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イマワノキワというブログで、アニメの感想、TRPGのプレイレポートを書いております。 主にブログの更新通知をします。 https://lastbreath.hatenablog.com/

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ワンダンス:第9話『ジャンルの壁』感想ツイートまとめ - イマワノキワ ワンダンス 第9話を見る。 「カベくんめんどくせぇ~~~ッ!」ていう回であり、「ジャンルの壁」っていうよりカベくんの壁って感じと思わされる回だった。 前回の恩ちゃんとのバトルで、カボくんが抱えたコンプレックスがある程度以上昇華され、伊折といういい先輩にも恵まれ、ザラツイた発火材料が少なくなってきた所で、マスクを付けた特大の爆弾がリングイン! …て感じだわね。 受け身で柔和だったカボくんや伊折とはま...

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ワンダンス:第9話『ジャンルの壁』感想ツイートまとめ #ワンダンス

04.12.2025 21:20 — 👍 0    🔁 1    💬 0    📌 0

 つうわけで決戦前夜、素直な主役の世界は豊かに広がり、めんどくせーライバルの思いはぐにゃぐにゃネジ曲がる! という回でした。
 カベくんの攻撃性と素直になれなさは、「色んなダンスが世の中あるし、だからこそ面白い」つう作品のテーマを裏から掘る上で、すごく大事だと思う。
 素直な”いい子”だけが、ダンスを必要としてるわけじゃないのだ。

 こんな面倒くさい”悪い子”だって自分なりの踊りを持っているし、それは頭から否定されるべき「悪いもの」なんかじゃない。
 そう示すためにも、言葉より濃密に思いを伝え合うバトルが待ち遠しくなってきます。
 次回も楽しみッ!

04.12.2025 21:07 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0

 世界に自分を解ってもらうカボくんの決意と、身勝手で切実なカベくんの執着が、同じ携帯電話に乗っかってんのが好きなんだよな。
 僕はアニメーションにおける携帯電話の書き方、表現としての活かし方が好きで良く注目するんだけど、外側に自分を出していく勇気と、内側に勝手に思いを溜め込む屈折が、おんなじ道具に乗っかっている。
 そんだけ携帯電話つうツールが、現代生活のあらゆる局面に入り込んでる…つう話でもあるし、だからこそ多彩に色んなモノが乗っかるつう話でもある。
 カベくんの携帯は、その屈折を反射してバキバキにひび割れてるのが、更に良いぜ…。

04.12.2025 21:03 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

 そういう連鎖に不協和音、ひび割れた画面を見つめるカベくんの視線は、一体何を見つめるのか。
 一回気に入ったら鬼の密度でメッセージ送ってきて、相手なりの事情があって距離を取られたらこの顔…カベくんマージ面倒くさいよぉお!
 「伊折との距離感も、この性根で拗れたんだな…」と見てる僕らも察せられるわけだが、ホント伊折が「なんかウゼーし、バトルで話そーぜ俺達ダンサーだし!」と歩み寄ってくれて良かったね…。
 「俺のこと解ってくれよ」というサインが、尖った敵意で相手に噛みつくか、過剰にまとわりついて窒息させるしか無いの、壁谷楽…カボくんとは別角度からコミュニケーション難しいヤツだ。

04.12.2025 20:59 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0
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 んでその一心不乱イズムがどっから来ているかというと、運命として最初に出会ってしまった天才ちびっ子なわけで。
 たった三ヶ月で経験者と肩を並べてしまえている異様な才覚に、まーったく自覚も自信もない素直ボーイに並び立とうと、上手く出来ないフットワークを制服姿のまま、必死に練習する。
 一方的に追いすがるだけと思っていた憧れも、ぐんぐん伸びるチームメイトを強く意識して、気持ちは一緒だったと判る。
 伊折との関係もそうなんだが、強い思いと燃え盛る熱がダンサー同志釣り合って、お互い高め合ってる感じが良いんだ。
 フェアで、歪なアンバランスのまま釣り合ってる。
 (画像は”ワンダンス”第9話より引用)

04.12.2025 20:53 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

 伊折もドン引きのにへら笑いで、自分の傷と世界が衝突する痛みを誤魔化してきたカボくんが、待ち受け画面に「吃音である私」を公表できる所まで来たのは、凄いことだなぁと思う。
 そうなるためには恩ちゃんとかワンダちゃんとか伊折とか、色んな人と出会い一緒に踊って、通じ合い認めてもらえる経験が必要だった。
 そうやって自分を前に出すための足場を、ダンスに夢中になること、上手くなることが作り出してくれるのなら、そらー汗絞り尽くして踊りまくるわな…。
 そんな青春の身動ぎの同行者になってくれる、ツラの良いオタクもまた、カボくんと一緒にいることで自分を前に出していく。
 カボいお”ある”わぁマジ…。

04.12.2025 20:49 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

 面倒くささなら負けてない伊折も、素直で可愛い後輩の歩み寄りを受けて、「もっと自分を開示してみてもいいかぁ…」つう気分になっていく。
 どう踊るか。
 練習封じられると昼休みマジやること無い、生粋のダンスバカたちの共通言語は結局それで、伊折は伊折なり感じるところがあって”部活”から離れていた。
 でも下に見ていた”部活”に踏み込んでみると、思い込みとは全然違った熱があって、良いなと思えた。
 そういう自分を開示してもいいと思える相手に、自分が持っているものを色々手渡す中で、カボくんもちょっとずつ自分を外側に出す勇気を、己の中から引っ張り出していく。
 お互い様の青春二人三脚、マジで良い…。

04.12.2025 20:45 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

 カベくんは大技決める時とか、気に食わねーライバルを煽る時にマスクを外す。
 本気で踊る時、本音を告げる時。
 自分を読ませず相手を飲む武器であり、攻撃性の奥にめんどくせぇ拗れを隠す防具もであるマスクは、結構邪魔なのだ。
 これをどのタイミングでカベくんが脱ぎ捨てるか…対手となった連中が引っ剥がすかが、この後の物語では大事になる。
 伊折への噛みつき方とかカボくんへの間合いの詰め方とか、明らかに超めんどくさい何かを内に秘めているサインだからな…。
 仲間が結構素直な奴らなので、カベくんの面倒くささは彼の個性…彼だけの踊りを生み出す傷として、より目立つわね。

04.12.2025 20:42 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0
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 カベくんの尖った攻撃性とは関係なく、トッポいB-BOYたちは気の良いあんちゃん達であり、ワンダちゃんに良いところ見せようと張り切ってみたり、思いの外踊れる新参と同じ動きをしてくれたり、なかなか可愛い。
 カボくんがブレイクダンスという文化、部活の外にある小さな社会に踊りで認められた様子を、一緒にアップロックする姿で示すのは、舞踏の身体性と始原性が見えて良かった。
 「やるじゃん」「気に入った」て言葉でいうより、同じ音楽に同じ動きを自然と重ねることで、思いを示す。
 そういうダイレクトなコミュニケーションこそが、カボくんには心地良い。
 (画像は”ワンダンス”第9話より引用)

04.12.2025 20:38 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

 俺はこのアニメの風景の書き方が、凄く好きだ。
 カボくんが狭くてダサいと嫌悪する故郷がどんだけ雄大で、優しく若者の悪戦苦闘を見守っているのか、美術が語っている気になる。
 生まれた時からずっと自分を包囲してきた、出口のないクソ田舎の景色がめちゃくちゃキレイで優しいもんだと気づくには、思春期の自意識に余裕なんてものはない。
 だけどそういう主役の視線とは無関係に…あるいは深い所で連動しながら、狭苦しいクソ田舎の景色は、あまりにも美しい。
 その断絶と繋がりを、ワンダちゃんと新しい場所に進み出す情景が語っているようで、とても良かった。
 相当に富山アニメだよな、このお話…。

04.12.2025 20:33 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

 伊折との距離がグッと縮まって、ハウサーでありバトル野郎でもある三人目の師匠にカボくんがどんだけ惚れ込んでいるのか、爽やかで熱のある描写が心地よかった。
 好きになったものに熱心になれるのがカボくんの長所だと思うけど、そうすりゃ自然と今まで世界を占めていたものとの距離は遠くなる。
 でも消えてなくなるわけじゃなく、むしろ新しい可能性に夢中になったことで、視野と世界が広がって豊かにもなっていく。
 伊折がツテを手繰り寄せることで、学校の外に歩を進めて、ブレイクダンスというジャンル…その体現たるマスクのB-BOYと出会うことも出来る。
 カボくんのダンス奮戦記、第二章って感じだ。

04.12.2025 20:29 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0
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 というわけで、色んな綺羅星が出会って触れ合い、すれ違って瞬く青春狂騒曲である。
 どす黒いオーラ出しまくりなカベくんが、勝手に敵認定して上から目線で実力を測り、「やるじゃん…」と懐いて近づいてくるまでの独り相撲が、チャーミングな身勝手でいい。
 カボくんやワンダちゃん、人格の殻が分厚い伊折ですら、恩ちゃん門下は素直な子が多いので、この屈折は新鮮である。
 でもまー、「ダンスやってるやつ全員、素直ないいコです!」て描くよりも、このどす黒い濁り(その奥にある熱)をカベくんに背負わせて描いたほうが、自然で立体的になるよな。
 (画像は”ワンダンス”第9話より引用)

04.12.2025 20:26 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

 「部活という場、ヒップホップというジャンル以外にも、ダンスって凄く色んな面白さがあるんだよ」と、地区予選で部活モノとしての一区切りをつけた後の新章は描いている。
 ブレイクダンスというジャンル、公園という場所、反即興なアリモノ主義のダンサーという異物に、あえて今回出合わせたのは、そんな作品世界拡大の一貫だろう。
 色んな奴らがそれぞれ、自分だけのリズムと難しさを抱えて、ダンスに向き合っている。
 他人からは解られにくい色んな凸凹と、ガムシャラにひたすらに舞踏に向き合い汗を流す、真剣な必死さがそこには瞬いている。
 個別の星が星座になるためには、音楽と闘争が必要だ。

04.12.2025 20:23 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

 違うジャンル、違う感性、違う人間が踊っても、言葉より豊かに通じあえてしまえる舞踏の可能性は、この作品の背骨だ。
 ならワンダちゃんが自分と違うという認識は、それを前提になお向き合い、対話し、分かり合っていける、喜ばしき可能性にこそ繋がっている。
 無論その豊かさを心底から実感するためには、ワンダちゃんにへばりつくことで脆い自分を支えていた日々から離れ、自分の足で立つ不安と取っ組み合う必要もある。
 そこから離れたとしても踊りたいと思える、自分の中の律動をちゃんと確かめる必要もあるし、自分の足で踊れるだけのスキルと魂を掴み取るのも大事だろう。
 その全部が、多分バトルの中にある。

04.12.2025 20:19 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

 コンテスト以降、カボくんとワンダちゃんの間にあるズレが強調されてきてるのも、俺は善いなと思う。
 カボくんにだけ告げた世界一の夢が、実際何を意味しているのか。
 第7話を見た僕らはワンダちゃんの柔らかな内面、過去と傷と決意を知っているけども、カボくんはそれを知らない。
 知らないからこそ世界の全部を担ってくれる特別な存在だと思えて、ここまで脇目をふることなく突っ走ってこれたわけだが、自分なりのダンスを探せるところまで舞踏に馴染んできた今、カボくんはだんだんと、湾田光莉が自分とは別の存在であるという、当たり前の現実に目を向けつつある。
 それは少しさみしくて、とても豊かな事実確認だ。

04.12.2025 20:16 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

 勝手にナメて思い入れて、当たり前に仕方なく距離を取られたら、拒絶と受け取ってメラ付く。
 ほ~んとカベくん面倒くさいけど、でもその捻れた素直になれなさがどっから来てて、マスクの奥の攻撃性で何を守りたいか、カボくんも僕らも良く知らない。
 それを知っていく場所として、ダンスバトルが特別な仕事を果たしてくれることを、僕らはもう知っている。
 ここら辺の見えなさと期待感のカクテルが、勝負の前にしっかりこちらに差し出されているのは、若き群像を見つめる上でも、良い足場になってくれるだろう。
 ハタから見てても分かりにきぃけど、みんな色々あった上で踊っているのだ。

04.12.2025 20:13 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

 だから高校対抗ダンスバトルという場が、この出会いとすれ違いと衝突の先に待っててくれるのは、とてもいいことだ。
 感性が豊かで情熱的なカボくんの内言を通して、バトルがコンテストとどう違っていて、即興だけで踊る喜びがルーチーンとどう異なっているかは、既に僕らにも可視化されている。
 そこには特別な何かがあり、対手と世界と自分の中に響く音楽を橋渡しに、繋がり合って壁を超えていける。
 カボくんは既にそういう体験をしているし、伊折もまたダンス部たった二人の男子として、感性と熱が釣り合う特別な仲間として、カボくんとの出会いで世界を広げつつある。
 そういう変化は、カベくんを置き去りにしないだろう。

04.12.2025 20:06 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

 そういう善さを小谷後輩とのマンツーマンレッスンで伝え、あるいはどもりながらの意見提示に受け取り返し、青年たちは二人三脚ちょっとずつ、自分と世界を変えていく。
 今までそれだけが世界の全部だったワンダちゃんと、感性がズレてたり追いつけない焦りを感じたり、少し離れる時期だからこそ、伊折という新しい因子によって、カボくんの背系は広がっていく。
 そういう風通しの良い期待感の隣に、ギザギザ尖って黒いオーラを内側に溜め込む、カベくんの壁がそびえている。
 「その奥に何があるか、見えるためには舞踏でこじ開けるしかない」ってのが、ダンスを共通言語にする部族を描く物語のルールだ。

04.12.2025 20:04 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

 そんなカボくんを舞踏の深奥へと導く伊折も、思い込みで下に見ていた部活に戻ってきて、自分の耳と肌でその”今”を見届ける。
 個性とフィーリングを軸に、即興性と部活としての勝利を両立して部を指導する恩ちゃんに負けたことで、伊折は半ば強制的に壁の向こう側に何があるか、思い込みを切り崩して実相を見ることになった。
 そうやって出会ってみると、その場を満たしている空気や思想を否定できず、素直に「これなら良い」と思えてしまうのが、伊折という青年でもある。
 オタクっぽく、手前勝手な内面に沈み込む傾向はあるけども、心に何かが届いたらそれを素直に認め、自分を前に出していける。

04.12.2025 20:00 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

柔和な表層を取り繕うための嘘…とも思える。

 文末に保留を付けまくっているのは、自分以外の誰しもが「恵まれてる」と思うカボくんが、溢れ出す想いを言葉に載せれず苦しんでいる姿を、これまで見てきたからだ。
 パッと見の印象の奥、何を秘めているかなんてなかなか分からないもので、そこに踏み込めるからこそ、カボくんはダンスに夢中になった。
 上手く形になってくれない言葉を、どうにか使える形にして自分を溢れさせ、受け止めてもらうコミュニケーションの喜びは、しかしなかなか扱いが難しくて、まだまだでこぼこ道の途中だ。
 それでも、少しでも自分を解ってもらうために、カボくんは待受画面を変えることにした。

04.12.2025 19:57 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

 音は自分と勝負の場所にだけ鳴っているわけではなく、眼の前の対手、勝負を見つめるオーディエンスにも共有されている。
 同じ音楽を聞いて、どういううねり方でそれに乗っかるかを比べ合えるのは、それが一つの共通言語として、舞踏の現場を満たしているからだ。(ここら辺、そこに入り込めない聴覚障害者にすら”音を見せる”つう理想を、ワンダちゃんが抱えているのは興味深い)
 音を聞いてから動きを引っ張り出すのではなく、作っておいたムーヴで音を制圧するカベくんは、つまり音を媒介にして対手や世界と通じ合う行為を拒絶している…とも取れる。
 素顔を見せない黒いマスクは、噛みつくことしか知らない牙を隠し…

04.12.2025 19:54 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

 「B-BOYのミュージカリティ欠如」つう偏見を、まんま体現するようなカベくんのアリモノ主義。
 事前にネタ作っておいても、音楽をねじ伏せるスキルで圧倒して勝ちに行ける、恩ちゃんや伊折の即興主義とは間逆な踊り方。
 主役の強みとして、細かな音を氷魚rってすぐさま表現できる耳の良さが大事にされてきただけに、音を聞く気も食う気も共有する気もないカベくんは、なかなかに異質だ。
 同時に恩ちゃんをメンターに進んできたこのお話が、色々やって横に広がったからこそ、別の価値観、別の踊り方、別の勝ち方が視野に入ってきた…つう話でもある。
 気に食わないやつも含めて、世の中色んな踊り手がいるのだ。

04.12.2025 19:51 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

 ワンダンス 第9話を見る。

 「カベくんめんどくせぇ~~~ッ!」ていう回であり、「ジャンルの壁」っていうよりカベくんの壁って感じと思わされる回だった。
 前回の恩ちゃんとのバトルで、カボくんが抱えたコンプレックスがある程度以上昇華され、伊折といういい先輩にも恵まれ、ザラツイた発火材料が少なくなってきた所で、マスクを付けた特大の爆弾がリングイン! …て感じだわね。
 受け身で柔和だったカボくんや伊折とはまた別の、尖った他責思考がコミュニケーション障壁になってる高校生が、ダンスに飛び込むことでどう変わっていくのか。
 カメラを向ける人間を変えると、見えてくる画角も立体的に変化していく。

04.12.2025 19:48 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0
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ディズニー ツイステッドワンダーランド ザ アニメーション シーズン1「エピソード オブ ハーツラビュル」:第6話『単独レギオン!』感想ツイートまとめ - イマワノキワ 赤の女王の歪な過去と捻れた現在が明かされ、決闘が始まる。 リドル寮長の心臓にだんだん迫ってくる、ツイステアニメ第6話である。 「まー”そこ”だろうな…」と当たりをつけていた、教育虐待と愛着障害のド真ん中が外野から明かされて、いよいよヤバ男子の深層心理に近づいてきたエピソードである。 母から押し付けられたルールを厳守し、実際ママの望む”いい子”になれてしまったリドルにとって、810条のナンセンスを死...

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ディズニー ツイステッドワンダーランド ザ アニメーション シーズン1「エピソード オブ ハーツラビュル」:第6話『単独レギオン!』感想ツイートまとめ #ツイステアニメ

03.12.2025 22:16 — 👍 1    🔁 0    💬 0    📌 0

 なのでここは「そう思いました」で止めておくとして、話の方は寮長の赤い心臓まで踏み込める距離へ、グッと進んだ感じ。
 幼年期リドルの作画に気合が入っていて、「こんなベイビーちゃんが最悪暴君に育っちまって…やっぱ良くないよ教育虐待ッ!」という気持ちが素直に湧き出したのは、たいへんよかったと思う。
 救うべきだと感じられないヒロインがひどい目にあっても、あんま体温上がらないからなッ!(最悪な本音ブッパ)

 つうわけで、自力だと全然抜け出せない茨に囚われた、大暴れベイビーをどうサイコブレイクさせていくのか。
 瞬殺に終わった決闘の後、雄剣先輩の活躍に期待が高まります。
 次回も楽しみ!

03.12.2025 22:02 — 👍 1    🔁 0    💬 0    📌 0

 独力だと変革不可能な歪みに囚われたまま、権威として持て囃されてるところに、異様な価値観と物語を背負って新たな可能性が飛び込んでくる。
 この構図はリドル寮長とハーツラビュルだけでなく、それを内包するレイヴンクローという学校、あるいはディズニー古典をポップに解体/再構築するこの作品それ自体に当てはまる…かもしれない。
 この見立ての正当性を審査するには、ディズニーという文化がどういう空気と歴史で満ちていて、ツイステがそこにどう食い込んでいるかを当事者として見つめる”熱”みたいのが必須かと思うけど、アニメ新参の自分にそういうものはないからなぁ…。

03.12.2025 21:58 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

 転生魔法学園モノのど定番、「制度化された決闘」に話が転がってったかと思ったら、あっという間に瞬殺されて終わったのはちょっと面白かった。
 ママの虐待教育で培った実力は、こんな感じで圧倒的優等生としてリドルを遇する。
 結果として社会で認められてる”正解”を絞り出せてんだから、自分の行いも、それを生み出したママとの過去も、何も疑う必要なく間違ってない。
 そういう強化構造が、エリート校に望み通り進んでしまった寮長を包囲してて、こらー厄介だわい…。
 点数取って伝統守る以外の価値観があると、どう考えても教えてくれなさそうだからな、名門ナイトレイヴン。

03.12.2025 21:55 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0
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 そういう人間普遍の歩みに道を開けるか、五秒で終わった決闘の”次”こそが、一番大事だなぁと思う。
 つーかチェシャ猫が謎めき美少年ッ面で出てきて大興奮であったが、なんでダイレクトに幼馴染の過去を話すのではなく、もう一人のメガネに踏み込ませてんだろうか…。
 色々気になるナイスキャラだが、今は寮長攻略戦を突っ走る方が優先…何しろ残り話数が多くねぇからなッ!
 今回メガネが過去ゲロってエースがツッコんだことで、クライマックスへの道はまぁまぁ舗装されたかな?
 (画像は”ディズニー ツイステッドワンダーランド ザ アニメーション シーズン1「エピソード オブ ハーツラビュル」”第6話より引用)

03.12.2025 21:50 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

 炸裂するヒステリー味を抜いてみると、寮長は無邪気なロリ顔してて、それは幼年期母親に世界を閉ざされた痛みのまんま、何も育ってないのと裏腹な表情だ。
 回りがおだて結果も出してしまったので、自分が力ある大人だと誤解しているが、内実はな~んも解ってないガキンチョなので、”ここ”に寮長を戻すのが第一章で一番大事な仕事になるだろう。
 自分が未だ傷ついた子どもであり、テストの点数で塗り固められた権威や強さは、実は全く無価値(nonsense)であることを知って、自分の全部を壊されること。
 その残骸の中に、ずっと生きていた一番大事なものが確かにあるのだと、抱きしめ確かめること。

03.12.2025 21:46 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

 そういう暴君に今必要なのは、テストの数字の外側にある価値観でぶん殴ってくれる、優しい門外漢なのだろう。
 そうして衝突の果て価値観が更地になり、それでも消えない自分らしさに手を添え守ってやれるのは、同じく幼い季節を一緒に笑いあった幼馴染なんじゃねーの!? って話よ。
 でもクローバー先輩だって、無力なガキ時代に関係こじれっちゃった延長線上でコレなわけで、破断覚悟で身一つ突っ込んでいくのは、そらこえーよ。
 そういう爆心地に人間一人突っ込ませるのなら、必要なのは「アンタ間違ってる」じゃなく「俺も行きます!」じゃねぇの、とは思う。
 そしてそれは、多分雄剣先輩が言う(それが主役だから)。

03.12.2025 21:43 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

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