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右左 大島渚 ロマンポルノ

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松竹ヌーヴェルヴァーグみたいな呼称はあんまり関係ない気がするけど、作中世界を閉じたものとして見やすくきれいにまとめずに、方法の手触りみたいなものをザラザラ前面に見せつけてくる感じはたしかにゴダールと似てるのかも、大島渚。

17.02.2026 19:16 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0

この映画の元となった事件の犯人である李珍宇と、朴壽南という女性ドキュメンタリストが共著で『罪と死と愛と』っていう手記を出してて、『絞死刑』はそこからいろんな文言を引用してるんだけど著者の許可は得られてなかったらしい(最近いくつか記事が上がってた)。そんな共著者の朴壽南による『よみがえる声』っていうドキュメンタリー映画を去年やってたので、機会があったら観てみたいけど。

17.02.2026 14:09 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

オーバーアクト多めな密室での会話劇としておおむね進行していくのでわりと演劇的で、別に映画じゃなくてもいいのでは? とか思ったんだけど中盤から映画ならではの演出が増えていってそのへんちょっと面白い。最初の小さな設定から、在日朝鮮人の在り方、戦争、国家、死刑の問題へと進んでいく展開と奥行きがすごい。でもフィクション世界にこちらを引き込んでくような作りとは元から真逆の、あえてわざとらしく直球でテーマを語るタイプの映画で、自分は超好きまではいかないかなぁ。

17.02.2026 14:05 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

『絞死刑』。ふたりの女性を強姦・殺害した在日朝鮮人の青年が主人公。彼は冒頭で絞首刑に処せられるんだけどなぜか死なず、そこから彼の犯行動機とアイデンティティの掘り下げがバカバカしいテンションの再現劇として展開されていくブラックコメディ。定義しがたい「死」なるものが守備よく齎されなかったあとのクダクダしい不毛な議論とか、一度死んだ青年をとにかく再度死に追いやろうとする立会人たちの言動のひとでなし感がけっこう好み。

17.02.2026 13:58 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

『ロリータ』がめっちゃ面白かったのでナボコフ読むかーってなってる。時間が無限にあったらなんでも無限に読みたいね……

14.01.2026 15:45 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0

#2025年の本ベスト約10冊
❶エミリー・ブロンテ『嵐が丘』
❷M・エリアーデ『ムントゥリャサ通りで』
❸蓮實重彦『表層批評宣言』
❹筒井康隆『虚航船団』
❺サルトル『嘔吐』
❻ドノソ『夜のみだらな鳥』
❼矢部嵩『未来図と蜘蛛の巣』
❽犬怪寅日子『羊式型人間模擬機』
❾甲田学人『ほうかごがかり』1~3
➓ジェイムズ・モロウ『ヒロシマめざしてのそのそと』
【もう一冊】カルペンティエール『時との戦い』

31.12.2025 23:24 — 👍 2    🔁 0    💬 0    📌 0
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★2025年ベスト映画まとめ(新作+旧作)|針 ◆はじめに  4年ほど前にドハマりした映画に、2025年も引き続きハマっており、けっこういろんな作品を観れたのでその記録です。  内容紹介はざっくり、核心部分のネタバレは無しでいくのでよければお暇なときにでも。先に劇場で観た新作ランキング、下のほうに家で観た旧作ランキングという順番です。 ★★2025年新作ベストランキング★★ ①トレンケ・ラウケン(2022、アルゼンチン・独、監督:ラ...

2025年のベスト映画をまとめてみました。
note.com/hari_maria/n...

30.12.2025 15:17 — 👍 1    🔁 0    💬 0    📌 0

三島由紀夫『文化防衛論』(ちくま文庫)を読んだ。晩年の文化保守的な政治&言論活動にまつわる読み物を集めた論文集。納得できない部分もあるけど、どうしてそっちを選ぶのかっていう考え方の根拠を細かく語ってくれててわりと納得度は高かった。自分が一番面白かったのは二・二六事件について論じた「『道義的革命』の論理 磯部一等主計の遺稿について」。

23.11.2025 14:55 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0

今年の夏に観たグァダニーノの『クィア』とクローネンバーグの『裸のランチ』のこと思い出してた。両方とも原作者バロウズへの愛が強すぎるあまり、全体のバランスを失してる感があるところがよくもわるくも面白くて、バロウズってそんなみんなから敬慕される対象だったんだーというのが自分的には驚きだった。

17.11.2025 09:29 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0

もっとも言ってしまうと、リドスコのほうは前作『グラディエーター』とだいたい同じ話が繰り返されてることで、一度目はシリアス二度目は喜劇で掲げられてる理想の実現できなさを自ら証し立ててるような気がしてしまったし、コッポラのほうは作り手自身のナイーブな未来への祈りによって(異様な映像の楽しさとは別に)わりとノンキな理想論に終わってしまってるような気はしたけど。

14.10.2025 21:07 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0

自分にはあまり感覚が分からないけど、谷崎潤一郎とか澁澤龍彦が歳取ってから日本文化に傾倒してったみたいな感じで欧米人にとってはギリシャ・ローマという原初の「古典に帰る」みたいな感覚があるのかな。

14.10.2025 21:06 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

F・F・コッポラの『メガロポリス』を観て、そういえばリドリー・スコットの『グラディエーターⅡ』も大昔のローマという舞台を借りながらアメリカに代表される現代政治の腐敗と疲弊への憤りを表明するみたいな映画だったよねーと思った。一応前者は共和政ローマの末期で、後者はその後の帝政ローマ期ではあるようだけど、アレゴリーの扱い方はだいたい似ている気がする。

14.10.2025 21:05 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

これはロマンポルノではないんだけど、見る/見られる、撮る/撮られるといった視線を介在させることで性の快感が花開くっていう頻出シチュエーションをあっちから踏襲してるのかなーとか思ったり。てかそういう『血を吸うカメラ』みたいなシチュエーションって、結局どこまで行っても他人の行ないとしてしか肉体と性に触れることのできない(内面に入ることもできない)映像作品としての官能譚が自然と行きついたアイデアだったりするのかなー。実は古今東西万国共通? 分からん。

10.09.2025 20:46 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0

塚本晋也『六月の蛇』がかなり良かった。メンタルケア・コールセンターで自殺してしまいそうな人たちを励ましてるけど、自身もまた生活の不充足感で死んだ目になっている女性が、相談者の男性にいかがわしい姿を盗撮されてしまい……。官能サスペンスなんだけど女性主人公の生活の苦痛から徐々に性描写へ進んでいく構成のせいか、男目線のひとりよがり映画にはあまり感じなくて観やすかった。やりたいことやってる盗撮写真の中の彼女のほうが、実態としての彼女よりもとても魅力的に見えるっていうアイデアが単純だけどよかったし。何より青っぽいセピア?みたいな画面と、終始ザンザンに降り続けてる雨と、急激な音の高まりの圧がすばらしい。

10.09.2025 20:45 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

見ると正直時代を感じるなーというところなのですが、その一方で毛沢東の「政治のための芸術」論を否定してるところからも分かる通り、最終的にはあくまで作品のほうに優位性を置いてるところに好感を持った次第です。(てかそれしかないよね……)■この方の劇映画だと『薔薇の葬列』をむかーし観たんだけど、『修羅』ってやつもいつか観てみたい。

15.08.2025 07:21 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0

衝撃力がなく作品としての力も説得力も宿らないのでは? という意味のことを言ってる箇所があって、自分も正しいなーとは思うんだけどキビチィ。■これはやや余談だけど、個別の作品評から総合的な原則論みたいなものへと議論が飛躍する瞬間に、その論者のモノの見方が浮かび上がってくるところってあるよねー(もっともこの方の文章の進め方は帰納的というより演繹的だった気もするけんど)。■自分にはきちんと分からないけど、この方の批評のベースにはマルクス由来の疎外論とか日本の敗戦を中心とした歴史認識が強くあって、映像作品の創作を通しての社会変革を(理念として?)目指していたっぽい。そのへんは後の時代の無責任な目から

15.08.2025 07:20 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

だったらそりゃみんな来ないわーと思ったり。題名もヒロシマ・モナムールそのままのほうが良いんじゃないかしら。■あとはラストの3章ぐらいに、上で自分が思ったエンタメ系映像論への応答に思える部分があって面白く。●「この芸術作品は難しすぎて大衆には受け入れられない」みたいに使われるときの“大衆”という言葉の欺瞞性を真正面から批判してるくだりとか。●フィクショナルでない言説としてすでに流布され広く一般に受け入れられた考え方とか雰囲気とか傾向、つまり概ね公的に承認された論理を創作の核に置いても、それはもう安定しちゃってるのでフィクショナルなものを展開する上でのアクチュアリティを持たない、ようするに陳腐で

15.08.2025 07:19 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

「なるほど」「そう来るのか」みたいな驚きと納得感、ようするに面白さって生じないのかもしれないなーとは思って、根本のところでは正しいのではと。実際に映像を作るとなったらいろんな条件の中でってことにはなるんだろうけど原則は変わらない気がします。■作品論としてはアラン・レネの『二十四時間の情事(ヒロシマ・モナムール)』の試みを演出やカメラワークも込みで論じた章が面白かったです。あとはブニュエルの『忘れられた人々』を高く評価してるところも。ちなみに『二十四時間の情事』って日本だと4日で上映が打ち切られたというのをこの本で初めて知ったんだけど、邦題がこんな煽情的なのに内容があんなに(いい意味で)真面目

15.08.2025 07:18 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

目指すべき、という話。形だけの個人的な表現に凝ってもダメ、社会的なメッセージだけでもダメ、ある程度のレベルで両者が結びついてないとこの世界に訴えかけるだけの強度が得られないのではないか? という話として自分は受け取ったかなー。一応、基本的な原則論ではあるんじゃないかと思うんだけど、最近自分はずーっと表面的なことばかり考えてたので新鮮だし面白かったです。■すでにあるものを徹底的に懐疑破壊して新たな視点を引きずり出してくる前衛芸術論という感じは強くて、たとえばエンタメ色の強い映画だとそこまで徹底しないでも……とは思ったんだけど。よく考えると最終的にはそうして突き詰めて表現されたもの以外には

15.08.2025 07:17 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

松本俊夫『映像の発見 アヴァンギャルドとドキュメンタリー』(ちくま学芸文庫)を読んだ。1963年に出版されて注目を浴びたという映画評論本の文庫版。面白かったです。以下雑感。■序盤の章で語られてる、芸術としての映画かくあれかしという主張がいいです。副題のうち、「アヴァンギャルド」=個人・内面に根差したデフォルメを主体とした表現で、「ドキュメンタリー」=社会・状況といった現実世界のあり方をそのまま写し撮る力みたいにやや乱暴にまとめられるでしょうか。両者のいっぽうに偏らず、あくまでその結合を志向し(作者的に言えば弁証法における止揚)、なおかつそれを映像という媒体でしかあり得ない形で表現することを

15.08.2025 07:16 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

ちなみに『エヴァ』4話は自分がてきとうに出した例で、本文では別にこの回の話はしてないです。「雨、逃げ出した後」が好きなのは俺。エヴァの中で一番いい回な気がする。

25.07.2025 06:47 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0

じゃりン子チエ劇場版、どうぶつ宝島、ベルヴィル・ランデブー、若おかみは小学生!、ウェイキング・ライフ、戦場でワルツを、花とアリス殺人事件、犬ヶ島、リズと青い鳥とかを観てみようと思った。白蛇伝も結局いまに至るまで観てないし。

22.07.2025 22:10 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

高瀬康司編『アニメ制作者たちの方法 21世紀のアニメ表現論入門』(フィルムアート社)を読んだ。2019年刊でずっと持ってたんだけど、そろそろ読まないと内容古くなっちゃうかと思って。アニメーターの人たちが「『エヴァンゲリオン』4話Аパートの〇〇のところ」みたいな感じで話数&シーン単位で作品の魅力を語ってるんだけど、ストーリー&テーマじゃなくて作画単位で出来を見てるからそりゃあそういう細かい言い方になるのかーという得心感があった。デジタルの導入以降、作業がかなり根本的に変化したアニメの「撮影」についての解説が自分は一番おもしろかった。取り上げられてる作品もまだけっこう馴染みのあるものばかり。

22.07.2025 22:06 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

ちなみに今作のアンラッキー・アイテムは折り畳みナイフと赤い靴で、特に後者の扱いがおもしろい、けど見ちゃいられんかった。自分的には生きる気力が削がれるタイプのダウナー成人映画だったなぁ、でもロマンポルノとかってそっちのほうが多い気がする。自分のチョイスが悪いせい?

20.07.2025 18:25 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0

映画全体でも雑踏の中で撮影したシーンが雰囲気的にも衝撃度的にも一番いいところな気がする。嫌悪感とほのかな期待感がないまぜになった感情を「性」に対して抱いてるという点ではふたりはやや近いところにいる気がするんだけど、少女のほうは出口のなさが“オトナ”への入口になってしまう感じだし、青年のほうは開幕時点で性犯罪に走ってるしで、そんなふたりの出会いが幸せな軌道を描くはずもなく……というところが過激かつ理不尽すぎてつらかった。作品の根幹に置かれているのは、性的なものに対する過度の幻滅と破壊衝動なんじゃないかと自分は思ったんだけどどうなんかなぁ。

20.07.2025 18:23 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

『狂った触覚/激愛!ロリータ密猟』を観た。佐藤寿保を観るのは『眼球の夢』に続いて2作目。話がとにかくキツいんだけど一見の価値はあったなーと。主人公はふたりいて、ひとりは夜な夜な女性を誘拐しては部屋で陵辱して写真を撮ることを趣味にしている青年。もうひとりは年齢より若い少女趣味な服装をして都会をさまよっている少女。彼女の父親は(たぶん)何らかの知的障害をわずらっているようで、姉は成人映画館のトイレで売春をしている。そんなふたりが偶然出会い……。一応都会のボーイミーツガール譚ではあって、ふたりが新宿の雑踏をややぶきっちょにふざけながら歩きまわる中盤のシーンが楽しい。

20.07.2025 18:22 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

『日本のいちばん長い日』もそうだけど、この手のファナティックな香りのする語り口がけっこう苦手なのよなー。記述内容以前の、文体の勢いと魔力でこちらを取り込もうとしている感じに乗りたくない、って思ってしまう。まあ相性の問題ですね。

15.07.2025 21:50 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0

死ぬほどダラダラ読んでた……もとい読んでなかった、別冊宝島編集部 編『昭和の右翼と左翼』(宝島SUGOI文庫)読み終わり。左右の代表的な著名人の列伝。ライターの個性なんでしょうけど、前半の右翼パートはわりと文体が煽情的、内容も暗躍武勇伝が多くて、熱量は分かるけど好みの語り口じゃなかった。後半の左翼パートのほうが総じて筆致が落ち着いてて好き、戦後日本において左翼が実質敗北していったことも明確に書いてありますしね。右翼と左翼のいろんな団体の離合集散をまとめた図表と、両陣営が起こした代表的な事件を並べた年表が便利、ここからいろいろググろうかな。

15.07.2025 21:40 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

超ふんわ〜りとだけど、佐藤究『テスカトリポカ』の粉のバルミロとコシモの距離感って山本英夫『殺し屋1』の垣原雅雄とイチの距離感に似てる気がする。

05.07.2025 23:37 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0

同じ役者が演じちゃいるけどキャラクターとしては別人だから、そっちはそっちでもうちょい貴種流離な人生やってほしい……と思ってるうちに椰子の木砲台でボンボン兵士が飛び始めて終わってしまった『バーフバリ』後編をちょっと思い出した。ただあれはそのへん割り切って観るとけっこう楽しかったけどね。

09.06.2025 07:49 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0