尚櫃

はぴはろ

振り返れば「おいで」と、言うように腕を伸ばすｹｲｼﾞくん。私が戻ってくるのが当たり前って思っていそうな得意気な顔。結局戻ってその腕の中におさまってしまう私。
「重いよ。」「……確かに」「ねぇ！」「ははっ、噓。大丈夫。」
　結局こうやってからかわれてしまうと分かっているのに毎回呼ばれるとその腕の中へ行ってしまう。
「大好き」
　ｹｲｼﾞくんのたった一言で私の機嫌が良くなってしまう。彼に転がされてしまうのを悔しいといつも思うでも、ぎゅうぎゅうと少し苦しいくらいに抱き締められるぬくもりや耳に彼の癖毛が掠めてくすぐったいのも全部私のモノだ。
　
おわり

「夢に○○が出てきたから。」
　まだ眠たそうな目で此方を見つめる。これは寝ぼけてるのか、からかわれてるのか。
「変な夢じゃないよね？」
　彼の目が一瞬丸くなるとまた優しそうに細められる。ほとんど空気みたいな笑い声の次に聞こえるのは楽しげな声音。
「どうだろうね。」
　急に変わった雰囲気に心臓が跳ねる。楽しげな声音から何処か艶のある音に代わって細められた瞳に自分が捕まる。
「……メガネこっちに置いておくね。」　近くのローテーブルへメガネを避難させて動揺を誤魔化すように「洗い物するね」なんて付け加える。彼の傍から逃れる様に離れたのに、一歩二歩進んだ所で名前を呼ばれる。

＃819プラス　＃HQプラス　ｱｶｱｼ ｹｲｼﾞ
寝てる。微かに聞こえる静かな寝息。最近残業続きだったｹｲｼﾞくん。久しぶりに早く帰ってきた彼は夕飯を食べてソファーで眠ってしまった。眠ってしまっているｹｲｼﾞくんが身に付けている役割を果たしてないメガネを回収する。起こさない様にそっと外したメガネ。微かに当たってしまったのかｹｲｼﾞくんの眉間に皺が寄る。
「んー」メガネを持ったまま静止する私をｹｲｼﾞくんの片目が映す。
「起こしちゃった？」
　ゆっくり瞬きを繰り返すｹｲｼﾞくん。同じように胸がゆっくりと上下する。
「夢の続きかと思った」
「え」

別れた癖に会ってる3回目の休日に「別れたんだからちゃんとした方がいいと思う。」「へ？」「いままで、ありがとうﾃﾂﾛｳ。ｸﾛｵくん元気でね。バイバイ。」って彼女が離れてこうとするからちゃんとごめんなさいが言えてカッコ悪いダサい所見せてなんと寄りを戻す男。

ｸﾛｵﾃﾂﾛｳさんある日に「忙しくて構ってあげられないんですよネ。」って急に言って自分から別れる癖に、付き合ってる間みたいに次の日に連絡よこすし、「午後から冷えるらしい。」「○○の好きなやつ見つけた。」「出張のお土産デス。」なんてことない内容からガッツリ会う約束まで取り付けてくるフルコンボかましてくる。私達別れたよね？
自分が構えない事に自責を感じて別れたけど彼女に新しい男作って欲しくないし、自分だってぜんぜんまだ大好きだし彼女事愛してるから仕方なく別れたんだしってｹﾝﾏくんに愚痴るけど「ｸﾛが悪いよ。」って言われてぐうの音も出ない。

#8 海壁 | 年下佐久早と年上彼女～あなたの人生が幸せで溢れますように～ - 尚櫃の小説シリーズ - pixiv プラスチックのカップが床に落ちた軽い音。熱いコーヒーを床に広げながら止まったコーヒーカップ。それをしゃがんで拾う。その時に、気付く。コーヒーの染みがスーツのスカートにできていた事に。それがじわっと広がるのを眺めた。たったそれだけなのに、ギリギリで保っていた気持ちが決壊した。コーヒ

海壁 | 尚櫃 #pixiv www.pixiv.net/novel/show.p...

(7/7)
おわり

＃819プラス　＃HQプラス　ｻｸｻｷﾖｵﾐ
久しぶりにちゃんとｷﾖｵﾐの顔を見た気がする。今、顔がぐちゃぐちゃなんだろうな。零れ落ちそうになるのを耐える。
「ごめんね。眠くてあくびが出ちゃったみたい。」
　起き上がった私とベッドに腰をかけたｷﾖｵﾐ。
「酸素不足なだけだろ。」
(4/7)

Xのフォロワーもブルスカのフォロワーも息を潜めてしまっているので、何かしらのコラボがまだあるコンテンツだけど分母いないなーと感じて寂しくなりますね。フォロワーもまた何処かで作品を見つけたら読んでくれると嬉しいです。

明日はXくんのアカウントの風船を割りにきてね。

明日お誕生日なのでこっちでもセルフ前祝いします。
このお話を読むと耳の奥でア〇パ〇マンが「おめでとう～！🎉🎉」と歌い始めるのを思い出します。

TLに現れたワンちゃんを見逃さなかった
ワンちゃん！ワンちゃんだ！！かわいい

#夜の819プラス　#夜のHQプラス　ｺﾉﾊ ｱｷﾉﾘ

ブルスカくんに鍵機能ついたらずっと入り浸る気持ちだけあるけど、ぜんぜん鍵機能追加こなさそうだもんね

[R-18] #1 二人のいつもを変える話。 | R-18のスケベ - 尚櫃の小説シリーズ - pixiv 同期の木葉×片思い夢主 冒頭から分かるように、本当はGW前に投稿したかったお話です。 初の助平投稿なので暖かい目で見てください。そして、沢山褒めてください。感想とってもとっても待ってます。 https://wavebox.me/wave/5onvplj7yelr994n/ ※ベ

このはあきのりがお誕生日なので過去作品投稿しておきます
おめでとう～～～
www.pixiv.net/novel/show.p...

Xくんは、相互さんのツイまで間引いてちゃんとTLにながしてくれないし謎にずっと重たいし泥船過ぎるよ……
でもそんな沈んでく泥船にしがみついちゃうんだよな……

やっと秋っぽい気温になって、夜は寒くなってきた。夏用布団では物足りない温かさ。そのせいで、肌寒くて一緒に寝てるとすり寄ってくる彼女がいて嬉しいさくさきよーおみ。
寒いからそろそろ毛布ぐらい冬用を使おうかなって考えてる彼女がいる。
くっついて欲しくて俺は暖かいですよアピールするものの「冬用あるから大丈夫。寝辛くてごめんね。」と、すれ違いがおきて「そうじゃない。」ってなるさくさきよーおみ。

さくさきよーおみ、🍍🍕認めてなさそうで良い。

小さい人間の成長スピード早くてびっくりする

プリティわんこ尊い好きありがとうございます。

ガッシュベルおもしろい～！

「きよおみ微動だにしないから心配になっちゃったの。寝てるかなって。」「寝てない。わかるだろ。ナマエちゃんより体力ある。」「はいはい笑」
「……。」
「……え、あちょ。あー！きよおみが苛める～落ちた～。」
「フッ、ちょっと肩を押しただけでよたつくのは体幹がなさすぎる。」
「すいませんね、体幹なくて。……隙あり！え、まってぜんぜん動かない。」
「〇〇ちゃん、大人しくして。」

「ﾓﾄﾔは、ﾀﾞﾚ〇ｼｬﾝ派だったから話が合わなかった。」「そうなんだ。」「途中で文字が大きくなるのが面白かったらしい。」「言ってそう笑　私は読んでたから何でもネタを振っていいからね。……あー、消えちゃった。」「フッ。……。」「きよおみも消えたね。そろそろ線香花火にしよ。セットの中に入ってるやつと別売りのいいヤツあるよ。勝負しよ。」「しれっとセットの線香花火を渡すな。勝負するなら同じ線香花火でやれ。」「見てたか。はい、同じやつ。」「うん。」「……」「……」「……あ。」「？……おい、妨害は無しだろ。」

「今、私の守護霊がきよおみのことベロベロしてます。」「やめさせろ。」「守護霊が私の気持ちを汲んでくれてるので暫くベロベロされて下さーい。」「おい。」
　想像しているのか、なんとも言えない顔のきよおみ。この顔は、実家にいるわんこが腹見せ歓迎からの嬉ション大暴れベロベロ攻撃をして、わんこなりのMax歓迎を見せた時に見た。あの時は、きよおみのズボンが犠牲となった。濡らしてごめんね。あれは、ジョンなりのおもてなしだったの。実家に帰ってくるときの洗礼だと思って欲しい。
「……ﾚｳﾞｨｵｰｻ。ナマエちゃんのはﾚｳﾞｨｵｻｰ。」「小さい頃のきよおみ、ﾊ〇ﾎﾟﾀ読んでそうと思ってたけど、大当たりだった。」

嫁の実家に帰省　ｻｸｻｷﾖｵﾐ

#819プラス #HQプラス
お墓参りとか諸々済ませて夜は庭で花火するやつ。
　庭で二人して並んで花火してたら、夢主が「花火してる時に、魔法言ったりしなかった？」って言い始める。(始まった……。)と悟るｻｸｻｷﾖｵﾐ。
「……しない。」
「いや、今の間は子供の頃してた間だよさくさきよおみくん。」
「〇〇ちゃんもさくさだろ。」
　じっと見つめていると目の奥が痛くなるような明るさの花火。最近の手持ち花火は明るい。それを軽く振って覚えていた呪文を言う。
「ｴｸｽﾍﾟｸﾄﾊﾟﾄﾛﾅｰﾑ！」「……。」
「ﾊﾟﾄﾛｰﾅｽ。守護霊の呪文よ。」「……。」

ｻｸｻ夢　夢主姿あり(白ハゲ)
特に美白に興味は無いが結果的にすべすべ白肌のｻｸｻくんとまぁまぁ無頓着な夢主

久しぶりにaさん家のｻｸｻ夫婦供給あって有り難き幸せすぎる

嫁の実家へ帰省臣したら、実家のｲｯﾇに嬉ションされるｻｸｻｷﾖｵﾐは見たいじゃんか

(5/5)

おわり

#819プラス #HQプラス ｻｸｻ ｷﾖｵﾐ

天気が悪い朝方に起きちゃった二人の話。(1/5)