ばんしん

雛形若菜初模様 丁子屋内てう山
礒田湖龍斎 作

元文三年の吉原細見を見ていたら、京町二丁目の加賀屋の隣に”らんま仏 朝日如来”があったので、ごろごろしながらNDLのアーカイブを読み調べ。当時は毎年七月にご開帳があったらしく、洒落本、川柳にも書かれている。

廓ことばブックマーカー
「ありんす」

「遊女語と方言」の文中に、“吉原は江戸のなかでも特に高い密度で各地の方言が飛び交う世界であったと言える”とあり、実際そうだったんだろうなぁ、と思ったりしました。

その中の一つ「遊女語と方言」

いい天気でおざんすねへ、どうしなんした、といった江戸吉原の遊女が用いたことば、遊女語がある。ありんす語、廓ことばとも呼ばれるこのことばはお国訛りを隠すために造られたといわれているが、実は、いろいろなお国訛りがもとになっていたのではないかという論考。

積ん読していた江戸遊女語論集に手を出す。

@sakadaruya.bsky.social フォローありがとうございます。オルクセン王国史は楽しく読ませてもらっています。日露戦争を理解しようと思っていることもあり、どう比較できるかな、とか思っています。