十二人の怒れる男と戦闘機
「十二人の怒れる男」に潜む冷戦の論理について。
『オズの魔法使』のカンサスパートは、どのようにしてセピアトーンにされたのか。1930年代に一時的に流行したウラン化合物によるセピア調色の話です。
25.02.2026 06:05 — 👍 2 🔁 1 💬 0 📌 0
今までフィルム・ノワールについて色々書いてきましたが、これから趣向を変えて、有名なノワール作品について、古今東西、いろいろと関係ある映画をピックアップして紹介していきたいと思います。
第1回目は『殺人者』。ヘミングウェイの原作から派生してきた4本の映像作品を取りあげます。オリジナルの『殺人者』、タルコフスキーの学生時代の習作『殺し屋』、ドン・シーゲルの『殺人者たち』、そして押井守脚本のルパン三世『ダイナーの殺し屋たち』。あの短編小説に、それぞれどうアプローチしたかを、あまりネタバレしない範囲で紹介します。
生まれて初めて批評を書きました。序盤の『シンエヴァ』考察の部分だけでも完結してますので、是非ご笑覧ください。
note.com/yukawashizuk...
第二次世界大戦直後のアメリカの映画批評を通して、ハードボイルドな《タフ》な映画がどうとらえられていたか、また『我等の生涯の最良の年』をどう同時代の人たちは評価したか、を見ていきます。
20.02.2026 07:00 — 👍 4 🔁 1 💬 0 📌 0
純朴な時代の美しい音楽
かつてアメリカで《ビューティフル・ミュージック》と呼ばれていた音楽。そしてその時代の《記憶》についての話。
ご指摘ありがとうございます。修正しました。
16.02.2026 01:00 — 👍 1 🔁 0 💬 1 📌 0「映画は映画館で観ないと意味がない」「スマホで見ても映画は映画」── 「何のメディア」を「どんな期待を持って観ているか」は、人によって違うし、同じ人でも状況や気分によって違う。むしろ、この「自分自身の体験に関して考える」というのが思ったよりも難しい。
16.02.2026 01:00 — 👍 3 🔁 1 💬 0 📌 0
マックス・スタイナーについてのノート(Part III)
コロンビアレコードの30番街スタジオについての話。そして小さなスピーカーの特徴について。
イーグル゠ライオンという映画会社を追ってみてきましたが、今回は最終回。あっという間に事業を閉鎖することになったいきさつとその後を見ていきます。
08.02.2026 07:02 — 👍 6 🔁 0 💬 1 📌 1
マックス・スタイナーについてのノート(Part II)
あの有名な「夏の出来事」という曲の成り立ちについての話。そして、その後の曲の受容について。
イーグル゠ライオン最大のヒット作『Tーメン(1947)』のスタイルを再考察してみたいと思います。《セミドキュメンタリー・スタイル》とはどんなものか。『Tーメン』が他の作品と一線を画している理由はどのあたりにあるのだろうか。
当時の映像ジャーナリズムとの比較もしてみました。
おぞましい野蛮が飛び出すとき
SNSによって保守派とリベラルの対立が深刻化していると言われていますが、その「2極対立」のエンターテインメントの歴史について考えてみます。最も影響を与えたのが1968年のウィリアム・F・バックリー・Jrとゴア・ヴィダルの討論番組でしょう。そしてCNNなどのニュース・エンターテインメントがそれをさらにおし進めていきます。ポリティカル・コレクトネスをめぐる議論は、この「2極対立」のフォーマットにすっぽりはまってしまったのです。
マックス・スタイナーについてのノート (Part I)
マックス・スタイナーといえば、『キング・コング』や『風と共に去りぬ』の映画音楽を手掛けた作曲家として有名です。彼はRKOで96本の作品に関わっていますが、トーキー初期の映画音楽の技術革新にも深く関わっています。特にリレコーディングの技術を利用し、音楽と映像の同期についての先駆者でした。
成瀬巳喜男監督『晩菊(1954)』は、戦後の日本における中年女性の孤独と生き様を描いた映画です。三人の女性の物語が交差し、経済的な困難や過去の男との関係が織り交ぜられていきます。ここでは林芙美子の原作を見ながら、現代の私たちが見落としてしまいそうなディテールを追ってみます。
22.01.2026 06:05 — 👍 4 🔁 2 💬 0 📌 0冷戦時代の米ソの間に起きた「博士の異常な愛情」も顔負けの事件の数々。あともう少しで世界は破滅していたかもしれない。あの日、フィンランドのテレビ局が「続エマニュエル夫人」を放映していたら、間違って核ミサイルが発射されていたかもしれない。
19.01.2026 05:00 — 👍 3 🔁 1 💬 0 📌 0
フィルム・ノワールのプロデューサー、今回はレナード・ゴールドスタインです。
日本では全く知られていない映画人ですが、『死刑五分前(1954)』は彼の死後に双子の兄弟のロバートが完成させた、堅実なエンターテインメント作品です。ゴールドスタインは映画館を大事に考えていた稀有なプロデューサーでした。
アニメ「名探偵ホームズ」の製作経緯について。
宮崎駿を含む日本側、イタリア側それぞれの視点からの話が描かれていて面白い。スケッチや絵コンテも素晴らしい。
創作と労働
執筆から得られる収入で生計を立てられる作家は少ない。
そこで、どうしても(不本意な)労働に従事しなければならないーという話。
ハーマン・メルヴィルは「白鯨」が全く売れず、税関の官吏を続けた。ウィリアム・フォークナーは3年間も郵便局に勤めていた(ずっとサボっていたらしいが)。ウィリアム・S・バローズは除虫業者、オクタヴィア・バトラーはポテトチップスの品質検査係。
ちょっと違うけど、ジョン・チーヴァーは、毎朝、会社に出勤するみたいにスーツに着替えて、奥さんにキスして「行ってきます」って言って、エレベーターでアパートの地下まで降りて、地下の部屋でパンツ一枚になって小説書いてたらしい。
アメリカ国防省はイコノラマの次に大型ディスプレイとしてケルヴィン=ヒューズ型ディスプレイを採用した。レーダー映像を撮影し、そのフィルムを自動現像し、1.8メートルのスクリーンに自動で投影するという画期的な装置だった。
15.01.2026 05:00 — 👍 1 🔁 0 💬 0 📌 0映画『オッペンハイマー』でクリストファー・ノーランはトリニティ実験の爆発を撮影することに執着しました。その執着が忘れたものについて考えてみます。
12.01.2026 05:00 — 👍 6 🔁 4 💬 0 📌 1『博士の異常な愛情』は、冷戦時代の核戦争危機を象徴的に描いたブラックコメディです。しかし、あの映画で描かれた世界は冷戦の実態よりもはるかに「進んで」いたのです。実際の米ソの間には直通電話は存在せず、リアルタイムで爆撃機の位置を示す作戦ボードも存在しませんでした。当時アメリカが実際に使用していた作戦ボード「イコノラマ」についての話です。
08.01.2026 05:00 — 👍 4 🔁 1 💬 0 📌 0"If international law mattered to the US, Netanyahu wouldn’t be basking in the afterglow of his 5th US visit since Trump was reelected and ICC Judge Kimberly Prost would still be able to ask her Amazon Echo to turn on the livingroom lights."
05.01.2026 13:27 — 👍 1 🔁 0 💬 0 📌 0My friends in Austria sent this and I can't stop watching...wait for the end. 🤗💜
03.01.2026 11:38 — 👍 1797 🔁 726 💬 52 📌 164このあいだノーラン『インソムニア』の不眠症表彰を分析した人が『ファイト・クラブ』を引き合いに出してたけど、ノーランとかフィンチャーとか、リンチの『ロスト・ハイウェイ』とかシャマラン『シックス・センス』とかもそうで、1990年代後半のアメリカ映画に男の自意識と現実の乖離を描く自己の分裂テーマの映画が集中して現れたのは面白い現象じゃないかとおもう
30.12.2025 09:40 — 👍 4 🔁 1 💬 0 📌 0『ザ・キラー』の語りと行動の不一致という点は観ながら『アングスト/不安』を頭に思い浮かべてて、あれは頭の中の独白では冷静沈着なスーパー殺人鬼の俺を語ってる男が現実にはまったく予想通りに事が運ばずテンパりまくるというコメディだったので、『ザ・キラー』もそういう類いの真顔のコメディとして笑いながら見ていたし、考えてみればフィンチャーの映画というのは『ファイト・クラブ』の主人公にしても『セブン』のジョン・ドゥにしても「頭のなかに思い描く理想の俺」と現実の自分のズレを嗤う、男の自意識を批判する映画であったよな。でもフィンチャー自身はどこまでそれを意識的にやってるのか不明。
30.12.2025 09:36 — 👍 4 🔁 2 💬 1 📌 0デビッド・フィンチャー監督の『ザ・キラー(The Killer, 2023)』について、その特異な語りの構造について考えてみました。信頼できない語り手の物語としてカズオ・イシグロの「日の名残り」と比較しながら考えてみます。
30.12.2025 08:12 — 👍 3 🔁 2 💬 0 📌 0
今回の「硝子瓶」は
・オピオイドと政治とミュージック・ビデオの話
・CBSの「60ミニッツ」の番組延期とリーク
・ロジャー・コーマンのフィルム・ノワール
・マイケル・ベイ監督のドキュメンタリー映画
についてです。
第二次世界大戦後のイタリア映画と言えば《ネオリアリスモ》を思い浮かべると思いますが、では戦争から戻ってきた復員兵はどのように描かれていたのか。『荒野の抱擁(1947)』と『盗賊(1946)』を例に見ていきます。
26.12.2025 07:00 — 👍 4 🔁 2 💬 0 📌 0