第6話 とある女帝の話 より
星使い ティンクル・ライツ ~願いは流星とともに~/想兼 ヒロ - カクヨム kakuyomu.jp/works/117735...
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はじめまして。ファンタジーメインに創作活動をしている想兼(おもかね) ヒロといいます。 よろしくお願いします。 skebなんかも開いてます→http://skeb.jp/@gensoryoki
第6話 とある女帝の話 より
星使い ティンクル・ライツ ~願いは流星とともに~/想兼 ヒロ - カクヨム kakuyomu.jp/works/117735...
(自分にしか、か)
ズキッと、心が軋きしむ音が聞こえた気がした。
「さぁ、どうしようかな」
先ほど、ライツの歌声に感心していたときの顔色とは違っている。洋介の表情は、誰が見ても明らかに曇っていた。
「……ヨースケ?」
#星使いティンクル・ライツ
本文はこちらから。
第3話 幼子の憧憬
星使い ティンクル・ライツ ~願いは流星とともに~/想兼 ヒロ - カクヨム kakuyomu.jp/works/117735...
 彼女は昼間と変わらない様子で今度は星空を見上げていた。
 洋介がその光景に心を奪われていると、ゆっくりと彼女はこちらに向き直った。
――なんじゃ、小僧。眠れぬか。なら、近う寄れ。話し相手になろう。
#星使いティンクル・ライツ
第6話 想いの重さ
第7話 勇者、誕生
第8話 未知なる天命
第9話 白と、黒と、虹色と
第10話 無垢なる翼
本編はこちらから。
第1話 天使の誘い
シルヴァランド物語~放課後の勇者~ /想兼 ヒロ - カクヨム kakuyomu.jp/works/117735...
シルヴァランド物語~放課後の勇者~ 第1話~第10話【Silvaland Story: The After-School Hero Episod... youtube.com/shorts/_5HxQ... @YouTubeより 
挿絵を動画化したものをまとめました。
第1話 天使の誘い
第2話 運命の遭逢
第3話 異界の集落
第4話 悪しき者の影
第5話 心話の魔法
星使いティンクル・ライツ~祈りは夜天をこえて~ 
第45話 祈りは夜天をこえて
かつて神に裏切られた、叶わなかった祈り。 今、友に届けたい、たった一つの祈り。
「さぁ、私に付き合ってもらうぞ」 
▼続きを読む [ kakuyomu.jp/works/117735... ]
#星使いティンクル・ライツ #ファンタジー小説
「……!」
ライツの眉がピクリと動く。下から迫ってくる相手に身構えた。
「こうやって目の前に立つのは、あの日以来だな。星の姫よ」
緊張するライツとは対照的に、カーラは余裕の笑みで彼女の視線を受け止めた。
「欲を言えば、もう少し感動的な再会を演出してみたかったものだな」
部活をサボる気だるい朝。 いつもの通学路で出会ったのは、 高級車で登校する転校生・沢城さんだった。
「ごきげんよう、幸人くん」
その呼び名に、静谷の様子が一変する。 名前が揺さぶる、三人の距離。
第34話「呼び名の意味」 kakuyomu.jp/works/168187...
#小説 #Web小説 #青春 #三角関係
道路を車が通り過ぎていった。あまり見たことが無い種類の車だ。詳しくは無いけど、いわゆる結構な高級車。
ああいうのに乗る奴って、どんなんだろうな。そんなことを思っていたら、学校の近くで停車した。
降りてきた少女の姿に、俺はどこか納得した。長い黒髪が、ふわりと風に揺れている。
【更新報告と雑記】キャラクター先行型の悩みと自戒|想兼 ヒロ @gensoryoki note.com/gensoryoki/n...
27.10.2025 02:09 — 👍 0 🔁 0 💬 0 📌 0「限界を超えたその先に、勝利はある。
第46話『勝利への跳躍』公開!
ミィナ、決死の一撃――その槍は黄金の眼を貫けるのか。」
#幻遊剣士 #Web小説 #創作
幻遊剣士 ~理想と現実の狭間に~/想兼 ヒロ - カクヨム kakuyomu.jp/works/117735...
――文献ではあの目に刃を突き刺した時、ようやく獣は絶命したとあった。
最初から狙いは一つだった。しかし、あの巨体と暴風雨のような爪を相手に、どう槍やりを届かせるか。
ミィナの下した決断は、いたってシンプルだ。高いところから、跳べば良い。
「いくよっ!」
本編はこちらから。
第1話 天使の誘い
シルヴァランド物語~放課後の勇者~ /想兼 ヒロ - カクヨム
kakuyomu.jp/works/117735...
「貴方あなたには、それが見えるのですか? 」
「え? 」
頭上から聞こえた声に、雄輝は頭を持ち上げた。
息を飲む。それこそ、予想もしていない光景だった。
目に入ってきたのは、真っ白な翼。巨木の枝に腰をかけて、雄輝を見下ろしながらさらに続ける。
「良かった。ようやく、出会えました」
元ネタはこちらです。
第2話 色の無い海【Side : Kana】
サマー・メモリーズ~モノクロームの水平線~/想兼 ヒロ - カクヨム
kakuyomu.jp/works/168187...
「色のない、海」
人気のない海岸。奥に広がる水平線。黒だけで描かれたそれは、普段のあいつからは想像できないほどに繊細で、でも、同時にあいつらしいなとも思う。それで完成だと、胸を張れるほどには。
でも、あたしは知っている。それが完成形ではないことを。
「また、夏がくるね。ユキト」
第31話 再会 より
幻遊剣士 ~理想と現実の狭間に~/想兼 ヒロ - カクヨム
kakuyomu.jp/works/117735...
走った勢いでずれていたフードが全て落ちる。そこから、ふんわりと銀色の長い髪がこぼれた。
涙に濡れる紫の瞳をまっすぐに見つめ、シルクは言う。
「本当に君なのかい、マリア」
「はい、兄様。お久しぶりです」
マリアは名前を呼んでもらえたことに、再び感極まりそうになるのをこらえていた。
「諦めないことも才能だ」
試行錯誤を重ねてきたライナスに、エリクが贈った言葉。
それは彼の心に新しい光を灯す――。
#Web小説 #創作 #ファンタジー
第14話 積み上げた財産 - 魔王無き世の英雄譚~かつて世界を救った『拳聖』は、今生で『剣聖』を目指します~ - カクヨム kakuyomu.jp/works/168186...
「やっぱり、『やりたいこと』見つけて、 一生懸命に取り組んでるやつには敵わないのかなって」
そう弱音をこぼすライナスに、エリクは告げる。
「諦めないことも才能だ」 
「試行錯誤して、歩いてきた。それこそが、おまえの財産だ」
彼の心にすっとしみこんだ、不器用な相棒の言葉。
#小説 #創作
ライツは落下したロォルを目で追っているのか、こちらを見ていない。好都合だ。
すぅ、と息を吸い込む。彼女の口に、カーラに集つどった黒が吸い込まれていく。そして、ますます輝きを増した朱の眼で、ライツを見据え、叫んだ。
「『貴方に欺瞞の真実を(ヴェーラ・インガンノ)』!」
第44話「信じて託す」公開。
倒れかけたリィルが洋介に託したのは、妹への想いと未来への信頼。
そして闇妖精カーラが放つ、真実を裂く術――。
#小説 #創作 #Web小説
新しく公開しました
第44話 信じて託す - 星使い ティンクル・ライツ ~祈りは夜天をこえて~ - カクヨム kakuyomu.jp/works/117735...
第17話 暗闇に灯す火 の一部です。全文はリンクから。
星使い ティンクル・ライツ ~祈りは夜天をこえて~/想兼 ヒロ - カクヨム kakuyomu.jp/works/117735...
視線をあげる。向こうの方に、一際鮮やかなポスターが貼ってあることに気づいた。
なんだろ。じっと見て、それが何なのか気づいてハッとした。
「花火大会。そっか、もうすぐだ」
それは地元の花火大会の案内だった。ずきり、と胸が痛む。
第33話「隣にいる相手は」更新しました。
花火大会の記憶が胸をざわつかせる。
想像してみても、浮かぶのは一人だけ。
「頑張ってみようかな」――その呟きを、彼に聞かれてしまう。
#小説 #創作 #青春 #恋愛小説
サマー・メモリーズ~モノクロームの水平線~ - カクヨム kakuyomu.jp/works/168187...
「うろたえるな!」
 その凜とした、透き通った声が兵達の不安の色を吹き飛ばした。皆がシルクに注目する。
「屍兵は魂なき土塊だ。そこに君達の友はいない」
「信じられないなら思い出せ。共に、彼らと戦った日々を」
第43話「魂は共に」更新。
屍兵に怯える兵士たちを前に、シルクは剣を掲げ叫ぶ。
――魂は共にある。未来は僕たちの手で切り開くのだ。
#オリジナル小説 #ファンタジー #創作 #Web小説
新しく公開しました
第45話 魂は共に - 幻遊剣士 ~理想と現実の狭間に~ - カクヨム kakuyomu.jp/works/117735...
理想だけでは、生きていけない。
でも、現実だけでは進めない。
たとえ、どんな過酷な運命が待ち受けていようとも、この剣が折れるまで戦い続ける。
僕は僕の理想を裏切らない。
僕を止めたければ、今ここで斬り伏せろ!
『幻遊剣士~理想と現実の狭間に〜』より
「やりたい、こと?」
初めて聞いた言葉のように、ライナスは復唱した。
こうしてモーングローブ学院に向かっているのも、自分の意思と言えるのだろうか。
(俺は、ただ父さんと兄さんに言われるがままで)
懐に忍ばせた短剣に、ライナスはそっと触れた。