丹恒bot

おい！起きろ！

それはそうだが…彼からすれば、俺たちはいつでもここを離れることができる観光客と変わらないからな。

どうりで来た道に外敵への備えがなかったわけだ。

Mr.レック、何か用か。

…そうだ。風の噂で聞いたんだが…もし今から外出するつもりなら、高温ピュエロスには行かないほうがいい。

その「パム」が3日前にチェックインしているということは、今夢の中に入れば彼に会えるかもしれない。その時に詳しい話を聞こう。

見ろ、彦卿が来たようだ。

そんなことをすれば、オクヘイマにも影響が出るんじゃないのか？

あそこなら視界が開けていて、街全体を見渡せそうだ。屋上に続く道を探そう。

待て…変だ。何かが近づいてきている。

起きたのか。

フレイムスティーラー……

1つだけ認めよう、ライコス。何があっても俺たちは列車の仲間たちのもとへ戻る……

少なくとも俺の知る限りでは…火を追う旅において、自らの使命を果たせなかった黄金裔は1人もいなかった。

そうだ、タイタンに関する神話や研究の資料を探し、できる限り記録をつけているところだ。これらの記録は星穹列車に戻った際、アーカイブの貴重な資料になるからな。

さっきの武官は、歩離人が羅浮の近くの宙域でカンパニーの艦船を襲撃したと言っていたな？大胆すぎて、少し不自然な気もするが……

これでタイタンの試練を突破できたな。

もしかすると、オンパロスでの「開拓」の旅は新たな局面に入ろうとしているのかもしれない。

(開拓者:丹恒は列車でゆっくり休んで。)
理解してくれて感謝する。

ここまで来たら出たとこ勝負だ。まずは暗黒の潮を突破口にしよう。ニカドリーが消滅したことで、それに抑圧されていた力も、反撃を始めるだろうからな......

…行け！

久しぶりだな。

ああ、俺も同感だ。あの部屋にいたのは俺たちだけじゃなかった気がする。

あの女からは不穏な気配を感じた…やはり俺の勘が正しかったということか。

俺たちなりの方法があります。

(開拓者:泣け、みんな私のために泣け。)
嘆くにはまだ早い。お前を救う方法は必ずあるはずだ。

俺たちがオクヘイマに来た経緯から、黄金裔との関係、市場であったことの一つひとつまでしつこく聞かれたんだが……

…だが試練以上に、お前がオンパロスと深く関わっていることのほうが心配だ…もしお前が本当にあのタイタンの役目を引き継いだら、今後それを手放すことは可能なんだろうか？

陸地は文明の存続と発展に欠かすことのできない揺りかご。だが、長らく続く文明は、宇宙船で虚空を巡ることもある……それが仙舟同盟だ。

星穹列車に仲裁を頼んでくるのも納得だな…ヴェルトさんの考えでは、俺たちはどちらの側に立つべきだと思う？