ねりもの

おもしろワード一覧（おもしろワードの間より抜粋）

・メガロポリス
・乳輪
・鉄扉（てっぴ）
・ウォーリア
・パノプティコン
・カンジダ
・ポルチオ
・愛し合う
・デミタスコーヒー
・エネマグラ

ずっと幽閉されていたために30年待ちのコロッケが43年待ちになったことを知らずに息を引き取ったかつての権力者

サン=テグジュペリの『人間の大地』の、不帰順部族に攫われてから数十年奴隷の身にあったバルクという男をサン=テグジュペリらが金を集め買い戻して解放してやるのだが、妻子のいるマラケシュへ戻る途中のアガディールで彼は渡された金を全て使い切ってしまった、それは道の子供たちに金の刺繍の靴だとか細々したものを買ってやったからで、子供たちに服を引かれてまともに歩けないようすが地に降りた天使のようであった、というくだりがずっと衝撃的でもう数年思い返している

そして、この新居（寮）を出た。

ブルースカイ半年放置してたらしい
あり得ない
その間に私は中国に二度行き、好きなアイドルグループのメンバーが辞め、わたしの持つ中で最も他者に託して、ほぼ唯一明確だった夢（5人でドームに立つのを見ること）が終わり、交際相手ができて狂ったが、将来は未だ変わらず決まっていない

Spotifyの自動再生で別に好きでもないアーティストの同じ曲だけが異様に流れてくるせいで、アーティスト（途中で飛ばすのでその異様に流れてくる曲の前半しか知らない）の印象も少し悪くなっているが、自動再生に出てこないようにする方法を調べる気力もなく、ただ毎回うっすらと嫌な気持ちになっており、ということを書く気力もなかったのだが、今頑張って書きました。なので今からその方法を調べられるでしょう。

おけつぷりっ

早くアイドルになりたいのに両脚に5キロの鉛が縫い込まれ、肋骨が常に3本露出しており、顔から15本の管が出ていて、常にそこから煙が出ているから、アイドルになれない

早くアイドルになりたい

43年待ちのコロッケが届く前日に息を引き取った老翁

最後の朝食に43年待ちのコロッケをリクエストしたので死刑執行が43年延びた死刑囚

久しぶりにアイドルのライブに行ったら、自分の好きなメンバーだけがひときわまぶしいスポットライトが当たって輝いているように感じられて、視力が落ちてきた中でも好きなメンバーの顔だけははっきりと見ることができた。

真夜中のらしんばんで♪

狂っちょる

クリスタル・パレス

デカマンコの里

ウンコのマチ針

新居での暮らしが始まっちょる

おもしろワード一覧（おもしろワードの間より抜粋）

・レイピア
・おまた
・蟄居
・オニキス
・仏滅
・みきわめ
・しんがり
・デミタスコーヒー
・淫乱

自分も寝台に乗ってみたい」と、大きな瞳いっぱいに私の顔を映してそう言い出した。彼女は広尾生まれで，生まれてこのかた、ブルートレインなんて縁がなかったのだ。

〜続きはFanboxの有料プランにて！〜

恵梨はいつも、「特等席」に居た。店の一番奥の、ちょうど入り口からは見えない場所の、緋色のソファーに深く腰を掛け、エスプレッソを飲み干して細い煙草を吸いながら“日経”を読むのが決まりだった。時は1977年、海外で日本赤軍が暴れまわっていた頃、ラジオから流れてくるニュースを聴きながら、私は当時在籍していた明治大学文学部を辞めるかどうかずっと考えていた。
　私は東北出身であったから、年末になるたびに上野駅から、当時さかんに運行されていた国鉄のブルートレインに乗っては寒村に帰っていた。12月のある日、恵梨と“文学談義”をしていたとき、彼女は小一時間ほど語り続けたラ・ロシュフコーの話を突然切りあげて

美しく　そして輝いちょる

ハリー

ハリー

ハリー
ハリー……
ハリー……💞

ハリー
俺はクラクフのショッピングモールで無料のWi-Fiの恩恵にあずかりながら夜行バスまでの時間を潰しちょる

ハリー
俺はプラハでめちゃくちゃビールを飲んぢょる

死んだら地球になれるのうれしすぎ

パレスチナのことを思い出す。2023年9月末、ヘブロンの町で果物を売っていた青年たち、旧市街は抜け殻のようになっていたこと、乗り合いバスの発車前に入念に車内の荷物棚を点検していた（おそらく爆発物がないか確認していたのだろう）運転手の男、壁に描かれたパレスチナ人のジャーナリストの女性の顔、ケバブ屋の店員たち、途中の小さな町で降りて行った学生たち、ライフルを持ってベツレヘムからエルサレムに戻るときだけバスに乗り込んでIDをチェックするイスラエル兵

知らない国の車窓から見る午後の光に照らされたどこかの小さな村の教会の壁の色彩とか、霞む山嶺の淡い青いろとか、晴れ間にキラキラと輝く水面とか、夕闇にくろぐろと溶け込んで沈んで行くどこかの遠くの工場のシルエットとか、知らない街のバスターミナルで大荷物を背負ってどこかの街に行こうとしている人たちの群れとか、そういうものを、全部、全部、愛しちょる

ハリー
俺はウィーンでめちゃくちゃ下痢になっちょる