くききっこ

後日タリアさんにその時のレシートか何か見られて事情を聞かれて「子供にそんな高価なものを…」って呆れられているとよい

ちなみにギルはあえて高いもの買って喜ばそうとしたとかじゃなくレイにとっての安い店＝雑貨屋系ファンシーショップ、ギルにとっての安い店＝4℃系の若くても手を出しやすいジュエリーショップ、みたいな認識の違い

女の子だった世界線のローティーンレイちゃ、昔ギルがタリアに贈った指輪に憧れていて「子供向けのものでいいから欲しいです…」っておずおずとお願いしたら快承され、後日確かに年齢層は若めだけどちゃんとしたジュエリーショップの品を贈られて狼狽えながらも泣きそうなほど喜んでいそう

「レイは本当にラウのことが好きだね」「好きで好きで仕方ないからこそ子供の意地で君には共寝を強請れんのだろうさ」っていつもより穏やかに話すギルとラウの在りし日の光景…

もちろん保護者二人はレイちゃの情報を交換しているのでギルにはバレているのである

レイにとってギルより気軽に甘えられる対象だったらいいなあ、ラウ いつまでも子供だと思われたくなくてもうギルに添い寝はねだれなくなってもラウが泊まりに来た日はときどき同じベットで眠らせてもらうレイちゃ

ラウはテレビのニュースから目を離さないまま肩に乗ってきたレイの頭を指先でくしくし撫でて、昔はギル宅の高級シャンプーの匂いだった髪が今は自分と同じ軍の支給品の安いシャンプーの匂いに変わっているのに気付いたりなどするといい

レイは二人ともが大好きだけどギルには崇拝にも似た敬意が、ラウには互いが自分の身体の一部のような親しみがありそうだという妄想

ギルに甘えるときは「ギル…触れてもいいですか？」っておずおずと許可を得てから幸せを噛み締めるように寄り添うレイが、ラウに甘えるときは特に遠慮なくちょこちょこ寄ってって勝手に肩口に頭乗せてうたた寝しだすような差があるととてもよい

クラベビも楽しんで見てたけどあの情緒ベビちゃんなサタン様が爆速で明殺しちゃったのがいいよね…だって情緒大人な原作サタン様は20年かけて明を殺したんだぞ…？つまりその気になればいつでもケリをつけられたのに、渋って渋って20年後にやっと殺したんだっていうのがアレで透けて見えてな…

別垢でデビルマン垢運営してたくらいデビルマン好きだからTLにデビルマン関係流れてくるとニコニコしちゃう

相変わらず真面目に頑張っているな…と微笑ましく見守っていた我が子がいきなりフルチンにされるの見て吹き出すギルなんか俗っぽくていい ラウは自分も訓練校通ってただけにいつの時代も変わらねえ…と呆れた顔しそう

水着で掃除したり同期とダベってるレイちゃ、男しかいないときにありがちな水着ズリ下ろし攻防戦が始まって自分もズリ下されてもため息交じりに履き直す余裕があるが少し離れた場所で笑いを堪えるギルを見つけた瞬間同期全てをフルチンにするまで止まらない鬼神と化す

ギルもタリアもレイも生きてて、お互い親にわだかまりを抱いている者同士なんか意気投合しちゃったウィリアム君とレイが「家出します探さないでください」って書き置き残して旅に出ちゃった話はどこで読めます？

けどこういうツッコミどころの多いキャラクター性はそれはそれとして好きなんだよな…どうせなら生きて帰って大爆発したウィリアムくんにめちゃくちゃ罵倒くらって人生初の親子大喧嘩する話が見たかった 遺品だけになって帰ってくるのは卑怯だ

人間性が歪んでいるわけでは決してないし意図的に子供を虐げる毒親では決してないけどナチュラルに自分ファーストな女ではあるから、タリアさんの子供に生まれたいか聞かれたら、まあうん…な人だと思っている 根本母親に向いていない

息子とギルへの扱いを見ても根本的に"自分がこうしたい！"がめちゃくちゃはっきりして強いんだよなタリアさん だから仕事の面では艦長やれるほど有能だけど本人に悪気はなく周りの人を無意識に蔑ろにしちゃう部分もある、ってタイプに思える

あの写真、流石にあそこからずっと会ってないことはないんだろうけど、大きくなった息子と会っていながら手元に置いているのは一緒に暮らしてた頃の幼少期の写真っていうのもなんか…親子関係の歪さみたいなものを感じる

またギルを捨ててまで欲しかった子供をあの扱いの上に、当のギルが暴走しためちゃくちゃデカい一因がタリアに捨てられたことで、更に最後は子供より一度捨てた男を取って特に意味もなく死ぬというスリーアウトがその他諸々の要因と重なって、そりゃ評価が毒母にもなっちゃうよなって

けど夫が生きていたらギルとのあれこれが完全に不倫になっちゃうからな…多分それがあってのタリア夫死亡設定なんやろなあ

これが母親の帰りを父と待つ息子、の描写だったら全然評価違ったと思うな 息子のため、と言いながら続けてる仕事のせいで息子を帰る家庭がない子にしちゃってる 寄宿舎は寄宿舎であってお家じゃないから…

息子を想っている描写はあるけど事実母親業はものの見事にうっちゃってるからなタリアさん…夫や自分の親族がいれば別だけど寄宿舎に入れっぱなしにしてまで「この子の生きる世界を守るため」はやっぱり母親としては何かズレてる感がものすごい

タリアさんがあそこまで毒母扱いなの、やっぱり
・他に血縁がおらず自分が死ねば幼い息子が天涯孤独になるのを分かってなお前線業務を続ける
・写真が幼児期から更新されないレベルで会いに行ってない
・例の心中が命懸けでギルを止めたとかでもない完全な自己満足
のマリアージュがな…

この日のレイちゃ、本当にラウが帰るときいつもはしない駄々こねてやだ帰らないでってラウのなっがい足にしがみついてやだやだしそうね…ギルに抱っこされてバイバイさせられる

でもべそかきながら出てきたら目の前に若干悪い顔で笑うラウがいて( ﾟдﾟ)ﾎﾟｶｰﾝとするレイちゃ 嘘だよ、まだ帰っていないよってギルに頭撫でられてラウにしがみついて怒り泣き&嬉し泣きしちゃう

「ラウはお仕事だから仕方がないと言ったろう？出ておいで」ってギルの呼びかけにも答えずお篭りするレイちゃ 本当は会いたいのに気持ちの整理がつかないだけなので「ラウはもう帰ってしまったよ。会わなくて本当に良かったのか？」ってギルの声がした瞬間悲しくて後悔して泣きじゃくりながら出てくる

ものすごーく楽しみにしていた何かのイベントの日に来てくれるはずだったラウが軍務で来られなくなって、数週間後に罪滅ぼしでラウがお土産持って帰ってきてもまだ拗ね散らかしていてクローゼットに篭って出てこないレイちゃとか

最初は何でも言うこと聞くお人形のようだったレイちゃがだんだん情緒が育ってきて、あと少しくらい我儘言っても二人とも自分を捨てたり酷い目にあわせたりしないっていうことも分かってきてだんだんかわいい我儘も言うようになる過程がね…尊いなって

オルフェくん保護されるまでどうやって生きてきたのかな…野良猫みたいに放浪して隠れ潜んでいたのかそれともギルのように暴漢とかイカレ研究者とかに捕まっていたのか…

オルフェくんとかもうヨーロッパ圏出歩けないよ…特に母国なんて誰かに見つかろうもんなら物理的にぺしゃんこになるまで袋叩きにされるよ…