作中でキャラクターが買ったもののレシートを模したしおりとか、目的地までの切符風のしおりとか、美術館のチケット風しおりとか、話とリンクしたしおり欲しい
それがどんな話なのかは知らん
作中でキャラクターが買ったもののレシートを模したしおりとか、目的地までの切符風のしおりとか、美術館のチケット風しおりとか、話とリンクしたしおり欲しい
それがどんな話なのかは知らん
しおり挟む位置まで変えてるのは知らなかったな〜焼き芋のやつとポストのやつ好き
youtube.com/shorts/XvDqp...
なんか、毎日飛び込んでくるニュースのいちいちが信じられないような内容ばっかりで、もはや私の頭がおかしくって変な妄想してる陰謀論者になってしまったんじゃないかみたいな気持ちになってくる
徹頭徹尾デタラメな陰謀論であってくれよ
ミオリ~ちゃんってさ……脱皮してくれるかな……レオパ脱皮あるあるの手袋🧤スポンがあったらどうしよう 情緒おかしくなっちゃうかも可愛すぎて
27.02.2026 17:25 — 👍 5 🔁 0 💬 0 📌 0インドネシア方面まで舞台になるとしたらミオリーの最終形態コモドオオトカゲがモデルにならないかな🎶🎶なったらいいな🎶🎶🎶なれ🎶🎶🎶🎶
27.02.2026 14:59 — 👍 4 🔁 0 💬 0 📌 0新御三家のデュオリンゴみたいな子、もしかしなくてもオーストラリアガマグチヨタカがモデル?
27.02.2026 14:57 — 👍 1 🔁 0 💬 0 📌 0テ゛シ゛モンも最新作の主人公パートナーはレオパモチーフなんですよ 世界が気づいちゃったな、愛しさに
27.02.2026 14:34 — 👍 2 🔁 0 💬 0 📌 0
犬もかわいい けどレオパです もうレオパです
海の中入れる?っぽいの嬉しすぎる〜〜〜ッッッ こんなん絶対ケーブダイビングできますよね ねっ!!!!
ねぇ待って世界にレオパの波が来てますね!?!?!?!? ミオリーかわいすぎる!!!!!!!!!
27.02.2026 14:29 — 👍 2 🔁 0 💬 0 📌 05秒日記というものを知り、私が好きなものってだいたいそれくらいの眼差しだなと思うなどした
27.02.2026 10:51 — 👍 1 🔁 0 💬 0 📌 0
#ポケモン30周年
#PokemonDay2026
そろそろ新世代の発表くるかしらの気持ちと、そろそろカ゛ラノレのポfitくるかしらの期待
先生、俺ポパークkant0でふわもちジュちゃんを連れ歩きたいんすよ
今日ポケモンプレゼンツなのか
リアタイできるかな
パズルを解く楽しさも、心に好奇心を宿すことも、海にラ・メールという呼び名があることも全部パスワードシリーズに教えてもらいました
さみしい
バレしかない長屋の話 fse.tw/5kZLAjjI
25.02.2026 15:36 — 👍 0 🔁 0 💬 0 📌 0大丈夫ですか😭😭 ゆっくり休んで養生してくださいね🥲
25.02.2026 13:59 — 👍 0 🔁 0 💬 1 📌 0自他境界と相互不理解の話をずっとしている人間なので、今回の長屋の脚本が刺さらないわけないんですよね……………
24.02.2026 14:20 — 👍 1 🔁 0 💬 0 📌 0ツアは何かもう 本当に見れたのが今日でよかった………😭
24.02.2026 13:57 — 👍 0 🔁 0 💬 0 📌 0これになってる
24.02.2026 13:51 — 👍 0 🔁 0 💬 0 📌 0
あと美術ワンセット劇伴ほぼなし(虫と鳥の声と転換BGMくらい)ライティングで時間経過だけ示してピンマイクすらなしってあまりにストイックなストプレでひっくり返った
これでダレずに2時間繋げる脚本と演者すごいな……
長屋、16年前のキャラ造形が確立してない頃とは違う部分もあるにはあったけど(そりゃそう)、なんか彼らってマジでずっとこのテンションでずっと一緒にいるんだな…………としみじみ噛み締めてしまった 愛し〜〜〜〜〜〜〜〜〜よ
だというのに冒頭がアレで情緒くにゃくにゃになる 5年はみんなでこたつ入ってダラダラ腕相撲してオチもなにもないくっだらない話しながら一生健やかに過ごしてください😭😭😭😭😭😭😭
なんか………違うベクトルでオタクに都合のいい夢を延々と見せられたみたいな…………
とりあえず5忍は一生ルームシェアしてほしいし◇ァ!は続編を早く書くっチア〜!
夢?
24.02.2026 13:00 — 👍 0 🔁 0 💬 0 📌 0𝑻𝒐𝒅𝒂𝒚……
24.02.2026 13:00 — 👍 2 🔁 0 💬 1 📌 0三アレって雨降るんだ ずっと曇りがちな街なのかと
22.02.2026 07:31 — 👍 0 🔁 0 💬 0 📌 0
【お品書き】
2/23 CC福岡63 夢はポケットの中に
B館ち17b 〈ウミウシヒトシズク〉
とうふさんとの合同サークルです!
原画は今やってるので間に合えば出ます…😣😣
当日は何卒よろしくお願いします〜〜!
テキスト版
privatter.net/p/11871618
彼らの曲のなかでとりわけ好きという程ではないというかもっと静かだったり軽やかな方が好きなんですけどハ゛ンフ゜のシ刂ウスの歌詞に「盾と剣」ってあるなと思ってなんとなく聴いていた結果の産物ですが中身にあまり関係はないです関係はないんですけど全天で一番眩しい青いシ刂ウスって数千年前は赤かったって説がありますね関係ないんですけどね(a long long言い訳)
「リザードン」 呟くように名を呼ぶ。ダンデが言い終わるよりも先に眩い光とともに相棒が隣に立つ。当然のことだった。彼がダンデの声を聞き逃すはずがないと知っている。遠く昔からの約束事みたいに、彼はダンデの声を聞き逃さない。 髪型が崩れるのなんか気にせずに相棒に顔を寄せた。どっちにしろバトルで砂と泥と煤にまみれ髪なんかとうにぐちゃぐちゃだ。頬擦りすると、硬い鱗が擦れて柔らかな皮膚が裂ける感触がした。でもそんなのいつものことだ。おくびょうな相棒がなんの遠慮もなくダンデに擦り寄ってくる。青い目が嬉しそうに眇められることに、少しだけ息が詰まった。尻尾の炎で指先がじりじりと焼ける。 これがダンデの 霧灯(フォグライト)だ。 あのフィールドでダンデが覚えているのは歓声ねつひかり衝撃。地割れと炎。轟音。流星。細切れな眠りのなかで見る夢のように断片的で鮮烈な記憶。それから、目。砂嵐のはざまに光る青い目。炎が渦巻き、土煙に遮られた広大なフィールドの向こうに立つキバナの目がダンデを見据える。映像にも残らないだろう数瞬の間、目が合ったはずだ。歓声すら掻き消す轟音と地響きのなかでキバナの咆哮を聞いた。ダンデの名を呼ぶ声を、確かに、聞いた。炎を巻きあげる砂嵐に酸素が燃え尽くされて息が上がる。相棒の獄炎に視界が白みチカチカと星が飛ぶ。宇宙みたいだ。そう思ったことを微かに覚えている。それで十分だった。頭のなかで渦巻く気持ちを整理された言葉として並べることに意味などない。 何も言わずリザードンに背を向け、扉に向かった。手も足も思い切り伸ばして、今のダンデにとっては少し高い位置にあるキーパッドを叩く。オートロックのこの部屋は外からも内からもパスコードかカードキーがないと開けられない。少なくともダンデは開錠するキーを教えられていなかった。でも、見てはいた。オリーブの指の動きを模倣する。 あっけなく開いた扉の向こうにはがらんとした廊下が広がっている。きっと後で大目玉だな、と思いながら人の気配のない廊下を見渡した。どこに行こう。どこに行くべきなんだろう。シュートスタジアムは広く、迷路の
ようで、どちらが出口に続く道なのかなんて知らないし、出られたとしてその後どこへ行けばいいのかも分からない。別段、行きたいところもなかった。でもここにいてもしかたない、と思った。それに、どうせどっちに向かったってキバナも追いついてくる。あいつはそういう奴だ。 部屋を出る。なんとなく、でしかなかったけれど、心の向くままに歩き出す。リザードンに「来るか?」なんて聞かなかった。 だってダンデはキバナのこともリザードンのことも信じてなんかいない。信じる必要なんかない。疑っていないからだ。疑っていないものをわざわざ信じる努力なんて、そんな必要がどこにあるんだろう。 そういうふうにふたりはあった。 どこにいたってリザードンの横がダンデの居場所だし、どこにいたって目があったらそれがバトルの合図だ。 ばぎゅあ、という嘶きとともに相棒が横に並び立つ。リザードンがリザードンのやり方で呼ぶ、これが本当のダンデの名前だとすら思う。この呼び声が、あの眼差しがあれば大丈夫だと思えた。 帰り道なんか分からないまま部屋を飛び出す。マントから砂粒が落ちる、その音を聞く。
22.02.2026 05:00 — 👍 1 🔁 0 💬 1 📌 0
がそっとトロフィーを掲げる。盾のように。 「おめでとうございます、チャンピオン・ダンデ。今のお気持ちをお聞かせください」 晴れがましい声で呼ばれる名前も、まだ回復しない耳には他人事のように聴こえる。同じ言葉を喋っているいるはずなのに、全く知らない言葉みたいな響きだ。 ほんのちょっと前のことのはずだ。時間にしてほんの数十分前のこと。ついさっきまでダンデはあのフィールドに立ち、そして勝ったはずだ。息を整える間もなく表彰台に上げられ、それで? それでそのあとどうしたのだったろう。どうやって立ってどうやってここまで戻ってきたのか分からない。気がついたらこの控え室にいて、オリーブはもう部屋を出ていくところだった。自分の体が自分のものじゃないみたいだ。機械仕掛けみたいにオートで受け答えをし、オートで歩いていたような変な感覚。フィールドの上ではあんなに息がしやすかったというのに。フィールドの上はあんなに楽しかったのに。 楽しかった。多分、楽しかった、のだろう。楽しかったはずだ。 楽しかった、という感覚はあるのに、あのとき何が起きていたのか思い出せないことにダンデは気づく。歓声ねつひかり衝撃。地割れと炎。轟音。流星。細切れな眠りのなかで見る夢のように断片的で鮮烈な記憶を思い返そうとすればするほど指の隙間から記憶がこぼれていく。眩しかった。楽しかった。でも、どうして楽しかったのだろう。何がそんなにも楽しかったのだろう。どうして今ここにいる。ひかりねつしょうげき。あの夢現のなかで何かを考えていたはずだ。よく思い出せない。誰かとの約束を果たすためにいるような、でもその約束が何だったのか誰としたのだったか分からない。そんなふわふわとした気持ちだった。 いつもこうだった。キバナとの試合のことを、ダンデはよく覚えていない。無我夢中だった、と一言で片付けてしまうのは簡単だ。無我夢中だった。必死だった。それに間違いはない。 他の試合は違う。もちろん、一挙手一投足すべてを事細かに覚えているわけでないけれど、記憶が落ちたりはしない。でも、キバナとのバトルはいつもこうだ。無我夢中で必死で、我を忘れ、体系立った記憶はすっぽりと抜け落ちている。覚えているのはただ、歓声ねつひかり
衝撃。地割れと炎。轟音。流星。細切れな眠りのなかで見る夢のように断片的で鮮烈な記憶だとか、そんなものばかりだ。頭のなかで渦巻く気持ちを整理された言葉として並べることができない。まだ興奮が冷めやらないだけ、といえばそれまでなのかもしれないけれど。だとしたらどうしてこんなにさみしいのか、ダンデにはちっとも分からない。 画面のなかでは試合のハイライトが繰り返されている。 ――いやぁちょっと信じられないですね、たとえ思いついたとしても私には打てない手ですよ。素晴らしい。 ――ここの躱し方もお見事でした。勇気の交代でしたね。 ――切り札のリザードンを信じたんでしょう。 ――さすがはチャンピオン・ダンデ、と言ったところでしょうか。 興奮した様子の実況がボイスオーバーで流れる。 なにを、と思う。なにをバカなことを。 苛立ちに任せてテレビを消し、目を閉じる。今は聞こえてくるすべてが疎ましかった。 試合のことは朧げにしか覚えていないけれど、映像を見るだけでもわかる。たしかに普通ならばギルガルドで押し通した方が良い状況だろう。けれどキバナ相手にはそれは通用しないとダンデは知っているし、リザードンならその局面を切り崩せるという確信があった。だから交代した。それだけだ。戦況を見極めただけであって、ダンデはリザードンのことを信じてなんていない。 頑張ってくれた相棒たちを誇らしく思う。それは本当だ、でも、それだけだ。 ダンデは彼らのことを信じてなどいない。キバナのことも。 ぎゅっと目を閉じると瞼の裏にチカチカとした光の粒が明滅する。それが何なのかダンデにはわからない。ただ、フィールドで見た光はもっと強かったはずだ。 ビリビリと伝わる振動。互いの放つ技で間断なく舞い上がる土煙。熱砂、暴風、轟雷、怒号に歓声、期待や熱意、地鳴り、爆鳴。光と音が場に満ちる。そのくせ、耳に届くのは己の息遣いばかりだった。暴風は炎を巻き込み、あまりの熱さに息を吸うたびに肺が焼ける気がした。体内を巡る血が沸騰しているかのようにどくどくと脈打つ。身の内に渦巻く熱を逃がすように息を吐いた。頬が
ひりつく。荒れ狂う風、撒き上がる砂礫が、張り詰めた腿や脹脛を裂く。熱いはずなのに、肌が裂けるたびひやりとした痛みが走った。骨は軋み、噛み締めた奥歯はギチギチと鳴る。見開いた眼に汗が垂れて、痛い。けれどそんなことに構っている余裕などなかった。ひび割れ、揺れるフィールドを踏みしめる。降り注ぐ土砂と流星群。揺らぐ空気と砂嵐の向こうに立つ相手を見据える。睨みつける。 グローブに包まれた長い指がジュラルドンに指示を出す。荒れ狂う技のはざまに光る抜き身のような白銀と砂嵐の向こうのキバナの目。青白く光る星よりも強い光。フィールドの向こうにあの目を見るたび、息が詰まった。キバナの喉がぐる、と鳴る。その微かな音さえ耳に届く。汗の落ちる音さえも確かに聞いたはずだ。 酸素全てが焼き尽くされてしまうのではないかというほどの炎のなかだというのに指先は冷え切っていた。首筋からすっと血の気が引き、視界が白む。耳鳴りがする。そう言う場に、いたはずだ。ついさっきまで。でも今は、ただ静かなだけの部屋にダンデはひとりだ。息を吐いて目を閉じる。まだ炎の匂いが染み付いている。 チャンピオンの座など、といつだったかキバナは穏やかに笑っていた。 「そんなもんどうだっていいよ。俺さまにとっちゃ、チャンピオンって名前なんかどうだって」 キバナの笑みは穏やかで、だというのに目だけはギラギラと鋭かった。そのくせバトル以外のいろんなものにも手を伸ばす。バトルじゃないすべてのことも、キバナは楽しそうにしていた。 欲張りだ、と思った。あんなに楽しそうにしていて、まだぜんぜん物足りないという顔をするなんて。 なんとなくむかついて、スマホを手に取った。キバナのアイコンをタップしてコールする。何か言ってやらないと気がすまなかった。勝ったのはダンデだというのに、どうしてこんなに悔しいんだろう。 電話はほんの数コールで繋がった。 けれど耳に届くのはぼわぼわ、ざぁざぁという砂嵐のようなノイズばかりだ。フライゴンに飛んでもらっているのだろう。上空は電波が届きにくい。 『――……、…な……、デ……――……』 ノイズの向こうから微かにキバナの声がして、ダンデ
はマントをぎゅっと握った。かけたくせに何を言えばいいのか分からなくて押し黙る。頭のなかで渦巻く気持ちを整理された言葉として並べることができない。 「…………」 『……、き……、――った……――…』 「…………」 ざらざらとした、砂嵐のようなひどいノイズに阻まれてキバナの声が途切れる。なぜだか分からない緊張に気圧されるように息を吸うと、ひんやりとした空気が通って鼻の奥が少しひりついた。ひとりきりの控室は静まり返っている。窓の外は薄暗い。 『ダンデ?』 キバナの声が耳に飛び込んでくる。やけにクリアに聞こえて息を呑んだ。ダンデ。そう呼ばれ、それが自分の名前だと思い出す。 電波の届くところにきたのか遮蔽物がなくなったか、ぼわぼわというノイズは和らいでいた。 『もしかして迷った? 今どこ』 「……控え室」 『は? 控室ぅ? お前まだそんなとこいんの?』 呆れたように言われ、目の奥がカッとなり唇を噛む。だって、オリーブに言われたのだ。ここにいろと。では後ほど、と。後で、とはいつだ。いつまでここに座っていればいいんだろう。腰につけたボールがかたりと揺れる。被りを振るたび砂が落ちた。 キバナ。 口のなかで小さく呟く。 『なに』 当たり前のように聞き返されて、そんな小さな呼び声すら拾ってくれることが今は妙に悔しかった。 「…………」 『何、迎えになんか行かねぇからな』 「……いい、大丈夫」 『大丈夫って何が』 「うん」 『だから何が! ていうかマジで何の用なん……』 焦れたようなキバナの声には答えることなく通話を切った。
22.02.2026 05:00 — 👍 1 🔁 0 💬 1 📌 0
印刷された本の本文の体裁で画像化されたテキストです。付記に「炎のなかで待ち合わせ」、「@7gasea.bsky.social」と記載されています。 以下は本文の内容です。 西日の眩しい部屋だ、と思った。たぶんここは、あの西日の眩しい部屋だ。 スタジアムにいくつかある――少なくともそう聞いている、ダンデには区別のつかない――控室のなかのどれかに通されたのが十数分前。ほかに誰もいない部屋は静かで、部屋の造りに対して妙に安っぽいプラスチックのベンチはじわじわと体温を奪っていく。尻が冷たい。身じろぎするとその度にあちこちから砂が落ちた。塵ひとつない部屋でダンデの足元だけがざりざりとしている。わかるのはその感触だけだ。耳はまだ、よく聞こえない。全ての音がフィルター越しのようにぼわぼわとしている。歓声ねつひかり衝撃。地割れと炎。轟音。流星。細切れな眠りのなかで見る夢のように断片的で鮮烈な記憶。 嘘みたいだ、と思う。 つい先程までのあの熱狂と今が、静まり返ったこの部屋が地続きだなんて。す、と息を吸うと、ひんやりとした空気に鼻の奥が少しひりついた。窓の外は薄暗い。 いくつかあるという控室。そのなかのどれだったかに夏になるとやたらと西日が差し込む控室があって、ここは多分あの部屋だと思う。壁についた、フォレトスのような歪な丸い汚れを覚えている。部屋の角度なのか窓の形なのか理由は知らないけれど、陽が陰る頃合いになるとちょうどベンチの辺りに光が差して目を開けていられないほどに眩しい。そういう部屋があった。でも今は、ただ静かなだけの部屋だ。 息を吐いて目を閉じる。まだ炎の匂いが染み付いている。 では後ほど、と言ってオリーブはどこかへ行ってしまった。部屋を出る直前、彼女はこちらに向かって何か言っていた。「大人しく座っていてくださいね」だとか「部屋にいてください」とか、多分そんなことだろう。ぼわぼわと遠くで反響するようなその言葉がよく聞き取れずにぼんやりと彼女を見上げると、オリーブの顔がこわばりだす。「チャンピオン?」という硬い声は聞こえて、ダンデは慌てて頷きを返した。でも、一体なにを心配されているんだろう。バトル以外で物を壊すようなことはした覚えがないし、この部屋を出なければ迷子になることもない。とくにどこに行くつもりもない以上、そんな心配は不要だというのに。だいたい、この部屋がス
タジアムのどこにあるのかもダンデには分からないのだ。 「してるぜ、大人しく」 声を出すとキーンと高い耳鳴りがして、そのくせ自分の声もどこか遠くから聞こえてくるような、変な感覚がした。きちんと発話できているのか不安になり、無闇にこくこくと頷いてみせる。その度にまたどこからか砂の落ちる感触がした。 「……そうですか。では、後ほど」 そう言って、冷ややかな一瞥とともにオリーブは部屋を出ていった。ダンデの言葉など信じていないということを隠しもしない目にむっとして閉ざされたドアを睨んだ、のが十数分前。 むっとしたダンデが、でも、約束を守っていられたのはほんのちょっとの間のことでしかなかった。暇だった。廊下の向こうをときおり人が通る気配はするのに扉は閉ざされたまま。暇に任せて伸びをしてみたり腕立て伏せをしてみたり、部屋をうろうろと歩き回ってみたり、ベンチに寝っ転がってみたり、あるいは無意味にジャンプしてみたり、壁の染みがなんのポケモンに見えるか考えてみたりして、それでやり過ごせる時間なんてたかが知れている。スマホロトムは沈黙し、扉の横についたタッチパネルは真っ黒のままだ。シュートのスタジアムは妙にセキュリティがしっかりとしていて、オートロックのこの部屋は、外からも内からもパスコードかカードキーがないと開けられない。 では後ほど、とオリーブは言っていた。後ほどとはどれくらい後のことなんだろう。試合のあと、ダンデにはよく分からない手続きだとかがあるんだろうか。インタビューはもう受けたのに、まだ取材が残っているんだろうか。それとも単純にタクシーがなかなか捕まらないとか? いずれにせよ、しばらくの間は誰も迎えに来てくれないのだろう。かと言って勝手に何処かへ行くわけにもいかないし、行くすべもない。少なくとも、ダンデは開錠するキーを教えられていなかった。 手持ち無沙汰な気持ちのままひんやりとしたベンチに座り直す。他に誰もいない控室は静かで、耳鳴りがする。壁に備え付けられたモニターをつけると途端に賑々しい色彩が目に飛び込んできた。音は少し遠いままだ。 マクロコスモス系列のケーブルテレビではちょうど
リーグの特集番組が放映されているようだった。チャンピオンの素顔に迫る、だとかなんとかいうテロップとともに、いつ撮ったのだかも定かではないダンデのインタビューが流れている。今期の目標、チャレンジャーに期待すること、休日の過ごし方、バトル以外の趣味。いつ撮っても同じようなことばかり聞かれ、似たようなスチルを撮り、もう飽き飽きとしていた。ナレーターの語る、ダンデすらも知らないダンデの夢だとか目標だとか、これは誰の話なんだろう。 テレビのなかのダンデが不自然に身じろぐ。そうだ、たしかヘアセットが崩れるからとかなんとか、リザードンから半歩分だけ距離を取るように言われたんだった。撮影のときを思い出してモヤモヤとした憤りが蘇ってくる。ヘアセットがなんだと言うんだろう。ダンデはポケモントレーナーで、バトルが好きで、リザードンが好きで、だからこそあの場にいたはずだ。なのに、リザードンに頬擦りすることもできないなんて。 少し音が大きくなった気がして画面に目をやると、コマーシャルに切り替わっていた。もちろんマクロコスモス系列の商品の宣伝だ。大宇宙という大仰な名を冠すこの社にはありとあらゆるジャンルの関連企業があり、流れるCMは脈絡がない。女性向けのコスメのあとに釣り道具の宣伝が流れ、お手軽カレールーの後は墓石の紹介だ。誰をターゲットにしているのかよくわからない取り合わせのそれらに首を傾げてしまう。キバナなら、こういう全てを楽しむんだろう。 キバナなら、と思う。 つい先程までフィールドの上で相対していたライバルならば、こんな風なすべてに何かしらの面白みを見出せるに違いない。彼は色んなことを知っているし、色んなことに興味を示すから。 キバナはダンデの知らないさまざまなことに詳しかった。流行りの音楽に人気だというコミック、再ブームが来ているらしいレトロ趣味、謎に満ちているという絵画の話、何が違うのかわからない自撮りフィルター、隠れすぎている隠し味、一人では辿り着けないキャンプサイト、ダンデの知らないものたち。 ――シリウスってあるじゃん。 ――焼き焦がす星って意味なんだってさ。 あるじゃん、と言われても困った。灯りのないワイル
ドエリアで見る夜空には無数の光が瞬いていて、どの星のことなんだかちっともわからない。ダンデが覚えているのはあの時のキバナの指先だけだ。キバナはどこにいても何をしていても楽しいことを見つけては笑っていた。 ダンデには、バトルしかないというのに。 ふいに、閉ざされた扉の向こうから足音が近づいてくるのに気づいて、重たいマントを握りしめた。オリーブだろうか。 やっと帰れる、という気持ちと、もう帰らなくてはいけない、という気持ちがないまぜになる。なぜだか分からない緊張にダンデは唾を飲んだ。 まばたきの間にも音は近づいてくる。 こつこつ、という規則正しい音が近づく。足音は扉の前を通り、そして遠ざかっていってしまった。あとにはまた静寂だけだ。 ふぅ、と息を吐く。 理由のわからない緊張から解放され、無意識に張っていた肩の力を抜いた。飽きたな、と思う。ベンチに座ったまま無意味に足をぶらつかせる。やっぱりはやく帰りたい。でも帰ったところであの家でなにをしたらいいのかダンデには分からなかった。そもそもこのあとも仕事が入っているのだっけ、覚えていない。 オリーブが迎えに来たら、次はどこに行くんだろう。ダンデは首を傾げる。どこに行くんだろう。どこに行こう。どこに行くべきなんだろう。どこに行きたかったというのだろう。帰り道を奪われてしまった、そんな気分だった。ハロンにいたころよりずっと広い場所に来たはずなのにうんと窮屈だ。 いつの間にか、押し流されるようにここにいた。バトルを、この道を選んだのは自分だというのに。 ぼわぼわとしたままの耳に意味を持たない濁流のように声援が押し寄せる。番組はいつの間にか今日のダイジェストに変わっていた。画面のなかのダンデは受け取ったトロフィーを観客によく見えるように掲揚している。顔の高さに掲げられたそれが、それとなく光を遮るための動作だということは、多分誰にも気づかれていないはずだ。四方から向けられるスポットライトは眩しくって目を開けていられなかった。画面のなかのダンデ
👑になってまだそんなに経っていない、欲張りなダの話
22.02.2026 05:00 — 👍 5 🔁 1 💬 1 📌 0