あまねほしみ@歴史解説系宇宙人

配信予定表： 2025年10月30日：3つのペルシア帝国〜イスラム化する前のイランの姿〜 ・シリーズ〜「鎖国」とオランダ〜 2025年11月9日：「鎖国」とオランダ〜なぜオランダだけ日本と貿易できたのか？〜 2025年11月19日：オランダの歴史〜鎖国中の日本と貿易できた理由〜 2025年11月29日：キリスト教と植民地主義〜日本は狙われていた…のか？！〜 2025年12月9日：なぜ日本人はキリシタンになったのか？ 2025年12月19日：スコラ哲学とオッカムの剃刀〜神の存在は証明できるか？〜 ・シリーズ〜アメリカ独立戦争〜 2025年12月29日：【基礎編】宇宙一わかりやすいアメリカ独立戦争 2026年1月8日：【背景編】なぜアメリカは独立したのか？ 2026年1月18日：【闇編】アメリカ独立と先住民と奴隷制 2026年1月28日：【思想編】「アメリカ独立」とは何だったのか？

配信予定です。ご興味がありましたらご視聴いただけると幸いです。多分17:00頃に公開すると思います。
#YouTube

江戸時代は「キリシタンの取り締まり」を名目とした厳しい管理・監視社会だった、という話をしている場面のSS。

よ、し、で、き、た…できたー！！！！
デキタデキタ、ドウガ丶デキタ。
話したいことがたくさんあるんですが、たくさんありすぎて言葉にならないのでひとまず完成の報告まで。
そしてこれよりサムネの作成作業に入るのであります。

AviUtlの編集画面。がんばってる感！

よし、締めの挨拶パートできた！これより各パートを結合する作業に入る！

AviUtlの編集画面で頑張ってる感をアッピール。

動画編集の進捗。メインパートはできた！センシティブなテーマに触れてる箇所なので公開の日がドキドキです。さて、あとは最後のご挨拶パートだ！！

AviUtlの編集画面で頑張ってる感アピール。

動画編集ソフトの編集画面を載せるといかにも「頑張ってる感」が出ると思いませんか？（ニヤリ） というわけで動画製作、36分中26分ぐらいまで編集完了！もう一山！うおぉぉぉぉ（頑張ってる感アピール）

AviUtlの編集画面です。

動画編集、36分中18分ぐらいまで完了。人類が滅びるまでには完成できそうですよ！

AviUtlの編集画面のSS。

動画編集進行中！画像は頑張ってますアピールです。
約36分中、12分まで編集完了。
というわけで次回更新は10月上旬予定と言ってましたが、「予定」の部分を強調することになりそうです。書いててよかった「予定」の一言。日本語は便利。ここまできたら変に焦ってもしょうがない気もしてきました。図書館で借りてる参考文献の返却期限（10/21）までには動画自体は完成する、といいな！

編集開始時点でのSS

セリフを入れて表情をセッティングした。
全体で約36分の動画になるらしい。カップラーメンたったの12回作ってる間に観終わってしまうベリーショートなムービーですね。というわけで編集開始！うおー。

VOICEVOXでの作業中のSS。九州の「天草（あまくさ）」がデフォルトでは「テングサ」と読まれているの図。

VOICEVOXは「天草（あまくさ）」を「テングサ」と読みがち。というわけで動画の台本、VOICEVOXでの音声化完了。全509行。いつもよりほんの少しだけ長めの動画になりそうですが、がんばって観てね。私もがんばって作ります。ちなみに話題が九州関連であることとキャラが九州そらであることは特に関係ありません。

ついに動画の台本が書き上がったぞ…！
台本を1本書き終えただけでここまで達成感があるのは今までにない。
さて、ここからが本番。
ほんのちょっとだけ休憩してから、音声化の作業に取りかかります。久々のVOICEVOX。今回は文章量多いので……楽しみってことにしておこうじゃないか！

そんなわけで次回の更新は10月上旬予定と言った気がしますが「上旬」の定義を変えないと間に合わないかもしれない。地球さん、ゆっくり回っていってね。

動画の台本、だいぶ煮詰まってきた。
しかしまだ分量が長すぎる。
現在約18000文字。これでもギリギリ許容範囲かな…？ できればあと1000文字ほど減らしたいところ。

台本に書こうと思っていた要素がよくよく調べてみると「思ってたのと違う」…なんてよくあること。今しがたも散々調べた挙句、書こうと思ってた要素を１つ「書かないこと」に決めた。回り道をした挙句、動画のコンテンツとしては削るという決定。正直ちょっと時間を損したような感じもしてしまうんですが、これは決して損ではないのだ…！

実際、こういうことは動画作りに限らずよくあることだと思う。
例えば最終成果物として10分の動画が出来上がるとして、もしかすると12分になっていたかもしれない、その切り捨てられた2分の内容。それが不在であることの背後に存在する作業量。涙なしにはいかなる製作物も見れないのであるッ！

台本修正作業の進捗。
知識不足だった箇所を反映させる作業はざっくり完了。
しかし既存のテキストと合体させると分量が多すぎる。今のまま動画化したら早口めに編集しても45分コースだ。せめて30分ぐらいには抑えたいのでもうちっとテキストを絞る。
「情報量が減ってしまう」ではなく「テンポが良くなるチャンス」と見なすのだ！

よし、台本の修正案の構成が大体完璧（←重要）にできた。これより適当に気合を入れて（←重要）本文に取りかかる！

読んだ本の背表紙を並べた画像です： 『カクレキリシタンの実像（宮崎賢太郎）』 『概説キリシタン史（浅見雅一）』 『キリシタン時代とイエズス会教育（桑原直己）』 『隠れユダヤ教徒と隠れキリシタン（小岸昭）』 『迫害された宗教的マイノリティの歴史（濱田信夫）』 『宣教師ザビエルと被差別民（沖浦和光）』 『潜伏キリシタンは何を信じていたのか（宮崎賢太郎）』 『潜伏キリシタン（大橋幸泰）』

次の動画、台本は一応できてたんですが知識不足を感じてそのまま動画化するのは少々不安…ということで図書館で本を借りてきて読んでました。一冊目を通すたびに知らなかったことが多々あったことが判明していく恐ろしさ。まだまだ不充分なところはあるんだろうけど、沼にハマったままでは永遠に動画が作れない。「現時点での自分の理解」で突っ走るしかない、ということで台本の修正に着手するぞ！

次回の更新は10月上旬予定です。地球の自転が思ったより早いので目が回っております。

16世紀のスペインで計画されていたとされる「Empresa de China（中国遠征計画）」の図示。既に植民地支配していたフィリピンを拠点に明を征服し、その先にあるオスマン帝国を東から攻めようという遠大な構想。その手段として日本も征服し、日本人を兵士として利用しようという話が出ていた（らしい）。そこに宣教師側からは東アジアの大国である明への布教が進めば東アジア全体への布教ができるぞという布教熱も重なっていたようで話がややこしい。当時のスペインにはこれを実行するだけの余力がなかったため実行されることはなかったものの、「余力があれば実行する気まんまんだったのでは？」という部分に解釈の余地があり、計画自体も「地に足のつかない構想」レベルにとどまっているため、内輪の勢いで言ってるだけのようなところもあり、「本気度」の解釈には幅が出るところですね。オスマン帝国が実はプロテスタントとは親和性があったというところもまた、カトリック国（スペイン・ポルトガル）とプロテスタント国（オランダ・イギリス）の対立と合致するところであり、考察し始めるとこれだけで動画になってしまいそうなテーマです。

16世紀のスペインによる中国遠征計画（Empresa de China）。
これをどこまで本気だったと解釈するかで歴史認識が結構変わってくる気がする。史実としては「実行はされなかった」ものの、「やる気はあった」と見るか？「言ってただけ」と見るか？宣教師の中でも意見が分かれていたことについても、「一部の強硬派が言ってただけ」と見るか？「やる気自体はみんなあった」と見るか？当時の宣教師の中ではアジアの大国である中国（明）に布教したいというのは共通の目的だったようなので、その手段として過激なことを言う人がいても、表立って反対しにくい空気があったんじゃないか…と私は思うのですがどうでしょうね。

植民地主義は現代的な倫理観に照らして批判されることが多いので、歴史の話をする以上避けて通れないところではありますが、気軽に歴史を楽しむという点からすると「重い」テーマにはなってしまうかな。というわけで…というわけでもありませんが、ちょっとしたジョークとして、現代の役所とかに貼ってある感じの犯罪防止の啓発ポスター風に征服防止のポスターを作ってみました。お楽しみいただければ幸いです。

植民地主義防止のポスター。
1600年前後にこんなポスターがあったわけではありません…という注釈を表示しておかないとフェイク動画って言われちゃうでしょうか。ビクビク。

植民地主義の時代のキリスト教の宣教師が征服の尖兵として語られるイメージを表現した画像を表示しているシーン。これが本当なのかどうかについては、ある意味でイエスとも言えるがノーとも言える、歴史の解釈が分かれるところ。特にカトリック国の海外進出と布教が結びついていたのは確かではあるものの、どちらの面に焦点を当てるかによって話のトーンが変わってくる。そういう面もあったことは否定できないものの「布教＝100%征服のツール」とまで断定するのは極端なところなんじゃないかとは思う次第です。

「鎖国」とオランダシリーズの第三回の動画が完成！
なんかすごいイイ感じにできた。公開の日が楽しみすぎて心の鼻血が止まりません。

植民地主義の時代のキリスト教に関して「宣教師＝征服の尖兵」と言われることがあるが実際どうなのかを語る内容。微妙にセンシティブなところもありつつ、バランスのいいところに着地できたと思う。ドキドキ。

というわけで次シリーズ用の動画はこれにて9本完成。目標残りあと1本！

鎖国形成期の日本においてキリスト教を禁止するかどうかの選択がおこなわれたことを8bitマシンのゲーム画面風に表現した画像。

こういう表現はナウなヤングには伝わるだろうか……？

ポイントは：当時のオランダはカトリック国のスペイン・ポルトガルと敵対していたこと。独立戦争でスペインから経済制裁を受けたため打開策として海外進出をはかるべく日本へ来たこと。鎖国形成期の日本に来ていたのはカトリック系の宣教師だったこと。オランダはプロテスタント国である上に布教を目的としていなかったこと。結果、他の西洋諸国は「鎖国」で排除されたがオランダは交易を継続することとなった。（ちなみにイギリスもプロテスタント系だがオランダとの競争に負けて自主的に東アジアから撤退）

「鎖国」時代の日本とオランダの関係をテーマとした動画の2本目・オランダの歴史編が完成！というかこのSSの一枚ですべて集約されてますね。これを見れば動画を観なくてもいい（観て！）

いわゆる「鎖国」期の日本と西洋の国ではオランダだけが貿易を続けていた理由が「キリスト教の布教をしなかったから」とはよく知られているところだと思いますが、ではなぜオランダはポルトガルやスペインと違って、日本とキリスト教抜きの関係を構築するに至ったのか？ ということでシリーズ第2回、オランダの歴史を見ていく動画の作成に突入です。

日本でいわゆる「鎖国」が完成した1640年頃から、西洋におけるイエズス会弾圧の年表を表示している画像。 1640年　日本で鎖国体制が完成（キリスト教禁止） 1758年　ポルトガルでイエズス会禁止 1759年　ポルトガルからイエズス会追放＆財産没収 1764年　フランスでイエズス会の活動禁止 1767年　スペイン領土からイエズス会追放 1773年　教皇クレメンス14世の回勅でイエズス会解散 なお、1814年にイエズス会は復活し、現在も存続している。

江戸時代の日本でキリスト教が排除されたのと同様に（同様に？）絶対王政期の西ヨーロッパでもイエズス会が解散させられているのは興味深いですね。結局、権力者にとって邪魔になると見なされた団体が排除されるのは宗派や信仰に関係なく同じなのかもしれない。

「鎖国とオランダ」と題して四回シリーズの動画を作成するぞの巻。 第1回：鎖国とは何か？キリスト教禁止の経緯 第2回：オランダの歴史と日本との関係 第3回：キリスト教の布教と植民地主義 第4回：なぜ日本人はキリシタンになったのか？

「鎖国」という語はドイツ人ケンペル氏の著書『日本誌』のオランダ語版の一部の志築忠雄氏が訳したときに題名として『鎖国論』としたのが日本語としての初出。いわゆる後世で言う「鎖国令」が出された江戸初期には存在しない言葉だった。

「鎖国」と称される時代でも長崎、薩摩、対馬、松前でそれぞれ中国とオランダ、琉球、朝鮮、アイヌとの交易があった。近年ではこれを「四つの口」と呼び、「鎖国」の時代でも外国との交流を閉ざしていたわけではないという側面が強調される傾向にある。

一時期は「鎖国」という用語が教科書から削除されるという話が「鎖国はなかったのだ！」といったセンセーショナルな語り口で流布されたが、結局その案は却下され、現在も用語としては使われているようだ。従来の「外国に対して国を閉ざしていた」という否定的なイメージではなく、当時の江戸幕府による対外政策の形として捉え直す向きがあるようです。

というわけで、いわゆる「鎖国」の時代に西洋の国ではなぜオランダだけ日本と交易できたのか？という素朴な疑問を出発点とする4回シリーズの動画に取りかかったのであった。しかし「鎖国」と言っても中国、琉球、アイヌなどとは交易はあったとか、当時は「鎖国」という名称はなかったとか、一時期は教科書から「鎖国」という用語を削除する案もあった件などにも触れないわけにはいかず、冒頭部分が煩雑になるのであった。ここからようやく本題でござる！

というわけでアメリカ独立戦争の動画その4が完成！当初は一本の動画にするつもりだったのが、まとまらなかったので4本に分けたのは一石四鳥というべきなのかどうかのか。鳥さんに石をぶつけるなんてヒドイ！

メイフラワー契約の日本語訳のSS。社会契約の実例とされるがこの時点ではイギリス国王への忠誠を誓うという形式をとっており、独立して新たな国を作るという発想にはなっていない。

17世紀初頭、イギリスからアメリカに移住したピューリタンを含む開拓団が植民地での結束を約束したメイフラワー契約。その中で「キリスト教信仰の振興」が目的の１つに謳われている。こうしてアメリカは世界に冠たるダジャレ国家として歩みを始めたのである！というのはもちろん冗談で、自分たちの合意に基づいて政治的な統治体制を決める「社会契約」の先駆的な実例として注目される、というのがメイフラワー契約です。
#歴史

動画のテーマは独立戦争なので南北戦争の話はしないつもりだったのだけど奴隷制の話をした以上、一言触れないわけにはいかず、一言触れた以上、動画のビジュアル的に地図を表示しないわけにはいかず、がんばって地図を作ってしまったぜ！これはアレですか、いずれ再利用して南北戦争の動画も作れという神のお告げですか。各地が歪んでるのは地球が丸いからです。カンザスは直した方がいいかなぁ。

アメリカの独立の話をする以上避けては通れない部分、先住民と奴隷制の話。いやぁセンシティブだった。というわけで4回シリーズの3回まで動画製作完了。

アメリカ独立戦争をテーマにした動画の第三回の目次。 ～先住民と黒人奴隷～ ・「インディアン」は間違いなのか？ ・インディアンとの複雑な関係 ・奴隷制、反対意見が言えない時代 ・奴隷も戦った独立戦争 「インディアン」といえばコロンブスがインドだと思い込んでいたから…という話が有名すぎますが、必ずしもこの呼称が間違いとは言い切れない、というお話もします。

アメリカ独立戦争の第3回の動画作成に着手。センシティブな話題だ。私は正義の味方なのでエグイ話をエンタメ的に消費するような動画にはしない所存であります。

ボストン茶会事件とは：イギリスへの抗議として東インド会社の紅茶が海に投げ捨てられた事件。既に商人が仕入れていた紅茶も倉庫から強奪され投棄された。

ボストン茶会事件はオモロイなぁ。