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ねずみ

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まっさらからスタート 旅と本と美術館とおやつと家のこと

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今月の旅ふたつめ。また全然、遠野とテンションの違う土地を訪れていた。約10年振りのシドニー、かつての少し田舎な印象は消えて活気のあるお洒落で綺麗な街に変わっていた。成長していく国、という空気感。みんなが楽しく明るく過ごしているように見える。街並みはイギリスらしさが沢山あるのに、ヨーロッパ特有の暗さが全く無くて治安も良さそう。コロナを経たからもあるだろうけれども、衛生面が格段に良くなっていた気がする。

29.09.2024 13:43 — 👍 7    🔁 0    💬 0    📌 0
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小さなお稲荷さんと、山口デンデラ野。お稲荷さんは静謐な空気が漂っていた。デンデラ野、ここに追いやられたご年配の方々に思いを馳せる。追いやらざるを得なかった方々にも思いを巡らせる。捨てるのではなく集団生活、と思ってもどちらも辛かっただろう。熊注意の看板があり早めに引き上げた。昔も熊は居たのかな。狼も居たのだものな。続石や五百羅漢は本当に熊に遭いそうな入口だったので熊鈴を持ちながらも断念。獣の匂いがしていた。カモシカなども出てくるそう。

17.09.2024 15:11 — 👍 7    🔁 0    💬 0    📌 0

旅行談など見たり読んだりして行きましたが、やはりその場で感じるものがあったのでオススメです。エリアが割と広範囲に渡るので、レンタカー必須かもしれません。

17.09.2024 11:57 — 👍 2    🔁 0    💬 1    📌 0
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続、遠野への旅。御蚕神堂と卯子酉神社。もっと鬱蒼としているかと思えば、人の生活が近くに感じられ日常に溶け込んだ場所だった。卯子酉神社なんて農作業されている真横だし。それこそが信仰や異界が近い遠野らしさかもしれない。地元もちょっとそういうところがあるものなぁ、テーマパークとしての寺社ではなく生活の一部の寺社。

17.09.2024 11:41 — 👍 12    🔁 0    💬 0    📌 0
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今月の旅行ひとつめ。ずっと行きたかった遠野へ。遠野市立博物館の広告をネットで見掛け、そういえば東北に出張予定があると思い、レンタカーで行けるのでは?と計画。柳田國男の遠野物語の世界に!憧れのカッパや座敷童子の地に!と楽しみにしていた。稲刈りの季節、そこここに神様が祀られている中を巡っていく。月並みな表現をすると「どこを切り取ってもジブリの世界みたい」。物語を再読していったので、ここであの人がこんな目にあったのかなど身近に感じる。佐々木さんの話を聞いた柳田翁による元祖聖地巡礼なんだろうね、遠野物語は。

17.09.2024 08:44 — 👍 17    🔁 1    💬 0    📌 0
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「隣はシリアルキラー」「テロリストの家」(中山七里)読了。前回中山七里さんを読み進めていた時は、この1つ前の本が文庫化された時だった。あれから沢山刊行されている!筆が速い作家さんは、同じ方のを連続で読むタイプの読み手には嬉しい。どちらもちょっと物悲しいような作品。テロリストの家は特に、結末は呆気ないのに心にズンとくる。公安はもっと厳しい印象があったけれども、やはり1人の人間として皆生きているのだなぁと当たり前のことも思う。お馴染みの警察関係者はちょこちょこ登場、これもまた嬉しいポイント。

17.09.2024 06:47 — 👍 8    🔁 0    💬 0    📌 0
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ただいまブルースカイ。宣言通り本を読む余裕が時間的にも精神的にも無かった1ヶ月あまり。今月は旅行続きで忙しそう、でも移動が多いので読書は出来る。
「テスカトリポカ(佐藤究)」読了。最近あまり読んでないジャンル、とにかく次々とスケールの大きな展開が続き世界にハマる。しかもリアル、本当に身近にこんなことがあるのでは?と思わされる。あと裏稼業もやはりビジネス、経営手腕は普通のお商売に求められるものと似ているのだなと妙に感心した。まぁそこに暴力が絡むから力も増幅したり却って綻んだりするのだろうけれども。

17.09.2024 03:56 — 👍 14    🔁 0    💬 0    📌 0
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「坂の途中の家(角田光代)」再読、読了。アマプラでドラマ化と聞きもう一度読むことにした。おそらく昔は子育て前に読んだ。今は全ての情景がギュッと目の前に迫ってくる。子供の泣き声まで聴こえてきそう。そして全体を通してずうっと真綿で首を絞められているかのようなザラザラとした苦しさが流れていて途方に暮れてしまった(小説として良い意味で)。

09.08.2024 04:55 — 👍 6    🔁 0    💬 0    📌 0

驚くことに今月まだ1冊も本が読めていない。外の光が眩し過ぎて夜にKindle見るのもしんどい時がある影響も、まぁ根本的に日々慌ただし過ぎるのが原因。頭を悩ませる自分では解決出来ないことが目の前にあるせいでもある。これが続くと心がどんどん荒んでくるので、注意しなければ。

07.08.2024 01:09 — 👍 4    🔁 0    💬 0    📌 0

今夜は本を読もう!と思っていたのに、一昨夜軽い気持ちでアマプラで観た「ゲゲゲの謎」にすっかり心を持っていかれてしまって、ぼんやりそのことばかり考えていた。ストーリーはじめ随所にこちらに刺さる部分があった、何から何まで好みだったなぁ。近々2度目に挑戦しようと思う(SNS界隈では観ることを「入村」というらしい、その表現に相応しくぐっと自らが入り込んでいく作品だった)。

01.08.2024 14:24 — 👍 6    🔁 0    💬 0    📌 0
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「本と鍵の季節(米澤穂信)」読了。米澤さんは「玉野五十鈴の誉」で衝撃を受けたのが初めましてだった、こちらも打って変わって楽しい学園ものかと思えばみるみるあやしい雰囲気に。ラストがそこで終わっているのが心憎い。
7月最後の本がこちら。今月は14冊。落ち着いて読める時間が多かったので、そこそこ。来月は多分あまり読書出来ない…。

01.08.2024 11:53 — 👍 6    🔁 0    💬 0    📌 0
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「にじいろガーデン(小川糸)」読了。前知識無しで読んだので結構驚いた、こういう愛の形もある。こんなうまくいく?みたいなところもあるけれども、綺麗事ばかりでは無い。楽しい生活だねーだけで終われないのが心に響いた。生き方に正解なんて無い、どれを選んでも辛いこともあれば幸せな瞬間もある。

ナツイチの本をようやく読み始めた、どれを紙の本で買うかが悩みどころ。栞集めたいから4冊は欲しい。これは手に取り何度も読み返したいから紙向きだった、良かった。

01.08.2024 11:43 — 👍 6    🔁 0    💬 0    📌 0

個人的には無い方が芥川っぽいユラーリとした空気感が出て好きかもしれません!なんにしても可愛いです、素敵。

28.07.2024 13:34 — 👍 1    🔁 0    💬 1    📌 0
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「天使の眠り」「Fの悲劇」(岸田るり子)再読、読了。親子関係の話になってくると、ぎゅっと心が締め付けられる。後日談が意外と二つともあっさりしていて、全体的な構成としても似ているような。これにて岸田さんのKindle本は再読全て終了。舞台になった場所が近くに沢山あるので、歩いて通るたびにしばらく物語の登場人物たちを思い出しそう。

27.07.2024 15:09 — 👍 5    🔁 0    💬 0    📌 0
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夕日が綺麗で食べ物が美味しいのは一番贅沢だと思う。毎年変わらない奇を衒わない素材のままの食事と、眺めているうちにどんどん変わっていく空の色。これに温泉までついているのだから最高。お風呂好きなので、コロナで頻繁に行くようになりすっかり国内旅館の旅にもハマってしまった。海外リゾートやホテル滞在とはまた違う良さがある。

25.07.2024 05:40 — 👍 10    🔁 0    💬 0    📌 0
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毎年海水浴に通っている近場の海へ。遠浅で透明度が高くて過ごしやすい、波が透けているのが好き。海の家を中心に少し賑やかなゾーンはあるものの、端にいけば人が少ない。なぜか落ち着くのは騒がしいお客さんが少ないのと、あとビーチに音楽がかかっていないおかげだと気付いた。波音と遠くから聴こえる笑い声だけ。1時間に1度時報と注意事項が放送される。10年以上来ている、ずっとこのままの浜で居て欲しい。

24.07.2024 12:12 — 👍 7    🔁 0    💬 0    📌 0
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「めぐり会い」「白椿はなぜ散った」「密室の鎮魂歌」(岸田るり子)再読、読了。どれもふんだんに京都の緩やかな日常とちょっと異界に踏み入れるようなあやしさと、人の怖さと純粋さと、対極のものを感じられて良い。一点だけ地名であり得ないものが出て来たのが本筋には関係ないけど気になった(東西筋同士の交差点)、誤植なのか敢えて場所をぼかされているのかな。というぐらいに他は地理的にも細かく書かれていて、またそれぞれの地域の光景と起こる出来事もよく合っていて、地元民に楽しい。

18.07.2024 09:02 — 👍 6    🔁 0    💬 0    📌 0
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「無垢と罪」「味なしクッキー」(岸田るり子)再読、読了。無垢と罪は連作短編のようなものが形を成して謎を解くのに繋がるので途中でやめられなくなった。味なしクッキーは作者さんも後書きで書かれているけれども、どれも後味が悪くダーク!二度目なのにまた、ハラハラしてしまう。岸田るり子さんは地元の描写が多くお店の固有名詞もあがるので、リアルにその場所を想像して面白い。

13.07.2024 16:42 — 👍 6    🔁 0    💬 0    📌 0

今年も文庫本の夏の100冊カタログを眺める季節になりました。新潮文庫は既読43冊、とだいたいいつもぐらいだと思うのだけど、ナツイチは9冊しか読んでいなかった。Kindleに偏っていて本屋さんの平積みを見ていなかったからかな。読みたい本が20冊ぐらい。楽しみだー!

13.07.2024 02:04 — 👍 7    🔁 0    💬 0    📌 0

ありがとうございます!!こんな細々思いついた時に書いているブルースカイでお祝いを言っていただけるなんて、とても嬉しいです✨いろいろ楽しいこと満載の一年になるようにしたいと思います!

09.07.2024 05:01 — 👍 1    🔁 0    💬 0    📌 0
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パリの本を読んだので、久し振りに旅の思い出シリーズ。産前は最低でも2年に1度行っていた。トランジットでの滞在を合わせたら毎年かもしれない。珍しく「ザ•パリ!」みたいな写真を見つけた。何度訪れてもルーヴルは好きだし、チュイルリーで読書をする時間も大事。Googleマップを見ると、星をつけているお気に入りのお店に閉店の文字を見ることがコロナ後増えた。

09.07.2024 01:21 — 👍 8    🔁 0    💬 0    📌 0
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「パリ症候群(岸田るり子)」再読、読了。少し荒唐無稽なような、でもパリならあるんじゃない?と思えるような話。岸田るり子さんは地元が舞台の話が多くて一時期読み漁っていた。キラキラしたパリではなく退廃的なパリ。一つ目の表題作が、とんでもない大事件に繋がるかと思いきや主人公の周りにとぐろのように真実がある話で、却ってリアルで好きだった。

09.07.2024 01:09 — 👍 5    🔁 0    💬 0    📌 0

またひとつ歳を重ねた。惑わない筈の年は過ぎているけれども、まだまだ右往左往することもある。ただこの年になってもまだまだやりたいことも沢山あるというのは、結構いいんじゃない?と思う。行きたい所も見たいものも、大きな夢からささやかな希望まで溢れている。そんな40代もいいよね。

09.07.2024 01:03 — 👍 8    🔁 0    💬 1    📌 0
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「変な家」再読、「変な家2(雨穴)」読了。前回、他にも出たら買おうーとか書いてて出てますやん!という訳で早速2を買った。ついでに前作も再読。なんだろねこの癖になる感じは。図面好きなのでとりあえずネタバラシ前に見取り図を前に何かしらおかしな点が無いか考えてみたり。そして小説としてもうまく纏まっているし、読者に投げかけて終わるところは映画っぽいし。雨穴さんのタッチにハマっている。

05.07.2024 14:52 — 👍 3    🔁 0    💬 0    📌 0
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「変な絵(雨穴)」読了。変な家を読んだ時からナニコレ面白い…と思っていた雨穴さんの作品。今回はガッツリ小説になっている。絵から様々な憶測が生まれぐるりと巡り。どこか切ない思いにもなった。映画を観ているような、次作も出たら文庫化を待てず読みそう。
今月2日目にして既に3冊。今月飛ばしてるなー。学生か?という読み方をしている、一応社会人ですし所謂ワーママという部類です。食事より読書が栄養補給というだけで。

02.07.2024 15:24 — 👍 5    🔁 0    💬 0    📌 0
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「お金のある人の恋と腐乱(姫野カオルコ)」読了。生々しい表現はあるのに何故かサラッと読めてしまう。ストーリー自体は、まぁだから何って話ではあるけれども、ゴテゴテでは無い「お金のある人」の書き方が面白い。それが当たり前、というのはどこか村上春樹さんの小説に出てくる恵まれた人たちに通じるものがある気がした。連作短編なので読みやすい。

02.07.2024 15:19 — 👍 5    🔁 0    💬 0    📌 0

Kindleから直接読み物を買ってダウンロード出来なくなったの、読書量の低下に確実に繋がっている気がする…。検索してもアプリに飛んじゃったりすると、なんかもういいやー!みたいになる時がある。

02.07.2024 03:31 — 👍 3    🔁 0    💬 0    📌 0

ここに載せている読了本で、だいたい月10冊ぐらいか。あと2冊ぐらい写真撮れていない紙の本がある。他はちまちま読みかけのものと、漫画は10巻分ぐらいかなー。目標冊数は無いけれども読む量でその月の私の心の状態が判るかも、軽く記録していこう。

02.07.2024 01:03 — 👍 1    🔁 0    💬 0    📌 0
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「東大理三の悪魔(幸村百里男)」、読了。世界が数学で構成されているというのが感覚的に飛び込んでくる。こんなに数学は面白いのか!という気持ちにさせてくれるから凄い。実際わからないことばかりだけれども、研究したり学んだりのワクワクの片鱗を味わわせてくれた。1次元的な論理を、3次元的な人と人との繋がりや手触りで表現してくれているから読みやすいのだと思う。

02.07.2024 00:30 — 👍 3    🔁 0    💬 0    📌 0
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本は読んでいる。「神様の裏の顔」「殺意の対談」「お隣さんが殺し屋さん」(藤崎翔)、読了。初めて読む作家さんだった。kindleのおすすめから。色々な人の視点が絡み合って、これはもしやと思いながら読み進めていくのが楽しい。ちょっとゲーム感覚のような。軽く読め、読み出したら止まらない。元コメディアンの作家さんだとか、なるほど。私は殺意の対談が一番意表をつかれた。

01.07.2024 11:56 — 👍 1    🔁 0    💬 0    📌 0

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