小栗先生いつもWikipediaの編集ありがとうございます(?)
ずっとお元気でこれからもミンネザング本たくさん出してほしいです
@wpltih.bsky.social
Blueskyって何しゃべったらいいんすか?
小栗先生いつもWikipediaの編集ありがとうございます(?)
ずっとお元気でこれからもミンネザング本たくさん出してほしいです
"ナイトハルト・フォン・ロイエンタール 著"ってフレーズ、強すぎる。
10.09.2025 12:34 — 👍 1 🔁 0 💬 0 📌 0ナイトハルトの歌集出てました。買います。
ナイトハルト歌集 中世ドイツ叙情詩の怪作- ナイトハルト・フォン・ロイエンタール 著 伊東泰治 馬場勝弥小栗友一 有川貫太郎 松浦順子 訳|鳥影社
www.choeisha.com/pub/books/21...
郁文堂onlineって私が気づいてないだけで昔からあったんかな
その割に記事の日付みんな新しいが
最近郁文堂onlineの存在に気づいたので投稿
語学学習者向けに、語学の学び方に関する情報(おすすめ参考書、オンラインレッスン、資格情報など)をまとめてくれている
今は英語学習の記事のみだが、ゆくゆくはドイツ語も取り上げてくれるのでは…という下心を込めて
個人的にはドイツ語初心者向け多読テキストのラインナップが知りたいです
www.ikubundo.com/online/ikubn...
消息途絶えてたけど(1)は読み終わりました。
その後に(2)をみてみると、解説の本丸はほぼ1にあり、2は抒情詩に固有の事柄を取り上げているようだ
2の解説の進み方に脈絡がない印象だったのは、これがそもそも1の補足であり、そして何より私が1を読み飛ばしていたからに違いない🌿
欲しいっ…これでドイツ語の勉強がしたい
でもどれくらいの難易度なんだろう……
www.ikubundo.com/book/9784261...
やっぱりちゃんと(1)の方から読まないとだめっすね
17.01.2025 03:57 — 👍 0 🔁 0 💬 1 📌 0なんじゃこりゃ…
17.01.2025 03:56 — 👍 0 🔁 0 💬 1 📌 0【『中高ドイツ語詩の韻律法(2)』 読書メモ】
中高ドイツ語期の抒情詩は
・①Lied②Spruch③Leichの3種類に分類される
・3つとも人間の声で歌われたところが共通点(=どの詩にもテクストとメロディーがセットで存在する)
・詩の構造として、この中でLeichは特殊だが、LiedとSpruchは同類として考えても大丈夫
・中高ドイツ語でテクストをwort、メロディーをwiseと言う
ちなみに1が叙事詩について、2が抒情詩(ミンネザングはこっち)についてという構成になっています
ミンネザングだけなら2のみ読めば良さそうな気もするが、1で双方に共通することを解説していたら困るので、念のため1から読んでいます
『ドイツ詩を読む人のために』があまりに入手困難なのでジェネリックを見つける必要性を感じる。
しかしこれを超えるあるいは並び立つわかりやすい本が見つかる自信がない
これたぶん何もなしの状態から読むの難しい…
ドイツ語韻文詩の概略はすでに知っていて、中高ドイツ語詩はこれから知る予定の人向けの内容(当たり前)
ドイツ詩の概略を把握したので、次は中高ドイツ詩に特化した読書をします
羽鳥重雄『中高ドイツ語詩の韻律法(1)(2)』を読んでいきます
WEBで読めるのでリンク貼っておきます
(1)
ycu.repo.nii.ac.jp/records/2001...
(2)
ycu.repo.nii.ac.jp/records/2001...
ドイツ韻文詩の基本の部分は読み終わりました。一旦読書メモ終了とします
追加で必要なところだけ読んでいくつもりなので、その場合は追記します
2.半韻(アソナンツとも)
一般には、強音となる母音だけで押韻することを指す
本書の例によると、tr(a)nk-sch(a)ffが半韻
()で囲った強音母音aは一致しているが、それに続く部分は不一致となっている
初期のミンネザングでは押韻技術が発展途上なのでしばしば見られた
その後、初期が終わっても多少は残ったようで、この時期の歌人フリードリヒ・フォン・ハウゼンが半韻を連発しているらしい(高津春久『ミンネザング』解説部分より)
遅ればせながら、韻の種類は大分類で3つ
1.脚韻(現在「韻」と言えばこれ)
行末の語同士が一致した部分を持つ
今までメモしてきた韻の話はすべてこれに該当
2.半韻
ミンネゼンガーに常習犯がいる。よって後述します
3.頭韻
脚韻が登場する前の古高ドイツ文学では使われていた
ミンネザングは中高ドイツ文学なので登場するかどうか…?なので一旦保留
ただ、韻の始まりの強音は完全に同じ音である必要はなく、音的に近ければ韻として成立する(字面上の近さではなく、口に出して言ったときの音の近さ)
本書では例でいくつか挙げられているけど、面白いと思ったのがiとü、eとöは近い音だと思われている点
üは口を丸めてiを言った音、öは口を丸めてeと言った音なので、近いと言えばもちろん近いけど、日本人が聞いて似てると感じるかは微妙だと思うので(日本人にとっては、üやöはュとかオに聞こえると思う)
ドイツ語話者にはそう捉えられてると知れて面白いです
これで一体何に驚いていたかというと、脚韻は行末の語の最後の数文字が一致していれば成立してると思っていたからです
例えば、複数行において単語が-genで終わってたらそれでいいと思ってた
でもそれは正確には韻になっていなくて、-genの前にある強音から一致している必要がある
本書の例を引用すると ※()内の文字が強音
×f(a)ngen-h(i)ngen
○f(a)ngen-h(a)ngen
×の方は強音部分がそれぞれaとiであり、始まりの強音が異なるので韻にならない
bsky.app/profile/wplt...
ハルトマンはミンネゼンガーというよりかは宮廷叙事詩の人だけど、コテコテのミンネゼンガーでいくとヴァルターはオーストリア周辺、ラインマルはアレマン地方の出身だろうことは現状大きな異論ないらしいので、使っている言葉である程度類推できているのだろう
(たしかラインマルはアレマン地方の方言使ってると言及されてたような)
ミンネゼンガーは多くの場合出身地がわからないのだけど、本人が詩の中で使っている言葉に方言が含まれていることがあり、そこからだいたいどの地域出身かくらいは割り出せるらしい
ハルトマン・フォン・アウエはアレマン方言の影響でmとn、chとcを混同している、という例がある
ノベルスカヤ⇔ノベルスキー 好き
19.12.2024 08:33 — 👍 0 🔁 0 💬 0 📌 02.外面的規則(韻)について
強音のある母音からスタートして、その後に続く音が同音であること
つまり、韻の部分は必ず強音である
まじ???
bsky.app/profile/wplt...
19.12.2024 03:35 — 👍 0 🔁 0 💬 1 📌 0単語の音節強弱に限定してなかったわ
「読み上げた時に違和感のある部分の調整」というかんじ
その中には単語も含まれるとは思うが
(逆に他のケースってどんなんだろう)
Q.どうしてそんなことしなきゃいけないんですか?
A.ドイツ語は単語レベルで音節の強弱が決まっていて、韻文詩でもこの強弱は変えないのが基本
しかし詩全体のリズムと単語の音節強弱が喧嘩するときがあるので、そういうときの調整方法が転置強音と均衡強音
転置強音と均衡強音、理解が難しい
一旦仮メモを残します
転置強音:詩の行頭で強音と弱音の位置を入れ替えること
均衡強音:強音と弱音を同じ強さで読むこと
転置強音はドイツ詩のほかに英詩でも見られる手法、
均衡強音はそれより一般的な手法?
(余談)ドイツ語は強勢アクセント(強弱アクセント)なので韻文詩と同じ規則性で話されます。
そこが一致しているのでドイツ語話者が韻文詩を聞いたら自然なリズムと感じるはず
『ドイツ詩を読む人のために』(郁文堂)読書メモ
韻文詩には何かしらの法則性・規則性がある
ドイツ詩の場合、その規則性には2種類ある
1.内面的規則(リズム)
2.外面的規則(押韻)
リズムは詩の言語によって色々な種類があるが、ドイツ詩の場合はどの音節を強く読み、あるいは弱く読むかで、つまり強弱でリズムが形成されている
(サブとして長短のリズムもあるが、主なのは強弱リズムと考えて良い)