日本女性学会幹事経験者(22−23期)の有志による、昨年の学会分科会についての見解(反省)表明と、三点からなる「女性学・ジェンダー研究の発展と多様性の尊重をもとめる声明」です。
「女性学・ジェンダー研究の発展と多様性の尊重をもとめる声明」への賛同を、学会員に限定せず受け付けているそうです。どうぞご一読ください。
特に同世代のフェミニスト皆さんに、ぜひこの状況を考えていただきたい、と願っています。そんな大変に論争的な話ではない、フェミニズムの根本に関わる話であり、議論の場を成立させ、議論に参加する人々の生を可能にする、人権に関わる話です。
環境の研究者二人が、トランプ大統領の指針により、取っていた研究費の支給が止まり、プロジェクトも停止とのこと。米国内の研究者でなくても、環境の研究予算は米国拠点のものが多かったから、大変だとは思ったが、すでに近いところで影響が出ている……
いろんなことを思い出しながら「せやな」と思った。
【彼女の弱い部分、どうしようもなく感情に突き動かされてしまう部分、すべてを投げ捨てて逃げ出したくなる部分、完璧なヒーローではない部分が描かれており、より親しみを感じた。彼女に一方的に憧れるのはやめて、彼女と一緒に歩んでいきたいと思った】
…昨年末の裁判の際にはペリコさんへの支持や感謝の声が広まり、フランス中から女性たちが裁判所の前に押し寄せた。メディアの報道に登場する彼女は今年72歳でありながらいつも力強く堂々としていて、まさにサバイバーの英雄として憧れを感じていたけれども、娘の立場から書かれた本書にはそうした彼女の弱い部分、どうしようもなく感情に突き動かされてしまう部分、すべてを投げ捨てて逃げ出したくなる部分、完璧なヒーローではない部分が描かれており、より親しみを感じた。彼女に一方的に憧れるのはやめて、彼女と一緒に歩んでいきたいと思った。
…本書の訴えで最も重要なことは、わたしたちの社会が性暴力事件に対して加害者を逮捕して処罰することばかりに熱心で、その処罰のために証言者として呼ばれる被害者やその関係者たちへのケアをほとんど行えていない事実だ。とくにこの事件では、被害者がたびたび検察や裁判所に呼び出されて自分が知らないうちに暴行されている映像や画像を一つ一つ確認して「これは自分です、このような行為に同意した記憶はありません」と証言しなければいけないし、加害者が残した多数のメッセージについて意見を求められたりするが、取り調べや聞き取りが終わったら「ご協力ありがとうございました」の一言で放り出されるだけ。どう考えてもおかしい。…
書けないものばっかりで、「だったら、私はなんなら書けるんだよ〜?」という気持ちもある。去年まで、めっちゃ頑張って書いてたし、いまは全然違うことしてるので、次に行くのは時間はかかると思う。そのへん、マイペースなんで、迷惑かけてる人には謝りつつ、ボチボチやります。
人の期待に応えることにモチベーションがないので、書けるまで、ずっとウダウダしちゃうんよなあ。早くなんか書けるようになりたいな〜
米国の状況、勉強になった。
赦しの話は日本でも難しくて、けっこう講演とかのオファーは来るんだけど、主催者に「私は赦したほうがいいとは思ってないし、他の人に赦すことを促す気もない」「赦す人生も赦さない人生もどっちがいいとか、そういうのはない」ということを伝えると「え?なんでですか?」って聞かれることあって、本に書いたことは何も伝わってねぇーな、と思うのだった。
「絶対、赦しの話はさせない」派と「赦したほうがいいに決まってる」派がめっちゃ多い。
私もちゃんと書ければいいが、いずれそのうち、なんか形になればいいね。
Amanda Ann Gregory著「You Don’t Need to Forgive: Trauma Recovery on Your Own Terms」 books.macska.org/hm2y トラウマからの回復のために加害者を「赦す」必要はない、と訴える本。わたしの周囲というか界隈の常識だと「そりゃそーだ、当たり前」と感じるのだけれど、…
LAジンフェスト2025で買ってきたジン紹介スレッドだよ!まず最初はコミュニティでの覚醒剤の拡散に立ち向かった実在のアメリカ先住民女性をモデルにしたグラフィックノベル的な。生命の水を守るためにパイプライン建設に反対する運動とコミュニティを覚醒剤から守る運動が交差。…
私は最近、ひたすら赤坂憲男の著作を読んでいます。
ドキドキしながら読んだらめっちゃ良い話だった。
ロレッタさん、わたしのこと覚えてた… 彼女の団体が2007年に開催したコンファレンスで基調講演がジョイスリン・エルダース元医務総監(アメリカの公衆衛生のトップ)だった時に、コンファレンスの中で基調講演の次に重要なパネルにわたしが呼ばれたんだけど、その時わたしまだ若かったから、目の前に座っているエルダースさんを批判しちゃったのね。…
もうなんか、言葉が出なくなる。ホンマにひどい……
ちなみにウィキペディア英語版の「rape kit」の項目では2020年6月にゴダードさんの情報が追加され、同時に「Marty Goddard」の項目も作成されていた。「Louis R. Vitullo」の項目の経歴を見ると、以前からレイプキットの開発の功績について書かれているけれども、ゴダードさんの役割が追記されたのは2021年3月。日本語の「レイプキット」にはVitulloさんが開発したと書かれていてゴダードさんへの言及がないので、誰か直してください。 #jpwp
ゴダードさんがレイプキットを持ち込んだ先のシカゴ警察の科学捜査官はLouis Vitulloという名前なんですけど、ゴダードさんの発明にVitullo Kitという名前をつけて自分のものとして広めたそうです。まあ確かに、「サバイバーの女性が開発した」というのではおそらく各地の警察が採用しなかったであろうことは想像できるのだけど、性暴力の捜査を改善しようとした警察官が女性の発明を盗んで自分の名前で広めるとか、あんまりにもあんまり。
↓この話、続きのスレッドが重要だと思いつつ、この方の話はあんりにもあんまりで……
…性暴力を犯罪として扱ってもらうためには犯行の証拠を保全するためのキットが必要だと考えた。しかしその後レイプキットが広く採用されるようになってもゴダードさんの貢献は最近まで忘れ去られ、彼女自身もアルコール依存や精神疾患に苦しみ、家族とも離反し2015年には無名のまま亡くなる。…
…レイプキットは長らくシカゴ警察の科学捜査官によって発明されたと言われてきたが、実際には自身も性暴力サバイバーで被害者たちへの支援の拡充を求める運動をしていた女性活動家のマーティ・ゴダードさん en.wikipedia.org/wiki/Marty_G... が発案し原型を製作、1970年代はじめ頃にシカゴ警察にそのアイディアを持ち込んだことが近年明らかになっている。ゴダードさんは被害者が勇気を出して性暴力を通報してもまともに捜査されず、逆に被害者が警察によって説教されたり、性的な言葉や態度を向けられるなどといった現実に憤り、…
しばらく、私は東北の歴史を勉強するのが喫緊の課題なので、いろいろ止まっております。(水俣は継続中)
いろいろ追えてない……
この本を読んだあと、Survivors Agenda関係者と話をして、SAとしてジュディス・ハーマンさんとの対話を設けようとしたのだけど、ハーマンさんは「SAの立場を誤解させるような書き方をしたことは謝る、対話はしない」と断られてしまいました。別にハーマンさん自身の立場は変えなくてもいいから、せめてサバイバーのあいだには他にも有力な意見があって議論が分かれている(非犯罪化を目指す動きは人身取引加害者の代弁ではない)ことだけでも認めてほしかったのですが。
Blueskyは、あんまりフォローを増やしてないです。SNSに没頭しないようにするためなんだけど、ふと20年前は「面白いサイトないかな」と探してたし、面白いブログ見つけたらログを延々と掘って読んでたな、と思いだしてしまった。
ネットが変わったんじゃなくて、自分が変わったということもあると思う。
…次から次へと刑事司法制度によって苦しめられているサバイバーの話が出てきて、しかも彼女たちがレイピストや人身取引の加害者などよりむしろ重い刑罰を受けていることが延々と語られているので、正直めっちゃメンタルに来る内容。でも性暴力やドメスティック・バイオレンス、性的人身取引に関する政策に関わる人には絶対読んで欲しい。監獄廃止主義フェミニズムに同調しない人もいるだろうけど、本書を読めば、少なくとも現状維持は認められないし、現状路線の延長線上にはサバイバーの解放がない、ということは伝わるんじゃないかと思う。
Leigh Goodmark著「Imperfect Victims: Criminalized Survivors and the Promise of Abolition Feminism」 books.macska.org/k3l5 性暴力やドメスティック・バイオレンス、性的人身取引の被害者たちの多くが、刑事司法制度によって守られるのではなく、逆にそれらの被害に関連した行為によって罪に問われ処罰を受けている実態を告発するとともに、…
↓うちの大学の話だった。
私もお誘いいただい、て理系の研究者と組んで、コツコツと小さなプロジェクトを2年半くらいやる予定。今のところ、とても楽しい。
たしかに、私みたいにいつでもボッチで乗り込んでいって、他分野の人ともなんやらかんやらしてる、謎の人のほうが、文理融合プロジェクトは抵抗ないかも。
うっかり、レガシーな倫理学研究室のポストについてしまったので、そっちのが大変。
科学史家・隠岐さや香教授が語る文理融合の現実と理想:分断の可視化はチャンスでもある
文系vs.理系の本当のはなし #1
distance.media/article/2024...
連載インタビューです!お時間のあるときでもどうぞ
男性に「女性たちの感じてる痛み」について、熱弁を振るわれるほど「なんか違うんだけどな」と思う私の経験は、いったい何なんだろうなあ。誠実に言われれば、言われるほど「それは私は関係ないやつだな」と思う。そして、「早くこの話、終わらないかな」と思う。
これ批判でもないし、皮肉でもない。私だけが思ってることなのかもよくわかんないんだけど。
昨日、一昨日、アジア環境哲学のオンラインシンポジウムをやっていて、やっぱりいろんなことをアジアでやってる人がいるんたなあ、と改めて思う。とても小規模だから知られてないことも多いし、大きく知らせないほうがいいこともいっぱいあった。そういう人たちがいることが、私にとって研究を続けるモチベーションで、励まされる。ありがたいな、と思う。私も細々と芽が出るかわからないことをやっていきたい。
明日、明後日のアジア環境哲学ネットワークのオンラインシンポジウムです。今年のテーマは「山と川」です。まだ登録できます!どうぞご参加ください。
The 2024 Online Symposium of the Network of Asian Environmental Philosophy
asiaenviphilo.com/naep-online-...