「やれやれ憎いことを言う。総じて女の口の強(こわ)いは離別の基(もとい)と昔から言うておいた。まだおのれは口が減らぬか」(又たたく)「のう腹立ちや。父様(ととさま)に言うて、目にもの見しょうぞ」(虎明本「ひげやぐら」)
14.10.2025 09:36 — 👍 0 🔁 0 💬 0 📌 0@muromachi-bot.bsky.social
旧ツイッター(現X)の室町言葉botから移ってきました。約400年前の日本語の話し言葉が分かる資料から、1時間に1回つぶやきます。中の人は @august-5.bsky.social です。
「やれやれ憎いことを言う。総じて女の口の強(こわ)いは離別の基(もとい)と昔から言うておいた。まだおのれは口が減らぬか」(又たたく)「のう腹立ちや。父様(ととさま)に言うて、目にもの見しょうぞ」(虎明本「ひげやぐら」)
14.10.2025 09:36 — 👍 0 🔁 0 💬 0 📌 0タビネ(旅寝)よその場所、すなわち、自分の家以外の所で寝ること。(日葡辞書)
14.10.2025 08:36 — 👍 1 🔁 0 💬 0 📌 0マカゲ(目蔭)目の上に手をかざして作る陰。「目蔭をさす」遠方を見るために目の上に手をかざす。(日葡辞書)
14.10.2025 07:36 — 👍 0 🔁 0 💬 0 📌 0その束(つかね)をとって、あまたを一つにして、縄をもって思ふさま堅う巻きたてて、子どもに渡いて、「これを折れ」と言ふ。子ども、我も我もと力を尽くいて折ってみれども、少しも叶はなんだ。(イソポのハブラス)
14.10.2025 06:36 — 👍 0 🔁 0 💬 0 📌 0ムカゥネ(むかう寝)目覚めて起きてからまた寝ること。(日葡辞書)
14.10.2025 05:36 — 👍 1 🔁 0 💬 0 📌 0「ちっともそなたに只口(ただぐち)はおかせまいぞ。なお先へお語りあれ」「さてさて、いかい平家上戸でござる」(天草版平家物語)
14.10.2025 04:36 — 👍 0 🔁 0 💬 0 📌 0じゃ:東日本の「だ」に相当する断定の助動詞。「である」の短縮で、敬意はない。現在も西日本の方言に残る。(解説:中の人)
14.10.2025 03:36 — 👍 1 🔁 0 💬 0 📌 0イワグモ(岩雲)空が曇っていたのが、少しばかり隙間ができて、日に赤く焼け、ちょうど巌のように見える雲。これは、天候が持ち直して晴れるしるしである。(日葡辞書)
14.10.2025 02:36 — 👍 1 🔁 0 💬 0 📌 0まずイソポに談合(だんこう)して、お返事を申そうずる。(イソポのハブラス)
14.10.2025 01:36 — 👍 0 🔁 0 💬 0 📌 0そなたの細々とした口にて、身共が頬に食いついてたもれ。(虎明本「節分」)
14.10.2025 00:36 — 👍 0 🔁 1 💬 0 📌 0ヌイモノシ(繡師)刺繡をする人。すなわち、針で種々の花模様などをつける人。(日葡辞書)
13.10.2025 23:36 — 👍 0 🔁 0 💬 0 📌 0人より追従せらるることを真実(まこと)と信ずるならば、遂にはその身の損失となり、あまつさえ諸人より嘲らりょうことは疑いない。(イソポのハブラス)
13.10.2025 22:36 — 👍 0 🔁 0 💬 0 📌 0ヤキフデ(焼筆)檜(Finoqui)を焼いて作った一種のペン[筆]のようなものであって、絵をかく時に線を引くのに使うもの。(日葡辞書)
13.10.2025 21:36 — 👍 0 🔁 0 💬 0 📌 0ソラメ(空目)見て見ぬふりをすること、あるいは、そのように見せかけること。例、「空目をする」(日葡辞書)
13.10.2025 20:36 — 👍 0 🔁 0 💬 0 📌 0ハイゼンドコロ(配膳所)日本の食卓の用意をする所。(日葡辞書)
13.10.2025 19:36 — 👍 0 🔁 0 💬 0 📌 0ミギテ(右手)mete(馬手)と言う方がまさる。右の方。卑語。(日葡辞書)
13.10.2025 18:36 — 👍 0 🔁 0 💬 0 📌 0足利の又太郎が渡いたは神か仏か、ものがましい。畠山が瀬ぶみつかまつろう。(天草版平家物語)
13.10.2025 17:36 — 👍 0 🔁 0 💬 0 📌 0渡海せらるる衆に、その商いの為と、万事にも金を貸しまらする。しかれば、損をせぬ為に、まずその衆よりその貸金の質を取り預けておいて、そのうえ利をも取りまらする。(懺悔録)
13.10.2025 16:36 — 👍 0 🔁 0 💬 0 📌 0ヌイハク(縫箔)金箔まじりの模様のついている刺繡。(日葡辞書)
13.10.2025 15:36 — 👍 0 🔁 0 💬 0 📌 0アイビキ(相引・間引)交戦していた軍隊やその他のものが、それぞれにわが方へ引き退き、あるいは、相別れること。(日葡辞書)
13.10.2025 14:36 — 👍 0 🔁 0 💬 0 📌 0ステバエ(すてばえ)すぐに止みそうな具合に吹く南風。例、「この風すてばえでござる」この南風は吹き方から見て、すぐ止むにちがいない。
13.10.2025 13:36 — 👍 0 🔁 0 💬 0 📌 0百姓を使うには、耕作などのときには容赦したがよいぞ。(天草版金句集)
13.10.2025 12:36 — 👍 1 🔁 0 💬 0 📌 0【ニホン?ニッポン?】日葡辞書には「Nifon」「Nippon」のほか、「日の本」(Finomoto)も載っています。他のキリシタン文献ではニホン・ニッポンが多く、「日の本」はあえて美しく言いたい場合の雅語だったのでは。(解説:中の人)
13.10.2025 11:36 — 👍 3 🔁 0 💬 0 📌 0フルカネヤ(古鉄屋)古鉄(ふるかね)を売る家。また、それを売る人。(日葡辞書)
13.10.2025 10:36 — 👍 0 🔁 0 💬 0 📌 0それがしは相撲を取ったことはござなし、身共を取って打ちつけまらするほどに、転ぶまいと存じて、あの掛字へ取り付いてござれば、あのごとく裂けてござる。(虎明本「附子」)
13.10.2025 09:36 — 👍 0 🔁 0 💬 0 📌 0フタメ(二妻)二人妻。「二妻をもつ人」二人の妻をもっている人。「二妻狂いをする」(日葡辞書)
13.10.2025 08:36 — 👍 0 🔁 0 💬 0 📌 0ソラネ(空値)あとからもっと安く売るつもりの品物について、売り手がまず初めに請求する値段。(日葡辞書)
13.10.2025 07:36 — 👍 2 🔁 0 💬 0 📌 0「ござらぬ」と「ござない」:「ござる」には尊敬と丁寧の2用法があり、前者の打消しが「ござらぬ」、後者の打消しが「ござない」。この使い分けは江戸時代に入って消え、どちらも「ござらぬ」になった。(解説:中の人)
13.10.2025 06:36 — 👍 0 🔁 0 💬 0 📌 0ナイトク(内得)人が何かの役職から、または自分が管理する地代などから得るところの利得、すなわち、役得。「内得の深い人」(日葡辞書)
13.10.2025 05:36 — 👍 0 🔁 0 💬 0 📌 0ヲツケ(御付)飯にそえて食べる汁、すなわち、スープ。婦人語。(日葡辞書)
13.10.2025 04:36 — 👍 0 🔁 0 💬 0 📌 0