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きいな

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ちがう、そんなんじゃない。俺、ガイが傷つくの、見たくないんだ。ただそれだけで……。そりゃ親友としてうれしい言葉だな、まあもう昔の話で今はそんなことされてないからさ、気にするなよ。違う!俺、ガイのこと……!とルク。しかしルク、言葉を飲み込んでしまう。その様子に疑問を抱くガイ。代わりに肩を叩く。ルク、それを振り払う。俯いていた顔を上げて一言。俺、お前のことが好きなんだ。だから許せないんだ。え、とガイ。流れ的に告白されていることに気づいたガイ。え、え?ってなってるガイ。しかし、ルクは怒っている。好きなやつに暴力を振るったやつらなんか辞めさせる!

02.11.2025 15:25 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0

転換。戻ってきたルク(ご都合主義)がガイに聞く。ガイはああ、そんなことも言ってたな、と髪をぽりぽり。なんてこともないんだが……とあえて軽く言う。まあ、おまえにショックを受けてほしくないんだが……、いいよ、早く言えよ、まあ、つまりだな……うーん……、もったいぶるなよ、わかった、わかったから……暴力、受けてたんだ、あのとき。とさらり。え、とルク、なんでだよ、あのとき辞めさせたじゃんか!なんで……!まあ、やってたのは一人じゃなかったってことさ、とさらり。そんなの許せねぇよ……とルク。優しいやつだな、と乱雑に頭を撫でる。

02.11.2025 15:20 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

ガイ、こなくそと思っている。こんなやつらに負けてたまるかよの精神。それで場面転換。またルクと会話。しかしそのときも傷を隠しているが、ふとした身体の動きで痛みが強くて声が思わず引きつった。ルクすぐに気づいて声をかけるも、のらりくらりとかわされる。なんで俺には何も言ってくれないんだよ、とルク。おまえが大人になったら言うさ、とガイ。……ほんとか?とルク。ほんとさ、とガイ。

02.11.2025 15:16 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

なんだよそれ、痛いのは変わらねぇじゃんか、休めよとルク。これで休めたら使用人なんかやってないさ、とガイ。そうなのか?ああ、まあ、そうだな。……無理、すんなよ……。ありがとな。ルクが見えなくなったらガイ、ため息を吐く。これですべての汚れもなくなればいいのに。
場面変わる ガイ、白光きし団から暴力を振るわれている。ただの使用人のくせに戦いの場に出たりしている。それはおかしい。こちらの仕事のはずだ。使用人のくせに生意気だなど、理不尽な理由。知るかよ、クソ、となりながらも言わないでいる。やられたい放題。そこから性的暴力に変わる

02.11.2025 15:07 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

おまえが黙っていりゃうまくいくんだよ、とガイ。納得できないルクは駄々をこねる。あまりにも騒ぐので、ガイはとうとう折れる。じゃあ好きにやりなよ。でも、それを期に白光きし団はルクにバレないようにガイに暴力を振るうこととなる上に、性的暴力すら振るうようになる。ボロボロになるもそれを隠すガイ。ある日、しんどそうにしているからルクが心配する。何でもない、ただ昨晩野盗が出てな、その対応に当たったときにケガしちまったんだ。白光きし団は何やってんだよ!とルク。いや、俺はちょっと外に出ていたから、屋敷に出てきたってわけじゃないんだ云々

02.11.2025 15:01 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

ルクガイ
静かな夜に中庭をぷらぷら歩くルク、ふと思い立ってガイを起こそうと部屋へ行こうとすると何か物音が聞こえた。何事!?となって音のする方に歩いていってちらりと見たら、白光きし団から暴力を受けているガイを見る。すぐに大声を出して助ける。おまえなんか解雇だ!と言うも、ガイから止められる。なんでだよ!と言っても力なく首を振るだけ。許せるかよ!と騒ぐので、皆を起こすから止めろとガイ。納得しないルクを引っ張って中庭へ向かわせる。なんでだよ、なんで放っとくんだよ!とルク。いいんだよ、気にするなとガイ。でも……!となるが唇に人差し指が当てられる。

02.11.2025 14:57 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

嫌だ。それだけは絶対に。ガイのものが膨らみ、しかしズボンの布地の硬さに押し付けられて苦しい。早く開放したい気持ちに攻められる。駄目だ。それでは男の思惑通りだ。
みたいな感じでひたすら堪えるのが見たい。それから堪えられなくなってエッをしてほしい。そしてあられもない姿になってほしい

01.11.2025 15:38 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0

ぞ、とする。それは嫌だ。そう強く感じた。記憶を遡れば、ガイを見る視線がおかしなものの理由が分かる。自然に理解していく。これから自分は男に犯されるのだ、と。なぜ分かるか。それは単純なことだった。白光きし団に犯されたことがあった。数年前までそうだった。だが、そういうときというのは暴力的で、精を吐き出せればそれでいい、と考えているようで、ガイを性的に見ていた、というわけではなかった。だから、男の視線に気づかなかったのだ。チ、と舌打ちをする。男はそんなガイを見て口の端を上げている。質が悪い。唇を噛み締めて堪えるも、熱に浮かされて、気を抜けば熱交じりの吐息が出てしまいそうだ。

01.11.2025 15:35 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

次第に身体が熱くなっているように感じた。まさかここにきて突然熱を出した、ということはあり得ない。まさか紅茶に何かをしかけられたのか?このまま高熱を出させ、思考力を鈍らせることで隙を作り、殺害、あるいは暴力を振る可能性がある。ガイはぐ、と堪えた。たとえどれほど熱が高まろうが堪えられる自信はある。なにせいつまで経っても死ぬ気のない青年だったので、これくらい堪えるのは訳なかった。しかし、そうして堪えているうちにおかしなことに気づいた。これは熱が上がっているのではない、と。この上がりようは、そう、自慰をするときに感じる熱と同じなのだ。は、とする。いよいよ男の目的が分かった気がした。

01.11.2025 15:29 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

しかし、男の目的は、ガイを痛めつけることではなかった。男は茶を勧めた。メイドが持ってくると、男はその様子を眺めている。メイドの様子におかしなところはない。ガイはそう思いながら――メイドが近づいたときは惨めに身体を震わせたが――、それでも男を監視することはやめなかった。男はすぐにティーカップを口にした。嚥下したのを確認して、ガイも口をつける。しかし、怪しい男の出した茶だ。さほど飲まず、不自然にならないほどの少量を飲んだ。あとはいつもと変わらないつまらない話をべらべらとされる。相変わらずの長話。いい気分にはなれない。そう思いながら適当に相槌を打つ。そうしていると、

01.11.2025 15:24 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

モブガイ
侯爵がガイに話しかけてくる。この人はいつだって何度だって話しかけてくる。その視線がおかしいことに気づいてはいたが、生まれてこの方性的に見られることがなかったので、なんか良くない感じに見られてるなってなっている。疑われているのか、はたまたころそうとしているのか?などと思考を巡らせていると、あるとき、面と向かって話しているところ、屋敷に誘われる。これは良くないと思って断るが、それでも引き下がらない。いよいよ地位のことまで持ち出されて、男よりも位の低いガイはどうすることもできなかった。怪しいのは分かっていて、いざとなれば突き放そう、逃げ出そうと考える

01.11.2025 15:20 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

ア二ス「ガイって昔はどうだったんだろ」ルク「そういえば聞いたことなかったな ペールに聞けばわかるかも」ペル「ぺらぺら」

20.10.2025 11:07 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0

モブリマ→シリル(R-18)
転校生リマルピ、モブに目をつけられて、難癖をつけられてはイジメられるんだけど、それを黙って受け入れてた。シリブラはあんまりリマルピに興味がなかったんだけど、ジェポタが興味を示したので注目するように。そこでモブの暴行を目にしてから、リマルピにあいつの言う通りにするのはやめろと何度も言うけど、別に……こんなことはよくあるよ、自分はこんなにみすぼらしいし……ほら、ワケアリに見えるだろ?と自嘲される。確かにリマルピは傷だらけで、具合も良い時を探すほうが難しく、ひょろひょろで栄養が足りてない見た目。けれど、だからって受け入れていいわけないだろと怒る

26.04.2025 08:22 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0

シリル R-18 おもちゃネタ
(もう何度か行為はしている)

え、それ……いれるの……(ドン引き)で、いや、細いやつだしいけるだろと返される。それなら君が入れればいいんだって言うと、あれこれ言いくるめられたりおねだりされて、結局入れることに。で、いざ入れるとなったときに、痛いよ!ってなるんだけど、中をいじられた結果、棒で押さえられてるとこといじられてる場所が重なって、しかも振動付きだから、気持ちよすぎて大変なことになる。
挿入もするんだけど、あちこちいじられて、最後棒を抜くことになるんだけど、あかん何か出る!ってなって、潮が出てしまって泣く
その後こんこんと説教されるシリ

18.04.2025 15:51 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0

二次創作※生存if
「ねえ、リーマス」「なんだい、ハリー?」「アンブリッジのこと、なんて呼んでたの?」リーマスの視線がシリウスへ向いた。まるでそれは責めているようにも、問い詰めているようにも見えた。しかし、シリウスはだからどうしたと言わんばかりのニヤニヤ顔で、それを見たリーマスは肩をすくめるだけだった。「シリウスだね?」「ウン」「そう」リーマスは静かに言うと、そんなリーマスの反応を見てシリウスは楽しそうにした。「君が模範的でありながらそうではないと教えたのさ」「それはそれは。ご教授ありがとう、プロフェッサーシリウス」そんな嫌味にもシリウスはにやりとした。

04.04.2025 10:33 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0

りーますは小さく息を吐くと、「分かった」と呟いた。「分かった。明日にでも聞いてみるよ。でも、どうしよう。君と付き合っているなんて、そんなこと何一つ言っちゃいないんだ」「なんだって?」しりうすの眉が片方上げられる。これはどう転ぶか。怒りか?興味か?りーますは両方の対処を考えた。「そりゃあいい。何かサプライズでもしなければ!」「ああ、たぶん喜ぶよ。ウン。そうだろうね……」さてこうなればしりうすの手綱を持つ必要がある。
云々で実家に行って、息子さんを僕にくださいをするしりうすに恥ずかしさのあまり小さくなるりーます

24.03.2025 15:37 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0

「たとえどんな見てくれでもそれは変わらない。“君が”育った家なんだ。愛する人を育ててきたものに上下はない」「…………、」思わずぽかりと口を開いてしまった。しりうすの育ってきた家に対して、りーますは同じことが言えるだろうか。しりうすは自身の家も家柄も血筋も嫌っている。そんな彼の家にこう言い放つことは、できそうにない。これはしりうすだからこその真っ直ぐさなのだ。「間抜けな顔だ」「誰のせいで」からかいの言葉に反射的に答えながらしりうすの言葉を反復してみると、これもまた驚くべきことに恥ずかしい言葉だった。羞恥で身体が熱い。

24.03.2025 15:32 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

「なら、すぐにでも日程を決めたい。もちろんご両親の都合に合わせるさ。そこまで俺も急いじゃいない」矢継ぎ早に続けられて、りーますは少し圧倒された。「でも、その、うちは、」それでも視線を反らしてぼそぼそと言えば、しりうすの呼吸は落ち着いた。「そんなたいそうな家でもなくて……両親は、そりゃ君みたいな綺麗な人が来たら喜ぶとは思うけど、でも、その、」「君の生まれ、育った家だ。」真っ直ぐで気持ちのいい声が耳に届いた。

24.03.2025 15:27 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

「……まあ……かまわないと、思うけど……、」それでもぼそぼそと返してしまうのは、両親に会ってもらうというのはいよいよ本当に恋人になったのだと思われるからだ。両親は何と言うだろうか、とか、受け入れてもらえるだろうか、とか、いろいろあるのだけれど、何より両親に会うということは、付き合っているという事実を両親が知るということだ。今までは親友の中でしか知らないものが、大人の、それも自分の両親が知るのだと考えると、途端に恥ずかしくなる。

24.03.2025 15:23 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

よってこうもさらさらと言葉を紡いでいくと本当にそうなのかもしれないと思えてくるのだ。なまじりーますの交友関係というのは、よく他の人と話したりするも希薄で、誰が付き合ったというのは聞くがその内情まで聞くことはない。親友関係である――とはっきり言いたい。彼らがどう思っているのかはさておき――じぇーむずたちだって、恋愛しているのはせいぜいじぇーむずで、まだ付き合ってもいないから、付き合った後のことなど分からない。

24.03.2025 15:20 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

「なんだってそんな、」「礼儀だろう?」恥ずかしくないのだろうか。いけしゃあしゃあと付き合っているなどとよくのたまえるものだ。りーますは無意識に頭を抱えてちらりとしりうすを見るのだったが、彼の表情におかしなところは何一つなかった。「そうだ、今度の夏休み。君さえ、いや、君のご両親が良ければご挨拶に伺いたい。ついでに君の育った場所も見たい。」りーますは恋愛をしたことがない。しりうすを好きになったのが初めてと言っても過言ではない。だから交際関係になった場合、どうしていくべきかなど分かるはずもない。

24.03.2025 15:01 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

シリル 学生
「君のご両親に会ってみたいな」「え?」突然の言葉に、りーますは目をぱちくりと瞬かせた。「僕の両親に会って、どうするんだい?」「どうって、」しりうすは心外そうな顔をした。「こうして付き合っているのに、顔を合わせないというのもおかしな話じゃないか」椅子から転げ落ちなくてよかった!りーますは心臓を押さえそうになって手をうねうねと動かした。どうしてこういうことをさらりと言ってのけるのだろうか。りーますは周囲をそっと窺ったが、誰も気にしているようではなかった。もし気づかれたらと思うと寿命がいくらあっても足りない。

24.03.2025 14:56 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

ジェはわりと男子高校生らしく楽しく話す感じある

23.03.2025 15:12 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0

下ネタ適応度
ジェ かなりある。生き生きとして話す。リリでは抜いてない
シリ 最初はない(お坊ちゃんなので)。でもすぐに慣れて話すようにはなる
リマ 最初は何を言ってるのかいまいち分かってない。理解してからは全力で聞いてないふりをする(も、巻き込まれる)
ピタ ややあり。なんか盛り上がってるならその空気に乗って盛り上がれるけど、極稀にエグいこと言って引かれる

23.03.2025 15:11 — 👍 1    🔁 0    💬 1    📌 0

互いの杖を見て感想を言い合うシリル

20.03.2025 15:25 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0

「君の杖は、」しりうすがそう言った。りーますはもうその言葉に縛られてしまって、この場から動けそうになかった。「優しいな」「……え?」杖を見るしりうすの表情は柔らかかった。「君はいつも持ち手を強く握るから分からなかったけど、この曲線は柔らかくて、(何か褒める言葉)、俺は好きだよ」俺は好きだよ、の言葉だけがりーますの耳にじん、と残った。瞬間、熱くなる。な、何を思っているんだ自分は……。必死に熱を冷まそうとする。云々

20.03.2025 15:24 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

そうして抑え込んでいても、相手は秀才である。りーますだって力は(存外)あるのに、しりうすはとうとうりーますの杖を手にとってみせた。「へえ」しりうすがしげしげと見ながらそう呟いた。「へえ」もう居ても立っても居られなかった。りーますは恥ずかしくて、みっともなくて、もういっそここから立ち去ろうかと思った。それでも。それでも、どこかしりうすの言葉を聞きたかった。しりうすは自分のことをどう思っているのだろう。そう考えてしまって。

20.03.2025 15:21 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

どうだったか、など言いながらも存外覚えている彼に、りーますはカッとなった。恥ずかしいのである。彼の立派な杖の後に、自身の汚点を表すような、そんな杖を見せたくはなかった。重ね重ねとはなるが、それでも杖を信頼していた。それは間違いない……。「きみほど立派なものじゃないんだ」「案外他人の評価のほうが正当というものさ」しりうすはそう言うと、あくしおを唱えた。くん、と引っ張られる感覚に、りーますは慌ててローブを押さえ込む。「そんなに見せたくないのか!」「つまらないよ、こんなの!」「それは俺が決める!」傲慢だ!りーますはそう叫びたくなった。

20.03.2025 15:19 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

「そうか、そうか!そう思っていたんだな!」「きみ、わざと……!」しりうすはゆったりと脚を組んで、ニヤニヤとした笑いを――それでも品があるというのは世の不公平なところだ!――浮かべて自身の杖をじっくり眺めた。「へえ、まっすぐな性格と?気高さ?いいね、君に言われるのは悪くない」しりうすはくるくると杖を回しながら見ると、ふと顔を上げた。「君の杖は、どんなだったか?」「え?」しりうすの視線はりーますのローブに移る。「あ、いや、何にも、面白みはないよ、ウン」「茶色くて、……ウーンどうだったかな、君、持ち手を強く握るから……茶色のグラデーション?」

20.03.2025 15:16 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

「……そんなに言えないことなのか」しかし、出てきたのはそんな頼りない声だった。顔を上げると、しりうすはつまらなさそうに杖を弄っていた。「分かってるんだ。ずいぶん単調で、そのくせこんなにも柄の入った……つまり俺はこういう家の出から逃れられないんだ」「違う!それは違うよ。君のその杖は、君の、そのまっすぐな性格がよく表れている。その柄だって、その、なんだったかな……高貴な者としての務めを果たそうという、そういう気高さが表れている。僕はそう思ってるんだよ」りーますがそう言いきると、しりうすはニヤリと笑った。

20.03.2025 15:13 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0