いろは

全然分からなくて気になってました！
こちらで知れてよかったです。読んでみます。

私はしてもらう、よりはしてあげる、の方が好きで、でも時々愛情が欲しくなる。私だけに向けられた私への愛を享受する事はきっとないんだろうな。息子からはそれを感じるけれどきっといつか薄れていく。親子だからそれでいい。
そういう人生を選択したのは私だから割り切るしかないのだけれど、時々、寂しくなる。
愛情ってなんだろね。

よく考えたらこれはサスペンスなんだから事件が無いと物語は進まない訳で、私のこの葛藤系はどちらかというと純文学で表現するようなもなだから、親和性が無くて当然よねー。

小説の内容に考えさせられるのは、多少なりとも自分の境遇に近いのかもしれないと思うからかなあ。
加害者が事故に対して運が悪かったくらいの気持ちで、それ以上何の感情も持ってないんだろうな、というのは感じていてだからこそ私はそこに感情を燃やす事は無駄だと思ったし、故意な訳では無いから幸せに生きていていいと思う。これがもし、ごまかしがあったら私はどう思ったんだろうな。それでも今と同じかもしれないな。起こってない事への想像はしても意味がないし、たらればはないから。

強い感情を持つ事が正義なわけじゃないって思ってるけど、強い感情の方が声が大きくて響きやすいからそれが正しい事のように思ってしまって、自分の考え方が正しいのかなと不安になる。でも、感情が正しいか正しく無いかってそんなものケースバイケースでしかないし心のうちは自分だけのものだから誰かにとっての正しさよりも、自分にとって正しいを貫ける私はきっとすごく自立できているはず。だから大丈夫。私は私の事を非難しない。

でもそんな決意などなくぼんやり普通に生きたかったな。無理だけど。

なんだったんだろうなって書いたけど、息子がいてくれたから私は生かされてるし幸せだし、息子を育て上げられる自信がゼロになってた私がここまで前向きになれたのは息子のおかげ。絶対今よりもっと幸せでいる。ここから先の10年も、これまでの人生の中で今が一番幸せだって思えるようにしていきたい。

私にとってこの10年なんだったんだろうな。
元夫がいなくなって、せめて息子が幸せでいてくれたら、長生きしてくれたら、孤独を感じずに生きていけたら。
私にとって大切な家族は息子だけで、今の夫は息子にとっての家族になってくれた人。もちろん感謝してるし、いてよかったと日々思ってる。
万が一私に何かあったとしても、息子にとっての家族がいてくれたら、絶望的な孤独ではないはずだから。
私は、実家が合わなくてそこから救い出してくれた元夫との家庭を大切にしてたのに。私にとっての家族は元夫と息子だったのに。私は家族が欲しかっただけだったのに。

今日は元夫の葬儀の日で、棺の中の元夫の顔を思い出しながらその時々で泣きながらそれでも普通に過ごして、普通に過ごせる事にもさびしさを感じる。
頭がおかしくなりそうなほど悲しかったのに。あのまま発狂して何もかも分からない世界に行きたいくらいだったのに9年経った私は日常を過ごしてる。

時間軸が訳わからないことになるけど元夫としゃべりたいなあ。
夫が私のことただの先輩として見てくれてたら友達になれると思ったのにな。

夫の話や息子の話をうんうん、って聞いてるけど私もしゃべりたい！
我が家の家庭環境複雑過ぎるから気兼ねなく話せる人がいない。というか話す事では無い。はあ。

仕事の話聞いてると意見したくなって良くない。
家族として家庭を運営していく相手としていい人なんだから、仕事のやり方に口出しし過ぎて気持ちをなえさせてもいい事無いし傾聴して吐き出してもらえればいい。愚痴を溜め込んで吐き出すところを分散してもらうことが大事。
私も発散場所作らないとな。さっきも息子にあの人こうじゃない？と言いたくなってそれは子供に話すところではない、って思い直したところ。
あーー、夫以外の家族じゃ無い人と飲みに行きたい……

今日もガラスペン。
筆に墨をつけるようにインクを付けて書くの新鮮。

『二黒の巳』平出修
#朝活書写 No.1655
#朝活書写_1655
2024.04.22

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