バルトークの曲の演奏動画漁ってると、時々「(ゲームの)ラスボス曲っぽい」というコメントを見かけるんだけどそれは因果関係が逆で、ラスボス曲のほうがバルトークっぽいんです。
09.10.2024 06:12 — 👍 1 🔁 0 💬 0 📌 0@hamajin.bsky.social
映画を見に行く普通のだいふく(エビ味)
バルトークの曲の演奏動画漁ってると、時々「(ゲームの)ラスボス曲っぽい」というコメントを見かけるんだけどそれは因果関係が逆で、ラスボス曲のほうがバルトークっぽいんです。
09.10.2024 06:12 — 👍 1 🔁 0 💬 0 📌 0上映中の「音や臭い」が問題になってるわけだけど、ルール改正以降は水やお茶のペットボトルなんかの比較的臭いのない飲食物なんかも、「他店購入」は「一律」で「持ち込み」を「ご遠慮いただ」くんでしょ?ナンセンスよねー。
「売店の飲食物を買え」の婉曲表現なんでしょーけども。
なんか最近、「臭い」に対して過剰に不寛容な社会になりつつあっていやーねー、という気持ち(もともと近年の日本は「無臭文化」ではありましたが)。まぁ「臭い」という感覚は微粒子状の物質が付着することで発生するものなので、どうしたって「領域侵犯」的にならざるを得ないから気持ちは分からんでもないけども、ちと過敏すぎん?とは思う。(マクドの臭いを「バケモン」呼ばわりするわりには、シネコン販売のポップコーンの、あの胸のむかつくようなバターの臭いには文句言わんのねー、というのもなんだか不思議)
shueisha.online/articles/-/2...
「多作家の一覧」なんてwikiがあった。参考になる。(アイザック・アシモフが500作以上(本で)書いてたなんて今まで知らなかったのだわょ……)
ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%...
英米出版圏だと、ハーレクイン・ロマンスあたりはわりと多作な作家が多い印象(※カナダの出版社ですが)。
あ、あとアメリカの作家だと、ジャック・ロンドンがかなりの多作ですね↓。
en.wikipedia.org/wiki/Jack_Lo...
RP> (個人の推測ですが)これ、出版形態がけっこう大きな要因なんではないかしら。日本の場合だと小説の主な発表場所が「雑誌(or新聞)」となり、人気作家になると連載やシリーズ物(即文庫出版含む)を頼まれる機会も増え、となると当然「締切」が問題となるわけで、人気があるほど「書かざるをえなくなる」体制ができ上がってたんじゃないかと。とりわけ高度経済成長下は、作家/出版社双方に「モーレツ」的な量産のブーストがかかっていたというのもありそう。
アメリカの場合だと、小説発表は「出版社に原稿持ち込み→契約→書籍出版」という流れが主流で、間に雑誌掲載をはさまないので、大抵は量産する必要がないんだと思う。
昭和のエンタメ作家は何であんな異常な冊数書いてる人が多いの?あんなに書かなくても食べていけるだろと思われるような人気作家もしばしばものすごい冊数書いてるでしょう。あれはどういう理由なの。
03.10.2024 09:18 — 👍 11 🔁 1 💬 1 📌 0いま無性に冒険小説が読みたいのよなー。積読崩しの予定をちと変更して、手近にあったジュール・ヴェルヌ『蒸気で動く家』(インスクリプト)をこのタイミングで読み始めようかな。
01.10.2024 14:20 — 👍 1 🔁 0 💬 0 📌 0マリアット『ピーター・シムプル 中』読み。厳冬の嵐の夜、捕虜となった仏軍要塞から仲間のオブライエンと共に手に汗握る脱獄(主人公は美少年なので女装も難なくこなす)を果たしたピーターは無事英國へ帰還するも、その後乗船した巡洋艦は、豚食狂いの艦長牛耳る豚満載の豚軍艦。同乗してる大喰いの奥さん(本来妻の乗艦禁止)は、でたらめな調子のピアノを弾いては船乗りたちを辟易させる吝嗇家。見かねた軍医とオブライエンは悪知恵をはたらかせ、「今度向う西印度諸島では豚肉食うと秒で赤痢だょ」と脅して艦長夫妻を船からまんまと追ン出してしまう、ってな具合のハチャメチャ展開が活き活きと書かれる。ページをめくる愉しみに溢れてる。
01.10.2024 13:47 — 👍 1 🔁 0 💬 0 📌 0「本を読めなくなってしまう」時期が定期的にくるんだけど、それは「本を読みたくない」からではなく、「読みたい本が同時に何冊もあり、どこから手をつけていいのかわからなくなる」ことが原因なんよな~個人的に。「読みたい本の中から読む本を1冊(多くて2冊)にしぼる」のに、まず集中力とエネルギーを要してしまう……。
27.09.2024 06:45 — 👍 2 🔁 0 💬 0 📌 0町屋良平氏による二〇〇〇~二〇一五年代の小説批評プロジェクト、めちゃくちゃ面白そう。序文の段階で鋭い指摘だらけ。↓とか。
「現代の文芸誌における制度とはなにか。それはほんらい力のある作家、批評家、作品が読者をつくっていくという文学の出発点から転倒し、商品力と読者の要請によって作家、批評家、作品が欲望されるという状況である。」
note.com/kankanbou_e/...
去年の山形国際ドキュメンタリー映画祭で話題だった映画『どうすればよかったか?』、気になってる。サンドリーヌ・ボネールの『彼女の名はサビーヌ』とかに近い感じなんかしら。
natalie.mu/eiga/news/59...
(不勉強で大変恥ずかしいんですが)『アエネーイス』、トロイア戦争で国を失い敗走するトロイア人の、その後の彷徨をローマ建国神話にまで接続することで、特にホメロス『イーリアス』『オデュッセイア』の(ギリシア人側の)史観を更新することも意図された叙事詩なんですねこれ。
マントヴァのヴィルジリオ公園にあるアエネーイス像が、ムッソリーニに模して象られている、という注記が興味深かった。その後のイタリアにおける「英雄像」としての影響力の深さを思い知る。
ウェルギリウス『アエネーイス』読んでるんだけど、ことあるごとに牛や羊を供物に奉げまくってて(一度に4匹5匹とかザラ)、あまりの数に読んでて「これで屠るの何十匹目?!」と、そのたび新鮮に驚いてしまう。
26.09.2024 10:14 — 👍 0 🔁 0 💬 0 📌 0大 正 解(喉まで出かかっているのに思い出せない現象真っ最中でした)
25.09.2024 08:49 — 👍 1 🔁 0 💬 0 📌 0世界三大「パクられがち」タイトル、『存在の耐えられない軽さ』(「〇〇の耐えられない〇〇」構文)、『博士の異常な愛情』副題「または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか」(「私はいかにして〇〇をやめて〇〇するようになったか」構文)、あと1つなーんだ?
25.09.2024 06:32 — 👍 2 🔁 0 💬 1 📌 0「火星の女」、黒焦げ死体発見を追う新聞記事~当の死体である少女からの手紙、という序盤のおどろおどろしい始まり方からはちょっと想像がつかないような、犯罪活劇的アクションてんこもりな終盤&謎な爽快感のある締めくくり方に爆笑してしまった。決して出来のよい話だとは思わないけども、妙なパワーのある短編だった。
21.09.2024 11:00 — 👍 1 🔁 0 💬 0 📌 0夢野久作『少女地獄』所収「火星の女」164頁
夢野久作『少女地獄』所収の「火星の女」、「血液の採取でヒロインが処女かどうか検査する」とかいうトンデモ疑似科学が唐突に出てくるのでギョッとしてしまう。「……何と言う恐ろしい科学の力……。」(164頁)じゃあないんだよ。(メロドラマ的小道具としては、まぁ機能してると言えば言えなくもない)(当時広まっていた俗説とかだったんかしら)
21.09.2024 09:08 — 👍 4 🔁 1 💬 1 📌 0誤記訂正
姫草ゆり子 ×
姫草ユリ子 ○
夢久小説は「カタカナ表記」がキモなんよ。
夢野久作『少女地獄』(角川文庫)読み。やーやっぱ素晴らしいわね夢久。地方農村共同体の崩壊に伴い都市に流入した女性の孤立したアイデンティティが、実体のない「虚構(うそ)」にすがらざるを得なくなるほど、どれだけ寄る辺なく荒廃したものとなってしまうのかを克明に浮かび上がらせる、1編目の「何んでも無い」から読ませるのなんの。「姫草ゆり子」という、それ自体虚構度の高い名前の説得力たるや。
夢野久作、キャリアを通じて「近代」の軋みを描きつづけた作家であるよなー。疑わしい行動一つ目立てば「アカ」と見なされ、新聞記者を介して特高に密告される、昭和初期社会における相互監視空間の「いやな感じ」も生々しい。
『監督のクセから読み解く名作映画解剖図鑑』特に興味深かったのが、「登場人物の知らないことを観客に教えてしまう」「クセ」のあるヒッチコックの「サスペンス」映画の限界は、観客=人間の知性の動員をその前提としていることにあり、「同じものの大量な反復」を問題にするスピルバーグの映画は、「観客に、人間であることを求めていない」という点においてヒッチコックの限界を超えている、という指摘。それが画面の具体的な記述に基づいて語られるので非常に説得力があるのだけど、かなり大胆な指摘だと思ったし、読んでて目からうろこが落ちた。
20.09.2024 10:34 — 👍 0 🔁 0 💬 0 📌 0廣瀬純『監督のクセから読み解く名作映画解剖図鑑』(彩図社)
廣瀬純『監督のクセから読み解く名作映画解剖図鑑』(彩図社)読了。
映像、音声、言葉、文字、身体など、複数のアスペクトが多面的に組み合わさる場としての「画面」の中で何が起こっているのかを具体的かつ丁寧に読み解いていくことで、映画監督がそれぞれの作品群で反復している「クセ」にフォーカスを当てる演出論。シンプルで軽やかな語り口ときわめて独創的な指摘の数々に、ページを繰るのが楽しくて仕方がなかった。「論」としては若干食い足りない部分もあれど、「映画を語る」際の入門書として、塩田明彦『映画術』と(「批評家視点/実作者視点」という対としても)抱き合わせで広く読まれてほしい本だな、と思った次第。
昨日もつぶやいたけど、自分の中では「宇宙こわい」よりも「重力こわい」の方がはるかにデカいことに気づいた。なんでこんなわけのわからんモンの上で当たり前のように生活してるんだ自分は。
18.09.2024 06:03 — 👍 0 🔁 0 💬 0 📌 0最近、メシアン『鳥のカタログ』やバルトーク『ミクロコスモス』などの20世紀作曲家による比較的大部のピアノ曲集が、作業用BGMとして個人的にしっくりくることに気づき聴きまくってる。20世紀以外だとバッハの『フーガの技法』なんかも同系統で落ち着く。
open.spotify.com/intl-ja/albu...
重力(引力)、一体どういう仕組みで働いてるのか考え出すとわけ分からんすぎて気が狂いそうになる。重力(引力)という名の未解明であやふやな力を前提に地球上のすべてが存在してるっての、控えめにいってヤバすぎくないですか?
「引力がなぜあるのかということは、地球上のだれに聞きいても満足な答が返ってこないでしょう。しかも、この問題は当分は解明できないような大問題です。わかっているのは、引力という力がこの宇宙には存在するということだけなのです。この宇宙には引力という力があるということを、あたりまえのこととして、受け入れるしかありません。」
kids.gakken.co.jp/kagaku/kagak...
そのうえで、(反ユダヤ主義的)政治思想がドガの「芸術からいつも切り離されている」ことが読み取れるかぎりは、「伝記的事実と作品とを分けて考えなければならないだろう」(326頁)としたノックリンの姿勢は素直にエラいと思うし、自分も鑑賞態度として見習いたいところですわね。
16.09.2024 15:46 — 👍 0 🔁 0 💬 0 📌 0リンダ・ノックリン『絵画の政治学』(坂上桂子訳、ちくま文庫)読了。論考「ドガとドレフュス事件」での、特にドレフュス事件以後加速するドガの反ユダヤ主義について書かれたくだりが、完全に「知らぬ間にネトウヨになってた知り合いのおっちゃん」まんまなアレすぎてビビった。
背景にはやはり自身と家族の経済的/社会的不安が存在していたもよう。不安定に流動化した社会状況にさらされた人々の脅威の感情につけこんで、「偽の安定剤」としての排外主義や差別意識が、「印刷テクスト(新聞雑誌など)」という近代的な感染経路(今だとSNS)を介して感染していくお馴染みのパターンやんけ!と読みながら納得&暗澹たる気持ちになるなど。
18世紀半ばの英国では、ジンが安価な酒として下層階級をメインに大量に出回り、それが上流層・知識人を中心に深刻なモラル・パニックを引き起こして「ジン・クレイズ」と呼ばれるようになったのだけど、その際「貧しい独身女性」が標的にされ、その道徳的堕落を責めるためのスティグマとして、ジン依存症が利用された経緯があるのよね(カール・エリック・フィッシャー『依存症と人類』に詳しい)。
バーサの属性である「クレオール系」「狂気」に加え、その監視役である召使女の「飲酒癖」が、同じく「道徳的堕落」と結び付いて語られるわけだけど、その裏に根深い女性差別が刻印されてもいるわけで、二重三重に興味深い人物だと思う。
シャーロット・ブロンテ『ジェイン・エア』読んだ。ロチェスターの妻で屋根裏部屋に監禁されている「狂女」のバーサ、それ自体で新たな想像力(『サルガッソーの広い海』など)を誘発する強烈なテクストの破れ目を形成しててすごいんだけど(冒頭ジェインが伯母に監禁されるくだりと照応してる)、同時に、バーサの監視役である召使女のグレイス・プールが実はかなり重要な脇役なのでは、と読みながら思った。バーサが部屋を飛び出し屋敷に火を放つ終盤の破局の原因が、ミセス・プールの欠点=アルコール(ジン)依存による不始末に端を発してるのよね。これ、前世紀にイギリス社会を紛糾させた「ジン・クレイズ」の遠い反響なのではないかしら。
11.09.2024 12:35 — 👍 0 🔁 0 💬 1 📌 0シニシズムの我慢比べみたいな投稿や、終末論的不安を煽る投稿、将来の心もとなさに対する素朴な心配を吐露した投稿など、それをネットに書き込みたい気持ちはわからなくもないんだけど、特にSNSという巨大な言説空間内だと、放流した時点で「予言の自己成就」にたやすく加担しかねないという懸念が個人的にあり、自分はそういったネガティブな投稿はなるべく控えて紙に書くようにしている。書いたらスッキリして「別に投稿しなくてよかったわコレ」と思うことの方が多い。(いわゆる「チラ裏」ってやつですね。紙のチラシ自体「裏」がなくなって久しいですが……)
11.09.2024 10:49 — 👍 0 🔁 0 💬 0 📌 0