ティプトリーの作品は何となく中南米棚の空きスペースに積んでいるのだが、本人の伝記は北米棚に入れることにした。何かすごく「アメリカ人なんだな…」と感じたため。
下巻で「へえ」と思ったのは、「愛はさだめ〜」は「1920年ごろの好色文学に見られるような、爛熟したきわめて抽象的な散文」を念頭に置いていたそうで「もっとナボコフのようだとよかったんだが」という作者の言葉が引用されていた。思わず笑ってしまったのだけど、モッガディートがナボコフの登場人物みたく話すのはおかしいと思うのは立派な偏見だよな。
ティプトリーの作品は何となく中南米棚の空きスペースに積んでいるのだが、本人の伝記は北米棚に入れることにした。何かすごく「アメリカ人なんだな…」と感じたため。
下巻で「へえ」と思ったのは、「愛はさだめ〜」は「1920年ごろの好色文学に見られるような、爛熟したきわめて抽象的な散文」を念頭に置いていたそうで「もっとナボコフのようだとよかったんだが」という作者の言葉が引用されていた。思わず笑ってしまったのだけど、モッガディートがナボコフの登場人物みたく話すのはおかしいと思うのは立派な偏見だよな。
→とはいえ作家としての成果とそれに伴う評価、実生活のあれこれや自身の老いが抑鬱を深めていくさまは読んでいてもつらい。作者であり、才能があったとしても、作品の栄光は作者の人生を救うことはできないのだなといったようなことを考えていた。
翻訳は注に索引、作品リスト、参考文献リストも揃っていてありがたいが、読了してあらためてタイトルを眺めて、アリ/ティップの伝記においてアリス・シェルドンの名前を削るのはダメなんじゃないかと思った。原題は「James Tiptree Jr.: the Double Life of Alice B. Sheldon」で「アリス・シェルドンの二つの生涯」なのに。
本棚に立つジュリー・フィリップス『男たちの知らない女:ジェイムズ・ティプトリー・ジュニアの二つの生涯』上下巻
ジュリー・フィリップス『男たちの知らない女:ジェイムズ・ティプトリー・ジュニアの二つの生涯』読了。
下巻はアリがティプトリーとしてデビューしてから、母の死とそれに伴う正体の暴露を経て、夫を殺し自殺するまでの生涯。一番楽しいのはティプトリーとしてSF作家や編集者たちと文通するくだりで、どちらかと言えば女性に恋する傾向のある女性(必ずしも女性であることに納得していない)が被ったペルソナの男性作家に文通相手が「あなたはひょっとしてゲイなのですか?」と尋ねたり、さらにアリの別の女性名ペンネームまで誕生したり、クィアというにも混沌とした状況が繰り広げられる。→
起きて朝ごはんまでは食べたのだが、ぐらぐらに眠くて吐き気がしてきて布団に逆戻りしてしまった。今年度は当日休ゼロで行けそうと喜んでいたのだがなあ…まあ仕方ない。こんこんと寝て妖怪春眠暁を覚えずを倒すよ…
08.03.2026 23:01 — 👍 0 🔁 0 💬 0 📌 0
コンペ作品のレポートあった。他の作品も色々面白そう…
note.com/gomiyouko/n/...
↓「燃比娃」、昨年12月にあいち・なごやインターナショナル・アニメーション・フィルム・フェスティバルで上映されて銀鯱賞を受賞している。見てみたい…
08.03.2026 21:06 — 👍 0 🔁 0 💬 1 📌 0
From "A Story about Fire", a very traditional animated film : hand-drawn ink-wash on Xuan paper, cutouts, stop-motion...
Directed by Wenyu Li at Shanghai Animation Studio.
Coming this year in Chinese theaters.
>> www.catsuka.com/news/2026-03...
「中国化学史話」上下巻表紙。
『両京十五日』にちらりと言及されている風磨銅事件(暹羅の商人から盗まれた風磨銅を呉定縁の推理と呉不平の追跡で取り戻した事件)が気になるうちに、そもそも風磨銅以外の金属の精錬技術とかどうなってたんですかその中での風磨銅だよねという疑問が湧いて来て、入門になりそうな本を古本屋でゲットした。理系音痴の私だががんばって勉強する…
(まあいずれ造船とか兵器とかについてもちゃんと調べないといけないだろうから)
🌼:国際女性デーの賑やかしに、私も過去作を置いておきます。私は女性が登場する話をあまり書かないできたのですが、水都の二次を書くうちに書けるようになってきました。
>喫菜(水都百景録二次創作)
crepu.net/post/1437734
奇怪な世界観を帳面に残した死んだ男の事件を調査する道士と、扶鸞(こっくりさんみたいな占い)にあらわれた女性の霊の話。書いているうちに幽霊女性が想定外に主張しはじめて、結果的にわりと面白い話になったと思っています。
本日の。
#江南百景图
国際女性デーなので、江南百景図公式が恒例の「うちのゲームの女性たち」紹介をしている。今年はモブ住民やNPCといった市井の人々。
江南百景図/水都百景録は、女性が抑圧されていた明代を舞台にしつつも、記憶を失った武則天が洪武帝の地位を狙っていたり(実際の明代の著作においても二人のライバル関係を想定した言説はある)、寡婦の貞節を賞賛する牌坊の廃止に知府が全力を尽くしたり、歴史上に名前が残る女性を登場させたり、女性のエンパワメントを意識しているのが感じられておすすめです。
紹介文付きの全体像はこちら>
mapp.api.weibo.cn/fx/79b50925c...
午後は眠れない眠れない言いながらも爆睡していた。まだどうしようもなく眠いが…
08.03.2026 08:56 — 👍 0 🔁 0 💬 0 📌 0
眠くてだめ。夜中に電源切れないパソコンみたいになってしまって睡眠導入剤飲んだのだが、睡眠足りてない。家の用事があるので二度寝もできないし。
(原因は多分、先週の原稿執筆ラストスパートの影響…ランナーズハイと完成した多幸感で、今週は仕事でもやたらポジティブでやる気に満ちてがんばってしまったから、脳内の諸々のバランスが崩れたのだと思う)
へえ、と思ったのは、アリ(本名はアリスだが伝記中ではあえてこの表記を採用している)は「感想は積極的に届けよう(作者には意外と伝わらないものだから)」という考えのもと、良いと思った作品の作者にせっせと手紙を書いていて、イタロ・カルヴィーノとかからありがとうの返信貰ってたりするところ。
07.03.2026 11:10 — 👍 4 🔁 1 💬 1 📌 0ティプトリーの伝記というより、20世紀の前半から後半までを生きた女性(まあ社会的には)の経験として読んでいる。戦後の女性兵士へのバックラッシュとかほんとにクソ。
07.03.2026 10:51 — 👍 4 🔁 1 💬 1 📌 0上巻読了。上巻はアリスが両親に連れられてアフリカ探検に行き、学校に通い、社交界デビューし駆け落ちし結婚し離婚し、戦争が始まると陸軍婦人補助部隊に志願し、ヨーロッパに派遣された時に二番目の夫と知り合い結婚し、夫婦で養鶏場を営み、夫婦でCIAに就職し、心理学を学ぶために大学に入り直して博士号を得るのと並行してSF短編を書いて投稿するまで――偉大な母親の影響に苦しみ、女性としてまともに扱われないことに苦しみ、一方で自分が女性としてきちんとできないのにも苦しみ、ジェンダーやセクシュアリティの混乱に苦しみ、抑鬱に苦しみ、とにかく全てにしっくりしないので試行錯誤して迷走して結果中途半端に終わるの繰り返し。
07.03.2026 10:46 — 👍 3 🔁 1 💬 1 📌 0脳みそお疲れなので今日は無理せず。達成感欲しかったらレンジ台を磨こう。でも無理せず。
07.03.2026 00:10 — 👍 1 🔁 0 💬 0 📌 0夜ごはんでも食べながら読もうと一日中持ち歩いて来た本が、読んでる途中の上巻ではなく下巻だと開いてから気づいてしょんぼりしているが、それはそれとして週末にはたどり着いたし、夜ごはんは食べる。
06.03.2026 11:05 — 👍 1 🔁 0 💬 0 📌 0↓水滸伝展とは被ってないけど、これはこれで行ってみたいな…
06.03.2026 03:30 — 👍 2 🔁 0 💬 0 📌 0
これは見たいメモ。
特別展「シルクロードの商人語り サマルカンドの遺跡とユーラシア交流」国立民族学博物館、3/19〜6/2(水曜休み)
炊飯器で作るプロフとか、スザニ刺繍のワークショップがある!
www.minpaku.ac.jp/ai1ec_event/...
表紙画像がなさすぎてさみしい。
(我が家は漫画禁止だったので、「銀の三角」以降は大学に入ってから読んだ)
アンソロジー、こちらで通販されています☕️🌈>
03.03.2026 13:40 — 👍 1 🔁 1 💬 0 📌 0コーヒートーククィアアンソロジー表紙
作品冒頭紙面
作品の参考文献リスト
🚀2025年の創作活動振り返り(2/n)
>From Us with Love (in a city full of rain)
「コーヒートーククィアアンソロジー」参加作品
アンソロジーに参加するのも、明確に「クィア」を掲げて小説を書くのもはじめてでしたが、すごく充実して楽しい経験になりました。原作のとある任務を「それって過去1世紀にわたって地球からの電波で垂れ流されてきたジェンダー観と異性愛規範の誤学習では?」と再解釈して語り直した話です。マッチングアプリで出会った宇宙人と地球人女性がティプトリーの「男たちの知らない女」を読んだりもする。人称代名詞を全力でがんばったので見てほしい。
(評伝読んでいて、そう言えば去年の活動振り返りが途中になっていたのを思い出した。ぼちぼち更新していきます)
03.03.2026 13:47 — 👍 0 🔁 0 💬 0 📌 0アンソロジー、こちらで通販されています☕️🌈>
03.03.2026 13:40 — 👍 1 🔁 1 💬 0 📌 0コーヒートーククィアアンソロジー表紙
作品冒頭紙面
作品の参考文献リスト
🚀2025年の創作活動振り返り(2/n)
>From Us with Love (in a city full of rain)
「コーヒートーククィアアンソロジー」参加作品
アンソロジーに参加するのも、明確に「クィア」を掲げて小説を書くのもはじめてでしたが、すごく充実して楽しい経験になりました。原作のとある任務を「それって過去1世紀にわたって地球からの電波で垂れ流されてきたジェンダー観と異性愛規範の誤学習では?」と再解釈して語り直した話です。マッチングアプリで出会った宇宙人と地球人女性がティプトリーの「男たちの知らない女」を読んだりもする。人称代名詞を全力でがんばったので見てほしい。
茶色い机の上にあるモノトーンの素敵な本。さまざまなタイトル文字と何かを書いている女性の写真があしらわれたカバーである。
ジュリー・フィリップス『男たちの知らない女:ジェイムズ・ティプトリー・ジュニアの二つの生涯』を読み始めた。
「わたしにとって、「大丈夫」や「正常」の定義は、自分の苦痛を他人に撒きちらしたり押しつけたりせず、うまく隠せるということだった」
身に覚えがありすぎてつらい。とはいえ、多分まだこの辺は大昔に買った英語版で読んでいる気がする。
さむいが春のあめだな。
だがそれはそれとしてさむい。
木村可奈子「明の対外政策と冊封国暹羅:万暦朝鮮役における借暹羅兵論を手掛かりに」
toyo-bunko.repo.nii.ac.jp/records/6267
・藤原利一郎「永楽時代における明と暹羅との交渉」
cir.nii.ac.jp/crid/1520009...
・華夷譯語 . 高昌館課 . 回回館雜字 . 譯語 . 百譯館譯語 . 暹羅館譯語 . 八館館考
cir.nii.ac.jp/crid/1970304...
・回回馆杂字
zh.wikipedia.org/zh-cn/%E5%9B...
ctext.org/library.pl?i...
遠藤光暁「丙種本《暹羅館譯語》的混合性質 (研究の部)」
cir.nii.ac.jp/crid/1390290...