〇〇怪獣バスコドン（二代目）

『コカトリスの夏』『メデューサの秋』『バジリスクの冬』『ゴーゴンの春』石化ミステリ４部作で４発当てられないものだろうか

本当に疲れました。二度としません。

日本の特にネットやオタク界隈の批評家嫌いや評論家嫌いが、結局のところオタク文化を子供のままにしてしまったと思っている。

本質的に創作者というのは「神」ですよ。あるいは「神」にならなければならない。
それはデルフォイの信託の巫女から能楽や散楽、宗教絵画などに至るまで、クリエイターとは「神になる」仕事です。
その「神」にケチをつけ、神の在り方とか神になれたかとか神とは何かを書き記してきたのが史家や経書であって、歴史的に別物だし、そうやって神と神にケチつける対立構造が、世界の芸能を高めていったんだ。
そういう意味で、私は「神にケチをつける」評論家として誇りを持っているし、たまに神の真似事をしてみたりもするが、本質的には「神に難癖をつける側」という誇りを持ってライターやってる。
小説とは別に誇り高い仕事なのだよ。

俺には自我がないことがほとほと嫌になった。自我さえあれば素直にあそこで無視できたというのに。

俺はもうこういうことは二度としません。親切な人間のフリをしてて本当に親切になってどうすんだ馬鹿野郎。

この話、人間マジでプロパガンダと習い性に弱いって話でもあるから褒められたもんじゃないけどね。人間は行動に一貫性がないことによる不調和の方が不快なんだ。

善行というか余計なお世話、いちいち考えるのめんどくさいからさっさと手を出す方がストレスないからやることのが多いな。この間も対向車線車道にタイヤ落ちてて、向こうから来る車がいちいち止まってて難儀してて面倒くさくなったので近くに車止めて、歩いて引き返してどかしに行った。その方がラク。

人助けなんかするもんじゃねえやマジで。ビタ銭一枚も失くしたわけじゃねえが俺自身が削れた。人間の真似なんか上っ面で十分だ。なんで他人のために動揺せにゃならんのだ。

すみません、マジで今回は後悔してて辟易してるんでそういうのは不愉快です。申し訳ない。

今日は流石に人間のフリする限界値だわ。無視したかったのに、これを無視するのを許さなかったガキの頃に刻まれた特撮番組のヒーローの倫理観が憎い。俺は無視してもよかったんだ。

スルーしてたら人でなしだがそもそも俺は人間のフリしてんだよ。テメェら人間どもがちゃんとやれ。

カッコつけたせいで無用な苦労を……

いつもの運動に出てたら交通事故の現場に遭遇し、スルーしてもよかったのにカッコつけて声かけたら、事故に遭ってたのが知り合いで、そっから色々と連絡したりなんだりで事情の説明を散々しまくって危うく救急車に乗って搬送に付き合うところだった。ドッと疲れた。

人間のフリするのに心底疲れた

マジで最悪

あー、なるほど。

この人たち、まだロシャオの話してる……

昨日のハイライトはこのイラストの〈スランの発電機〉って遠目から見ると「フライパンの上の目玉焼き」に見えません？ って言ったら卓囲んでる友達が無限に大ウケしてたことです。このゲーム（統率者戦）やっててよかったわ、とこの瞬間に実感しましたわ。

（因みに当該カードのフォイル版を横から見ると本当に目玉焼きに見えるぞ）

カードゲームうさぎ、ホビーとしてのTCG漫画としては全くキャラがダメだが（男性プレイヤーしかおらんホモソーシャルな空間とユキさんのキャラが本当にダメ）、ギャンブル系に通じる哲学のあるTCG漫画としては類を見ないし、ゲームとしてのTCGを真っ向にやりつつ理想的なファンタジーを描いてる点は評価したい。

ワタル@単行本発売中！！ on X: "第七十八話 (1/2) https://t.co/tzRnzAAbue" / X 第七十八話 (1/2) https://t.co/tzRnzAAbue

漫画読んでて久々に涙ぐんだ。この「魂なきものに勝手に魂を見出し物語が生まれる」のがカードとカードゲーマーの関係です。

x.com/urwataru/sta...

セイレーン編がTRPGならプレイヤーが一人を除いて事実上の全滅状況になってしまって、仕方ねえのでDMが唐突に生やしたお助けキャラで身を挺して庇ったところで処理してDMも死んだものとして進めようとしたのに「島二郎どうなったんすか」「島二郎助けに行くべきでは？」「せめて亡骸だけでも……」とPLがうるせえのでクライマックスパートで再登場させたんだろ。わかるよ、NPCへのPLからの好意ってアンコントラブルでマジでめんどくさいよなアレ……（嫌なことを思い出している）（死んだものは死んだんだから気にするな！ たかがNPCやぞ！）

島二郎、終わってみたら「腹が減った相手に飯を食わせ、友達が攫われたと聞いたら一緒に助けに行き、敵が追ってきたら身を挺して庇い、窮地に陥った瞬間には再び助けに来て、状況の打開策を持ち出す」と英雄好漢としか言いようがない。TRPGのお助けNPC的とも言えるが、あくまでプレイヤーキャラのアクションの補助しかしてないのも気が利いてる。

『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』公式サイト イラストレーター・ナガノ氏が描く、X発の漫画作品 『ちいかわ』待望の初映画化！

島二郎の勇姿が銀幕で！

chiikawa.toho-movie.jp

島二郎さんこそが英雄好漢、仁義に篤く侠客に求められる全てを持つ男。

セイレーン編はホラーであるとたまたま居合わせた英雄好漢たちが義によって立ち、昨日まで互いに知らぬ身だったのに命を懸けて共に大敵に挑む武侠ものでもあるから……

セイレーン編を映画化ってホラーじゃん

ここらへん同日に観た『プレデター バットランズ』はキャラ描写はパターンから逸してはないが手堅く、兄弟姉妹親子という関係軸でそれぞれ見せて、殺陣になると途端にイキイキし出して「なんか新しい気の利いたシーンやってくれそう！」という期待感を覚えられてよかった。特に一人で『ミラクル・カンフー／阿修羅』はケレンがあって素晴らしかった。ジャンル映画としてはこっちのが上。

ジャンル作品で主人公と名乗るからには「主体的なアクションが物語を動かす」瞬間が欲しいんだが、シャオヘイはそこら辺が本当に弱い。あることはあるんだが、ポリティカルサスペンスのパートがリアルなせいで無限の軟禁の描写が軽く、弟子が師匠のために的なタメも弱い。よくわからんがガキはガキの理屈で勝手に動いた方がキッズ映画としては正しいんではなかろか。

ほんと言いたくねえが、シャオヘイが邪魔なんだよね。ここらへん忍たまの映画と同じで大人の理屈に対するガキの論理が貫通する瞬間がないんで鹿野を追っかけるカメラかつ便利なキャラ以上にはなってない。