ましゅ

クライマックス、一世一代の大勝負の仕事中だけど大切な友人が命を絶とうとしているから止めに行かなきゃ！となるのは分かるんだけど、どう考えても救えるのはお前だけ！の説得にはハテナマークしかなく、結局あとから友人たち合流するから最初から友人たちに託せば良かったのでは…？などの後半にかけてこういう疑問だらけで全然話に集中出来ないんだよな〜。

一人暮らし始めて少ない稼ぎから必死になって節約して家賃捻出する生活になったから、Rentもこの唄も家賃払わないで自分の夢がなんだと語ってる奴が偉そうに何なの？になってしまう。さらに、夢を追うためにバイト頑張るおれたち売れないクリエイター/役者/バンドなどって尊いよねみたいな語り聞かされると、もうまず初っ端から白けてしまい。

二回見てもやっぱりお話は疑問だらけで、後半で発生した様々な問題が大体どう解決したんだ？って感じだし、穴埋めで入れられたドラムの人このあとまた追い出されるだろうから可哀想だなって気づいてしまった。

カテコ後のアフト、みんなからの色紙もらってベソベソになる原ちゃんを見ていたら、なんかもうどちらかというと親の気持で泣いてた。人に恵まれて良かったわね、よく頑張ったわね貴和…

大家さんが「そんなハンサムだからって！」言うところ、「テニス部みたいな顔して〜」とか、「そんなんだから副部長止まりなのよ〜」とか、「ああ困ったこりゃ大変〜」とかスペシャルオンパレードですごかった。オタク大喜びでした、お気遣いありがとうございます。

テジュくんは歌い方も相まってもうめちゃくちゃ韓ミュやってほしいみがすごくて、ワイルドホーン作品とかああいう壮大な音楽ものなんかしっくり来そうです。とりあえず時が来たなど、お願いいたします。

やー、テニスのころから思ってはいたけどミュージカルが上手いんですよ。終盤の三重唱のところなんか今日ド真ん前だったので表情も相まってすごかった感情が。それで歌じゃない芝居もこんな短期間で良くなるなら今後に期待しかなくてですね。

良い千秋楽だった〜。たった五日間なのに芝居が初日から進化しててびっくりし。「お前に何が分かんだよ！」の叫びのところ、伸びしろしかないですやん。本当にお疲れ様でした…！

#この唄を友に
#この唄
2024.8.5 16:30公演 大千穐楽
@すみだパークシアター倉

ラフヘスト素敵だな、良い作品だなという気持と同じくらい、こんなハイレベルなオリジナルミュージカルがある韓国うらやましいながある。しかもクリエイター陣が女性だらけ、すごい。

イ・サンの亡くなるシーン本当につらいんだけど、SMOKE観た時は異国の地で一人孤独に亡くなったんだと思ってたから、妻が決死の思いで駆けつけて看取ってくれたって知られてすごくすごく嬉しかったんだよなあ。嬉し涙でもあった。

今回は芸能界の話だったけれど、他に自分の知らない世界のことを描いていたとしても感情移入できる作品はたくさんあるので、原因はそういうことでもないんだよな、きっと。なんで今回も当たり前のようにヤクザが出てくるんだろう… なんで今回も意味わからんほどの善人なんだろう…

ただまあ前作からそうだったからこれは観る前から覚悟してたけど、あたしは脚本家と反りが合わなすぎて何一つ感情移入できず、ずっと心の中で「そうはならんやろ」とつっこんでいた。

最後の曲、舞台の真ん中で光を浴びてギターかき鳴らし大きな瞳からたくさん涙をこぼしながら歌う原ちゃんを見られただけでチケ代無料になったし、やっぱり主演として最後に挨拶する姿って格別なんよねえ。

たくさん歌うって自分で宣伝してましたけどさすが主演、本当にたくさん歌うし、原ちゃんの魅力がたくさん詰め込まれていてハッピーな二時間だった。知っていたけど、原ちゃんは本当に歌が上手いなとしみじみ思ったし、ミュージカルが上手い。最後あんなに号泣しながらしっかり歌っている姿もさすがだな〜と…。

イ・サンの相葉さんが最高でェ…。新婚ほやほやで急に海外に行きます、一人で行きます、なんてこれだから芸術家は…！！！と思わざるを得ないんだけど、相葉さんの持つ甘え上手の弟気質みたいなのが上手く覆い隠して、結局トンリムがしたように彼のしたいようにさせてあげたいと思っちゃう。あと咳上手すぎて心配になる。本当なんじゃないかってハラハラしちゃって悲しくなっちゃう…。

古屋敬多さんがパーンと歌い上げそうなところを抑えめで軽やかに歌っていたり、相葉さんもファルセット多めだったり、楽曲が新鮮で良かったな。山口乃々華ちゃんは初めて拝見したのだけど、歌声は低めなのに声質はキュートで唯一無二の声を持つ俳優さんだな〜と。もっと色んなミュ曲歌ってるの聴きたい。

とにかくソニンさんがすごかった。お名前はもちろん存じておりましたけど、さすがの歌声、さすがの芝居。晩年のヒャンアンから物語は始まるのだけれど、最初の台詞のひと言目が聴こえた瞬間鳥肌立ちましたもん。年を取ってる芝居がかった感じではなく、本当に晩年の姿でここに居るんだと思える。と思えばファンギと出会った頃の若々しい姿も自然なのだからすごい。

雨粒をひとつ、ふたつ、と数える印象的なシーン、二回目の東京でのシーンのトンリムの表情をまっすぐ前から見られる席だったので本当につらくて…。でもああいう、相手を思うからこそ悲しみを殺して微笑もうとする強さ優しさが大好きなんですよね～～～～

照明の美しさが過去一二を争うくらいすきでした。争っているのはマドモアゼルモーツァルト。シンプルな舞台セットにカラフルに映し出される照明がすきだな〜。

アンサンブルの吉田萌美さん、グランアーツ所属なので名前を知っていただけなのだけれど、ミュージカルによく出演されているので何度か拝見していてちょっと贔屓目。めぐみさんのマジーのメイド役の姿やタイプライターOLのシーンが好き。タイプライターOLは、テキパキ電話対応してる姿ずっとオペグラで拝見しておりました。シゴデキ事務員感、可愛い。

#もえる剣
#る剣
2024.12.31 20:00
@シアターH

#もえる剣
#る剣
2024.12.30 12:00
@シアターH

#nexttonormal
2024.12.14 13:00
@シアタークリエ

#レミゼラブル
2024.12.20 17:00
@帝国劇場

#翼の創世記
2024.12.17 18:30
@ブルースクエア四谷

#翼の創世記
2024.12.05 18:30
@ブルースクエア四谷

#COMEUP;FirstStage
2024.11.09 14:30
@朝日有楽町ホール

ただのお人好しはイライラするけどそうはならないの何だろうね？って妹と話してたけど、行動の根元がしっかりしてるところは理由のひとつかも。納得のしやすさ。

フローの狂気とも思えるほどの真っ直ぐな志の元凶が神の御心ってのがすごく腑に落ちる。分からない世界のことだから、きっと相当なものなのだろうって想像できる。きっかけの出来事である男の子の死も、お金持ちの娘にとってどんなにショッキングな出来事だったろうって、知らないけど想像し易い。