星川（感想用）

映画をある程度見ているため、「内容が分かりにくいけど起承転結がある作品」は人より評価高めになる気がする。
個人的には「起承転結が分からない作品」「結が下手な作品」とかのが辛い。

映像は全体的にとてもシャフト味強い映画でしたね。物語のフンワリ感もちょっとそれっぽさある。
でも神秘的で、個人的には合ってたかなぁと。渡辺さんのキャラデザも大好きなので、その辺はとても満足。

声はどうしても気になりますけどね。まぁよくあることなので⋯⋯。

万人受けはしないタイプの作品だなぁとは思いました。ちょいちょい分かりにくいし。ラストとか特に。
でも好きな人はめっちゃ好きなタイプの作品だろうな、これ。

アニメ「打ち上げ花火、下から見るか？　横から見るか？」を見ました。

昔の実写映画も全く知らず、昔話題になってたなぁくらいで見たんですが。
見始めて、ジャンルすら知らなかったことに気付きましたね。SF含んでるとは思わなかった。
でも結構面白かった。
ラスト悩むなぁ。凄く悩むなぁ。個人的には希望を抱きたいけど。でも彼らは子供なんだよなぁ。
なんとも言えない後味。その辺含めて好みでした。
余白の多い作品、嫌いではないので。
実写はどうだったんだろうこれ。ちょっと気になる。

私は現在と未来を行き来出来る存在だった。
未来ではある事件が起きていて、私は未来にいた17歳くらいの「彼女」に出会う。事件を追う私たち。
ついにその原因を突き止めた、と思った瞬間、私は現代に戻される。未来に飛ばなければ、「彼女」が危ない。そう思いつつ何故か飛ぶことが出来ない。「彼女」を助けたい、そう強く願った瞬間声が聞こえ、私は「彼女」の元に戻ることができた。
事件は無事に解決した、が私は理解していた。もう未来に飛ぶことはできないだろう、と。
そんな私を「彼女」は優しく見つめる。この人は、多分私なのだろう。そう気付きつつ、私は現代に戻った。

#夢見

虚構推理のコミックス新刊を読みました。

琴子と六花のペアとても好き。仲悪そうでとても仲良しだよなぁ、この二人。素の付き合いというか。
そう言われたら絶対、仲悪いけど、ムーブしそうなのもいい。

物語はまだ起だなぁと。
九郎先輩何してんだ⋯⋯。
琴子のこと大切すぎてぞんざいなの本当に酷い男だ。

でも多分ゾンビ映画好きなスタッフは混ざってる。前作もゾンビ映画だったけど今作もちょっとあった。ラストのワンカットはバイオハザードヴェンデッタだと思う（多分違う）

変な感想吐いてますけど、本当に全体的に子供向けで子供と一緒に見て楽しかったねー！良かったねー！！って微笑ましい気持ちで帰るタイプの作品です。良作。
王子とおつきのコ良かったなー。可愛かったなー。

「映画すみっコぐらし　空の王国とふたりのコ」を観ました。

元々すみっコぐらしが好きです。ねこが特に好きです。シリーズ全部映画館で観てます。

今作は子供向けのすみっコ！
良い冒険譚だったー。王子の成長の物語としても、とても綺麗。
起承転結がしっかりあるところも好きです。ちゃんとハラハラする。
伏線もシンプルだけど好みでした。分かりやすいけど綺麗。本当に良い。

過去の罪があるので途中とても怯えましたけど、今作は大丈夫だった。安心した。一作目と三作目なんなんだよ。好きだよ。

身分差がしっかり存在し、主人公は貴族、相手は平民であることは何度も描写されています。なので今後この二人はその部分で思い悩むんだろうなぁ、と思いつつ。
作中で支えてくれる多くの人間を得てもいるので、きっとどうにかなるのだろうな、と。
その辺りも読みたい！なんなら一線超えるまで読ませろ！！みたいな気持ちになりました。そういう作品ではない。

まだまだ読みたい！！ってなる作品、とても良いですね。
本当に面白かった。

主人公がどうしてそうなったか、も丁寧に書かれていて良かったです。有耶無耶でもおかしくない部分だと思うので。
彼女が原因と向かい合い、受け止めるシーンはとても良かった⋯⋯。終わりと始まり。

二人がぶつかりあって、互いの気持ちに気付く辺りはふふ、となったり。こういうのも好きです。とても美味しい。

タイトル通り、主人公があまりにも高貴。完璧な淑女。
でも、そんな彼女の抱えている問題は本当にふしだらだった。だからといって特別えっちではないんですけど。
主人公がしっかり貴族だし、淑女を貫いているところとても好きです。最初から最後までその芯は通っていた。
納得できる世界観を描けているのも上手いなぁと思いますね。

そんな彼女の秘密を知ってしまった同級生の男は、大変私好みでした。いい男なんだ⋯⋯主人公に対してとにかくいい男。善人ではないけど、だからこそ主人公に対しての優しさが響くという。
主人公にちょいちょい我慢させられているところとかも、とてもいい男。押し倒せー（しません）

六つ花えいこ「完璧な淑女のふしだらな契約」読了。

六つ花先生の作品は他にも読んでいて、特に「死に戻りの魔法学校生活を、元恋人とプロローグから （※ただし好感度はゼロ）」はなろうを読みながらボロ泣きしました。
今回タイトル的にはあんまり惹かれなかったのだけど、六つ花先生だし⋯⋯で読んだわけですが。

滅茶苦茶良かった。
本当に良かった。
こういう男女の物語大好きです。

タイトルがタイトルなのでちょっもえっちなのかしら、と思ったけどそんなことはなく。
むしろそういう描写は殆どないので、「押し倒せー！！」みたいな私がいたりいなかったりした。

「呉書三国志」斉藤洋、読了。

呉の視点から三国志の時代を描いた児童文学。孫堅、孫策、孫権のそれぞれの活躍が読みやすく、分かりやすく書かれている。

前から読みたかった一冊。
滅茶苦茶面白かったです。呉の視点から、というのがとても良い。悪役ではない呉を楽しめる一冊。
児童文学なのもあり、読みやすさを意識してまとめられているところもとても良いです。本当に読みやすかった。
呉に関係しない部分はかなりあっさりしているので、三国志そのものの知識があった方が面白いかも。蜀とかかなり薄味なので。

金銭感覚⋯⋯！！とはなるんだけど。でもそこはフィクションだからな⋯⋯ゲーセン舞台のアニメなんだから、お金気にせずどんどん遊んでほしい。
クレーンキャッチャー中心だったけど、他のタイプのゲームも出てたの良かったなぁ。ゲーセン行きたくなった。

アニメとても気に入ったタイミングでKindleでセールされてたので、漫画も全巻購入しちゃいました。

アニメ「ゲーセン少女と異文化交流」全話視聴しました。

基本は女子中学生たちのほのぼの日常ものだけど、そこに混ざるラブコメ要素がとても好みだった！
ラスト滅茶苦茶ラブラブしててニコニコしちゃった。今後に期待したくなる二人。
大学生側がちゃんと向き合って大切にしてるのもいい⋯⋯両片想いって、作品として一番いいバランスだよね。年齢差あるからくっつかなくても許せる。

途中漫画が無料公開されてたのでそれも読んだんですけど、原作も面白いしアニメもいい感じにアレンジされてたなぁと。
バランスがとても良かった。

ノーマルは本当に終わりが綺麗で良かったなぁ。ここで終わるんだ！凄い！！ってなりました。
EXもなかなか好みでしたが。ここはここで良いなぁ、と。
本当に大切に大切に作られた謎解きたちで、8番出口のゲームを楽しんだ人間としては大満足な一日でした。一日かかった。なんとか一日で終わった。

期間が短いので人に勧めにくいけど、滅茶苦茶人に勧めたい内容ではありました。

でも、EXは難易度滅茶苦茶高かった。本当に難しかった。なんとかクリアしましたけど⋯⋯。
答えから一部逆算してるから、実はちゃんと謎解いてない。それでも一応二時間くらいでクリアしたのかな？
EXの方は8番出口っぽさは薄めなので、本当にオマケだなーと。謎解き自体好きなので楽しかったですが。

映画「8番出口」東京メトロ脱出ゲーム、遊んできました。
ゲーム既プレイ、映画視聴済でした。

凄く8番出口だった！！
映画コラボだけど、どちらかというとゲーム寄りでした。それっぽい謎が多くて、物凄く楽しかった⋯⋯！
ゲームのの8番出口が好きなら迷わずオススメできる脱出ゲームでしたね。本当に出来が良い。

ノーマルはそこまで難易度も高くなく、メトロの地下謎など経験してる我々はヒントなしでクリアできました。見てないので分からないけど、ヒントあるならかなりサクサク解けるのでは。

自分の弱さを（異変に）吐き出した辺りから主人公のことちょっとずつ好きになったので、上手いなーと思った。最後のカット、動いたところで終わったのもとても良かった。
最終的に「彼なら何とかなるだろう」って思えるの、本当に後味がいい。
私は少年を助けて彼は死んで、少年の最後の異変は主人公が歩いてきて少年が泣きながら出口を出て終わり、だと思いました。違ったわ。

主人公たちの理解度が高く、ゲームのように色々チェックしていくのはちょっと面白かった。見落とし方もゲームっぽかったり。でもこれくらい分かりやすいホラー作品があってもいいと思う。
画面が基本明るめなのもいい。ずっと暗いと疲れちゃうからね。明るくても女子高生なんかはちゃんと怖かったし。

サイレンのシーンは全然ピンとこなかったので、あの辺は人によりそう。個人的にはゲームサイレンの延長線だった。作ってる側もそんな気がする。
嘔吐もバーン、と見せてるわけではないし。
この辺、本当にホラー慣れしすぎてて気にならなかった。
赤ちゃんの泣き声、ネズミなんかはホラー演出として良かったなぁ。おお、となった。

物語全体としてはシンプルで良かったなぁ。もっとゴチャゴチャするかと思ってたんだけど。主人公の背景なんかはもうちょっと濃くてもよかったかもだけど、個人的には好みの余白。

8番出口の実写であることが第一に作られている作品だな、と感じた。その分ホラー分は薄いんだけど、8番出口ってそういう作品だしなぁと。
個人的にはホラー映画入門として勧めたい。入口にちょうどいい怖さ。ちゃんとぞっとするシーンはあるし。

映画「8番出口」観てきました。
ゲーム既プレイです。

大分賛否両論で期待してなかったのだけど、滅茶苦茶面白かった！
ホラー映画としてはまぁ面白い、くらいの感覚なのだけど、ゲームの映画としてはよくこんな内容にしたなぁ！（褒めてる）という感想。
後味も良いし、満足度は高かった。

確かに色々言われる作品なのも理解した。この辺全年齢でいいのか、とは思うシーンもあった。ホラー映画見慣れすぎてて気にならなかったけど。
他にもちょいちょい気になる部分はあった。開始五分くらいでラッシュ時間について考えたりした。九時三六分はラッシュではないのでは。

新宿でやっていた、柴崎春通先生の個展行ってきました。

滅茶苦茶！良かった！！
素人なので「凄い！」しか出てこないんですけど、水彩もアクリルもそれ以外も、本当にどれも素晴らしくて……堪能しました。
使いこなせないけど、画材としてアクリルガッシュ大好きなのでじっくり見てしまった。好きな画材からこんなに素晴らしい絵が生まれているのだから、ただただ感動。
水彩も儚さとか出ててはー！！！！（感嘆）ってなってました。

先生御本人にもお会いできて本当に嬉しい。
在廊している個展、一度は行きたかったので。

ちょいクズなので子どもを名乗る存在が現れても「マジで！？」って反応するし、思考がちょいクズなだけであって人間性は思ってたより真っ当だったため、子どもとはずっと向き合っていた。面白い。
思ったより子ども好きだったなぁ。

最終的にはAエンド。恋愛感情は生まれなかったけど、家族にはなりそうだなぁという気配は漂ってた。
子ども好きだった結果もっと頑張ろうってなったのは良かった気がする。真面目になるんだぞ……！！

CoC6版「ぱぱ！認知して！」を遊んできました。

子どもいるのが確定してるHO1だったのでキャラ設定を考えた結果、いてもおかしくない元ヒモのちょいクズめ思考の男になりました。
一応今はまともに生きようとはしてた。ゴシップ記事とか書いてたけど。
なんでだろう……真面目キャラでもよかったのにね……（問題なく回せた）

HO2とは幼馴染の女性。真面目さんだったので、バランスは良かったかもしれない。過去の所業がそこそこバレてるため特に嘘つく必要もない間柄。恋愛感情は結局終わりまでなかったなぁ。

今読み直して本当に良かった。大変面白かった。
ただの狐の物語という部分も勿論面白いんだけど、背景もしっかりしてて時代ものファンタジーとしても楽しい。
日本史を理解できていると面白さが変わってくるの、勉強しててよかったなぁ……と思いましたね。
当時は源義経も源頼朝も源氏も平家も知らなかったからね！なんで読んだんだろうね！（オススメされた）

シリーズ物で以降の巻は未読なのだけど、続きも読んでいきたいと思います。
楽しみ。

「白狐魔記　源平の風」読了。

人に興味を持った狐が、人を知り世を知り争いを知る児童文学。
タイトルの通り、舞台は平安末期から鎌倉初期。平家が終わり、源氏の世が始まる辺り。
人は好きだが武士は嫌いな狐が、ただ一人の武士と心を通わせるまでの物語。

昔一度読んだことがあったのだけど、内容殆ど忘れてました。
当時は日本史をまったく理解してなかったので、内容の大半理解していなかったのも原因。
当時はちょっと難しい本だった……。
※なお日本史に興味持てたのは成人してから

血溜まりの中に咲く一輪の花、綺麗

歩さんに最低最悪な行為沢山してほしいし、血みどろの中であざみさんは何も知らず何も気付かず微笑んでて欲しい
センター長はあざみに優しく囁いていて欲しい

それ見てジャスミンは絶望して欲しい

ラスト、続編が作れそうな終わり方だなぁと思ったけど。
この作品はこれで終わってほしい。続かないで欲しい。この余韻がいいので。
似たような作品には期待するけど。でも続編としては本当に嫌だなぁ、と気持ち。