあって、作っていると本当にブロック玩具を組み立てているように錯覚する。  運転席とカーゴを組み合わせたら好きなロボットプラモを乗せよう。自分の思った世界観に合わせて、アタッチメントパーツのガトリングやミサイルランチャー、スモークディスチャージャーを付けたりはずしたりしよう。ゴリゴリの武装トレーラーにしてもよし、無骨な装甲トラックにしてもよし。「境界戦機 ウェポンセット8」をそこいらのウェポンセットと一緒にするなかれ、中身は驚くほどボリューミーなSFトラック野郎なのである。

SFトレーラーのプラモデルを豪快に組み立てる!/トラック野郎が潜む「境界戦機ウェポンセット8」 #キットレビュー #ロボット・アニメメカ #nippper #プラモデル

09.02.2026 11:00 — 👍 10    🔁 1    💬 0    📌 0
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プラモデルに同梱されたメッキシールに魅せられて/アオシマ アンフィニRX-7 FD3S  模型を作っているとちょっとしたアイテムとの出会いが模型作りの楽しさや満足度をぐっと引き上げてくれる瞬間がある。アオシマのアンフィニ RX-7 FD3Sに付属していたメッキシールが、まさにその瞬間を作ってくれた。こいつがまぁ見た目の割に薄くて粘着力が高く、しかもかなり丈夫でちょっとびっくり。完全にボーナスアイテムなのもステキ。 さて、キットの中身をみていくと中々遊び甲斐がある内容。説明書通りストレートに進んでも良ければ、左ハンドル仕様にしてみようかな…と寄り道をしたくなるほどの余剰パーツも沢山ある。ボディは真っ白な成形色で、そのままでもパッケージの様に十分に映えるし好きなカラーで染め上げる邪魔もしない。 光沢を抑えたシルバーのホイールは高級感たっぷりで、足回りは組んだだけでほぼ仕上がる点がうれしい。こうしたところをちょっとサボっちゃえば他の箇所に注力できちゃうな、という気分にさせてくれる。実際そうした。  このキットにはクリアパーツをはめ込むライト部の凹みやサイドミラー、バックミラーなどをシルバーで塗装する指示がいくつかある。ちょっと前に同メーカーの違うRX-7を作ったことで手間が掛かるシーンを覚悟してるつもりだったが、細かいシルバー塗装はちょっとメンドウだし質感がコレジャナイと感じていた…。そこで今回の功労者、メッキシールの出番。塗分けをスキップ出来るならラッキー!くらいの勢いで試しに使ってみることにした。  適当な大きさに切って凹みに貼ってピンセットでぐりぐり、それからナイフで余分を切り取る。どうせクリアパーツが上から乗るから、と割とラフな感じで進めていったのだが…結果は大正解!フォグランプはクリアパーツ越しに入った光をきれいに反射してくれるし指先が映り込むミラーに思わず「イイネ!」とひとこと。これならば無塗装で仕上げたいユーザーにとっても、ランプ類やミラーの質感をお手軽にアップできる有効な方法となるだろう。  サボれるポイントを有効活用し好きなことだけしてやっとこ完成させたFDは、正直近くで見ると粗が多くて目を背けたくなる部分はいっぱいある。 それでもメッキシールを貼った事でランプ周りが理想としていた質感そのものになってくれて、素直にうれしかった。結局最後には「このプラモめちゃくちゃ楽しかったな!」と些細な大成功がそう思わせてくれた。特別な道具や技術がなくても塗装では難しい質感が手に入る。このキットを手に取りぜひその効果を体験してほしい。

プラモデルに同梱されたメッキシールに魅せられて/アオシマ アンフィニRX-7 FD3S #キットレビュー #自動車 #nippper #プラモデル

08.02.2026 13:00 — 👍 6    🔁 1    💬 0    📌 0
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【塗料レビュー】こってりからあっさりまで!天下一品的「サビ塗料」でプラモの塗装を楽しもう!  「サビ」や「汚れ」は塗装で表現できる! プラモデルを楽しんでいる人にとっては当たり前のことかもしれないですが、まるで本物のサビにしか見えない表面が「塗装ですよ」って言われたら普通びっくりします。しかも、今は専用塗料があるからそんなに手間がかからず、塗るだけでそれらしくできちゃう時代なのです!  そんな楽しみを加速させてくれる便利塗料のひとつがガイアノーツのエナメル塗料「ガイアエナメルカラー ウォッシング用カラー」です。この塗料は、中にウッドチップや粒子状のピグメントも入っていて、立体感あるこってりとした汚しも表現できます。今回ご紹介する「黄サビ」「赤サビ」も、中にピグメントが入っているので、塗るだけでサビ汚れ特有のざらついたテクスチャー感も楽しめます。  早速「黄サビ」を塗ってみます。ガイアエナメルは伸びが良く、乾燥もとても早いので、作業効率も抜群です。まだ使ってない人は、ぜひ一度試してくださいね。  塗面をみると、小さな粒々が確認できますね。これが中に入っているピグメントの粒子です。このように立体感あるサビ表現が可能です。  さらにこの上から赤サビを塗ります。こちらにもピグメントが混入されています。エナメル塗料は上塗りすると、下の塗料が溶け合うので、赤サビと黄サビの色が混じった部分も表面に現れるので、サビ表現に深みが出ます。  このように立体感あるこってりとしたサビ汚れが表現できました。乾燥するとここまでつや消しになるのも魅力です。  やりすぎた場合は、エナメル溶剤を染み込ませた綿棒で拭き取るだけでOK。こってりと乗せられる塗料なので、拭き取りの塩梅でより立体感にメリハリをつけることも可能です。  エナメル溶剤で塗料を薄めれば、あっさりとしたサビ汚れも思いのまま。このようにちょんちょんと少量塗った後に、エナメル溶剤を染み込ませた綿棒や筆で、塗った塗料をぼかしてあげましょう。  するとこのように、あっさりとしたサビ汚れがあなたの模型に付加されます。このように、こってりからあっさりまで気軽にサビ汚れを楽しめる「ガイアエナメルカラー ウォッシング用カラー 黄サビ、赤サビ」は、あなたの模型に朽ちたかっこよさを与えてくれますよ。ぜひ使ってください。

【塗料レビュー】こってりからあっさりまで!天下一品的「サビ塗料」でプラモの塗装を楽しもう! #筆塗り #塗料 #nippper #プラモデル

08.02.2026 12:00 — 👍 11    🔁 1    💬 0    📌 0
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ヒノノニトンが鮮烈なターコイズで組み上がる!/アオシマの楽プラで楽しむデュトロ 平ボデー  アオシマの楽プラ スナップキットシリーズに「日野 デュトロ 平ボデー」が加わりました。製品化発表自体は2月発売予定の「日野 デュトロ パッカー車」のほうがずっと先だったのですが、まずはキャブ(シャーシはどうかな……)が共通のいわゆる「ヒノノニトン」が先に発売された、という経緯。  ブルー、シルバー、ターコイズ、ホワイトの4色が同時展開されましたが、私がピックアップしたのはターコイズ。ホンダ DC2インテグラ タイプRのサンライトイエローもプラスチックの色が素敵すぎてめちゃくちゃに感動したのですが、このターコイズもプラスチックの色が神です。僅かに透け感はありますが、しかし塗り肌でこれを再現するのはかなり難しいツヤ、そして絶妙な色味!ワイパーがキャブと一体成型なのも非常にいい感じです。  本シリーズは乗用車のシャーシ裏をツルツルの平面にしてコストダウンを図っていますが、トラックの腰高なシャーシは側面から丸見えなのでトランスミッションやデフ、サスペンションが簡易的に彫刻されています。このへんは発売済みのスバル サンバー トラックと同じ思想です。やっぱりちょっとでも立体感があるとシャーシは盛り上がります。  ダッシュボードとドア内張りを折りたたむことで内装を再現する楽プラシリーズ共通の仕様はデュトロでも健在。シートベルトやスピーカーなどの細かな彫刻までワンパーツでしっかりと楽しめるのが素敵だと思います。このへんはサンバーよりも気合いの入った設計になっていて、組み味をなるべく一定にしながら少しずつ表現力を増している楽プラシリーズの歩みを感じさせてくれます。  荷台はアオリが固定のバスタブ状態でワンパーツ成形。この内側にゴムマットとおぼしき黒いステッカー(ひとつひとつが巨大)を貼るのですが、この工程がめちゃくちゃ難しい。金型の都合上なんのアタリもないところに水平垂直を気にしながら周囲に一定の隙間を空けつつ長方形のシールを貼る……というのはかなりスパルタな気がします。いっそ貼らないというのも手ですし、荷台にいろいろ乗っけて見えなくしてしまうのもアリでしょう。問題は1/32スケールの積み荷がなかなか思いつかないことですが……。  とは言えチマチマしたシールを貼っていくと各所のリアリティが増してとても面白い。黒いシールがゴムの代わりになったり穴を表現する記号になったりと七面六臂の活躍をするのも楽プラならではの愉快なポイントです。アオリの蝶番やロックなどはワンパーツながら非常に立体的で、塗装やスミ入れ、サビなどの汚しを加えるとさらに実感を増してくれるでしょう。くれるでしょう……みたいな書き方をすると非常に他人ごとみたいなので、もう一個作るときはそうすることを誓ったのでした。  リアのダブルタイヤは楽プラ史上初の表現。スペアタイヤのトレッド面がツルツルなのでちょっと味気ないけど、このへんは右向きで飾ればシルバーで塗装されたマフラー(っつうかDPR)のカバーが見えてリッチだぜ……という気持ちとトレードオフでしょう。なによりトラックのプラモデルがこんなに簡単に組み上がることがまずはいちばん楽しいことですからね……。  組み上がってみると立派なヒノノニトンが姿を現します。黒いステッカーを貼ったワイパーは厚みが目立つのでここだけ筆で塗ると雰囲気が出るはず。じつのところアオシマのトラック模型は1/32が標準スケールだったりするので、このデュトロはカスタムベースとしてもかなりいろんな可能性を秘めていると言えましょう。  楽プラにおけるデュトロはこの平ボデーを嚆矢とし、パッカー車(いわゆるゴミ収集車)、小型消防ポンプ車(ダブルキャブ!)といった兄弟が控えています。子どもたちに絶大な人気を誇りつつももプラモデルの世界ではなかなか立体化のチャンスがない「現代のはたらくくるま」をじゃんじゃんプラモデルにしてくれるアオシマにエールを送りつつ、みんなもその独特な組み味を楽しんでください。そんじゃまた!

ヒノノニトンが鮮烈なターコイズで組み上がる!/アオシマの楽プラで楽しむデュトロ 平ボデー #はたらくのりもの #キットレビュー #自動車 #nippper #プラモデル

08.02.2026 11:00 — 👍 12    🔁 2    💬 0    📌 0

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