酢甘ひやむぎくん

【Pill bug/ピルバグ】

風船のように膨れた身体と、顔の正面に髑髏に似た不気味な模様を持つ小型の魔物。
一見魚のようにも見えるが、力を使い果たして灰のようになってしまった魔素の残滓が、大気中に漂う活性化状態の魔素と共鳴を果たしたことで生まれた「泥人形」。
未知の生命体であり、その身体構造は既知の生物とはかけ離れている。
他生物の身体に吸い付き体液を啜って生活しているが、この時体内から分泌される神経毒により宿主の中枢神経系が侵されてしまい、理性を失って凶暴化してしまう。
大量発生すると生態系に影響が懸念されるため、国の指揮によって定期的な掃討作戦が行われる。

#ひやむぎオリジナル

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【Miasma/ミアズマ】

橙色の骨だけで構成された身体を持つ、瘴気に包まれた小型の魔物。
後天的に不死の特徴を持つ。
植物に寄生するアブラムシが魔物化したものだが、生存率を高めようと何度も変異を繰り返したことで、その姿は甲虫に近くなった。
幼虫は植物に寄生し、虫こぶを作って成長する。
産卵の際は免疫力と毒性を押さえつける菌類を注入するが、この菌類は外宇宙から飛来した植物型生命体「樹竜」にも効果を示し、樹竜に対して積極的な寄生を行おうとする。
現状の魔物では唯一樹竜に完璧な耐性を持つ存在であり、「樹竜を殺めるもの」という異名も付けられている。

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【Delphacidae/デルファシディア】

草木の中では目立つ紅色の外殻と、膨れ上がった柔らかい胴体を持つ小型の虫型魔物。
植物に寄生するアブラムシが魔物化したものだが、生存率を高めようと何度も変異を繰り返したことで、元のアブラムシとは格段に大型化した。
幼虫は植物に寄生し、虫こぶを作って成長する。
産卵の際は免疫力と毒性を押さえつける菌類を注入するが、この菌類は外宇宙から飛来した植物型生命体「樹竜」にも効果を示し、樹竜に対して積極的な寄生を行おうとする。
現状の魔物では唯一樹竜に完璧な耐性を持つ存在であり、「樹竜を殺めるもの」という異名も付けられている。

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【Azule Amaryllis/アマリリス:堕天種】

異様に目立つ藍色の花弁に覆われ、腰から自在に動く四本の蔦を生やした植物型の魔物。
外宇宙から飛来し、様々な植物を取り込みながら進化を遂げた未知の生命体「樹竜」の一種。
既知の種である「アマリリス」の変異体と考えられ、葉緑素が欠落し光合成を行うことができない。
その代わり、風属性の魔素と共鳴したことで生存、苦境を乗り越え成体へと成長した個体と考えられる。
神経系を侵蝕する強力な精神毒を持っており、中枢神経を侵された生物は著しく凶暴化してしまう。
毒は罹患者を通じて伝染し、疫病の如く毒性が広まっていく。

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【Ever Abyssal Peg Powler/狂淵のペグ・パウラ】

不気味な蒼色に染まった半透明の身体に、赤く発光する内臓が透けて見える大型の魔物。
クラゲのような姿をした不死者「ペグ・パウラ」が、極めて悪質な毒性を分泌する藻類に感染したことで凶暴化した存在。
この個体は毒性に著しい影響を受けたことで更なる変異を遂げたもので、身体には病原体によって形成された、硬質の瘤塊が現れ、その身は決して治ることのない病毒に蝕まれている。
病原体の毒性に耐性を得たことで、寿命を超えて生存した個体であり、感染対策のために早期の討伐が推奨されている。

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【Cetonia/セトニア】

目立たない褐色の外殻を持ち、異様に発達した口吻を携えている小型の魔物。
植物に寄生するアブラムシが魔物化したものだが、生存率を高めようと何度も変異を繰り返したことで、その姿は甲虫に近くなった。
幼虫は植物に寄生し、虫こぶを作って成長する。
産卵の際は免疫力と毒性を押さえつける菌類を注入するが、この菌類は外宇宙から飛来した植物型生命体「樹竜」にも効果を示し、樹竜に対して積極的な寄生を行おうとする。
現状の魔物では唯一樹竜に完璧な耐性を持つ存在であり、「樹竜を殺めるもの」という異名も付けられている。

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【Cuscuta/キャスティナ】

全身から緑色の閃光を放ち、無数の蔓と肉厚な花弁で構成された身体を持つ植物型魔物。
外宇宙から飛来した生命体「樹竜」の一種で、その中でも特殊な進化を遂げ独自の特徴を有する種のひとつ。
体内に蓄積したエネルギーを荷電粒子に変換し、全身に循環させている。
蕾核(らいかく)と呼ばれる器官は荷電粒子から発する電磁波を拡散させる媒体であり、その威力は精密機器の類を軒並み機能不全に陥らせるほどに強力。
また知能が高く、より高威力の電流を放つために機械の残骸などを手足の如く利用し、武器として振るうこともあるという。

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【Ensete/エンセーテ】

色鮮やかな体色に幅広い葉鱗を持ち、身体の各所に瑞々しく芳醇な果実を実らせた植物型魔物。
遠い外宇宙から飛来し、数百年の歳月をかけ生態系に適応した「樹竜」と呼ばれる生命体で、高温多湿な熱帯気候を主な生息地としている。
食事などは行わないが他樹竜との競争が激しく、極めて好戦的かつ排他的な性格。
一度機嫌を損ねた相手は隅々まで記憶し、生息域を逸脱してもなお執拗に追跡を続け、自らの手で仕留めようとする。
「歴史上最も残酷な生物毒」と称される類稀な劇毒を持つが、人為的な遺伝子操作が行われた可能性があり、詳しく調査中。

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【Aphidoidea/アフィドイデア】

赤い外殻の目立つ丸々とした身体に、体型に比べて華奢な手脚を持つ小型の魔物。
植物に寄生するアブラムシが魔物化したものだが、生存率を高めようと何度も変異を繰り返したことで、その姿は甲虫に近くなった。
幼虫は植物に寄生し、虫こぶを作って成長する。
産卵の際は免疫力と毒性を押さえつける菌類を注入するが、この菌類は外宇宙から飛来した植物型生命体「樹竜」にも効果を示し、樹竜に対して積極的な寄生を行おうとする。
現状の魔物では唯一樹竜に完璧な耐性を持つ存在であり、「樹竜を殺めるもの」という異名も付けられている。

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【Ever Abyssal Pacu/狂淵のパクー】

不気味な蒼色に染まった肥太った身体に、赤く発光する大口が覗く魚型の魔物。
飽くなき食欲で変容した魔物「パクー」が、極めて悪質な毒性を分泌する藻類に感染したことで凶暴化した存在。
この個体は毒性に著しい影響を受けたことで更なる変異を遂げたもので、身体には病原体によって形成された、硬質の瘤塊が現れ、その身は決して治ることのない病毒に蝕まれている。
病原体の毒性に耐性を得たことで、寿命を超えて生存した個体であり、感染対策のために早期の討伐が推奨されている。

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