#詩
葉桜から新緑へと
初夏がざわめく気配がする
あの日の面影を
今も忘れられなくて
切なさと愛しさを
散っていく桜に託した
人の世は儚きものよ
信ずる価値さえ泡沫の夢
それでも彼女の笑顔に
また会いたくなる
運命に抗いたくなる
季節が流転して
桜はふたたび咲き満ちる
哀しみもまた喜びとなれ
#詩
あなたが笑うと
お日さまの日差しの
ように柔らかな温かさ
僕は心のなかでジャンプする
小さな秘密と小さな祈り
世の中なんて
つまらない冷めかたしてるのに
今にも壊れそうなほど
優しく繊細に
あなたの手を
僕は両手で固く握りしめて
いつもありがとう
なんてね
最近、生活支援センターに週3回は通っています。色々な人たちと話せるようになったので、楽しいです😆
貧しい日々も、豊かな日々も、
良いもの、清らかなものに目を
留めなければならない。
あなたの瞳に備えられる賢さ
は、こうしてまた増していく。
その眼差しに知恵が宿るなら、
悪人はあなたを恐れて近寄ら
ず、あなたは正しい人の集いが
どこにあるかを悟る。
#散文
#詩
困窮した女性が
役所で公的支援を頼むと
「性産業で働けば?」
こんなことが、なぜありえよう
こんなことが、なぜ許せよう
自分の妻が困窮しても
そう言えるのか
死にたい
平然と人を卑しめる者と
同じ赤黒い血が
自分にも流れているから
私たちは、きっと死んでいる
なぜ朝日は明日も昇るのですか
純白の髑髏を抱いて密やかに少女は謳う 滅びの美学
#短歌 #tanka
何度でも貴方に愛を説きましょう 心に薔薇が咲くその日まで
#短歌 #tanka
どんなときも神さまの
手を取りたい
すべてはあなたが造り
すべての道はあなたが
既に備えた
分岐した世界線
今として現れなかった未来
何十人もの僕が
道半ばで死んでいる
今、こうして僕が
生きているのは僕の魂に
ようやく宿した輝きのおかげだ
あなたの熱を今も感じてる #詩
冬が近くなると思い出す
今や遠く北国に帰った貴女を
純白の校庭で
僕らは手を繋いで歩いてた
故郷の冬を楽しそうに話す貴女
僕が訪ねてみたくなるくらいに
互いに心溶け合ったあの感じ
まだ他の誰にも感じられない
今も寂しいよ、でもありがとね
#詩
透明な一輪挿しを胸に置き忘れることのない詩をいける
#短歌 #tanka
読む前の印象は分厚く難解そうで
読み始めると丁寧に行き届いた説明が
合理的な順序で並ぶような
読み手を未知の世界へと没入させる
そんな実用書を創れたらいい
血が通った本にのみ宿っている
人を生まれ変わらせる力に惹かれているよ #詩