"誰もが抱く切実な思いが、「正しさ」という名のナイフに変わる瞬間を、芦沢さんは冷徹なまでに描き出します。あなたが信じる正義は、本当に正しいのか。読み終えた後、その問いが深く胸に突き刺さる、傑作短編集です"
"どんでん返し×驚愕の心理トリック そのときあなたの“正義“が揺さぶられる"
"『嘘と隣人』が直木賞候補、『夜の道標』で日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)を受賞した芦沢央さんの最新短編集です"
"本書に収められた6つの物語は、いずれも読者の心に小さな、しかし鋭い棘を残します。登場人物たちの行動は、決して他人事ではありません。損をしたくない、誰かを守りたい、過去の過ちを正したい――"
芦沢央 『あなたが正しくいられたとき』
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"覇者となった徳川家から前田家加賀100万石を守り抜け!"
"前田家を守り抜くために伝家の宝刀として、後事を託された利常が選び取ったのは、第三の勢力、天皇家と手を結ぶことだった。この「みやびの楯」作戦で、徳川家からの刃を受け止めることは果たしてできるのか――これまで数多くの戦国歴史小説の名作を著してきた安部龍太郎が、直木賞受賞作『等伯』と同じ北陸を舞台にとし、作家人生の到達点ともいえる「前田家三代」の決定版、一大巨編がついに完結!"
安部龍太郎 『銀嶺のかなた (三) みやびの楯』
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"昔から「内藤」と「鈴木」姓の人間しか住まず、たがいに反目し合い、口すら利かない風習の島に嫁いだ女性を待ち受けていた運命は? (冷凍庫冷蔵庫合わせて五台)"
"食べ盛りで生意気な4人の子供を育てるシングルマザーの台所には、常に油をなみなみ張った中華鍋が鎮座している。 (毎日、揚げ物)"
"……世代も境遇もバラバラの5人の女性たちの前には、30分の深夜ドラマ「台所のあるところ」があった"
"『三千円の使いかた』の著者が贈る、ちょっぴりほろ苦く、じんわり心に沁みこむ「暮らし」をめぐる物語"
"今、自分が一番欲しくて必要な冷蔵庫を、自分の気持ちのまま、選ぼうと思った"
"2人の子供が巣立ち、定年を迎えた夫は長年望んでいた仕事のため海外へ。広い家にひとり残された主婦は、15年前、越してきた日に購入を諦めたステンレス製の両開き大型冷蔵庫を迎え入れるべく、家電量販店を目指す。今度こそ、自分が本当に欲しい冷蔵庫を手に入れるため……。(ままならないキッチン、ままならない人生)"
原田ひ香 『#台所のあるところ』
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"おりせは小さいころから人形の声を聞くことができましたが、周囲からは理解されず、時に孤独を感じることもあります。人形に宿る思いに寄り添いながら、恋や友情、家族の絆を深めていくおりせの姿が、繊細かつ生き生きと描かれています。そして年頃のおりせは、嫁ぐのか、婿を取るのか、あるいは人形を作る職人を目指すのか、決断を迫られます。恋愛は苦手と感じているおりせですが、どんな将来を選ぶのでしょうか"
"繊細な筆致で描かれる人間模様と、時代小説ならではの風情が楽しめる『おりせ人形帖』。歴史小説ファンはもちろん、ファンタジーや成長譚を好む方にもお読みいただきたい一冊です"
"江戸時代の人形町を舞台に、人形の声が聞こえる少女・おりせの成長を描いた連作短編集です。江戸の人形町という舞台と、人形に宿る霊との交流というファンタジー要素が融合した本作は、オール讀物新人賞受賞作家・由原かのんさんの3冊目の著作です"
"魂が宿った人形たちの声が聞こえる不思議な力があるおりせ。人形師の父・貝助と弟、継母のおすまと暮らしています。おりせの生母は、おりせを産んだ少し後に世を去っています"
由原かのん 『おりせ人形帖』
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"建国の前年に刊行された重要著作。中国社会の近代化への道筋を追究、家族・男女・血縁から社会や国家まで本質をえぐる。増補改訂版"
費孝通/ 西澤治彦 訳 『郷土中国 〈増補改訂版〉』
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"賈平凹は小説家以前に稀代の文章家である。その文章家の器量は賈平凹の散文(随筆)に徹底して余すところなく表わしている。「東アジア最後の文人」としての賈平凹の散文の特徴は、「真情」である。彼は散文の命は「真情」とみなし、文章の命は「真実」を除いては存立しないとしている"
"第四部は、著者と賈平凹氏が、2016年と2018年に行った対談の要約である。その内容は、賈平凹氏の人物、作品、文学観を含めさまざまな賈平凹の内面世界、精神史的記述とも言える"
"賈平凹は一体誰なのか? ノーベル文学賞作家莫言と並び称される、中国現代文学の最も偉大な作家である。いや、むしろ「莫言を越えた最高峰である」と評価されている作家だ。1952年生まれ。大学時代に処女作を発表し、出版は600余種に至るとされる。高いクオリティの作品を量産する賈平凹は、現代中国文壇でも、他の追随を許さない第一人者である"
金文学 『賈平凹の文学帝国』
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"江戸時代、歌舞伎は、当時の文化や社会とどのように関わっていたのか"
"◉役者と贔屓(ファン)との交流 ◉絵本番付・絵尽し(公演パンフ)や、役者絵(ブロマイド)の制作・販売 ◉鸚鵡石(役者の声まねもできるせりふ集)の流行――などなど、豊富なカラー図版とともに、現代にも通じる活発な文化交流の実態をとらえる"
青山学院大学文学部日本文学科 編/ 大屋多詠子 企画/ アンドリュー・ガーストル, 北川博子, 倉橋正恵, 佐藤かつら, 神楽岡幼子, 韓京子 『歌舞伎の東西 上方と江戸の絵入り出版物』
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"本書は、ケアや支援がいかに便利使いされ、そこに教育や福祉の業界はどのように加担し、加担させられているかについて、まずは歴史的に把握する。そのうえで、「稼げる個人」とは別のあり方と自由について、アナキズムや政治思想史の知見、各地で行なわれている実際の取り組みなどを紹介しながら、素描を試みる"
"「〈われわれ〉を構築する後期新自由主義の力学は、全体性に吸い込む精神統治である。〔…〕能力や開発の賛美に従わない、という重要な日常的抵抗が、〈われわれ〉にはできる。」――この本は、「稼げる個人」とは別の、存在の自由への招待状である"
"――いま必要なのは、「しっかりがんばる」とは別のあり方である"
"活躍、個別最適化、共助を「楽しむ」ようすすめる今日の社会は、「稼〔かせ〕げる」能力を日々バージョンアップするよう、個人にはたらきかけている。更新できなければ、自立支援や学習支援などのケアを受けるよう、データ化を通して、個人に迫る。「私」は、この価値観を内面化し、他人にも押しつけはじめ、自責他害をさらに強めて、ケアの争奪戦に駆り立てられる"
桜井智恵子 『日常的抵抗への招待 後期新自由主義における子どもと教育』
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"英語での激しい議論や言葉の壁への焦り、そして異国の地での発見。二人が自らに課したのは、その日感じたことを約600字のエッセイに綴り、毎日共有し続ける「エッセイマラソン」という過酷な挑戦だった"
"AI(チャットGPT)による批評や判定、他都市の参加者との交流を経て、吐き出された言葉たちがやがて国境を越えた「共鳴」へと繋がっていく――。迷い、葛藤、そして希望に満ちた「表現の旅路」をリアルに描き出した、二人の走者による共同日記。巻末には岡山ゆかりの作家・乗代雄介の寄稿も"
"「ことばのマラソン」――ユネスコ文学創造都市の国際会議を駆け抜けた、10日間の魂の記録。見開き和英対訳本"
"2025年9月、スロベニアの首都リュブリャナ。アジア初となる「2027年ユネスコ文学創造都市国際会議」を岡山へ誘致するというミッションを背負い、作家の村中李衣と市役所職員の流尾正亮は、めまぐるしく続く国際会議の渦中へと飛び込んだ"
村中李衣, 流尾正亮 『リュブリャナエッセイマラソン We Speak Literature in Ljubljana』
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"21世紀初めの満洲語話者たちは、どのような満洲語を話しているのか。長年にわたる調査から、音韻、文法を詳細に記述・分析し、さらにおよそ4000語の語彙を、満洲語口語、日本語、英語、満洲語書面語、で併記した。また社会言語学的視点から、中国語との言語接触の事例を満洲語口語資料から分析し、記述言語学と社会言語学の両方の視点から、現代満洲語を総合的に捉える"
包聯群 『満洲の言語』
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"戦争への省察に伴い、戦後はその可能性ごと否定され続けた「アジア主義」を改めて解析"
呉舒平 『自由主義的アジア主義の胎動 犬養毅と孫文が夢見た日中提携』
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"ファシズムの拡大過程と政治的要因を分析する"
石田憲 『ファシズムの同時代性 誘惑するナショナリズム』
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"現代の国際秩序の淵源である米国の国家安全保障政策は如何なる戦略的意図から構築されたのか"
畠山圭一 『同盟の本質 「戦後構想」をめぐる米政権と米軍部の論争』
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"公布から80年、今こそ日本国憲法を本気で考える。憲法をめぐって紡がれた物語は、国民に浸透しつつも、第二次安倍政権下で危機に直面した。その時、立ちはだかったのは意外な〝存在〟だった――"
"「天皇への敗北」はなぜ起きたのか? その理由を、30年前に物議を醸した「敗戦後論」、昭和の憲法学者と文人の抵抗、戦争責任まで遡って探る。戦後憲法学の試みを近代文学に準え、複雑に絡み合う「天皇・憲法・戦後」の核心に迫る"
國分功一郎 『天皇への敗北 シリーズ哲学講話』
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"「本屋さんがなくなる」悲観論ばかりが叫ばれる書店業界で、直木賞作家・今村翔吾氏を初め、個人が、企業が立ち上がる。経済産業省や地方自治体も黙っちゃいない"
"現状の課題認識、再興の道を探るキーパーソンのインタビュー、そして「ゲームチェンジ」の戦略を、シビアな数字と希望を持って語る。書店はやっぱり再興(サイコー!)だ"
清野由美 『書店再興 まちの本屋さんのゲームチェンジのために』
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"「悲しみこそ真の人生の始まりだ」。月刊「文藝春秋」で反響を得た作家、著名人による最愛の人との別れの実録、ベストセレクション"
阿川佐和子, 加賀乙彦, 小池真理子, 曽野綾子, 永田和宏, 眉村卓, 柳田邦男, 吉行和子 『目覚めると、ひとりだと気づく 家族が過ごした最期の日々』
www.hanmoto.com/bd/isbn/9784...
"「デュアルユース技術」とは、軍事と民生の両方に利用できる技術である。ロケットは宇宙開発の夢を運ぶ一方、弾道ミサイルにもなりえる。バイオテクノロジーは病気の治療に貢献するが、生物兵器の脅威も孕む。本書では「デュアルユース技術」とそれがもたらす問題を扱う。軍事の関与の有無にかかわらず、急速に拡散する技術を列挙、恩恵と危害を併記した上で、「今後、世界で必要な取り組み・選択は何か」という難問を提示する"
大庭弘継 『軍民両用化する技術 「デュアルユース問題」とは何か?』
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"思い出の遊園地、知ってる姿と知らない姿、集めました! 思い出の遊園地を「さまざまな年代の園内マップ」で振り返る書籍です。子どもの頃に通った80~90年代、あなたは知らない、でも両親が若い頃に通ったかもしれない60~70年代、さらにさかのぼって戦前の貴重な姿も──そんなひとつの遊園地の変遷を、画集のように気軽に読めるスタイルで追っていきます。年代によって描き方が大きく変わる園内マップは、アートとして楽しめるところもポイントです"
369days 『あのころの遊園地マップ図鑑』
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"NHK朝ドラ26年度前期「風、薫る」は明治期の看護婦2人がモデル。鈴木雅、大関和らが設立した派出看護婦会というビジネスは隆盛の後、なぜ消えていったのか。労働史の視点から、看護師という職業が確立されていく現代までの歴史をたどる"
山下麻衣 『「看護婦」の近代社会史 誇りが拓いた自立への道』
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"二大政党制の神話と誤解、多党制への評価の変転を、理論・歴史・現実から検証し、政党政治の本質に迫る。政治改革から30年、多党化が進む日本の位相を捉え、二大政党制の可能性と代議制民主主義の未来を展望する"
待鳥聡史 『二大政党制と多党制 政党政治の実相と可能性』
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"複雑に入りくんだ環境問題を40年近く取材してきた元朝日新聞記者が、公害の原点といわれる水俣病とプラスチックとのつながり、有害化学物質汚染、地球温暖化、生物多様性をとりあげる。現場をふまえながら、問題のつながりを見据え、危機回避策を探る「基本図書」決定版"
石井徹 『絶滅しない環境学』
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"霊的宗教的枠を超えて人生の意味や価値を求める「スピリチュアリティ」。グリーフケア、水俣病運動、依存症の自助グループ、引きこもり支援の動きから、新たな死と再生の地平を追う力作。尾崎豊、「エヴァンゲリオン」の共鳴しあう痛みとはなにか"
島薗進 『痛みとケアのスピリチュアリティ 死と再生の新たな形』
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"ウクライナに続きベネズエラも戦場に?! 地球上で戦争がやまない。兵器は絶望的な段階にまで達しているのに、なぜなのか。覇権国家と弱小国家がたどる運命なのか? 戦争の原因を人類誕生の時代から考察し希望の光を探る。待望の必読書。著者は国連本部で研鑽した俊英"
下村建太 『22世紀の戦争論 なぜ人類は戦争を繰り返すのか』
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柴田元幸さん推薦! 「ロックのノリで法華経を語り、法華経のノリでロックを語る。 坊主がBOSEのスピーカーでロック聴きながら上手に坊主のこと書いたみたいな快著。」
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