美容室

「エッグ」これまで読んだり観たりした野田秀樹の中だと1番おもしろい気がする。勝手にギャル雑誌の話だと思っていたので、（併録されているMIWAが美輪明宏の話だとはきいていた。）全然ちがってびっくりしたけど、小さいクスッとしたことがいっぱい入ってるものが結構好きだ。漫画友達で映画を撮ってる匿ちゃんは野田秀樹みたいな感じになっていくのかなと思って言ってみたらあんまりピンと来てなかった。よく話をきいてみるとあまりそういうクスッとしたことで進んでいくもの全般をあんまり評価してない。（ぼくたちの話だとそれは演劇的なものだということになった。）もっとぼくが考えているよりもダイナミックなのかもなーとか思った。

パスタ食べます。三つ子でした。

母親から兄が買ったシャツのサイズが小さいからお前にあげると置いていったシャツがあるけどどうする？というLINE。Burberryの結構いやらしい感じのシャツ。兄はYouTuberのヒカルみたいな感じをおしゃれだと認識している。Barber（美容室）という名前で漫画をかいていることを知っているぞというメッセージだという可能性もある。まあ、ありがたく受け取ることにした。

外に出たら大雨雷雨だったので、下げ皿のところに置いてあるコーヒーをもってドトールの席に戻って『デカメロン』一日目を読んだ。一つの話は短いし、どういうふうに読めばいいのかまで書いてくれているので目が滑らなくて読みやすい。ヨーロッパの映画でたまある1人づつ持ち前の話をしていくという形式が伝統的なものなんだという感覚はここらへんからなのかなとか思ったけど、別にその形式だから嬉しいみたいな感覚は薄い。野蛮になんでも書いていくぜというところは良いなと思った。そろそろXを再開しようかなと思っているので、ブルースカイも投稿を全て消してみた。見る人も少ないし素朴に投稿するのがいいかなと思ったけどどうでしょう。