解答 23王、13桂、3四歩、25桂/21玉、33歩成/33歩生 まで 5手 受方玉を隅にとどめておかないといけないので初手は23王。 この局面を普通詰将棋の初形として考えると、12歩は打歩詰だから「不詰」。 したがって目的はまだ達成されていない。 2手目は33桂と13桂の2択。 33桂には13歩と打てば、「12歩成 迄1手」の完全作の初形になる。 2手目は13桂と跳ねるしかない。 3手目、13王で桂を取ることもできる。 21玉に対して14桂/34桂/23歩のように打てば1手詰の局面にはなるが、詰上りで持駒が余る不完全作。 3手目に33歩と打つ手も考えられる。 もし25桂なら32歩成で目的達成(22と 迄1手の完全作)だが、21玉と体当たりで受ける手がある。 あと1手で詰将棋の初形を作らないといけないが、32歩成は受方玉に王手が掛かっているので詰将棋の初形にはなり得ないし、32歩生では不詰。他に手もない。 3手目は34歩が正解。 25桂に対しては33歩成で目的達成となる(22と 迄1手)。 一方21玉に対しては、33歩生で目的達成となる(32歩成、11玉、22と 迄3手)。 なお、21玉に33歩成とすると詰手順が ・22と 迄1手 ・32と、11玉、22と 迄1手 の複数発生して失敗(余詰)。 4手目によって歩の成生が変わるのがポイント。
#詰将棋 #フェアリー詰将棋
最善詰将棋作成 5手
【最善】
攻方は最短手数で目的を達成するように指し、受方はなるべく目的が達成されないように応じる。
【詰将棋作成】
以下を満たす局面に到達することを目的とする。到達するまでの指し手は合法手でなければならないが、攻方に王手義務はない。
1)受方の手番(つまり、最後に攻方が指して目的の局面に到達する)
2)もし攻方の手番だとすれば、普通詰将棋として完全作※である
※ 詰みの対象は受方玉。
※ 手数は何でもよい。
※ 余詰はもちろんあらゆる非限定が不可。複数解も不可。
※ 変同(作意と同手数で駒が余らない変化)はあってもよい。