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課金キメ太郎

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麻婆豆腐料理人、型月廃人、フロムソフトウェア攻略請負人(エコーナイトから) 読書、映像、ゲームを含むメディアログアカウントにでもしようかしら

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Latest posts by kakinkmtr.bsky.social on Bluesky

織守きょうや「花束は毒」読了。
どんでん返し系ミステリが読みたい気分だったので、「儚い羊たちの祝宴」と一緒に購入。結婚直前のカップルのもとに、結婚を考え直すよう書かれた脅迫状が届き始めるのが話の始まり。相談された木瀬君が勝手に理花への調査依頼をしたところは違和感があった。話が進むにつれて脅迫状の文面が全く違って見えてきたときには背筋が凍る思いがした。最後にどんでん返しは綺麗に決まり、作者の手のひらで転がされる気持ち良さすら感じた。

29.07.2025 04:35 — 👍 1    🔁 0    💬 0    📌 0

米澤穂信「儚い羊たちの祝宴」読了
それぞれの話がバベルの会を通してつながる短編集。1「身内に不幸がありまして」→そんな理由で人を殺すんじゃない!2「北の館の罪人」絵画の話は綺麗なのに、動機が不純すぎて俗っぽい話に。取り分は大事。3「山荘秘聞」何かに執着する者の怖さ。倫理を捨てた“絶対お世話したいマン“。中盤からツッコミ待ちの物語だが、ツッコめるのは読者だけ。一周回って痛快。4「玉野五十鈴の誉れ」誉れは罪人の血で死にました。と思っていたら最後の一文が怖すぎる…。お侍の戦い方じゃない。
5「儚い羊たちの祝宴」アミルスタン羊って何?怖い。
まとめ→ミステリというよりはブラック落語集。めちゃくちゃ痛快

28.07.2025 03:42 — 👍 2    🔁 0    💬 0    📌 0

Lazarusでクリスが心肺停止から蘇生したって描写があったけどタイトル回収かな。偶然かも知れないけど、どうしたって聖書の「ラザロの復活」と関連づけて考えてしまう。

01.06.2025 06:39 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0

もはや便所の落書きとそう変わらない某SNSでは色んな化け物が生まれているなと、ゲームをやっている途中でそんなことも考えてしまった。とはいえ、できるのは自分が化け物にならないように気をつけることくらいか。

23.05.2025 14:35 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0

都市伝説解体センタークリアしてしまった。この手のゲームの欠点は記憶をリセットしてもう一度遊べないこと。6話入ってから名残惜しさが込み上げてきて、クリアした今、達成感と共に、もうこのゲームで遊べないのかという感情が…。奇怪な事件続きだったけど最終的な動機はどうしようもなく人間的で、宙ぶらりんの置いてけぼりな結末にならなかったのもすごく良かった。あと、都市伝説を育てる装置としてSNSの使い方や描写が自然な感じで、ストーリーに没入することができた。電波系の意味不明な書き込みが妙にリアルで怖かったのは内緒。最後に、例の「カーイターイシテェェェェ」がいよいよ頭から離れません。どうしよう。

23.05.2025 14:24 — 👍 3    🔁 0    💬 0    📌 0

章終わりに流れるアニメとエンディングテーマが癖になるな。カーイターイーシテェェェエエエ。

10.05.2025 12:00 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0

都市伝説解体センター。steam版でやってるのだけど、かなり良い雰囲気。本所七不思議とか逆転検事とか好きな人は遊んでみても良いかも。都市伝説、オカルト、捜査モノ、ミステリアドベンチャー要素が入り混じっているが、攻略難易度は低め(まだ2話までしかやっていないけど)。話がしっかり作られていて、伏線も多すぎず複雑すぎずでストーリーに没入しやすい。ところでセンター長…あなたが首から下げてるのって千年パ……

10.05.2025 11:37 — 👍 1    🔁 0    💬 0    📌 0

『コンビニ人間』村田沙耶香
読了。普通であることを構成員に強要するような面があるのはその社会がうまく回るために必要なことだと思っているが、圧力(レール)に従い意識的、無意識的にせよその枠組みの中で生きる"幸せ"な人間と、恵子のように自分に合った音のする枠の中で生きようとする人間とどちらが幸せなんだろうかと考えてしまった。解説にも合ったが、恵子が"生まれた"最後のシーンは孤高のハッピーエンドなのか、孤独なバットエンドなのか、答えは出せないなぁ。すぐ読める本の薄さだが、破壊力抜群の小説。
#読了

03.05.2025 11:50 — 👍 2    🔁 0    💬 0    📌 0

じゃあ今の政治家は責任を取れているのか?自民党の執行部には後期高齢者がたくさんおり、例えば、福祉、医療、教育などの数十年越しに結果が出るような政策分野において、おそらく死んでいるであろう人に責任を取らせるのは難しいだろう、という話があり少し納得してしまった。もちろん現実はそこまで単純ではないと思うし、誰が悪いという話でもない。ただ、民衆の無意識をもとにアルゴリズムが政策決定をしていくのであれば目の前の選挙だけを見たバラマキのような政策はしないのだろう。とはいえ、無意識データ民主主義にも、偏見や差別を増幅してしまう弱点もあるとのことなので、あくまで考えるツールの一つとして参考にしたい。

#読了

26.04.2025 04:03 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0

「22世紀の民主主義」成田悠輔
後輩に勧められて購入。いつも小説ばかりでこういう本はあまり読まないがなかなか刺激的な内容だった。テーマはタイトルそのまま新しい民主主義への提言である。故障、闘争、逃走、構想という4つのパートから構成されている本書だが冒頭に要約があるのが良心的だ。メインの構想パートでは無意識データ民主主義について提言が語られる。政治家不要論という見出し部分は使われてきた言葉ではあるが、具体的な代案が示されている分刺激的で、少なからず共感してしまう部分もあった。特にアルゴリズムが意思決定を行うことに関し、責任を取れるのかという文脈で、(続き)
#読了

26.04.2025 03:42 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0

クローズドサークルに出会うと、条件を縛ってくれていて推理しやすいと思う一方で、作者から挑戦状を叩きつけられた感

13.03.2025 03:59 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0

明言しないのは各所考えがあるから仕方ないけど、同時に憶測を許すことにならないか。
さておき、『憶測』の内容が正しかったとすると、娯楽の中ですらこんなことを考えないといけないのは悲しいなぁ。

13.03.2025 03:57 — 👍 1    🔁 0    💬 0    📌 0

夕木春央『方舟』読了!
↓↓未読注意↓↓

ラストからのエピローグで全てがひっくり返るコンパクトで良質なミステリ。かなり緊張感のあるクローズドサークルで、その緊張感ゆえに、まさか立て続けに事が起こるなんてことないやろとタカを括ってました。途中から「この人物が犯人だろ」と思ってた人物が犯人で愉悦に浸っていたら最後に血の気が引きました…。
探偵役がここまで可哀想なミステリも久しぶり。後味悪いけど、切れ味鋭いので読後感は爽快でありました。いわゆる記憶を消してもう一度読みたい系の本ですね。土日とかに栞なしの一気読みがおすすめです。

03.03.2025 14:31 — 👍 3    🔁 0    💬 1    📌 0
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選択肢一個しかないのにボタン押させるの鬼畜ですか……?

01.03.2025 12:56 — 👍 1    🔁 0    💬 0    📌 0

読書は今年も月2冊くらいでじっくり読んで、アウトプットもとい感想まとめ・レビューを丁寧にやりたいなぁ

05.01.2025 12:34 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0
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忙しくなってしまったのだけど、年末年始に久々にゲーム楽しめた。

05.01.2025 12:31 — 👍 1    🔁 0    💬 0    📌 0

上橋菜穂子さんの作品は初めて読んだけど、作品に引き込ませる世界観が圧倒的で、大人でもしっかり読んでいけるファンタジーだった。一方で、少し子供の頃の気持ちに戻れるような感覚もあって、読んでいると実家のような安心感というか、揺籠のようなぬくもりを感じて、ここ最近の読書の時間の中では一番リラックスできていたかもしれない。

07.12.2024 14:53 — 👍 3    🔁 0    💬 0    📌 0

獣の奏者 Ⅳ完結編 読了。
NHKでアニメ放映していたのが2009年なので、今更感があったのだけど思い立って四冊一気に購入した。15年以上前に書かれた作品だとかそんなことは関係なく、良い物語はいつ読んだっていいのだと改めて思うことのできた小説だった。不思議なもので、読んでいると、むかし祖父と山に行って、一緒に過ごしたことを思い出すことが多かった。自然や、自然の仕組みに詳しい大人から大切なことをエリンは学び、動物などを慈しむ心を育んだのだと思うが、それが最終的に自分を犠牲にした道を選ばせたのだと思うといたたまれない。流れで分かっていたけど、家族3人で幸せになる未来も見たかったなぁ。

07.12.2024 14:42 — 👍 3    🔁 0    💬 0    📌 0

高校時代の友人と飲むことになった。久々の再会だというのに集合時間だけ決めてこの辺りの店で適当に、とざっくり話しが決まったことに逆に心地良さ。これが会社とか親族集まりになると(当たり前に)きっちり決めるところだけど。変わらぬ気安い関係性がありがたい。

29.11.2024 03:29 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0

『わかったつもり~読解力がつかない本当の原因~ (光文社新書)』を読んでいるのだけど、正倉院に関する文章を使って、"分かったつもり"を体感させる手法がとても鮮やか。単純に正倉院の文章も面白かった。

後半もタイトルのプレッシャーに負けずしっかりと読解していきたい。

03.11.2024 13:41 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0

義妹生活12 読了。
冒頭のイラスト2枚目でファッ!?となったが、読んでいくと実父との決着がメインの真面目な巻でした。闘争か逃走か。間違いなく最後の場面が見どころなのだけど、私としては、悠太が紗季を好きだと初めて認識する場面の回想がとても良かった。
紗季の“武装“により、その他大勢=他人として平面的に見えていた関係から、悠太の中で紗季の人格像が立体化したという表現は印象的だった。

…あとはもうラブコメ部分を堪能してください。熱海に行ったあとは兄妹の甘々ラブコメもありますので、皆さん12巻も安心してお読みください。

31.10.2024 13:20 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0

#メタファー
久々のRPG。発売日からちょこちょこと遊んでアルタベリーまで到着。目黒副島コンビの安定感は流石。とはいえ、基本的に学園もののペルソナシリーズと雰囲気は全く異なるのでユーザーの反応は賛否が分かれそう。クリアしてないので評価はまだできないけれど、ゲームとしてのクオリティは高いので、個人的にはペルソナ345とやっているファンには安心して遊んで欲しい。

30.10.2024 03:24 — 👍 1    🔁 0    💬 0    📌 0

読み出したサンショウウオの四十九日。難しいことはわからんが、結合双生児が主人公ということで、一人称の地の文で人物が切り替わるのは面白い。双子の杏と瞬の性格は対比されているので、今のところするすると読めているけど、思考を共有しているとのことなので、そのうち混乱する可能性もあるので、もういっそ自我とか意識の境界が曖昧な世界にどっぷりつかって楽しみたい。

30.08.2024 03:44 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0

間宮改衣「ここはすべての夜明けまえ」読了。
面白いとかつまらないとか超越して、家族の妙な生々しさと近未来SF感が混在する世界観に惹き込まれてしまった。実在のボカロ曲や棋士が作中に登場しており、私たちが生きている世界と地続き感がある。主人公の家族に対するドライな感じについては、家族からの扱いが原因だったのか、学校に通えなかったことが原因だったのか、手術が原因だったのか、よくわからなかったが、新に対する本当の心情を吐露する終盤は本当にもやっとした。身体的には純粋な人間でもなく、かといって100%の機械でもない主人公が、不気味でもあり憐れでもあり。最後は自分のやりたいことを見つけられたのが救いか。

31.03.2024 02:35 — 👍 3    🔁 0    💬 0    📌 0

雨穴「変な家2 ~11の間取り図~」読了。
(この手の話は内容についてあまり多く書かないほうがいいが、)住宅図面、教団本部、人の形、全部がつながったときさすがに背筋がぞくっとした。栗原さんが出てくると安心するのは私だけではないだろう。いつもおせちネタなど意味不明な動画を投稿している人とは思えないほど、真剣に面白く、少し目を通すつもりでページを開いたら一気読みしてしまった。このギャップが雨穴クオリティなのか。いずれにせよ、”鬼才”の触れ込みに偽りなし。

18.03.2024 14:40 — 👍 2    🔁 0    💬 0    📌 0

綿矢りさ「パッキパキ北京」読了。
奔放な主人公、菖蒲さんが北京の食文化に触れながらやりたい放題やるお話。これほどハッキリとした性格だったら今の時代を強く生き抜くことができるのだろう。あけすけにものを言う一人称の文体や、女性同士の高度に政治的な会話もいっそ清々しくて、どんどんページをめくってしまった。小説というよりも中華料理食べまくり旅行番組を見てきた感覚があるが、それでも菖蒲さんの言葉には力強い人間賛歌が込められている。良いも悪いもあるけど、これが人間。文句あるか。って。

17.03.2024 04:26 — 👍 4    🔁 0    💬 0    📌 0

品田遊「ただしい人類滅亡計画 反出生主義をめぐる物語」読了。結構前だが、家長むぎさんのstudy with meで話があがっていたため読んでみた。普段哲学・思想関係の書物は全く読まないため、最初は反出生主義の議論が、「ブラックさん、あなた何言ってるんですか?厨二病?」という感じで聞いていたが、読んでいくうちにその考え方については一応の理があるということは分かった。道徳を突き詰めていくうちに、人間がいなくなってしまうという流れはかなり面白いが、同時に、普段無意識にやってしまっている良いこと悪いことの判断が実は脆い基盤の上に成り立っているのではと不安にもなる。

10.03.2024 01:29 — 👍 5    🔁 0    💬 0    📌 0

九段理江「東京都同情塔」読了。
未来視の建築家、牧名沙羅はこの世に存在する全てのカタカナを憎んでいた……などと書くと、なにやら奇怪な物語が始まりそうだが、そんなことは一切ない。本作は、硬質な地の文や、時折出現する全方位に配慮した表現によってパキパキに硬い文章で書かれた、「読み手に考えさせる小説」だった。SNSでの言葉の使い方、犯罪を起こす人とそうでない人、生成AIとの付き合い方など、改めて考える材料をもらった気がする。芥川賞選評も読んでじっくり感想をまとめたい。主人公の名前を見た時からハラハラしていたが、機械仕掛けの神的展開にならなくて良かった。

26.02.2024 12:55 — 👍 4    🔁 0    💬 0    📌 0

ご丁寧にありがとうございます!
よろしくお願いします!

24.02.2024 13:14 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0

小川洋子さんが描く”何かに執着する人”がとても良い。数学だったり、チェスだったり、おやつを食べることだったり。

24.02.2024 06:14 — 👍 3    🔁 0    💬 1    📌 0

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